2021年05月12日

「メドヴェドチューク、国家反逆罪」

こちらによると、ウクライナ検察庁はメドヴェドチュークに国家反逆の嫌疑をかけている。
 ベネディクトヴァ検事総長は、2名の最高会議議員(メドヴェドチュークとコザーク)が国家転覆およびクリミアにおける国家資源略奪の嫌疑で書類にサインした、と発表した。検察官および治安当局の大規模な捜査結果により、二名の議員を容疑者とする十分な証拠が得られた、彼らはクリミア半島における国家反逆と国家資源横領の嫌疑がある、メドヴェドチュークの所在地は不明であり、捜索中である、としている。



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菅総理と入れ替わっている説こちらによると、メドヴェドチューク本人はウクライナにおり、合法的な捜査に協力し、自らの正義を示す、とのこと。
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posted by 藤森信吉 at 14:08| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月11日

ウクライナのオリガルヒは13人

 こちらによると、国家安全保障国防会議および独禁委員会が策定中のオリガルヒ法のリストに13名のオリガルヒが入っている。
 ダニロフ国家安全保障国防会議書紀は「今日、経済、内政、外交過程に強い影響力を持っているオリガルヒに関する法を策定中であり、オリガルヒの中心にいると確定している13名がカウントされている」と述べたが、個人名については明かさなかった。
 4月15日に、大統領は、国家安全保障国防会議に対し、オリガルヒの影響力を制限する法案策定を指示している。
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ロシェンは入るのか気になるところ。というかハリキフとかキエフとかザカルパチアとかオデッサの地方ボス入れると13どころじゃないでしょうに。
posted by 藤森信吉 at 19:05| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月09日

ウクライナ「ナチズムに勝利」、人民共和国「ナチズムに勝利」

5月8-9日のウクライナ政府および人民共和国政府の声明のまとめ。
ゼレンシキー「今日、我々の勇敢なる諸君がウクライナ国家、主権、領土保全を防衛している。独立ウクライナの平和、繁栄と、将来の世代のために」
ウクライナ外務省「2014年にロシアがウクライナ軍事侵攻を開始し、領土の一部を占領した。今日、ウクライナは自らだけでなく、全民主主義ヨーロッパをも守っている。第二次大戦の瓦礫の山から立ち上がったヨーロッパは理念で団結する」
ドネツク人民共和国「ロシア兄弟人民との合同のみが、今日のネオナチとそのキエフ・リボフの従犯に対峙できる」
ルガンスク人民共和国「新しい世代が、今日、ナチズムと戦っている。ドンバス両共和国の従軍者たちが、我々の先祖が残してくれた平和、独立、自由、真実を防衛している」

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 ナチズムとその同盟者ってOUN-UPAのことか?
posted by 藤森信吉 at 19:31| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月07日

ナフトガス人事とオリガルヒ

 こちらに、ナフトガス・ウクライナ人事に関する記事が掲載されているので簡単に紹介。
4月28日のコボレフ更迭は予想外のものであった。コボレフ解任の理由はいくつかある。ナフトガス社の財政問題、大統領府長官エルマクとの不仲、そしてヴィトレンコを役職に据えたいことである。ヴィトレンコを大臣職に就ける人事は尽く失敗してきた。最初はアフメトフ系議員が賛成票を投じず、次はアンドリー・ボフダンと関係がある議員を含む複数の会派の代表が反対した。ヴィトレンコと長年にわたる対立状態にあったコボレフもヴィトレンコ信任投票に賛成しないよう求めた。これに対し、ヴィトレンコ大臣代行は、首相に対し、ガス生産量の低下を口実にコボレフ解任を求めた。
 コボレフ解任の公式理由は、ナフトガス社が115億フリブナの利益予想に反して190億フリブナの損失を出したことである。コボレフはインタビュー内で、損失の可能性を幾度も政府に知らせてきた、と述べている。利益予測は、ガス卸売企業が決済を停止する以前に作られたものであり、決済がなされていれば、ナフトガス社は2020年も利益を出していた、とコボレフは指摘している。ガス卸売企業を束ねるフィルタシグループは、ナフトガス社のみに対して2月時点で230億フリブナもの債務を抱えている。2021年1月から、5社がガスの支払いを停止している。債務帳消しの噂すらたっていた。
 コボレフはさらに、ナフトガス社株式が抱えている20億ドルの自由になる資産と70億m3の天然ガスを、IMF融資が来なかった際の大統領案件(住民向けガス料金の固定)の原資としたかったのではないか、と示唆している。しかし、ナフトガス社は、フィルタシ系のYE Energy社に住民用の固定ガス価格でガスを売却する契約を結んでいる。この契約は、ヴィトレンコ・エネルギー大臣代行が3月3日に出した案を否定するものであり、ヴィトレンコの批判を浴びた。ヴィトレンコは「最近のウクライナにおけるガス価格決定は、ナフトガスとフイルタシ・グループ間の不透明な交渉で決まってきた。彼らがガス価格を決めてきた」と述べている。
一方で、国家安全保障国防会議はガス卸売企業の所有者情報を集め出している。ウクライナ最高会議エネルギー委員会の議員は「世界のガス市況は高騰しており、冬場はさらに上げり、住民はさらに支払うことになる。政府もナフトガスもまずいことになる。だから、批判先が必要になる、オリガルヒがその役目を背負わされる」と述べている。オリガルヒとの戦いは、ナフトガスにも飛び火している。コボレフ解任は、監査役会の発案でのみ可能となるが、政府はこれをスキップした。ウクライナを訪問したブリンケン・アメリカ国務長官は、ナフトガス社のコーポレート・ガバナンスの欠如にショックを隠そうとしなかった。ブリンケンはウクライナ支持は、ガバナンスと反汚職改革にかかっている、と強調した。
 ゼレンシキー大統領は、ショーの第二幕「オリガルヒ制裁」の準備中である。フィルタシのオーストリアからの移送はアメリカが長く望んでいたものでもある。ブリンケンは「汚職とオリガルヒがウクライナ国内の二大課題である」と指摘したが、ゼレンシキーは、前者は無視してオリガルヒ問題のみに傾注している。
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 バイデン政権が、ウクライナ・ゲート(トランプの方ね)の捜査でフィルタシをアメリカに移送したいので、ゼレンシキーは便乗してオリガルヒ叩きを計画中、と。しかしすごいな、フィルタシは。ウクライナ危機とウクライナ・ゲートの影の主役。
posted by 藤森信吉 at 23:22| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月06日

クリミア観光客数、過去最高記録を更新か

こちらによると、今年度のクリミア観光客数は過去最高だった2019年度を上回る可能性がある。
 アクショーノフ元首がVkontakteに記したところによると、クリミア共和国観光省のデータでは、1-4月期に100万人以上の観光客がクリミアに滞在した。これは2019年同期比38.6%増である。内訳は、クリミア橋経由で65%、航路で28%、鉄道で5%、そしてウクライナ領からは2%弱であった。2021年5月の平均予約率は80%であり、特にヤルタは90-95%、5つ星ホテルは95%、4つ星88%、3つ星75%強となっている。クリミア共和国の700余りのホテル、保養施設は衛生基準を遵守する必要がある。
 クリミア観光客の過去最高は2019年の743万人であった。昨年は630万人にとどまっている。
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posted by 藤森信吉 at 22:28| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月05日

新車販売台数、回復基調

こちらによると、2021年1-4月期の新車登録台数は3万1100台で前年同期比30%増だった。
 2021年4月期には、1万台以上が登録されたが、これは前年同期の2倍に達している。ブランド別には、首位がトヨタで1618台、ルノー1215台、Kia830台、シュコダ616台、フォルクスワーゲン482台となっている。
オートコンサルティング誌は「4月の販売実績は過去8年の中で最高の値であった。2014年4月の数字に匹敵し、良いシグナルといえる。多くの市がロックダウン状態の中で、総じて素晴らしい数字といえる」と評価している。
 2020年の新車登録台数は8万5500台で、2019年比マイナス3%であった。
posted by 藤森信吉 at 18:48| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月03日

5月2日はオデッサ追悼の日

こちらによると、ドネツク市で、オデッサ悲劇7周忌の集会が開かれた。
 2014年5月2日、オデッサにおいてて、右派セクターや「マダン自警団」の過激派が、ウクライナ連邦制とロシア語のステイタスを求める国民投票署名集めをしていたオデッサ人のテントに火を放ち、さらに避難した先の労組会館にも放火し、48名が犠牲となった。
 レーニン・コムソモール名称公園で行われた式典では、ドネツク人民共和国ソビエト議長ビジョーフカ、その他議員、社会団体、軍人ら100名が参加した。ビジョーフカ議長は「ロシア語を日常的に会話したいと望んでいた人々が犠牲となった。平和的な手段で、自らの考え、理念、権利を追求しようとした人々だ」と述べた。また、プシリン元首は「クーデターで権力を握ったキエフ政権の政策に反対した人々を虐殺したニュースを知ったときのショックは言葉で言い表せない。ウクライナは、自由を圧殺し、ネオナチズムにはまり込んでいった」と述べた。
 同様にルガンスク人民共和国においても、労組と社会団体の共催で、追悼集会が開かれた。



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 オデッサの悲劇は本当に酷い事件(某教授の表現では「光州事件」)なのだが、さすがにパスハでは動員かかりません。しかし、両人民共和国とも式典でマスクしていないけどいいのかね。
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2021年05月02日

SSガリツィアの行進

こちらによると、4月28日、キエフ中心部でSSガリツィア(ハリチナ)を記念した行進が行われた。 
 28日、100名余りが「最初のウクライナ志願兵部隊の創設78周年を記念してヴィシヴァンカを着て行進しよう」と銘打った行進に参加した。「将来の共同体」、「右派セクター」、「スヴァヴォダ」のメンバーらが参加した行進は、ウクライナではさしたる注目も支持も集めなかったが、ロシアメデイアの関心を大いに引くことになった。
行進の組織者はキエフ市当局に対し、数時間前に申請を出したが、裁判所のみが差し止める権利があるため、行進を止めることはできなかった。大統領事務局は、この行進に対し「いかなる全体主義、特にナチズムのプロパガンダも非難する」との声明を出している。この行進は、翌日のウクライナ最高会議においても非難され、与党議員のヘトマンツェフは、彼らはウクライナ独立のために戦ったと言っているが違う。独立の理念を貶め、SSの名前と並列してしまった」と述べた。また、ラズムコフ議長は「SS部隊を称賛するデモの開催は許容できない。NKVDを称賛するデモも同様だ」と述べた。
 イスラエル外務省はこの行進に懸念する声明を出した。また、ウクライナ外務省も、非難声明を出した。
しかしながら、この行進は、ロシア・メデイアによって広く取り上げられている。ツブリスカヤ・ウクライナ・コミュニケーション・情報安全保障戦略センター所長は、クレムリンは、ウクライナ情勢の情報撹乱のために「デリケートなトピック」を取り上げている、右翼過激派や民族主義者の運動は2014年以降、ロシアの情報機関が動員している、と指摘している。また、英字紙ユーロマイダンプレス編集部のシャンドラ氏も「SSガリツィアを称える行進は、ロシアのステレオタイプ的なシナリオに沿っている、ロシアの目標はウクライナのイメージを汚すことであり、情報戦争の一貫である、との見解を述べた。

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 当局が黙認しているから、ロシアに突っ込まれる機会を与えているのだよ。というか、ユダヤ人問題ですぞ、大統領。
posted by 藤森信吉 at 13:47| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月01日

5/2はパスハの日

 ウクライナ警察によると、パスハ(5/2)で百万強の礼拝者数が見込まれている。
 1万4千の教会で礼拝が行われ、2万1千人以上の警察官が建物で安全確保に務める。また、2万9千人の治安要員、2万1100人の警察官、1600人の国家親衛隊員、1400人の内務省員、国家非常事態庁の要員が秩序維持に務める。  
 警察は、国民に対し、社会的距離の維持、自己防衛手段の使用を呼びかけている。




 
posted by 藤森信吉 at 21:06| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月30日

人民共和国、GW中の夜間外出禁止令を解除

ルガンスク人民共和国は5月1〜13日の間、夜間外出禁止令を解除する大統領令を発布した。
 「パスハ、戦勝記念日、そしてルガンスク人民共和国の日の式典の実施を目的として、5月1日23:00から13日04:00までの期間、夜間外出禁止令は解除される」と大統領令は述べている。
同様にドネツク人民共和国においても、5月1-4日、8-11日間の夜間外出禁止令(23:00-05:00)は解除される。同期間中は、市民の自由往来、自動車による移動が可能となる。
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 暑くなるとアパートの中庭でのんだくれたり、飲みながら歩いている連中がたくさん出てくるよね・・・
posted by 藤森信吉 at 20:17| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカ、ナフトガス人事に激怒

アメリカ国務省はナフトガス・ウクライナCEO更迭劇に対し「公平で透明な企業統治の軽視」と批判した。
 以下、ネッド・プライス報道官の発言をコピペ。
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Next, we are deeply concerned by the Ukrainian cabinet of ministers’ recent actions to manipulate existing resolutions – sorry – regulations to dismiss the supervisory board and replace the management of Ukraine’s leading energy company.
This calculated move – using a procedural loophole – to oust well-regarded experts from the boards of several key state-owned enterprises reflects a disregard for fair and transparent corporate governance practices and complicates longstanding efforts to reform Ukraine’s energy sector and improve its investment climate.
Unfortunately, these actions are just the latest example of ignoring best practices and putting Ukraine’s hard-fought economic progress at risk.
We will continue to support Ukraine in strengthening its institutions, including advancing democratic institutions and corporate governance reforms, but Ukraine’s leaders must do their part as well.

ついでにG7大使のツイート
G7 Ambassadors note @Kabmin_UA
decision to dismiss CEO & supervisory board of Naftogaz. Effective management & governance of SOEs in
Ukraine, free from political interference, is crucial to Ukraine competitiveness, prosperity, & Ukraine fulfilling its international commitments.
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posted by 藤森信吉 at 19:52| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月29日

コボレフ、首

こちらによると、ウクライナ政府は、コボレフ・ナフトガス・ウクライナCEOを解任し、ヴェトレンコを後任に据えた。
 先日ナフトバス社が提出した2020年度決算報告によると、2020年のナフトガス・グループの連結純損益は190億フリブナに達していた(2019年度は63.29億フリブナの純益)。斯様な決算数字の悪化は需要減とガス価格の低迷、そして不良債権の累積によるものである。コボレフ氏は「底から脱した。2021年第一四半期は純利益に転じている」と述べていたが、ユーロ債発行に関連して解任された。後任は1年任期でヴィトレンコ・エネルギー相代行が任命された。エネルギー相にはハルシチェンコ・エネルゴアトム副社長が指名され、29日に議会の投票が行われる。
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posted by 藤森信吉 at 16:09| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月28日

クレバ外相「人民共和国との直接交渉はウクライナが超えてはいけない線」

 クレバ外相は、BBCのHARDtalkにおいて、プーチン大統領が求めるドンバスの地方リーダーとの直接対話は「ウクライナが超えてはいけないラインで、将来的にない」と言明した。
BBC(Stephen Sackur)「ゼレンシキー大統領自身がミンスク2から逸脱しているのでは」
クレバ外相「ロシアは第一条の停戦を守っていない、ロシアが逸脱しているのだ。ウクライナは逸脱していない」
BBC「いやいや、ファイナンシャルタイムのインタビューでゼレンシキー大統領は、『私の就任前にデザインされたミンスク・プロセスに参加している。ミンスクプロセスは、過去ではなく今日の目的に供するよう、よりフレキシブルであるべきだ』と述べている。これこそ、逸脱しているのでは」
以下、ガチ質問を羅列すると
BBC 「直近の危機でアメリカとヨーロッパにがっかりしていないか、十分な支援を受けているか」
BBC「ヨーロッパの対ロ制裁は非常に限定的だし、ノルドストリーム2についても進める、とメルケルが言っている」
BBC「『我々の努力にも関わらずヨーロッパはウクライナをNATOに加盟させようとはしないし将来的にもない』と率直に国民に伝えてないのはなぜか。ウクライナ加盟はプーチンのレッドラインを超えることになり、ヨーロッパ国はしようとはしない」
BBC「汚職対策はちっとも進んでいないが」
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ブックはあるはずだが、HARDtalkに相応しいガチなツッコミ。
posted by 藤森信吉 at 16:50| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月27日

ロシア外務省、何故かモルドヴァ問題で西側を批判

 ロシア外務省は、アメリカとEUがモルドヴァ内政に干渉している、と批判した。
 ザハロヴァ・ロシア外務省報道官は「西側はモルドヴァ内政に干渉している。モルドヴァ議会の憲法裁権限はく奪決議、2019年の憲法裁長官任命の撤回決議も同様だ」と述べ、シャルル・ミシェル欧州理事会議長、ジョゼップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表、デレック・ホーガン米大使、ペトラ・ミハルコEU大使、その他EU諸国大使を名指しで批判した。
 4月24日、ボレル上級代表は、憲法裁長官からドミニカ・マノレを解任する議会決議を「憲法秩序に対する粗暴な攻撃、法の支配を破壊する行為」と批判し、解任撤回を求めていた。またミシェル欧州理事会議長は「憲法と裁判の独立に対する明白な圧力だ」と述べていた。
 23日には、サンドゥ・モルドヴァ大統領が米大使と会談し、この問題について協議していた。
 モルドヴァ社会党議員の発議、社会党、Pentru Moldova(ショール党その他の旧民主党員からなる)、そしてオレイニク議員の賛成により、マレノ任命の取り消しが可決されていた。
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 憲法裁が、大統領の議会解散にゴーサインを出した報復人事っぽい感じですか。
posted by 藤森信吉 at 10:34| Comment(0) | ロシア外務省ウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月26日

ウクライナ「NATO加盟は時間の問題」

 クレバ外相は、「ウクライナとジョージアのEUおよびNATO加盟は時間の問題だ」と述べた。
 ルーマニアを実務訪問中のクレバ外相は、ジョージア外相と会談を行い、地域安保、国境付近やドンバス、クリミアにおけるロシア軍のプレゼンスについて協議を行った。両国外相はケルチ海峡閉鎖、ウクライナおよびジョージア領土の占領、ドンバス停戦不履行を含むロシアの国際法違反を強く非難した。また、ジョージア外相はロシアの目下の不安定化工作は、2008年ジョージア・ロシア戦争の前兆と似ている、と指摘した。両外相は、両国のEUおよびNATO加盟へ共同歩調をとることで合意した。クレバ外相は「ウクライナとジョージアのEUおよびNATO加盟は、時間の問題にすぎない」と述べた。また、ジョージアで勾留されているウクライナ国民ヴォロディミール・ジャチェンコとユーリ・ホミチについてウクライナは注視している、と述べた。
posted by 藤森信吉 at 22:01| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月25日

ドドン「スプートニクが届いたのは俺の手柄」

 こちらによると、モルドヴァにスプートニクVが到着した。
 ロシア非常事態省の航空機が人道援助として14万2000回分のスプートニクVワクチンをキシナウ国際空港に輸送した。航空機には、ドドン・モルドヴァ社会党首とロシア下院議員が同乗したセリヴェルストフ・統一ロシア党議員は「我々はモルドヴァ兄弟人民との友好的なつながりがある」と述べ、また、6万2000回分は沿ドニエストルに送られる、とした。
 ドドン氏は、モルドヴァ国民の多数は、この世界的に優れたワクチンの接種を望んでおり、プーチン大統領に個人的に感謝したい、と述べた。また、ロシア製ワクチン供給の交渉をプーチンと始めたのは自分である、と強調した。

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IL-76の乗り心地が気になる。大昔、IL-62に搭乗したことがあるが最悪の乗り心地だった。
posted by 藤森信吉 at 23:04| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Youtube、メドヴェドチューク関連メディアのチャンネルをブロック

 こちらによると、Youtubeは、ウクライナ視聴者に対し、ZIK、112、NewsOneの諸チャンネルをブロックした。VPN経由であれば、ウクライナ領からもアクセス可能となるが、皆がVPN接続の労力を行う訳ではないため、メドヴェドチュークのメディア帝国に対する大きな打撃となる。また、メドヴェドチューク系チャンネルの動画は、ウクライナ視聴者の推奨リストにも載らなくなる。
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オンライン放送ブロックに次いで、チャンネルそのものがアクセス禁止に。
112.ua、Zik、NwesOneの非難声明はこちら
posted by 藤森信吉 at 22:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月24日

ねんがんのすぷーとにくVをてにいれたぞ

 こちらによると、ロシアがモルドヴァ向けにスプートニクVを空輸した。
 モスクワ訪問中のドドン前大統領は、コザーク・ロシア大統領特別代表と会談後、「明日24日、ロシア下院議員グループとともに私は、ロシア非常事態省の航空機IL-76でモルドヴァへ向け飛び立つ」と述べ、まず14万回分のスプートニクVが空輸され、4万回分が一週間後にもたれさる、と伝えた。ドドン氏は「ロシアの兄弟たち、そしてプーチン殿、ありがとう!」とfacebook上に記している。
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贔屓の政治家に花を持たせる、ロシアお得意の外交。以前もメドヴェドチュークが解放された捕虜を伴ってウクライナに舞い戻った件があった。
posted by 藤森信吉 at 13:20| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月23日

プーチン「ゼレンシキーは人民共和国代表とドンバスで直接会談しろ」

 こちらによると、プーチン大統領は、ゼレンシキー大統領に対し、両人民共和国との直接対話を呼びかけた。
 プーチン大統領はモスクワを訪問したルカシェンコ・ベラルーシ大統領と会談し、記者会見に臨んだ。
記者「ゼレンシキー大統領がドンバス問題について直接会談を提案しているが。またルカシェンコ大統領に質問だが、三者コンタクトグループにおけるウクライナは今後、ミンスク以外の場所での協議を望んでいるが、それについて」
プーチン「前回のゼレンシキーとの会談は、大きな前進であった。ロシア正教会、ウクライナにおけるロシア語問題、ウクライナ国民のロシア語話者問題、ウクライナに住むロシア国民問題。しかしながら、もしドンバス問題を協議したいのであれば、第一にウクライナは、両人民共和国の指導部と会談すべきではないか。また、二国関係の発展についてなら、都合が良いタイミングでモスクワに招待いたしたいと思う」
ルカシェンコ「ドンバスについて協議したいなら、ドンバスで会談するのもよい。これは彼らの問題だ」
プーチン「両共和国の指導部にはプシリン、バセチニクがいる。まずは会うことからはじめないと。その後、この問題はロシアを含む第三国で行なう」
ルカシェンコ「ミンスクにおける三者コンタクトグループ会議については、ポロシェンコ前大統領が私にオーガナイズを求めてきた。今日、気に入らないのであれば、別の国を選択すれば良いが、ミンスクについてはコンセンサスがある」

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 ルカシェンコとプーチンの大放談といった感じ。
posted by 藤森信吉 at 14:57| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする