2021年03月05日

【朗報】沿ドニエストルにワクチン到着

 こちらによると、沿ドニエストルに最初のコロナ・ワクチンが到着した。
 沿ドニエストルに最初のワクチン-ルーマニアから供給された1810回分のアストラゼネカ製-がもたれされた。クラスノセリスキー大統領は「我が国のコロナ対策に助力してくれるルーマニアおよび全ての国際社会のパートナーに感謝の意を伝える」とテレビで述べた。大統領は、コザーク・ロシア大統領府副長官との合意により、スプートニクV供給が策定中であり、またWHOともワクチン供給計画が進行中である、と述べた。
-----------
沿ドニエストル的にはルーマニアは「敵」なのだが、背に腹はかえれない。敵国ロシアのワクチンはいらんとか言っている国よりは遥かに柔軟だ。ところで、沿ドニエストルはWHOと直接交渉できたっけ??
posted by 藤森信吉 at 21:41| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月21日

沿ドニエストル、4月1日まで鎖国延長

 こちらによると、沿ドニエストルの出入「国」制限措置は4月1日まで延長される。
 沿ドニエストル最高会議は、大統領の防疫案を承認した。沿ドニエストルへの出入が制限され、マスク着用と社会的距離の維持が義務付けられる。沿ドニエストルでは、2020年3月17日にコロナ蔓延により非常事態が宣言され、6月半ばに制限措置が施行され、2021年2月1日までの期限とされていた。
 沿ドニエストルではこれまで2万7900名が罹患、1万9600名は回復し、562名が死亡している。
---------
 あとドドン前大統領がコロナ陽性とのこと。スプートニクVは未接種だったのか?
posted by 藤森信吉 at 14:23| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月16日

2020年沿ドニエストル貿易統計

 こちらによると、沿ドニエストルの2020年貿易輸出入額は前年比マイナス10%だった。
・貿易輸出額 6.331億ドル(マイナス3.69%)
・貿易輸入額10.52億ドル(マイナス12.9%)
・輸出品構成 冶金製品 2.29億ドル(36.3%)、燃料・エネルギー 1.6億ドル(25.3%)、食品・原料 9600万ドル(15.2%) その他
・輸入品構成 燃料・エネルギー 3.408億ドル(32.4%)、冶金製品 1.85億ドル(17.6%)、食品・原料 1.43億ドル(13.6%)、機械製造品 1.39億ドル(13.2%)
・輸出相手国構成 EU29.40% ユーラシア経済共同体 11.77%。
         モルドヴァ 42.92%、ルーマニア14.91%、ロシア11.05%、ウクライナ10.26%、
・輸入相手国構成 EU22.79%、ユーラシア経済共同体 42.84%
         ロシア38.34%、ウクライナ15.76%、モルドヴァ11.00%、ルーマニア10.09%



---------
 輸出品と輸入品が似てますが、輸出品は鉄鋼製品と電力、輸入品は屑鉄と天然ガス。沿ドニエストルの産業構造は重工業に特化していてサービス業の割合が小さく、一見するとコロナの影響が小さいように見えますが、出稼ぎが打撃を受けているので、トータルだとやはり凹むことに。
posted by 藤森信吉 at 15:53| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月30日

沿ドニエストルもワクチン接種を開始(予定)

 こちらによると、ロシアのコロナワクチンが沿ドニエストルに供与されることになる。
 オペレーション会議において、沿ドニエストル大統領は、ロシアのコロナワクチンが沿ドニエストルに供与される合意がある、と述べた。クラスノセリスキー大統領のモスクワ実務訪問時に、コザーク・大統領部副長官との会談で決定されたもので、最初の3万本は医療、教育、治安関係者に用いられる。国民の接種は希望による。
---------
 時期は不明とのこと。しかし、サンドゥ政権誕生時に、コザークはクラスノセリスキーやドドンと会談していて、いったい何がテーマだったのか、いろいろと勘繰りたくなる。
posted by 藤森信吉 at 21:05| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月09日

沿ドニエストル最高会議、30周年

 こちらによると、沿ドニエストルにおいて第7次最高会議が発足した。
 議長には、アレクサンドル・コルシュノフ、副首相にはガリナ・アンチュフェーエヴァがそれぞれ再選出された。33議員のうち、31議員は前最高会議代議員である。開会の式辞においてクラスノセリスキー大統領が祝辞を述べ、「沿ドニエストル最高会議30周年」記念章がスミルノフ初代大統領らに授与された。また、冒頭、中央選管議長代行より選挙結果の報告があり、登録有権者数410592名のうち、投票者数は115205名で投票率は28.06%であったこと、ロシア連邦アブハジア、ベラルーシからの10名の国際選挙監視員が参加したこと等の数字が列挙された。



----------
与党「Обновление」とは名ばかりで、沿ドニエストル政界は実に停滞してますな。 刷新圧力はどこにもないので当然ですが。因みに議員さんは全てシェリフ系。大統領もシェリフ系。非シェリフ系の政治家は罪を被せられて悲惨な目に遭います。シェフチューク前大統領は今モスクワとか。前首相はオデッサ。
posted by 藤森信吉 at 14:10| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月03日

沿ドニエストル、2月1日まで鎖国

 こちらによると、沿ドニエストルは防疫体制を2月1日まで延長する法案を可決した。
 クラスノセリスキー大統領が提出した法案によると、「住民間のコロナウィルス感染を減らし、国民の健康と生命を守るため」領土への出入制限が延長され、マスク着用とソーシャルディスタンス維持が義務付けられる。沿ドニエストルの出入制限は、非常事態導入時の3月17日から実施された。これまで、13500名が感染、267名が死亡し、8882名が恢復している。現在の感染者は2545名で39名が重態でICUにおり、5名が人工呼吸器につながれており、1835名が自主隔離中である。
---------
https://novostipmr.com/ru/news/20-11-30/tempy-rasprostraneniya-covid-19-v-pridnestrove に感染者数の推移データがあるのだが、11月末からの爆発的な増加が非常に心配。12月1日は一気に546名。投票が影響しているような感じがしないでもないです。
posted by 藤森信吉 at 20:30| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月01日

沿ドニエストル議会選挙、記録的な低投票率

 こちらによると、沿ドニエストルの統一議会選挙の投票率は27.79%だった。
 沿ドニエストル中央選管の暫定的な数字によると、113916名が投票に参加(登録有権者数は411242) 、投票率は27.79%だった。これまであった閾値25%は撤廃されており、選挙は成立した、と中央選管は宣言している。
 最高会議の定数33(45から減らされた)に45名が立候補した。ほとんどの選挙区で現職が当選した。ほとんどの議員はシェリフが支援する刷新党員である。また、市・地区議会選には187議席に254名が、村議会には640議席に776名が立候補した。投票所は256か所設置された。
----------
 そもそも出稼ぎが多くて母数がはっきりしないので、投票率は意味がないような・・・しかし動員力ないねえ。期日前投票が公報されていたので投票率の水増しはいくらでもできただろうが、しなかっただけでも素晴らしいというべきか。
posted by 藤森信吉 at 14:22| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月27日

モルドヴァ、沿ドニエストル選挙を無視

 沿ドニエストル外務省は、沿ドニエストル議会選挙に対するモルドヴァ側の非協力姿勢を批判した。
 それによると、モルドヴァ側は、沿ドニエストルに対し二度にわたり選挙日の移動許可を含む選挙権行使の実現について要請を行い、沿ドニエストル側は応えたのに対し、モルドヴァ側は同様の要請を無視している、これは、市民的及び政治的権利に関する国際規約、世界人権宣言その他国際文書が規定する権利を脅かしており、沿ドニエストル国民の基本的権利を侵害している、とした。
11月29日に、沿ドニエストルにおいて、全レベルの代議員選挙が行われるが、沿ドニエストル政権は、境界線の双方向往来を許可している。投票に参加する者は、通過の際に投票整理券(タロン)が必要となる。
--------
 沿ドニエストル選挙に正統性を与えることになるから、モルドヴァ側は無視。モルドヴァ側に住んでいる沿ドニエストル国籍保有者にどうやってタロンが渡っているのかは不明。というか、沿ドニエストルは刷新党(=シェリフ)が支配している選挙で多くの選挙区は無風なので、モルドヴア側から越境投票があっても選挙結果に何の影響もありません。
 
posted by 藤森信吉 at 16:11| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月14日

沿ドニエストル住民、決選投票にも参加できる

 こちらによると、モルドヴァ国籍を持つ沿ドニエストル住民は、15日のモルドヴァ大統領選挙の投票に参加できる。
 沿ドニエストル内務省によると、モルドヴァ国内のコロナウィルス蔓延を考慮して、沿ドニエストル国民は以下の要請を遵守する必要がある
・通過ポイントにおいてモルドヴァ国籍を証明する書類を提示すること
・投票のための自由渡航は15日朝7時からとなる
・沿ドニエストルへの帰還は22時までとし、投票を行ったスタンプを提示する。これ以外の帰還者は二週間の自己隔離とする。
---------
 沿ドニエストル内のモルドヴァ国籍保有者は24.7万人とのこと。
決選投票で不利が予想されるドドン大統領としては沿ドニエストルからの動員は不可欠。というか、この期に及んで12日にモルドヴァ副首相が沿ドニエストルを訪問してクラスノセリスキーと会談したりして、非常に生々しいです。投票日直前の「最後のお願いに参りました」としか思えません。
posted by 藤森信吉 at 17:05| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月30日

沿ドニエストル、モルドヴァ大統領選挙に大協力

 こちらによると、沿ドニエストル政府は11月1日に7-20時までモルドヴァへの自由渡航を決定した。
 沿ドニエストル大統領付属オペレーション本部は、隣国の投票所が8時-21時に開かれることを考慮し、モルドヴァ国籍パスポート所有者に7時-20時の自由渡航体制を提供する。選挙に参加する沿ドニエストル人に対し、国境で、マスクと手袋のセットが沿ドニエストル大統領の要請で渡される。モルドヴァへ渡航した者は、防疫カードに記入し、自宅で自己隔離2週間が必要なる。



-------- 
 こちらによると、沿ドニエストルにいるモルドヴァ有権者は25万で2019年モルドヴァ議会選挙では3.7万人が投票したとか(全投票数の2.6%)。しかし沿ドニエストル政府はえらく協力的ですねえ・・・モスクワからドドン推しを要請されているのでしょうか。それって沿ドニエストルの戦略的価値を落として自らのクビを締めることになるのですが。
posted by 藤森信吉 at 00:46| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする