2020年03月13日

沿ドニエストル住民、モルドヴァ運転免許証を無試験で受領

 こちらによると、沿ドニエストル住民は追加試験なしにモルドヴァの運転免許証を受け取ることができる。
 モルドヴァ政府が採択した「運転免許証」改正令によると、モルドヴァ国籍を証明できる書類を有する場合、ドニエストル川左岸およびベンデル住民は簡素化された手続で試験なしに車輛免許証を受領できる。昨年末、沿ドニエストル政府はモルドヴァ政府に対し、沿ドニエストル運転免許証の承認と沿ドニエストル車輛への中立ナンバープレート発給を求めていた。この合意は2018年9月1日に発効しており、既に3500人の沿ドニエストル住民が「中立」ナンバープレートを入手し、境界外への運転を可能としている。しかしながら、承認国家による運転免許証がない場合、境界外へ運転することはできない。目下、モルドヴァ政府は、沿ドニエストルの運転免許証は承認できず、モルドヴァ国籍人に限定される、としている。
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2020年02月21日

モルドヴァ、沿ドニエストル銀行の封鎖を開始

 こちらによると、14日以降、モルドヴァ銀行は沿ドニエストル企業の送金受取を拒否している。
 モルドヴァの諸銀行は14日以降、沿ドニエストル企業の沿ドニエストル銀行からの支払いを全て拒否する、と通告してきた。沿ドニエストルの経済主体は、目下、モルドヴァ企業に対する財・サービスの支払いを行うことができなくなっている。これは過去30年、沿ドニエストル・モルドヴァ間の相互接続が開始されて以来、初めてのことである。モルドヴァ側は、マネーロンダリング対策の一環であると説明しているが、沿ドニエストル側は、この問題は1年半協議されており、沿ドニエストル企業は完全に透明である、としている。
 2019年、沿ドニエストル・モルドヴァ間の貿易輸出入は3億6900万ドルであり、沿ドニエストルは2億5500万ドルを輸出し1億3500万ドルの貿易黒字であった。282の企業がモルドヴァへ輸出しており、主たる企業はMMZとMRESであった。沿ドニエストル側は、モルドヴァが金融手段を用いて政治的な目的を達成しようとしている、と非難している。
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 これ、ロシア黙認ですかね? ロシア政府のモルドヴァ・沿ドニエストル担当はコザークだったのだが、内閣改造後は誰なんでしょうか。
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2020年02月18日

チャイカ息子、モルドヴァのプーシキン博物館の改修費を負担

 ドドン・モルドヴァ大統領は、イーゴリ・チャイカ氏が、プーシキン博物館の改築費を全額負担する、と発表した。
 1987年以来、改修の手が加えられていなかったプーシキン博物館は、早急な補修を必要としているところ、チャイカ氏が博物館を訪問し、改修費の全額負担を決意した。地方・中央政府の2020年度予算ではプーシキン博物館の改修は想定されていなかった。第一段階として、改修の為の調査を行い、その後、改修に入る。既に250万レイ(約12万3000ユーロ)が送金されており、さらに150万レイの追加が約束されている。2020年9月21日は、プーシキンがキシナウ生活を始めた日の200周年にあたる。プーシキン博物館は、我々の政略的パートナーであるロシア連邦との友好のシンボルであり、同じ歴史的価値観を持つ両国民のシンボルである。



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 さすが、太っ腹です。チャイカ父は大臣から降りたけど、今後の影響力はどうなんでしょうか。
 
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2020年01月29日

モルドヴァ・ワインの輸出好調

 こちらによると、2019年のモルドヴァ・ワインの輸出量は前年比9%増となった。
 ワイン製品の輸出量は1億5660万リットル(前年比9%増)、輸出高は1億7400万ドル(9.2%増)となっている。ヨーロッパ市場およびアジア市場が伸びたためであるが、ルーマニアが依然として最大の輸出先で量にして13.8%を占めている。次いでポーランド(12.8%)、ロシア(12.7%)、中国(11.9%)、チェコ(11.5%)、ウクライナ(5.9%)、ベラルーシ(5.9%)、カザフスタン(3.8%)、カナダ(3.4%)、アメリカ(2%)となっている。
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2020年01月14日

プラハトニューク同志、アメリカに睨まれる

 ポンペオ国務長官は、ツイッター上で、モルドヴァ民主党前党首プラハトニュークを指弾した。
 以下、コピペ
Vladimir Plahotniuc's corrupt actions undermined the rule of law and severely compromised the independence of democratic institutions in #Moldova. Today, I publicly designate him. The U.S. stands with Moldova in its fight against corruption.
 また、国務省は、プラハトニュークおよびその妻子
を制裁リスト入りに加えたことを明らかにした。これにより、プラハトニューク一族はアメリカ査証を入手できないことになる。
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 プラハトニューク一家はマイアミにいる、という報道があったが、今どこにいるのでしょうかね。というか、ブラハトニュークは複数のパスポートを持っていたような… ショール(イスラエル国籍)についても同様の措置をとるのか、誰かポンペオに質問してください。
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2019年12月25日

キシナウ空港、オリガルヒからロシア資本に

 こちらによると、キシナウ空港の運営権が、ロシア資本に移った。
 ロシア人ビジネスマン、アンドレイ・ゴンチャレンコ氏がキシナウ空港を運営するAvia Investの株式を取得した。ゴンチャレンコ氏はガスプロム・インベスト・ユーグ社のトップマネージャーを務めた経歴があり、ロンドンの豪邸を買いあさっていることでも知られていた。Avia Investの株式の95%を所有していたKomaksavia Airport Invest Ltd社はキプロスのオフショア会社であり、ショール代議員に属していた。
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 ゴンチャレンコ氏はソ連時代のドネツク州生まれのようです。今の国籍はどこかなあ。モルドヴァ国籍の取得申請を出しているようですが。世界の金持ちは生誕地とか国籍とかで括るべきではないと思いますが、モルドヴァ・メディアの書きっぷりはロシア資本。
posted by 藤森信吉 at 13:05| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月18日

モルドヴァ「国籍を欲しい外国の方は今しばらくお待ちください」

 こちらによると、モルドヴァ経済インフラ省は、国籍・投資プラグラムのモラトリアム2か月延長を提案した。
 経済省によると、外務省、移民・避難民局、汚職対策センター、マネーロンダリング対策局は30日以内に本国籍付与プログラムの評価を提出し、本プログラムがもたらす社会秩序、国家安全保障に対するリスクを報告する。その後15日以内に特別委員会が政府に対し、結論と勧告を行うことになる。
7月にモルドヴァ議会が、投資に応じた国籍授与に4か月間のモラトリアムを決議、12月24日にモラトリアムが切れることになっていた。
 議員によると、犯罪歴、数十億の横領歴がある外国籍人が利用するかもしれず、「本プログラムはモルドヴァ国家と国民の安保に破滅的結果をもたらす可能性がある」と指摘している。国籍プログラムは、民主党の主導によって導入され、外国籍人は、長期成長基金に最低10万ユーロ、もしくは戦略的に重要なビジネス分野に最低25万ユーロ投資することで国籍が得られる。政府は5年間で13億ユーロが得られると試算している。
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2019年11月22日

モルドヴァ新首相、ロシア訪問

 こちらにキク新首相のモスクワ訪問成果が掲載されているので紹介。
 キク首相は、ロシア訪問で「メドヴェージェフ首相と良好かつ建設的な会談ができた。モルドヴァにとって重要な合意が得られた」として9 成果を挙げた。
1.内閣レベルでのロシアとの戦略的関係の回復。
2.モルドヴァの改革へのロシアの支援。特にロシアは独立した司法の機能に関心を持っており、投資保護にとって不可欠となる。
3.天然ガス価格の著しい値下げ。
4. ロシアとの貿易の完全な自由化への踏み出し ロシアに輸出するモルドヴァ商品リストの70%が該当。
5. 1月1日以降も目下の対象となっているモルドヴァ輸出品の無関税を継続
6. ロシアへ輸出できる農業、ワイン企業リストの拡大
7. 輸送者の問題解決。貿易商品輸送の透明化、簡素化につながる。
8. 沿ドニエストルからのロシア軍人のローテーション問題の協議の開始
9. モルドヴァ向け5億ドル信用ラインの開設。輸送インフラ、道路建設に投資される。

posted by 藤森信吉 at 20:39| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月13日

Metalferos、輸出独占権を失う

 こちらによると、モルドヴァ政府決定によりメタルフェロス社の屑鉄輸出独占権が撤廃された。
 モルドヴァ閣僚会議は、屑鉄の販売・輸出のための独占権に関する2002年の政府決議を無効とした。ワジム・ブリィンザン経済インフラ相は、次の一歩は国の法律をEU標準に則したものに変更することだ、と指摘した。サンドゥ首相は「長く待ちわびた決定」と評し、「モルドヴァにおける独占体がまた一つ、潰れたことになる」とした。メタルフェロス社は1995年に創設され、屑鉄の精錬および取引に特化している。株式の78%は国が所有している。
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知る人ぞ知る沿ドニエストル利権の一つ。ここがMMZに屑鉄を輸出。
posted by 藤森信吉 at 18:58| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モルドヴァで政府不信任決議案、採択

 こちらによると、モルドヴァ議会は政府不信任決議案を採択し、サンドゥ内閣は辞職した。
 社会党は8日、「検事総長」法の責任を問う形で、不信任決議案を提出した。同法は首相が検事総長候補を指名できることになっていた。12日に議会は、社会党と民主党議員の賛成票63で不信任決議案を可決した。
 演壇にたったサンドゥ首相は、政権の実績を述べた後に、社会党が強い内閣を恐れるあまり公約に反して二か月もの間、国外からの財政援助を妨害し続けてきた、と批判した。また政府総辞職に際しては、ルーマニア政府のクレジット1億レウが、2020年および2021年に入金されない可能性がある、と首相は述べた。また、議員からの質問に対し、EUからの第三次トランシュ3000万ユーロ、世銀からの5000万ドル、IMFからの諸プログラム枠のクレジットも予算の前提となっている、と財務大臣は述べた。
posted by 藤森信吉 at 13:59| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする