2019年11月13日

Metalferos、輸出独占権を失う

 こちらによると、モルドヴァ政府決定によりメタルフェロス社の屑鉄輸出独占権が撤廃された。
 モルドヴァ閣僚会議は、屑鉄の販売・輸出のための独占権に関する2002年の政府決議を無効とした。ワジム・ブリィンザン経済インフラ相は、次の一歩は国の法律をEU標準に則したものに変更することだ、と指摘した。サンドゥ首相は「長く待ちわびた決定」と評し、「モルドヴァにおける独占体がまた一つ、潰れたことになる」とした。メタルフェロス社は1995年に創設され、屑鉄の精錬および取引に特化している。株式の78%は国が所有している。
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知る人ぞ知る沿ドニエストル利権の一つ。ここがMMZに屑鉄を輸出。
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モルドヴァで政府不信任決議案、採択

 こちらによると、モルドヴァ議会は政府不信任決議案を採択し、サンドゥ内閣は辞職した。
 社会党は8日、「検事総長」法の責任を問う形で、不信任決議案を提出した。同法は首相が検事総長候補を指名できることになっていた。12日に議会は、社会党と民主党議員の賛成票63で不信任決議案を可決した。
 演壇にたったサンドゥ首相は、政権の実績を述べた後に、社会党が強い内閣を恐れるあまり公約に反して二か月もの間、国外からの財政援助を妨害し続けてきた、と批判した。また政府総辞職に際しては、ルーマニア政府のクレジット1億レウが、2020年および2021年に入金されない可能性がある、と首相は述べた。また、議員からの質問に対し、EUからの第三次トランシュ3000万ユーロ、世銀からの5000万ドル、IMFからの諸プログラム枠のクレジットも予算の前提となっている、と財務大臣は述べた。
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2019年11月10日

モルドヴァ閣僚、ルーマニア大統領選挙で投票

 こちらによると、モルドヴァの首相、内相、財務相がルーマニア大統領選挙で投票を行った。
 サンドゥ首相、ナスタセ内相、ガヴリリツェ蔵相、ACUM所属議員が、モルドヴァ内のルーマニア大統領選挙投票所で投票を行った。モルドヴァでは在モルドヴァ・ルーマニア国籍人用に37の投票所が開設され、8-10日に投票が行える。ルーマニア選管によると、在外ルーマニア国籍人の15万人以上が投票を行い、うちモルドヴァでは1.2万人が投票済である。
 ナスタセ内相はfacebook上で、家族および同僚と投票所を訪れ「正常なルーマニア、ヨーロッパ文明の根本的な価値である民主主義と自由、そしてプルト川両岸に住むルーマニア人の緊密な関係」のために票を投じた、と記した。また、モルドヴァに住む全ルーマニア人に「現代ルーマニア史上最も重要な選挙に参加するよう」呼び掛けた。



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 モルドヴァでは、二重国籍であることも、ルーマニア大統領選挙で投票することも政治的にマイナスにはならないのですな。
posted by 藤森信吉 at 19:56| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月06日

モルドヴァ首長選挙第二ラウンド

 こちらによると、モルドヴァで地方首長選挙の決選投票が行われた。
384選挙の速報結果によると、ACUM候補が当選した首長は91、社会党83、民主党71、ショール党30、自民党22、我々の党14、共産党6、民族合同党5、USB(ベッサラビア救済連合)4、その他となっている。384の当選者のうち、男性300、女性84、最も若い当選者は25、最も高齢な当選者は72であった。国全体の得票率は20.34%、キシナウ市は37.78%だった。
 第一回投票と合計すると、民主党262、社会党207、ACUM173、自民党48、ショール党43、我々の党24、共産党10となっている。
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注目のキシナウ市長選は社会党の勝利。
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2019年10月30日

モルドヴァ・沿ドニエストル大統領会談

 こちらにモルドヴァのホレルカニ村におけるモルドヴァ・沿ドニエストル両大統領の会談の成果が掲載されているので紹介。

・トローリーバス路線の開通
 ドドン「パイロット・プロジェクトとして、トローリーバスのベンデル・ヴァルニツァ・セーベルヌィ路線(10km)の開通の実現。沿ドニエストル・モルドヴァの両住民は証明書のチェックなしに往来できる」
 クラスノセリシキー「モルドヴァとOSCEが支持するアイデアは策定中であり、入札実施の課題だ」
・通信問題
 ドドン「モルドヴァの法改正で、沿ドニエストルの「インテルドニエストルコム」がモルドヴァのライセンスを受けられることが可能となった。今年度末までに問題が解決されることを期待したい」
 クラスノセリスキー「期限が決められたことに満足している」
・恩赦
 ドドン「沿ドニエストル側でくいつかの犯罪事件が見直されたり、捜査終了になったと聞いた。我々の側でも同じ動きがある。
・銀行
 ドドン「銀行システムは沿ドニエストル企業がモルドヴァやEUに輸出する際の最重要問題であり、今後、協議していく」




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写真が、南北朝鮮会談のものとそっくりw トローリーバス路線は、もしかしたらソ連時代に存在したルートだろうか。
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2019年10月23日

モルドヴァ、南北分裂

 こちらによるとモルドヴァで898の地方首長選挙が行われた。
 20日の投票により515の首長が選出された。中央選管によると、政党別では、民主党191、社会党124、ACUM82、自由民主党26、ショール党13、我らの党10、共産党4、民族合同党2、人民ルーマニア党、自由党各1、無所属64、となっている 
 残り383の首長は11月3日の決選投票で選出される。注目のキシナウ市長選挙は、チェバン(社会党)40.19%、ナスタゼ(ACUM)31.08%が決選投票に進んだ。



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 画像は県・市の首長の所属政党。赤が社会党、黄色がACUM、緑が民主党。東西分裂wならぬ南北分裂、と言いたいところだが、ガガウスは親ロシアで社会党が強いんだよね。民主党もショール党も党首が逃亡して壊滅したと思ったのだが、生き残っている。地方エリートの寄り合い所帯だったのかもしれない(根拠なし)。

posted by 藤森信吉 at 19:08| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月13日

モルドヴァの年金支給額は108ドル

 こちらによると、モルドヴァの平均年金支給額は1899レイ(108ドル)だった。
 社会保障国民窓口の統計資料よると、10月1日時点で、70万400人が平均支給額1899レイ(108米ドル)を受給した。52万8100人は老齢年金(平均1840レイ)、12万3300人が障害年金(平均1431レイ)を受給した。8645レイ以上を受給したカテゴリーには国営航空勤務者546人が含まれている。また、6万5700人が生活保護費を受給、年金受給者の215レイから18歳未満の障害者737レイまでのレンジがある。
 年金加入者で3歳未満の子供を養育する補助金として1706レイが支給されている。これ以外にも新生児誕生時に7900レイが支給される。
posted by 藤森信吉 at 14:06| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月29日

PAS「国連総会で勝手なこと言うな、ドドン」

 行動と連帯党(PAS)は、ドドン大統領の国連演説に異議を唱えた。
同党は、モルドヴァに違法に駐留する外国部隊に関連して事実上の中立の承認を国際社会に求めることは、占領軍の存在をカモフラージュするものであり、中立はこの事実と合わない、と指摘した。その上で、同党は、ロシア部隊の即時撤退が、モルドヴァの主権尊重と沿ドニエストル紛争解決の必要条件である、とした。
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2019年09月28日

イーゴル、ニューヨークへ行く

こちらに、ドドン大統領の国連総会演説が掲載されているので興味ある点を簡単に紹介。
・ニストル川を挟んだ武力紛争は1992年以降、収まっているが、大国間でモルドヴァ共和国をめぐるコンセンサスが得られていない。
・モルドヴァは125のエスニック集団が住むマルチ・エスニック国で住民は東西、ロシア・西側で二分されている。
・それ故、私は事実上の中立的地位の承認を国際社会に求めている。
・沿ドニエストル問題は、モルドヴァの軍事的中立によってのみ解決される。
・外国部隊・武器の撤収を求めてきた。ロシア政府の直近の武器破棄プロレス再開のイニシアチブを歓迎したい。
・沿ドニエストル紛争は他とは異なり、エスニック、宗教に基くものではなく、住民間に敵対心はなく日々住民が両岸を行き来している。人道的・経済的・社会的プロジェクトを通じて共通の意識が作られよう。
・6月8日に議会多数派連合が形成され、両政治勢力はロシア、アメリカ、EUとの関係発展というコンセンサスがある。
・住民の1/3はロシア語話者を自認しており、国連公用語たるロシア語はモルドヴァでエスニック間言語のステイタスを持っている。



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原文はルーマニア語モルドヴァ語だが、ロシア語と英語の訳文があるので、暇な方は是非一読を。
「リスボンからウラジオまで」等々懐かしいフレーズとロジック満載で、古のМеждународная жизнь誌 を読んでいる感じ。
ドドン大統領、昨年は首相にニューヨーク出張を取られて、反ロシア演説をぶたれしまった苦い経験がある。おいしい出張を掠め取っていく奴はどこにでもいるのだ。
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2019年09月25日

モルドヴァ、沿ドニエストル企業の銀行口座を封鎖

 こちらによると、沿ドニエストル政府は発電企業(MGRES)に対し、収入の95%をドル建てで沿ドニエストル国庫に強制売却させる法律案を議会に提出した。
 これはモルドヴァ側が沿ドニエストルの企業が持つ銀行口座を閉鎖したことに対する対応である、とモルドヴァ社会民主党のシェリン氏は述べている。彼によると、沿ドニエストルはモルドヴァの銀行による口座の閉鎖により、通貨不足となり、軍人への支払いや食料輸入にも事欠くことになる。モルドヴァを最近訪問したコザーク・ロシア副首相とバトルシェフ・両国政府間委員会共同代表は銀行口座閉鎖については全く言及しなかったため、モルドヴァ側は、モスクワがこの措置を承認しているとの解釈に傾いている。この目的は、ドドン大統領がモルドヴァ側との政治的統合交渉に沿ドニエストル側を就かせるためである。また、シェリン氏は、この措置はアメリカの合意も得ているとみている。ドドン大統領もサンドゥ首相も定期的に駐モルドヴァ・米大使と会談している。
 沿ドニエストル大統領が、法案提出について「沿ドニエストル銀行のモルドヴァ通貨市場へのアクセス制限に関連して」として、「26日までに法律改正する」としていることは、モスクワに対するシグナルを意味している。26日に沿ドニエストル大統領はコザーク・ロシア副首相とモスクワで会談する予定である。
 モルドヴァ国立銀行は、口座封鎖は、沿ドニエストル法人の二口座だけである、としているが、クラスノセリスキー大統領は、「MMZを含む一連の沿ドニエストル企業の口座を封鎖し、新口座を開くことを許可しない」と述べている。クラスノセリスキー大統領はモルドヴァの米大使やEU諸国の大使に、モルドヴァ政府に影響力を及ぼすことを求める親書を送り、また「5+2」参加・オブザーバー国がこの銀行問題で連帯するよう呼び掛けた。
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 いつの間にこんなことが… MGRESは2020年初から文字通りガス欠になる可能性があり、沿ドニエストル包囲網が進行している感あり。何度も言うけど、ロシアは統合派ですよ〜
posted by 藤森信吉 at 13:21| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする