2019年07月21日

モルドヴァ、国籍取得プログラム停止か

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領は、国籍取得プログラムの停止を宣言した。
 これに対し、モルドヴァ国籍取得プログラムを管理しているHenley & Partners社は、申請済の34件については完全な履行過程が進行中であり、既に1800万ユーロがモルドヴァに投資済である、とした。そのうえで同プログラムの見直しについてモルドヴァ国の主権と国民の利益を最大化するようなプログラム改定・運営を目指す、とプレス・リリースで述べている。

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 私もモルドヴァ国籍欲しくなってきましたw
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2019年07月20日

ドドン、ロシア資本と関係

 こちらによると、ドドン大統領の弟がイーゴリ・チャイカ氏の会社の株主に名を連ねた。
 ドドン大統領の弟、アレクサンドル・ドドン氏は「アルフプレイ・デベロップメント社」の株式15%を所有していることが明らかになった。同社の主要株主は、ロシアの検事総長の息子でビジネスマンのイーゴリ・チャイカ氏である。イーゴリ・チャイカ氏はビジネス・ロシア連盟のモルドヴァ・沿ドニエストルにおけるビジネス大使でもある。イーゴリ・チャイカ氏によると、同社はロシア領の建設計画のみに傾注しており、モルドヴァにおける事業展開は計画していない。
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 長いこと探していたのですが、ようやくドドンとロシア資本との関係の糸が見つかりました。チャイカ氏は、ドドン妻の慈善基金に献金もしているとか。ウクライナで言うと、ユーシチェンコ大統領の兄がRosUkrEnergo系企業のトップだったという話と同じ。
posted by 藤森信吉 at 14:33| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

ドドン、ロシアにガス価格引き下げをおねだり

 こちらによると、ドドン大統領はモスクワにおける会談で、モルドヴァ向け天然ガス価格の引き下げを公式に要請した。
 ドドン大統領はモスクワ訪問から帰国後、安全保障最高会議を開き「我々はガス価格を下げられるチャンスがある。モルドヴァにはユーラシア経済共同体のオブザーバー国である利点がある。正式な決定は、近い将来、プーチン大統領との会談の際に決定されるだろう」と述べた。
17日のモスクワ訪問では、ドドン大統領は、モルドヴァ・ガス社長職の候補者としてチェルバン氏をガスプロム側に推薦し「了解を得た。今日明日にも彼が公式に就任するだろう」とした。 また、会議内では、2020年1月1日以降のガス供給問題についても協議された。
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これは注目。ロシアは、モルドヴァ民主党を粉砕してドドンを強力に推しているところなので、ガス問題でも援護したいところ。
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2019年07月13日

減り続けるモルドヴァ人口

 こちらによると、モルドヴァの人口は過去5年間で20万人減少している。
 モルドヴァ統計局の数字によると、2019年1月1日時点でのモルドヴァの定住人口数は268万1735人で、2014年の国勢調査の修正結果の286万9226人から18万7千人減となった。前回の国勢調査結果の公表後、新たに、誰がいつどこへ最終的に出国したかのデータを反映させたことで修正数字が算出された。この数字には沿ドニエストル経由の出国者数は反映されていない。
 最新のデータは、1989年以来、モルドヴァの人口は100万人も減少していることを示している。また、出生率も低下しており、2014年には1000人あたり14.3人だったが、2018年には12.8に低下している。高齢化も進行しており、2018年は38.5歳で平均寿命は70.6歳だった。5年前はそれぞれ37.4歳、69.3歳だった。2019年1月1日時点で、60歳以上の人口が21%だった。これは2014年時点では18%だった。
 また、モルドヴァ独立以降の国勢調査には沿ドニエストルのデータは反映されていない。2004年に共同で国勢調査を行う計画があったが、最終的に決裂した。2015年に沿ドニエストルでは部分的な国勢調査が行われたが、データは公表されていない。モルドヴァにおける次の国勢調査は2023年を予定しているが変更される可能性もある。
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2019年06月30日

ロシア、モルドヴァへの特恵関税を延長

 ドドン・モルドヴァ大統領はロシアの特恵関税延長に謝意を表した。
facebook上において、ドドン大統領は 2018年10月のプーチン大統領との会談の結果、ロシアは2019年1月1日からモルドヴァ製品に対する関税を撤廃し「そのおかげで2019年1-5月は前年同期比で野菜輸出が360トンから2370トンへ、リンゴは10万トンから16.7マントンへ、ワイン品は500万リットルから770万リットルへと増加した」と記した。27日にはロシア政府はこの特恵関税体制の延長を決定している。
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2019年06月23日

モルドヴァ大使館、エルサレムに移転せず

 こちらによると、サンドゥ新首相は、大使館のエルサレム移転を否定した。
 フィルプ「首相」がエルサレム移転を決定していたが、サンドゥ首相は「政府庁舎内で、移転を決めた如何なる文書も発見されなかった。そのような決定は下されていない、プレスリリースだけである。よって大使館は移転しない」とTV局番組内で述べた。フィリプ首相の決定については、モルドヴアの憲法危機下で効力を持つのか、とイスラエル外務省も困惑していた。
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2019年06月22日

モルドヴァ、国籍販売プログラムを廃止か

 こちらによると、モルドヴァ新内閣は、投資額に応じた国籍付与プラグラムを廃止する予定である。
 今週、ACUM党の議員の発案による国籍付与の廃止法の第一読が採択された。説明によると、本国籍付与プラグラムは国家及び国民の安全に破滅的な結果をもたらすことになる。また、巨額を盗んだ者がこのプログラムを通じてモルドヴァ国債を買ったり、また国籍受領者の姓名が公開されず、犯罪活動との結びつきをチェックできないことに懸念が生じている。
 本プラグラムが停止されると、 MIC 社・Henley & Partners社から補償金を請求されるリスクがあるが、契約が未公開なため、いかなる問題が生じるのか不明である。また既に7か月ほど国際的にこのプラグラムの宣伝をしてきたため、モルドヴァの評判が落ちる可能性もある。モルドヴァ国籍に関心を持つのは、主としてアジア諸国とCIS諸国であり、特に中国、インド、パキスタン、UAE、ロシア、アゼルバイジャンである。例えばモロッコの医師はヨーロッパまで30kmの距離にも関わらずビザが必要なため、こうした医師や弁護士といった専門職からの需要がある。
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2019年06月20日

プラハトニューク軍団、総崩れ

 こちらによると、プラハトニューク・モルドヴァ民主党党首はモルドヴァを離れ、ヨーロッパの某国に滞在中である。
 モルドヴァ内相は、プラハトニューク氏は14日、メルセデスベンツで沿ドニエストルを経由してウクライナに向かい、オデッサ空港から自らのジェット機でロンドンに向かったことを明らかにした。プラハトニューク氏は、フィリプ内閣の総辞職前に自らのビジネスジェットを用意させ、キシナウ空港に待機させていたが、沿ドニエストル経由に変更した。カンドゥ・民主党議員は、ヨーロッパ某地で会った際、プラハトニューク氏は「ロシア側からの脅威があり、家族の安全を守るためヨーロッパに滞在している」ことを語っていたと述べた。
  民主党の消息筋は、プラハトニューク氏はロンドンに逃れた、彼の家族はマイアミに居住している、と述べた。
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 フィリプ内閣は「総辞職」して野党に転向、変な決定を下した憲法裁は15日に決定を撤回して裁判長は辞任、盟友ショールは雲隠れ中。




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2019年06月14日

「モルドヴァ政府」、アメリカに熱烈アピール

 こちらによると、フィリプ・モルドヴァ「首相」は、在イスラエル・モルドヴァ大使館をエルサレムに移す決定を下した。また、旧共和国スタジアム跡地の区画に在モルドヴァ・アメリカ大使館の建設用地を譲渡する契約にも承認を与えた。フィリプ首相は「簒奪者がこの2計画を阻止し続けているが、我々は選挙後の混乱があろうとこの計画を尊重している」と述べた。
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 モルドヴァは二重権力状態だが、アメリカ政府は、先の選挙結果を尊重しろという立場なので、新政権支持。フィリプさんは旧政権。取り敢えず、モルドヴァ内閣(政府)の公式サイトは旧政権側が支配している模様。パスワードを引き渡していないようだ。
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2019年06月11日

ドドン・プラハトニューク密談の盗撮でモルドヴァは大混乱

 こちらにコザーク・ロシア副首相兼対モルドヴァ通商協力大統領特別代表のインタビューが掲載されているので、簡単に紹介。

・モスクワは親西派サンドゥ内閣と親ロ派ドドン大統領の連合を支持し、プラハトニュークの民主党に反対しているが、これについて。
コザーク「議会多数派連合、内閣の指名はモスクワの選択で国内問題だ。社会党とACUMも大統領も国政選挙で選出されており、モスクワの圧力の結果ではない」
・プラハトニュークはドドンがモルドヴゥを連邦化しようとしていると批判しているが。モルドヴァ訪問時に何を話したのか。
「沿ドニエストル紛争の和平、モルドヴァの連邦化問題は、私のモルドヴァ訪問時にどの政党とも協議されなかった。現状、この問題は時期尚早である。3日にプラハトニュークと会談したが、我々は民主党の反ロ的外交とモルドヴァ連邦化による沿ドニエストル和平に驚愕した。連邦制は民主党のアイデアである。
・プラハトニュークの支配下にあるモルドヴァのメディアにプラハトニューク・ドドン会談の録画が上げられていて、録画内でコザーク氏が連邦制を主張した、と言及されているが。社会党・民主党連合の可能性はあったように思えるが
「ビデオの信頼性は疑問だ。ビデオに真実があるとしてもドドン大統領や我々にとって民主党やプラハトニュークが公式に掲げている立場と異なる点が重要だ」
・ロシアではプラハトニューク氏の刑事事件が捜査されているが、何故、国際的な指名手配を行わないのか
「2017年12月にインターポールにプラハトニュークを手配名簿に載せる要請を行った。プラハトニュークがモルドヴァの支配政党のリーダーであるとは認めない」

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 ドドン・プラハトニューク密談のビデオまで出てきて、もうめちゃくちゃ。
posted by 藤森信吉 at 15:24| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする