モルドヴァの世論調査機関imas社が4月の世論調査結果を公開したので、簡単に紹介。
・2022年4月4-18日、1109名、33名の調査員による家庭訪問インタビュー、ルーマニア語およびロシア語
・今、最も憂慮すべき問題は
物価上昇28.0%、給与・年金17.3%、ウクライナにおける戦争14.7%、国の経済情勢8.5%、将来の不安8.2%、行政の不効率7.2% 以下略
・ウクライナで今起きていることは
ロシアがウクライナに対し戦争を開始した52%、ロシアが特別軍事作戦を開始し、ウクライナの解放・非ナチ化を行っている33%、回答なし・回答困難15%
・ロシア人とウクライナ人は違う人民か 違う44%、違う人民ではない55%
・「ソ連解体は歴史的に不正義でありソ連復活は良いことである」 賛成41% 反対53%
・ウクライナで開戦に至ったのは誰のせいか
プーチン/ロシア連邦41.6%、NATO/西側/ゼレンシキー 43.6%、両者7.5%
・どの考えが最もあなたの考えに近いか
EU/NATO諸国が対ロ戦闘に介入 11%、EU/NATO諸国はウクライナの防衛のために武器供与36%、何もしない不干渉46%
・モルドヴァは対ロ制裁に加わるべきか 加わるべき24%、加わらない72%
・ロシア軍にモリドヴァを侵略される怖れを抱いているか 抱いている59%、ない40%
・現況下、モルドヴァは次期にどこからガスを輸入すべきか ロシア63%、たとえ高くなってもEUその他の供給源から31%
・週末に投票が合った場合の投票先は(選挙に行く、と回答した層)
PAS 38.7%、共産党-社会党ブロック36.5%、ショール党14.7% 以下略
・モルドヴァの外交政策は
親ヨーロッパ30%、親ロシア16%、ロシア・ヨーロッパ間のバランス43%、ローマニア合同7%
・モルドヴァのEU加盟国民投票について 賛成票を投じる56%、反対票を投じる28%
・モルドヴァのユーラシア経済共同体加盟について 賛成票43%、反対票36%
・ルーマニア・モルドヴァ合同 賛成票36%、反対票61%
・NATO加盟 賛成票24%、反対票61%
・沿ドニエストル問題の解決策は
特別地位を付与してモルドヴァに再統合29%、ガガウスと同様の自治権を付与して再統合19%、モルドヴァ連邦化4%、独立させる8%、ロシアの一部になる7%、現状を続ける24%
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世論は親ウ・反ロに振れていないようだ。NATO加盟も賛成率は伸びていない。そしてプーチンの犬たるドドン社会党の支持率も盛り返している。プーチン、ルカシェンコ、ゼレンシキーの人気はほぼ同じくらい。ウクライナから大量の難民が雪崩込んでいるので、戦争の実態みたいなものは肌で感じられると思うのだが・・・
2022年04月22日
2022年04月08日
ウクライナ世論、NATO加盟支持率減少
レイティング社の世論調査結果を簡単に紹介。
・世論調査会社レイティング社による調査、2022年3月30-31日、CATI (Computer Assisted Telephone Interviews)、1500人を対象。
・ウクライナは正しい/正しくない方向に進んでいる
正しい78%、正しくない11%、回答困難11%
・ウクライナはロシアに勝てるか
勝てる 95%、負ける4%
・勝利までどれくらいかかるか
週内5%、数週間30%、数ヶ月31%、回答困難14%、半年から一年16%、数年4%、勝てない1%
(週内、数週間で勝てると回答した層が減少、半年-一年を予想する層が上昇)
・ウクライナのEU加盟 支持する91%、無関心4%、回答困難1%、不支持4%
・ウクライナのNATO加盟 支持する68%、無関心7%、回答困難3%、不支持23%
・ウクライナはいつEUに加盟できるか
1-2年56%、5年23%、5-10年9%、10-20年3%、回答困難6%、加盟できない4%
NATO加盟支持率の推移
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調査は先月末なのでブチャの虐殺はまだ反映されてません。コンピューターによる無作為抽出なので、スマホ泥のロシア兵が回答して NATO加盟支持率が微減しているのは、政府が交渉で提示している「ウクライナの中立」の影響か?
・世論調査会社レイティング社による調査、2022年3月30-31日、CATI (Computer Assisted Telephone Interviews)、1500人を対象。
・ウクライナは正しい/正しくない方向に進んでいる
正しい78%、正しくない11%、回答困難11%
・ウクライナはロシアに勝てるか
勝てる 95%、負ける4%
・勝利までどれくらいかかるか
週内5%、数週間30%、数ヶ月31%、回答困難14%、半年から一年16%、数年4%、勝てない1%
(週内、数週間で勝てると回答した層が減少、半年-一年を予想する層が上昇)
・ウクライナのEU加盟 支持する91%、無関心4%、回答困難1%、不支持4%
・ウクライナのNATO加盟 支持する68%、無関心7%、回答困難3%、不支持23%
・ウクライナはいつEUに加盟できるか
1-2年56%、5年23%、5-10年9%、10-20年3%、回答困難6%、加盟できない4%
NATO加盟支持率の推移
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調査は先月末なのでブチャの虐殺はまだ反映されてません。
2022年03月25日
消えゆくウクライナのロシア語人口
こちらによると、ウクライナ世論の76%は「母語はウクライナ語」と回答した。
・レイティング社による世論調査、2022年3月18日、CATI (Computer Assisted Telephone Interviewing)、ウクライナ全土(クリミア・ドンバス除)、1000人を対象。
・どの言語があなたの母語か
ウクライナ語76%、ロシア語20%(2012年7月調査では、ウクライナ語57%、ロシア語42%)
・家庭では何語を話すか
ウクライナ語48%、ウクライナ語とロシア語33%、ロシア語18%、その他1%(2011年調査では、それぞれ44%、15%、40%)
・近い将来、ウクライナ語のみにコミュニケーション言語を切り替える予定はありますか
家でウクライナ語とロシア語を話すと答えた層 ウクライナ語のみに切り替える60%、切り替えない36%
家でロシア語を話すと答えた層 ウクライナ語のみに切り替える34%、切り替えない60%
・ウクライナ語とロシア語はどのように共存すべきか
ウクライナ語が唯一の国家語83%、ウクライナ語は国家語、ロシア語は一部地域の公用語8%、回答困難2%、ウクライナ語とロシア語は全土で国家語7%(2014年4月調査ではそれぞれ47%、23%、4%、27%
・ウクライナにおいてウクライナ語とロシア語の状態を表すのに最も近いものは
ウクライナ語話者とロシア語話者との間に何も問題はない67%、言語の問題はあるが重要ではない19%、深刻な問題であり、ウクライナ国内の安全・平和の脅威となっている12%
--------
「母語」はあてにならない概念(回答者によって、捉えられ方が異なる)であることが改めて確認できるが、それ以上に、実際の生活で、ロシア語(のみの)話者が激減していることに驚く。クレムリンは、ロシア語の法的地位をウクライナ政府に求めているようだが、果たして。
・レイティング社による世論調査、2022年3月18日、CATI (Computer Assisted Telephone Interviewing)、ウクライナ全土(クリミア・ドンバス除)、1000人を対象。
・どの言語があなたの母語か
ウクライナ語76%、ロシア語20%(2012年7月調査では、ウクライナ語57%、ロシア語42%)
・家庭では何語を話すか
ウクライナ語48%、ウクライナ語とロシア語33%、ロシア語18%、その他1%(2011年調査では、それぞれ44%、15%、40%)
・近い将来、ウクライナ語のみにコミュニケーション言語を切り替える予定はありますか
家でウクライナ語とロシア語を話すと答えた層 ウクライナ語のみに切り替える60%、切り替えない36%
家でロシア語を話すと答えた層 ウクライナ語のみに切り替える34%、切り替えない60%
・ウクライナ語とロシア語はどのように共存すべきか
ウクライナ語が唯一の国家語83%、ウクライナ語は国家語、ロシア語は一部地域の公用語8%、回答困難2%、ウクライナ語とロシア語は全土で国家語7%(2014年4月調査ではそれぞれ47%、23%、4%、27%
・ウクライナにおいてウクライナ語とロシア語の状態を表すのに最も近いものは
ウクライナ語話者とロシア語話者との間に何も問題はない67%、言語の問題はあるが重要ではない19%、深刻な問題であり、ウクライナ国内の安全・平和の脅威となっている12%
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「母語」はあてにならない概念(回答者によって、捉えられ方が異なる)であることが改めて確認できるが、それ以上に、実際の生活で、ロシア語(のみの)話者が激減していることに驚く。クレムリンは、ロシア語の法的地位をウクライナ政府に求めているようだが、果たして。
2022年03月21日
ウクライナ世論、勝利への確信揺るがず
こちらによると、ウクライナ世論の77%は「ウクライナは正しい方向に進んでいる」とみなしている。
・世論調査会社レイティング社による調査、3月18日、CATI (Computer Assisted Telephone Interviews)によるインタビュー、ウクライナ全土1000人。
・ウクライナは正しい・正しくない、どちらの方向に進んでいると思うか
正しい方向76%、正しくない14%、回答困難10%
正しい方向(西部82%、中部82%、南部72%、東部61%)
・ウクライナはロシアに勝てるのか
絶対72%、どちらかというと21%、回答困難3%、どちらかというとそうならない2%、完全にそうならない4%
絶対に勝てる+どちらかというと(西部78+17%、中部74+20%、南部72+23%、東部54+31%)
・どれくらいかかって対ロ戦争で勝利できるか
約一週間9%、数週間38%、数ヶ月23%、回答困難17%、半年-1年9%、1年以上3%、勝てない4%
・どの国が敵-味方か(インデックス処理、-2から+2)
ポーランド1.8、リトアニア1.5、イギリス1.4、アメリカ1.4 (中略) フランス0.8、ドイツ0.6、中国-0.2、ベラルーシ-1.7、ロシア-2.0
・ゼレンシキーとプーチンの停戦直接交渉を支持するか
支持する74%、しない24%、回答困難2%
・ロシア部隊の撤退なしに一時的停戦協定を結ぶことに賛成か
完全に支持できない78%、どちらかというと支持できない11%、どちらかというと賛成5%、全く賛成3%、回答困難3%
・ウクライナのNATO加盟を支持するか(3/12-13の調査)
支持する72%、関心なし12%、回答困難5%、支持しない12%
・ウクライナが対NATOで採るべき立場は
NATO加盟44%、NATO標準の改革された軍隊を持つが加盟なし42%、NATO加盟は求めず7%、回答困難7%
---------
正しい方向に進んでいる、という回答が、平和な時代には2割台、戦争に突入して7割台、なんとも悲しい。多大な犠牲を払っている東部でやや悲観的(それでも十分に高い)な数字が出ているようです。
・世論調査会社レイティング社による調査、3月18日、CATI (Computer Assisted Telephone Interviews)によるインタビュー、ウクライナ全土1000人。
・ウクライナは正しい・正しくない、どちらの方向に進んでいると思うか
正しい方向76%、正しくない14%、回答困難10%
正しい方向(西部82%、中部82%、南部72%、東部61%)
・ウクライナはロシアに勝てるのか
絶対72%、どちらかというと21%、回答困難3%、どちらかというとそうならない2%、完全にそうならない4%
絶対に勝てる+どちらかというと(西部78+17%、中部74+20%、南部72+23%、東部54+31%)
・どれくらいかかって対ロ戦争で勝利できるか
約一週間9%、数週間38%、数ヶ月23%、回答困難17%、半年-1年9%、1年以上3%、勝てない4%
・どの国が敵-味方か(インデックス処理、-2から+2)
ポーランド1.8、リトアニア1.5、イギリス1.4、アメリカ1.4 (中略) フランス0.8、ドイツ0.6、中国-0.2、ベラルーシ-1.7、ロシア-2.0
・ゼレンシキーとプーチンの停戦直接交渉を支持するか
支持する74%、しない24%、回答困難2%
・ロシア部隊の撤退なしに一時的停戦協定を結ぶことに賛成か
完全に支持できない78%、どちらかというと支持できない11%、どちらかというと賛成5%、全く賛成3%、回答困難3%
・ウクライナのNATO加盟を支持するか(3/12-13の調査)
支持する72%、関心なし12%、回答困難5%、支持しない12%
・ウクライナが対NATOで採るべき立場は
NATO加盟44%、NATO標準の改革された軍隊を持つが加盟なし42%、NATO加盟は求めず7%、回答困難7%
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正しい方向に進んでいる、という回答が、平和な時代には2割台、戦争に突入して7割台、なんとも悲しい。多大な犠牲を払っている東部でやや悲観的(それでも十分に高い)な数字が出ているようです。
2022年02月28日
ゼレンシキー支持率、91%
こちらによると、ゼレンシキー大統領の支持率が91%に達した。
・2022年2月26-27日、レイティング社によるCATI (Computer Assisted Telephone Interviews)調査、ウクライナ全土(クリミア、ドンバス被占領地域除)、18歳以上、2000名。
・ウクライナはどれくらいロシアを撃退可能と思うか
完全にそう思う47%、どちらかというと23%、回答困難15%、どちらかというと思わない13%、全くそう思わない3%
(2月1日は22、34→2月12-13日は26,32、2月16-17日は28、36と右肩上がりで撃退確信率が上昇。西部(78%)、中部(75%)で高く、南部(76%)、東部(64%)で低め。
・大統領の活動ぶりを支持するか
大いに支持59%、どちらかというと支持32%、どちらかというと不支持2%、完全に不支持4%、回答困難3%
支持率は2021年12月調査の3倍に。西部、中部で支持率が高く、南部(84%)、東部(84%)で低め。
-----------
大統領支持率91%は当然のことながらウクライナ政治で前代未聞。地域差はあるが、どの地域でもまんべんなく高い。ウクライナ独立投票の賛成率を思い出す。あの時はドンバスでも8割賛成だった。ここまで人気が高いと、確実にロシアから狙われる。ところで回答者の居住地は疎開先が反映されるのだろうか。
・2022年2月26-27日、レイティング社によるCATI (Computer Assisted Telephone Interviews)調査、ウクライナ全土(クリミア、ドンバス被占領地域除)、18歳以上、2000名。
・ウクライナはどれくらいロシアを撃退可能と思うか
完全にそう思う47%、どちらかというと23%、回答困難15%、どちらかというと思わない13%、全くそう思わない3%
(2月1日は22、34→2月12-13日は26,32、2月16-17日は28、36と右肩上がりで撃退確信率が上昇。西部(78%)、中部(75%)で高く、南部(76%)、東部(64%)で低め。
・大統領の活動ぶりを支持するか
大いに支持59%、どちらかというと支持32%、どちらかというと不支持2%、完全に不支持4%、回答困難3%
支持率は2021年12月調査の3倍に。西部、中部で支持率が高く、南部(84%)、東部(84%)で低め。
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大統領支持率91%は当然のことながらウクライナ政治で前代未聞。地域差はあるが、どの地域でもまんべんなく高い。ウクライナ独立投票の賛成率を思い出す。あの時はドンバスでも8割賛成だった。ここまで人気が高いと、確実にロシアから狙われる。ところで回答者の居住地は疎開先が反映されるのだろうか。
2022年01月24日
ポロシェンコの支持率、大統領に肉薄
キエフ国際社会調査研究所(KMIS)が最新の世論調査を発表したので簡単に紹介。
・2022年1月20-21日、ウクライナ全土1205人、コンピューター抽出の携帯電話聞き取り調査
・ウクライナは正しい/正しくない方向に進んでいる 正しい方向17.6%(2021年12月調査、22.6%)、正しくない方向64.7%(60.8%)
・次の日曜日に大統領選挙があった場合の投票先
ゼレンシキー23.5%(26.2%)、ポロシェンコ20.9%(16.7%)、ティモシェンコ11.8%(10.8%)、スメシコ9.6%(6.8%)、ボイコ9.3%(7.8%)、ムラエフ6.8%(6.1%)以下略
・次の日曜日に最高会議選挙があった場合の投票先
ヨーロッパ連帯党(ポロシェンコ)18.9%(16.0%)、公僕党(ゼレンシキー)13.7%(17.4%)、祖国党(ティモシェンコ)13.3%(11.5%)、野党プラットフォーム生活党(ボイコ)11.6%(12.5%)、ラズムコフ党7.6%(7.6%)、スメシコ党7.4%(6.4%)、ムラエフ党5.5%(4.9%)以下略
・ゼレンシキーの二期目出馬を支持するか
支持しない62.5%(58.8%)、支持する30.3%(33.7%)
電話聞き取り調査は、対面調査に比べて、より高教養で活発な回答者となりやすい。対面調査の方がより正確になるが、コロナ禍ではこのようにならざるを得ない。また、調査はポロシェンコの帰国・裁判劇の直後に行われた。しかし、数字の変動は、より複合的な要因-ポロシェンコの裁判、経済状況、対ロ関係の緊張等によるものである。
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イギリス外務省がロシアの溥儀傀儡要員として名指ししたムラエフ氏の支持率は6.8%。ハリキフに遷都して東ウクライナ人民共和国でも立ち上げた際にトップに据えるのでしょうか。ハリキフでもムラエフはそれほど人気高くないけど・・・・ハリキフは重工業とか軍需産業の中心とか言われているけど、この場合、一番重要なのは天然ガス。ウクライナの4割くらいを占めるので「独立」した場合、自給できる。
・2022年1月20-21日、ウクライナ全土1205人、コンピューター抽出の携帯電話聞き取り調査
・ウクライナは正しい/正しくない方向に進んでいる 正しい方向17.6%(2021年12月調査、22.6%)、正しくない方向64.7%(60.8%)
・次の日曜日に大統領選挙があった場合の投票先
ゼレンシキー23.5%(26.2%)、ポロシェンコ20.9%(16.7%)、ティモシェンコ11.8%(10.8%)、スメシコ9.6%(6.8%)、ボイコ9.3%(7.8%)、ムラエフ6.8%(6.1%)以下略
・次の日曜日に最高会議選挙があった場合の投票先
ヨーロッパ連帯党(ポロシェンコ)18.9%(16.0%)、公僕党(ゼレンシキー)13.7%(17.4%)、祖国党(ティモシェンコ)13.3%(11.5%)、野党プラットフォーム生活党(ボイコ)11.6%(12.5%)、ラズムコフ党7.6%(7.6%)、スメシコ党7.4%(6.4%)、ムラエフ党5.5%(4.9%)以下略
・ゼレンシキーの二期目出馬を支持するか
支持しない62.5%(58.8%)、支持する30.3%(33.7%)
電話聞き取り調査は、対面調査に比べて、より高教養で活発な回答者となりやすい。対面調査の方がより正確になるが、コロナ禍ではこのようにならざるを得ない。また、調査はポロシェンコの帰国・裁判劇の直後に行われた。しかし、数字の変動は、より複合的な要因-ポロシェンコの裁判、経済状況、対ロ関係の緊張等によるものである。
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イギリス外務省がロシアの
2021年12月18日
ウクライナ世論の1/3、武器をとって抗戦の用意
こちらによると、ウクライナ世論の半分はロシアの軍事侵攻に対抗する用意がある。
・キエフ国際社会調査研究所(KMIS)による調査、2021年12月3-11日、ウクライナ全土2000人18歳以上、携帯電話インタビュー
ロシア側からの軍事侵攻があった場合、居住地で抵抗する用意はあるか
ウクライナ全土 | 西部 | 中部 | 南部 | 東部 | |
抵抗する | 50.2% | 60.5% | 52.2% | 43.0% | 37.2% |
武装抵抗する | 33.3% | 39.7% | 33.7% | 29.7% | 25.6% |
デモ、サボタージュ、ストライキ、不服従等の抗議行動 | 21.7% | 28.6% | 22.5% | 15.8% | 16.8% |
国内のより安全な地域に避難 | 14.8% | 8.8% | 14.0% | 16.7% | 25.6% |
国外に避難 | 9.3% | 9.6% | 8.7% | 10.1% | 9.1% |
何もしない | 18.6% | 14.4% | 17.8% | 22.1% | 22.7% |
わからない | 12.1% | 10.9% | 13.7% | 12.1% | 10.7% |
回答なし | 1.1% | 0.8% | 0.7% | 1.7% | 2.2% |
・ポロシェンコ支持層(ヨーロッパ連帯党、大統領候補)の抵抗意欲が高く(72.2%)、大統領支持層(53.2%)、ティモシェンコ支持層(42.4%)、野党プラットフォーム生活党支持層(25.0%)と続く。
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皆さん、勇ましい方が多いですなー。台灣との関連を言う連中が多いけど、金持ちの台湾人は子供をアメリカ、日本、と分散させて海外留学させるのがデフォだった。ドンバス紛争でもそうだったが、金持ちはさっさと逃げる。
2021年09月15日
ウクライナ世論、ワクチン接種に消極的
こちらによると、ウクライナ世論の過半はワクチン接種の義務化に反対であった。
・デモクラティック・イニシアチブによる世論調査、8月14-24日、2001名。
・コロナウィルスから健康を守るのに効果的なことは(5つ選択)
外出後の手洗い54%、社会的距離の維持41.7%、自己およびパートナーの健康39%、マスク着用36%、ワクチン接種23.4%、ビタミン摂取22%、以下略
・ワクチン接種について
接種済(一回以上)18.4%、接種していないが希望する25.1%、接種しておらず今のところ希望しない56.5%
・ワクチン接種の義務化について
「全成人の接種」 賛成23.4%、反対51.6%、回答困難25%
「軍・治安維持機関の全人員」賛成39.6%、反対33.7%、回答困難26.7%
「医療関係の全従業者」 賛成50.2%、反対28.9%、回答困難20.9%
-------
このデータはまずくないか? (青 接種済み、水色 希望するが未接種 赤 希望しない・未接種)
陰謀論的には、ワクチンの弾不足をワクチン反対論で緩和していることになる。ワクチン接種データで見る限り、ウクライナはいろいろな意味で底辺。
・デモクラティック・イニシアチブによる世論調査、8月14-24日、2001名。
・コロナウィルスから健康を守るのに効果的なことは(5つ選択)
外出後の手洗い54%、社会的距離の維持41.7%、自己およびパートナーの健康39%、マスク着用36%、ワクチン接種23.4%、ビタミン摂取22%、以下略
・ワクチン接種について
接種済(一回以上)18.4%、接種していないが希望する25.1%、接種しておらず今のところ希望しない56.5%
・ワクチン接種の義務化について
「全成人の接種」 賛成23.4%、反対51.6%、回答困難25%
「軍・治安維持機関の全人員」賛成39.6%、反対33.7%、回答困難26.7%
「医療関係の全従業者」 賛成50.2%、反対28.9%、回答困難20.9%
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このデータはまずくないか? (青 接種済み、水色 希望するが未接種 赤 希望しない・未接種)
陰謀論的には、ワクチンの弾不足をワクチン反対論で緩和していることになる。ワクチン接種データで見る限り、ウクライナはいろいろな意味で底辺。
2021年08月04日
野党ブロック、支持率回復
キエフ国際社会調査研究所(KMIS)によると、政党支持率トップは公僕党、二位は野党プラットフォーム-生活党だった。
・キエフ社会学国際研究所による調査、2021年7月24日〜8月1日、ウクライナ全土2028名を対象。
・政党支持率(「7月末にに大統領選挙があった場合の投票先(投票先が決まっている層)」
公僕党(20.2%) 、野党プラットフォーム-生活党18.3%、祖国党16.0%、ヨーロッパ連帯党14.2%、力と誇り党6.3%、フロイスマン・ウクライナ戦略党4.7%、ラディカル党4.0%、以下略
・ウクライナ最大の問題は
ドンバス紛争27.9%、汚職24.6%、失業20.4%、公共料金10.1% 以下略
・大統領の仕事ぶりを評価するか
評価する29.3%(6月:34.1%)、評価しない56.1%(52.7%)、回答困難・回答ナシ14.6%(13.2%)
---------
制裁リストやメディア閉鎖を食らっているにも関わらず、野党ブロックの支持率がまた盛り返してきました。冬は公共料金の超絶値上げが予想されており、大統領や与党公僕党の支持率は果たして持つのか。
・キエフ社会学国際研究所による調査、2021年7月24日〜8月1日、ウクライナ全土2028名を対象。
・政党支持率(「7月末にに大統領選挙があった場合の投票先(投票先が決まっている層)」
公僕党(20.2%) 、野党プラットフォーム-生活党18.3%、祖国党16.0%、ヨーロッパ連帯党14.2%、力と誇り党6.3%、フロイスマン・ウクライナ戦略党4.7%、ラディカル党4.0%、以下略
・ウクライナ最大の問題は
ドンバス紛争27.9%、汚職24.6%、失業20.4%、公共料金10.1% 以下略
・大統領の仕事ぶりを評価するか
評価する29.3%(6月:34.1%)、評価しない56.1%(52.7%)、回答困難・回答ナシ14.6%(13.2%)
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制裁リストやメディア閉鎖を食らっているにも関わらず、野党ブロックの支持率がまた盛り返してきました。冬は公共料金の超絶値上げが予想されており、大統領や与党公僕党の支持率は果たして持つのか。
2021年06月23日
モルドヴァ・ルーマニア統合支持率、急増
こちらによると、モルドヴァ世論のモルドヴァ・ルーマニア統合支持率は35%に達した。
・ WatchDog.MDと公共政策研究所による調査、6月12-19日、モルドヴァ全土(左岸除く)、1104名、電話インタビュー
・ルーマニアとの統合についての国民投票が行われた場合、
賛成35%、反対47.3%、態度未定、投票不参加17.8%
・ロシアとの統合
賛成22.7%、反対63.7%
・ドイツとの統合
賛成27.5%、反対54.2%
・どのワクチンが最良だと思うか
スプートニクV 26.4%、ファイザー22.2%、アストラゼネカ9.9%、どれも同じ7.8%、中略、なし14.5%、回答困難・回答ナシ17.3%
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ルーマニア統合の支持率は高くても2割程度と記憶しているので、35%はかなり高い数字かと。しかし、ロシア、ドイツと非現実的な設問もあるので、真面目に考えていないとも解釈できる。あとスプートニクV人気が意外。ロシアが十分に供給していれば、対ロ感情やドドン支持率を良化させることができた可能性がある。
・ WatchDog.MDと公共政策研究所による調査、6月12-19日、モルドヴァ全土(左岸除く)、1104名、電話インタビュー
・ルーマニアとの統合についての国民投票が行われた場合、
賛成35%、反対47.3%、態度未定、投票不参加17.8%
・ロシアとの統合
賛成22.7%、反対63.7%
・ドイツとの統合
賛成27.5%、反対54.2%
・どのワクチンが最良だと思うか
スプートニクV 26.4%、ファイザー22.2%、アストラゼネカ9.9%、どれも同じ7.8%、中略、なし14.5%、回答困難・回答ナシ17.3%
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ルーマニア統合の支持率は高くても2割程度と記憶しているので、35%はかなり高い数字かと。しかし、ロシア、ドイツと非現実的な設問もあるので、真面目に考えていないとも解釈できる。あとスプートニクV人気が意外。ロシアが十分に供給していれば、対ロ感情やドドン支持率を良化させることができた可能性がある。