2019年12月07日

14日のウクライナ研究会で報告します

ウクライナ研究会第42回定例研究報告会で報告いたします。
どなたでもご参加いただけます。

日時: 2019年12月14日(土) 13:00〜17:10
場所: 早稲田奉仕園 スコットホール 222会議室
タイムテーブル:

12:30 開場
13:00 会員総会・会長報告
13:15ー14:00 報告1 小林七海氏、白鳥美珠氏、加山黎氏、毛利裕昭氏
「今のウクライナの若者は何を考えているのか(化粧・日本語学を中心に)−ウクライナ・トップ大学アンケートによるー」

14:15−15:00 報告2 藤森信吉氏
「保安官とオリガルヒ『資本主義国家』沿ドニエストルの国際関係」


15:15−16:00 報告3 ユリヤ・ジャブコ氏
「ウクライナ語・日本語辞書学の歴史」

16:10−17:10 報告4 藤井悦子氏
「シェフチェンコ詩集『コブザール』(2018)の翻訳を終えて
     ー日本におけるシェフチェンコ作品紹介の視点の変遷ー」
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 シェリフネタです。
posted by 藤森信吉 at 13:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月06日

カザフスタン大統領、クリミアを「併合」とはみなさず

 こちらによると、トカエフ・カザフスタン大統領は、DW紙とのインタビューにおいて「クリミアは併合とは思わない」と述べた。
 「カザフスタン政府は、クリミア併合に脅威を抱いていると思うが」という問いかけに対し、 
大統領は、「我々はクリミアで生じたことを併合とは呼ばない。併合はクリミア問題で重すぎる用語だ。次に、脅威は感じない、ロシアとは完全に信頼・友好善隣関係にあり、ロシア政府を信頼している。ナザルバーエフ前大統領が、ミンスク会議のアスタナ開催を提唱したことを思い出してほしい。ミンスク合意は、ウクライナ紛争と呼ばれるものの解決を導く唯一の法的文書である」と述べた。

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これにはウクライナ外務省もお冠。そういえば、「日本国政府がクリミア併合を承認すればロシアが北方領土で譲歩してくれる」とかいう言説が巷であったようななかったような・・・
posted by 藤森信吉 at 14:56| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月05日

クリミア観光客、700万人突破!

 こちらによると、クリミアへの観光客数が、ポストソ連期初となる700万人を突破した。
 クリミア休暇・観光省は、1-11月にクリミアに720万人の観光客が滞在、これは前年同期比10%増であり、28%は空路、57%は橋、15%はウクライナからの陸路であった、と発表した。
 48.7%がクリミア南岸で休暇、24.8%が西岸、14.5%が東岸、12%がその他となっている。
posted by 藤森信吉 at 21:16| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロシアからの電力輸入を再び禁止

 ウクライナ最高会議はロシアからの電力輸入を禁止する条項を修正追加した「電力市場法」を可決した。
 同法では、二者合意下でロシア連邦からの電力を売却・供給することが禁止される。9月19日に、ウクライナ最高会議は、ゲルス議員提案によるロシアおよびベラルーシからの電力輸入を許可する決定を下して10月には601百万kw/hの電力を輸入していたが11月15日以降、輸入価格が国内価格を上回ったことにより輸入量はゼロに落ち込んでいた。
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 ロシアからの電力輸入許可は、コロモイシキーの会社に便宜を図るため(ちゃっかり輸入してます)&新年以降に電力不足になるかもしれないモルドバ対策でロシアからお願いされたと言われていますが果たして。後者だとすると、年内に確実にロシアとのガス輸送契約が締結されるということになる。
posted by 藤森信吉 at 20:52| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月04日

ロシアとの原油パイプライン輸送契約を10年延長

 ウクルトランスナフタ社は、トランスネフチ社と10年間の輸送契約を結んだ。
 12月3日、ウクライナのウクルトランスナフタ社とロシア・トランスネフチ社は、ウクライナ領を経由する原油輸送契約を2030年1月1日まで、10年間延長する追加合意に調印した。両者の調印劇は、クロアチアで開催中の「21世紀におけるエネルギー」国際コンファレンスに出席した機会を利用して行われた。同社は「追加合意はウクライナの原油輸送システムの安定と持続を長期にわたり保証するものであり、ヨーロッパ諸国向けの原油輸送ルート稼働の土壌となり、わが社の長期的な安定した収入源となる」と述べた。
 両社は、将来的な協力の展望についても協議した。ウクライナ領経由のヨーロッパ向け原油輸送量は2018年に前年比4.3%の1333万トン、また国内製油所向けは0.2%減の210万トンであった。
posted by 藤森信吉 at 17:06| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月03日

大統領、エネルギー供給源の多元化を推進

 ゼレンシキー大統領は、エネルギー供給源の多元化を推進する大統領令に署名した。
 大統領が承認した国家安全保障国防会議決定「エネルギー安保の緊急措置」において、閣僚会議は2020年7月1日までに原油・原油製品・天然ガス・液化ガス・無煙炭の供給源および供給ルートの多元化問題の措置を策定し、一つの供給源の依存度を30%以下にする。
 また、閣僚会議はロシアからのエネルギー商品などの禁輸の否定的な影響を中和する複合的な措置も策定する。
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原子力は除外されているとのこと。30%は以前から提唱されてましたね。しかし供給源の定義がよくわからんなー。EUは一つなのか、国別なのか、企業別なのか。ルートの数え方もはっきりしない。
posted by 藤森信吉 at 12:54| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月02日

1ドル=24フリブナを割り込む

 こちらによると、先週、過去4年間ではじめて1ドル=24フリブナを割り込んだ。
 銀行間取引市場において、2016年1月以来、4年ぶりとなる1ドル=23.97/99を記録した。ウクライナ国債への投資からフリブナ高が続いているが、直接的な要因は、ナフトガス・ウクライナのドル売りとアメリカの感謝祭である。
既に交換所においても1ドル=24フリブナで購入可能となっている。財務省は4年モノの国内債(12-13%/年)を販売した。3日には、3年モノ、2年以下の国内債が発売される。 アメリカの感謝祭は休日であり、ウクライナの銀行はアメリカの銀行との取引ができなくなるため、水曜日にドル販売するしかない。ウクライナ国立銀行は、ドル買い介入を行い、先週、1億8400万ドルを外準に積み上げた。ドル買いの累計は今年度で50億ドルに達している。銀行関係者は、さらなるフリブナ高を予測しているが、元のレートに戻る可能性も排除していない。

posted by 藤森信吉 at 18:06| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月01日

ドネツク人民共和国の大学生、ロシア様式の卒業証明書を授与

 こちらによると、ドネツク人民共和国の高等教育学位受領者の6千人以上が、ロシア様式の修了書を同時に授与されている。
 クシャコフ・人民共和国教育科学相は「6000以上のロシア様式ディプロマを我々の高等学位取得者が受領している。これは非常に良い成果だ。この成果を受けて、ロシアとの統合作業に携わっている関係者に感謝したい」と述べた。ロシア高等教育ディプロマの発行は2015年から始まり、2018年10月には、ドネツク国立医大がロシアによって認定され、本年6月に卒業生がロシアの認定を受けていた。

posted by 藤森信吉 at 21:28| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月30日

ウクライナ、ガスプロムから債務を一部回収済

 こちらによると、ウクライナは既にストックホルム裁定のガス債務の一部をロシアから受領済である。
 ナフトガス・ウクライナ社のヴィトレンコ専務代行は、ウクライナのテレビ番組において「ガスプロムはストックホルム裁定を履行していない、ウクライナは輸送契約に関して46億ドルの勝利を得たが、20億ドルはすでにガス現物の形で受領済である。残りの約30億ドル分については、現金決済をガスプロムが拒んでおり、それ故、ナフトガス社は世界各地のガスプロム資産を差し押さえている。30億ドルのガスでも良いが、現金の方が好ましい」と述べた。
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 ロシア側の報道は「ストックホルム裁定、断固拒否」だったが、実はこっそり履行していたということか。
posted by 藤森信吉 at 16:39| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月29日

モルドバ「ガスプロムから購入する方が安い」

 こちらによると、モルドバガス社長は、ガスプロムから直接購入する方が、EU市場から調達するよりも安い、と述べた。
 チェバン・モルドヴァガスCEOはNTVモルドヴァの番組内において「ヨーロッパのガス・ハブ取引では116-120ドル/1000m3と確かに安いが、我々がガスプロムと結んでいるような長期契約には、例えば、前払いはない。ハブ取引では前払いが必要でさらに輸送料が付加される。モルドヴァまではプラス80ドルで、都合200ドルとなり、ガスプロムとの長期契約で我々が購入している価格と同じだ。また、冬季にかけてガス需要が高まるが、過去9か月の石油製品価格を参照した我々の価格は200ドルとなる。一方、冬季のハブ取引価格は300ドルとなり、大きな差となる」と述べた。
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 ガスプロムではなくEU市場で購入したガスをウクライナ経由で輸送しよう、というウクライナ側のお誘いを拒否。というか、モルドバガスの大株主はガスプロム。
posted by 藤森信吉 at 15:43| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月28日

ゼレンシキー人気、急落中

  キエフ社会学国際研究所(КМІС )の世論調査によると、ゼレンシキー大統領の支持率は10月の66%から52%に低下した。

・キエフ社会学国際研究所の調査、2019年11月22-25日、ウクライナ全土1500人を対象。
・政治家の評価
 ゼレンシキー 肯定的に評価52%、中立的28%、否定的19%
 肯定的評価は9月73%、10月66%から連続して低下。
・新政権(大統領、閣僚会議、議会、治安機関)は以下の問題に対し どのように対処していると思うか
 ドンバス紛争の解決 非常に上手く対処している3%、どちらかというと上手く対処37%、どちらかというと失敗30%、全くダメ21%、不明9%
政府高官の汚職問題 非常に上手く対処2%、どちらかというと上手く対処20%、どちらかというとダメ30%、全くダメ40%、不明8%
 公共料金の値下げ  非常に上手く対処1%、どちらかというと上手く対処15%、どちらかというとダメ36%、全くダメ39%、不明9%
 天然ガス問題(ウクライナへの供給、ウクライナ経由の輸送) 3%、25%、30%、16%、26%
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国民の二大関心事であるドンバス紛争と公共料金引き下げを解決していないので、剥げるのは時間の問題かと。というか、この問題は誰が大統領でも解決できません。大統領に次ぐ肯定的評価を得ている野党リーダーはバカルチューク23%とボイコ23%、そしてティモシェンコ20%。
posted by 藤森信吉 at 20:41| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月27日

今度はリビア原油を輸入

 こちらによると、ウクルトランスナフタ社はクレメンチュク製油所に向けリビア原油の輸送を開始した。
 11月9日にリビアを出港したタンカーが8万1200トンの原油を輸送、原油の品質チェックを経て、26日にウクルトランスナフタ社はエルシャララ原油をクレメンチュク製油所に向けオデッサ・クレメンチュクルートで輸送を行った。ウクルトランスナフタ社がシャララ原油を取り扱うのはこれが最初である。7月にはクレメンチュク製油所向けにアメリカのバッケン原油を輸送している。これにより、ウクルトランスナフタ社は、国内原油の汲み出しだけでなく、4種類の原油輸送、すなわち、Urals、Azeri Light、Bakken、そしてEl Sharara の輸送経験を有したことになる。



posted by 藤森信吉 at 14:14| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月26日

Зеркало недели、出版終了か

 こちらによると、Zerkalo Nedeli (Dzerkalo Tyzhnia)誌が、新年以降、紙媒体の発行を停止する予定である。
 同誌のユリア・モストヴァヤ総編集長は「確かに停止するが、我々から公式に発表することはない」と情報を確認した。最終号は新年発行分となる模様で、紙媒体の購読契約は数か月前から受け付けられていない。インターネット版はサイト上で継続される。
 同誌は社会・経済専門誌でキエフで57000部出版されている。1994年に、ウラジーミル・モストボイが創刊し2011年まで総編集長を務め、後に娘のユリアが総編集長となっている。
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 ネットがない時代、編集部までバックナンバーを買いに行ったのは良い思い出。RosUkrEnergoのときの、ユリア・モストヴァヤのユーシチェンコ批判が記憶に残っています(某巨匠に教えてもらうまで、何を言っていのかさっぱり分からなかった)。
posted by 藤森信吉 at 13:44| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月25日

ウクライナのブランドの価値トップ100

 こちらによると、ウクライナの商品ブランドの価値の総額は62億ドル超となっている。
 NV誌およびMPPコンサルティング社の調査によると、ブランド価値のトップはМоршинська(飲料)で5.5億ドル、2位がНова пошта(ロジスティック)の3.1億ドル、3位がRozetka(インターネット通販)の3億200万ドルとなっている。トップ3は前年と同じ並びだった。
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プリヴァトは4位、キエフスターは13位。お菓子のRoshenは5位、Koronaは15位。
posted by 藤森信吉 at 16:47| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月24日

ウクライナ、ベラルーシとオデッサ・ブロディ共同管理を協議

 こちらによると、ウクライナとベラルーシは、オデッサ・ブロディ原油パイプラインの共同管理企業創設について協議を行った。
 オルジェリ・エネルギー環境保護相は、ウクライナ・ベラルーシ・エネルギー部門協力グループ会議後、「ウクライナ経由でオデッサ・ブロディを利用したベラルーシへの原油輸送が議題に上った。また、モズィル製油所へ原油を輸送する合弁企業の創設についても協議され、ワーキンググループの立ち上げで両者は合意した」と述べた。
 9月末、ルカシェンコ大統領は、ロシアの関税政策によってロシア原油は不利益となっており合意に至っておらず、代替原油供給源を模索している、オデッサからのルート、あるいはグダニスクからのロシア原油のリバース輸入、イラン、アメリカ、UAE原油の購入を考えている、と述べていた。10月には、ベラルーシはカザフスタンと原油供給で合意したと発表していたが、そのためにはロシアと輸送問題を解決しなければならない。
posted by 藤森信吉 at 19:43| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月23日

そうだ、エストニアに出稼ぎに行こう

 こちらによると、ウクライナ政府はエストニア国民に対して長期滞在ビザの無料交付を決定した。
 9月にエストニア政府がウクライナ国民およびベラルーシ国民に対し11月1日から長期滞在ビザの無料発給を決定したことに対する措置である。エストニア的には、ウクライナおよびベラルーシ国民の90%は労働の為に長期ビザを受領していることから斯様な決定を行った。手数料(実費のみの意味か?)なしの長期ビザ発給は、ウクライナ国民に対しては2010年から、ベラルーシ国民に対しては2011年から実施されている。
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別にEUとの連合協定がなくても、ベラルーシのようにシェンゲン圏にビザなし渡航できるということか。
posted by 藤森信吉 at 18:42| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月22日

モルドヴァ新首相、ロシア訪問

 こちらにキク新首相のモスクワ訪問成果が掲載されているので紹介。
 キク首相は、ロシア訪問で「メドヴェージェフ首相と良好かつ建設的な会談ができた。モルドヴァにとって重要な合意が得られた」として9 成果を挙げた。
1.内閣レベルでのロシアとの戦略的関係の回復。
2.モルドヴァの改革へのロシアの支援。特にロシアは独立した司法の機能に関心を持っており、投資保護にとって不可欠となる。
3.天然ガス価格の著しい値下げ。
4. ロシアとの貿易の完全な自由化への踏み出し ロシアに輸出するモルドヴァ商品リストの70%が該当。
5. 1月1日以降も目下の対象となっているモルドヴァ輸出品の無関税を継続
6. ロシアへ輸出できる農業、ワイン企業リストの拡大
7. 輸送者の問題解決。貿易商品輸送の透明化、簡素化につながる。
8. 沿ドニエストルからのロシア軍人のローテーション問題の協議の開始
9. モルドヴァ向け5億ドル信用ラインの開設。輸送インフラ、道路建設に投資される。

posted by 藤森信吉 at 20:39| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月21日

モルドヴァのガス輸入価格は172ドル

 こちらによると、2020年1月1日以降のモルドヴァのガス輸入価格は172-173ドル/1000m3に値下げされる。
 キク・モルドヴァ首相は「ガスプロムの代表と会談し、ガス問題について協議した。価格の大幅な値下げに成功した。10月1日以降、ガス価格は15ドル値下げされ、2020年1月1日以降は50ドル下がり172-173ドル/1000m3となろう」と述べた。
 しかしながら、価格の引き下げは既に予測されていたことであり、交渉やロシアのご厚意によるものではない。国際市況では、参照される燃料価格、すなわち原油、重油等の相場が下落している。
 代替源問題については、キク首相は、「我々はガス供給リスクについても協議したが、現段階ではウクライナ経由のガス輸送契約が調印されていない。交渉決裂の際には他のシナリオが必要だが、伝統的なルートでガスが供給されることを期待している」と述べた。モルドヴァの消費者はガス供給価格の引き下げを享受できてはいない。Moldova-Gaz社は料金引き下げ発表をしていない。モルドヴァは必要ガスの99.9%をガスプロムに頼っており、0.1%のみが国内生産である。



posted by 藤森信吉 at 19:33| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月20日

世銀、ウクライナのGDP成長率を上方修正

 世銀は2019年のウクライナGDP成長率を3.6%、2020-21年は3.7%、4.2%とした。
 世銀によると、2019年上半期の3.6%成長は好調な農業収穫と国内消費に依存する小売・卸売・輸送、金融部門が牽引したものであり、選挙戦と出稼ぎ送金、消費者ローンが後押しした、と指摘している。実質賃金は1-9月期に前年同期比9.5%の伸び、また出稼ぎ送金は12%増となり、貧困率が低下している。出稼ぎ送金はウクライナの経常収支マイナスを埋め合わせし、また外貨準備高を下支えしている。
 世銀は、財政赤字のGDP比2%水準を保つことを重視しており、労働生産性向上の見込めないセクター、特に教育や保健部門の賃金アップを避け、年金のインデクゼーションといったポピュリスト的政策・さらなる公共料金補助を戒めている。最後に、ウクライナはその輸出構造から国際市況の価格変動に非常に脆弱であり、より高付加価値製品への構造転換、それを可能とする外資誘致を提唱している。
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ウクライナ危機前後の変化は、「出稼ぎ先がロシアからポーランドになった」「農業が最大の輸出産業になった」ことだとすれば、世銀のレポートは大変良く理解できる。出稼ぎ、農業・・・・ウクライナはモルドバか?。
posted by 藤森信吉 at 16:48| Comment(2) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月19日

先生、襲来

 ドネツク人民共和国は、空手師範を日本から招くことを明らかにした。
 マルティノフ人民共和国ソビエト代議員兼スポーツ・伝統空手協会総裁は、ドネツク人民共和国の空手家の昇段試験およびセミナーのために日本から師範が訪問することになる、と記者会見で述べた。「我々はセンセイをここにお呼びする。12月半ばにここに来ることになる。何らかの協定書にサインすることになるかもしれない。共和国の歴史で初めて日本から空手家が来ることは我々にとって大きな出来事である」と氏は述べた。名前は現段階では明らかにされていない。
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件のKWFから呼ぶのでしょうか。ドネツク人民共和国、もといウクライナ・ドネツィク州特別地区に「違法」入国すると、二度とウクライナに入国できませんよ〜

 
posted by 藤森信吉 at 23:14| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする