2020年06月27日

モルドヴァ、沿ドニエストルからの電力購入を継続

 こちらによると、2021年3月末までモルドヴァは沿ドニエストルの電力の購入を続ける。
 モルドヴァの電力自給率は1/4以下であり、2021年3月末まで不足分は沿ドニエストルのモルドヴァ地区発電所(MGERS)から購入することになる。供給源の入札で国営Energocom社が仲介として落札した。入札には3社が参加した。MGRESも参加したが、Energocomに譲る形で入札から降りた。7月1日以降の購入価格は48.65ドル/MWhで、現行価格49.90ドルより2.5%安い。
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沿ドニエストルからモルドァが電力を買い続けるようなら、沿ドニエストルの経済は安泰、ということ。しかし、財務が厳しいガスプロムはいつまでガス代払わない沿ドニエストルの面倒見るのだろうか。詳細は拙稿を参照
しかし日本でもおなじみの中抜き仲介企業がここにも。以前は沿ドニエストル側にも仲介企業が入っていたような・・・
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2020年06月25日

モルドヴァ代表、堂々行進す

こちらによるとモルドヴァ国軍部隊がモスクワにおける戦勝記念75周年パレードに参加した。
 式典に参加したドドン大統領は、モルドヴァ国軍部隊75名が参加できたことを非常に光栄に思う、内23名の祖父は大祖国戦争の従軍者であり、世代の直接的なつながりと、我々の先祖の偉業を記憶することになった、と記した。大統領は、パレード終了後、無名戦士の墓の永遠の火に花を手向けた。



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 毎年、パレードを見ていて思うのだが、往年のIt's a SONY を彷彿とさせるナレーター誰?
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2020年06月22日

キシナウ・オデッサ便、再開

 こちらによると、22日からキシナウ発オデッサ行きのバス便が再開される。
 Garile Auto Moderne社によると、北バス基地発オデッサ行きバスルートが22日から再開される。また、モルドヴァ国民のウクライナ入国に際しては、医療保険に加入する必要かある。モルドヴァ外務・ヨーロッパ統合省は、モルドヴァ国民のウクライナ入国は可能だが、14日間の外出自粛が必要である、と発表していた。
 モルドヴァ国民の出国可能リストはこのへん。
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 5時間くらいかかるルート。個人的にはキシナウ→チラスポリ(半日観光)→オデッサをお勧めする。沿ドニエストル・ウクライナ国境にはモルドヴァ通関があって、モルドヴァ出国スタンプを押してくれるようだし。
 しかし、医療保険の件が良く分からないが、ウクライナ入国時の強制加入だろうか? 大昔、ウクライナ入国時に強制加入保健があったのだが、あっという間に制度破綻したような‥‥
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2020年06月17日

モルドヴァ、ブラハトニュークの引き渡しをアメリカに要求

モルドヴァ検事総長は、アメリカに対し、プラハトニューク前モルドヴァ民主党党首の引き渡しを求める親書を送った。
 引き渡しは「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」に基づくもので、モルドヴァは2005年10月16日に批准している。また、汚職対策検察庁もすでにプラハトニュークの在米資産に関連した犯罪を調査する委員会の設置を求める新書を送っている。
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 フロリダに逃亡したところまでは確認されていますが、今、どこにいるのか。というか、ブラハトニュークの国籍は何なのだろうか?
posted by 藤森信吉 at 14:02| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月03日

モルドヴァ軍、プーチンパレードに参加

こちらによると、モルドヴァ軍部隊はモスクワの戦勝75周年パレードに参加することになる。
 モルドヴァ大統領報道官は、75名のモルドヴァ軍人が、モスクワで6月24日に行われる大祖国戦争戦勝75周年パレードに参加する、と述べた。5月29日には、ドドン大統領が、戦勝記念パレードに参列すると述べており、また、帰国後に2週間の待機を行う旨も確約している。
ドドン大統領は「保健緊急委員会は実務者訪問で症状が出なかった場合、待機は不要としているが、しかし出発に際して再伺いするつもりだ」と述べた。
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 ドドン大統領と戦勝記念日といえば、外賓がいなくて慌てたプーチンからモスクワに急遽呼びつけられた過去がある。
posted by 藤森信吉 at 08:47| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月25日

モルドヴァの出稼ぎ送金、減少

 こちらによると、モルドヴァへの出稼ぎ送金額は前年比3%減となった。
 モルドヴァ国立銀行によると、1-4月の外国からの自然人による銀行経由の送金額は3億6830万ドルで、前年同期比マイナス3%であった。特に4月期の送金額は9200万ドルになり、前年同期比マイナス11.5%減と大きな落ち込みを見せた。4月期でみると、構成比は、EU諸国からが過半で、CIS諸国からは13.8%となっている。国別では、イスラエル、イタリア、ドイツ、ロシア、英国の順になっている。送金通貨は、ユーロ58.1%(プラス4ポイント)、アメリカドル40%(マイナス1.2ポイント)、ロシア・ルーブリ1.9%(マイナス2.8ポイント)となっている。
 モルドヴァ国立銀行は、送金には出稼ぎだけでなく、年金、利潤、遺産、贈与、寄付等も含まれている、としている。モルドヴァ国民による過去最高の本国送金額は、2008年の16.6億ドルである。
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2020年05月08日

モルドヴァ中銀、外準残高の記録更新

 こちらによると、5月初時点でのモルドヴァ国立銀行の外貨準備高は31億超で過去の記録を更新した。
 4月に1.7409億ドルを積み増したが、これはIMFからの緊急融資(RFI)1.567億ドルがきよしている。他方で市場介入(外貨売り)5992万ドル、対外債務の支払い1681万ドル、保有外貨の対ドル為替レート低下1226万ドル等が外準高を押し下げた。
5月初に記録された31億2200万ドルは4月22日の31億1800万ドルを上回る新記録である。昨年末の残高は30.59億ドル、2018年末は29.95億ドル、2017年末28.03億ドル、2016年末22.06億ドル、2015年末17.56億ドル、2014年末21.56億ドル、2013年末28.2億ドル、2012年末25.15億ドル、2011年末19.65億ドル、2010年末17.17億ドルとなっている。
posted by 藤森信吉 at 20:56| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月27日

モルドヴァ財政赤字とロシアの支援

 こちらにコロナ危機下におけるモルドヴァ財政問題が論じられているので簡単に紹介。
 世界的な不況が予測される中、モルドヴァも例外ではなく、公的支援、医療支援、そして税収減収で財政赤字は当初の74億モルドヴァ・レイから162億レイにはねあがる可能性がある。財政赤字は、IMF、世銀が3億ドルの支援を表明しており、またEUも8700万ユーロの無償協力金を発表している。他方、モルドヴァは最近、ロシア政府との間で2億ユーロの財政支援協定を結んだ。コロナ危機に対する対応というよりは、投票前に発表されたように、選挙対策であろう。しかしながら、モルドヴァ政府は、この資金をロシア政府側との共同合意がない限り用いることはできない。また、モルドヴァのロシアに対する債務リストをすべて明らかにすること、という条項にも注目する必要がある。利率も他のものと比べて非常に厳しい。ロシアとの協定は、他の国際機関によるコロナ危機対策や財政支援と並べられるものではない。
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2020年03月13日

沿ドニエストル住民、モルドヴァ運転免許証を無試験で受領

 こちらによると、沿ドニエストル住民は追加試験なしにモルドヴァの運転免許証を受け取ることができる。
 モルドヴァ政府が採択した「運転免許証」改正令によると、モルドヴァ国籍を証明できる書類を有する場合、ドニエストル川左岸およびベンデル住民は簡素化された手続で試験なしに車輛免許証を受領できる。昨年末、沿ドニエストル政府はモルドヴァ政府に対し、沿ドニエストル運転免許証の承認と沿ドニエストル車輛への中立ナンバープレート発給を求めていた。この合意は2018年9月1日に発効しており、既に3500人の沿ドニエストル住民が「中立」ナンバープレートを入手し、境界外への運転を可能としている。しかしながら、承認国家による運転免許証がない場合、境界外へ運転することはできない。目下、モルドヴァ政府は、沿ドニエストルの運転免許証は承認できず、モルドヴァ国籍人に限定される、としている。
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2020年02月21日

モルドヴァ、沿ドニエストル銀行の封鎖を開始

 こちらによると、14日以降、モルドヴァ銀行は沿ドニエストル企業の送金受取を拒否している。
 モルドヴァの諸銀行は14日以降、沿ドニエストル企業の沿ドニエストル銀行からの支払いを全て拒否する、と通告してきた。沿ドニエストルの経済主体は、目下、モルドヴァ企業に対する財・サービスの支払いを行うことができなくなっている。これは過去30年、沿ドニエストル・モルドヴァ間の相互接続が開始されて以来、初めてのことである。モルドヴァ側は、マネーロンダリング対策の一環であると説明しているが、沿ドニエストル側は、この問題は1年半協議されており、沿ドニエストル企業は完全に透明である、としている。
 2019年、沿ドニエストル・モルドヴァ間の貿易輸出入は3億6900万ドルであり、沿ドニエストルは2億5500万ドルを輸出し1億3500万ドルの貿易黒字であった。282の企業がモルドヴァへ輸出しており、主たる企業はMMZとMRESであった。沿ドニエストル側は、モルドヴァが金融手段を用いて政治的な目的を達成しようとしている、と非難している。
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 これ、ロシア黙認ですかね? ロシア政府のモルドヴァ・沿ドニエストル担当はコザークだったのだが、内閣改造後は誰なんでしょうか。
posted by 藤森信吉 at 22:06| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする