2017年07月28日

ティモシェンコ党、支持率トップ

 こちらに、ウクライナ世論の政党支持率が掲載されているので簡単に紹介。 
 デモクラティック・イニシアチブ、ラズムコフセンター共同の世論調査、2017年6月9-13日、2018名を対象。

・期限前選挙の実施を支持するか
 支持する 48.0%、支持しない 35.4%、回答困難16.7%
支持率 西部36.2%、中央部47.7%、南部42.8%、東部61.1%
・支持政党(投票に行くと回答した者のみ)
 祖国党(ティモシェンコ)11.2%、ポロシェンコ連合党9.3%、野党連合党8.4%、国民ポジション党8.3%、
生活党7.7%、ラディカル党(リヤシコ)7.3%、自助党5.8%、スバボーダ党4.3%
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地域別の政党支持率を見ると、野党連合、生活党は西部でまったく人気がないが、他方で、祖国党、ポロシェンコ連合、さらにはラディカル党も、南部や東部でもかなり支持を得ている。与党の全国的な支持は分かるが、ティモシェンコ党やラディカル党は政権を批判することで、現状に不満な西部で人気を得ているのだろうか。
 
posted by 藤森信吉 at 14:45| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

ティモシェンコ、相変わらず支持率トップ

 レイティング社による2017年5月の世論調査結果が公表されたので、興味深い数字のみをピックアップ。
 2017年5月12-20日、ウクライナ全土2000人を対象。

・どの政党に投票するか(投票参加かつ投票先がある者における割合)
祖国党13.9、野党連合党10.4%、ポロシェンコ連合党10.2%、ラディカル党9.5%、生活党9.2%、国民ポジション党7.7%、自助党7.7%、スバボーダ党6.6%
・どの大統領候補に投票するか
ティモシェンコ15.0%、ポロシェンコ12.0%、ボイコ10.2%、ラビノヴィッチ10.1%、フリィツェンコ10.1%、リヤシコ9.6%、サドーヴォイ7.6%、チャヒニボーク4.8%
・ウクライナは正しい方向に向かっていると思うか
 正しくない方向に向かっている 76%、正しい方向13%、回答困難11%
・あなたにとって最重要問題は
 ウクライナ東部の戦闘53%、賃金・年金の低さ47%、公共料金の値上げ45%、インフレ37%、中央政府の職25%、失業問題23%(以下略)
・ウクライナ最高会議の前倒し選挙
 完全に支持する25%、どちらかというと支持25%、回答困難13%、どちらかというと不支持23%、完全に不支持14%
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生活党ならびにラビノヴィッチ氏に対する謎の支持率。このお方(名前からしてユダヤ民族籍だが)、20年前にも別政党で議席を獲得していた。2016年7月の調査では、公共料金の値上げが最大の問題であったが、今回の調査では一段落している。
posted by 藤森信吉 at 22:27| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

ウクライナ人の1/4、非共産主義化に反対

 こちらによると、ウクライナの1/4は非共産主義化に反対している。
 Sotsiopolis社の世論調査、電話インタビュー、2017年4月19-25日、ウクライナ全土(占領地域除く)、1600名の回答者。
「ウクライナにおける非共産主義化に対する態度」
・完全に反対 25.6%
・どちらかというと反対 15.5%
・完全に賛成 22.5%
・どちらかというと賛成 10.3%
・どっちでもいい 24.5%
 非共産主義の賛成する率は、西部で高い(44.3%)。また、この問題は40歳以上で関心が高く、40-49歳の37.4%が非共産主義に賛成し、60歳以上で反対(48.6%)が多かった。18-29歳は中立的立場が多かった(どちらでもいい 36.3%)。
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これは興味深い。「何で共産主義時代を知らない若者がレーニン像倒しているんだ?」と、マイダンのイデオローグであるオレクシー・ハラニ氏に質問したことを思い出した。
 この世論調査結果を見る限り、巷で言われるマイダン運動=若者=非共産主義化 という図式は誤りということになる。レーニン像打倒に燃えたのは、日本でいうバブル世代。
posted by 藤森信吉 at 19:03| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

ウクライナ世論「2016年最大の国際的出来事は米大統領選」

 こちらによると、ウクライナ世論が選ぶ最大の国際的事件は米大統領選であった。
 ラズムコフ・センターおよびデモクラティック・イノシアチブによる調査、2016年12月16-20日、ウクライナ全土(占領地域除く)2018名。興味深い点のみ紹介。

・ウクライナの2016年の出来事といえば?
 ATO(14.4%)、公共料金値上げ(8.5%)、電子申請(8.2%)、サフチェンコ解放(6.9%)、新内閣編成(4.8%)、銀行の破綻・国有化(1.8%)、ユーロビジョン・ソング・コンテストでの優勝(1.6%) 以下略
・世界の2016年の出来事といえば?
 アメリカ大統領選(37.4%)、ロシアのシリア軍事介入(11.5%)、世界各地で戦争(10.8%)、テロリズム(5.3%)、ヨーロッパへの移民騒動(2.3%)、Brexit(1.8%) 以下略
・政治家の信頼度(±のバランス)
ホンタレヴァ(国立銀行総裁)マイナス80.0%
ヤツェニューク マイナス71.6%
アヴァコフ(内相) マイナス71.0%
ボイコ(野党連合党) マイナス59.8%
ティモシェンコ マイナス50.4%
ポロシェンコ大統領 マイナス44.2%
パルビィ(議長) マイナス42.6%
フロイスマン首相 マイナス36.7%
・機関の信頼度
大統領 マイナス45.2%
議会 マイナス69.2%
内閣 マイナス54.6%
検察庁 マイナス67.0%
警察 マイナス44.3%
国家官僚 マイナス73.7%
司法 マイナス72.5%
国軍 プラス36.3%、国境警備隊 プラス12.1% 国家親衛隊 プラス28.2%、志願部隊プラス33.7%
パトロール警察 プラス5.1%
ウクライナ国立銀行 マイナス65.2%、商業銀行マイナス72.9%
ウクライナのマスコミ プラス4.7% ロシアノメディア マイナス78.4%
教会 プラス29.8%
政党 マイナス67.0%、市民団体 プラス8.5% ボランティア団体 プラス44.4%
・ウクライナ最高会議の早期選挙を支持するか
賛成 46.0% 反対36.6% 回答困難17.5%
・政府が取り組むべき課題は?
ドンバス和平(74.9%)、公共料金(56.4%)、経済成長政策(48.2%)、汚職対策(45.6%)、年金・賃金引上げ(41.6%)、産業復興・労働先の確保(34.4%)、障碍者の保護(27.1%)、オリガルヒの影響力制限(19.5%)以下略
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 新しい傾向は特に見られず。
ATOにともなう活動を支持(軍事組織、ボランティア、メディアを肯定的に評価)
年末のプリヴァト銀行の破綻劇に世論は激怒(国立銀行総裁、国立銀行に対する支持率)
警察、司法、政治不信は独立以来、一貫した傾向(辛うじてパトロール警察がプラス評価)
posted by 藤森信吉 at 13:36| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月21日

ティモシェンコ人気、継続中

 こちらによると、ティモシェンコの支持率は、議会選挙、大統領選挙ともにトップだった。
 キエフ国際社会調査研究所(KMIS)による調査、12月3-12日、ウクライナ全土2040人を対象
・大統領選挙の投票先
ティモシェンコ 18.1%
ポロシェンコ 12.5%
ボイコ 11.9%
ラビノヴィッチ 9.3%
リヤシコ 8.3%
フリツェンコ 7.5%
ヴァカルチューク 6.4%
サドーヴォイ 5.5%
チャヒニボーク 4.4%
サフチェンコ 2.7%
ヤロシ 2.3%

・議会選挙
祖国党 18.3%
野党連合党 12.2%
ポロシェンコ連合党 11.9%
生活のために党 10.4%
ラディカル党 9.8%
自助党 7.6%
国民ポジション党 4.8%
サアカシビリ党 4.1%
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 これは酷い。新しい政治家全く出てきませんねえ…ティモシェンコもボイコもポロシェンコも20年くらいウクライナ政界を徘徊している。その間の疑惑も数知れず。特にボイコ。
posted by 藤森信吉 at 17:10| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月06日

ウクライナ世論の過半、人民共和国切り離しに賛成

 ラズムコフ・センターの調査によると、ウクライナ世論の人民共和国切り離し支持傾向は継続中である。
・ラズムコフセンターによる調査、11月18-23日、2015人を対象。
・ミンスク合意の現在の成果をどう見ているか
 ポジティブ 9.2%、ネガティブ 30.2%、中立的32.6%、何それ16.0% 回答困難12.1%
・ドンバス一時占領地域の法的問題についてウクライナ全土の住民投票が必要だと思うか
 思う 42.3% 思わない 33.2% 回答困難24.4%
・法的ステイタスに関する住民投票か行われた場合
 投票に行く 49.6% 行かない 25.5% 回答困難 24.8%
・一時的占領地域と公式に見なしウクライナ側のコントロールから切り離し 53.6%(投票に行く者における率)、特別ステイタスを付与して地方選を行いウクライナ側のコントロール回復 29.6%
態度未定 16.8%
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 世論も政府も(政府の世論誘導の面が強いが)ミンスク合意の実現に関心なし。
ラベル:人民共和国
posted by 藤森信吉 at 00:08| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

ロシア世論、トランプ当選を大歓迎

 Levadaセンターの世論調査によると、ロシア世論はトランプに好感を持っている。
2016年11月18-21日、1600人を対象。
・どの候補者が当選することがロシアにとって良いか
 トランプ 60%、クリントン 5% 回答困難 36%
・なぜ良いと思うのか
 ロシアとの友好関係改善 60%(内、トランプ支持者は63%、クリントン支持者は22%)、世界的な問題に新しい見地を持っている 32%、他国に干渉しない 21%、経験豊かで予測可能性がある政策 12%、プロフェッショナリズム9%
・対米関係はどうなるか
 大いに改善 10%、僅かに改善44%、変化なし 27%、僅かに悪化2%、大いに悪化1% 回答困難17%
・現在の対米関係をどう評価するか
 非常に良好 2%、基本的に良好 26%、基本的に悪い 40%、非常に悪い16%、回答困難16%



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先走り過ぎ。

posted by 藤森信吉 at 14:55| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

プーチン支持率、過去最高に接近

 ロシアの世論調査機関LEVADAセンターの11月の調査によると、プーチン大統領の支持率は86%に達した。
 2016年11月18-21日、ロシア全土1600人を対象
・プーチンの活動を支持するか
支持する 86%(前月から2ポイントアップ)、支持しない 14%(1ポイントダウン)、回答なし1%
 過去最高値は2015年6月の89%。

posted by 藤森信吉 at 20:28| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

ウクライナ世論、トランプ政権に悲観的

こちらによると、ウクライナ世論はトランプ新政権による対米関係悪化を予想している。
 世論調査機関Reitingによる調査、11月18-20日、ウクライナ全土1200名の対面調査。
・どちらの候補に親近感を感じるか
 クリントン 39%、トランプ 9%、どちらにも感じない 42%、回答困難11%
・トランプ勝利後のウクライナ・アメリカ関係はどうなるか
 変わらない 42%、よくなる 7%、悪化する 24%、回答困難27%
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例によって地域差があるが、どの地域でもヒラリー>トランプ、関係は悪化する、は共通。
追記)ロシア世論はトランプ大好き
posted by 藤森信吉 at 00:22| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

ロシア世論、人民共和国にシンパシー

 ロシアの世論調査機関FOMによる調査結果を紹介。
 2016年10月30日、ランダムによる電話聞き取り調査、1000人を対象。
・ミンスク合意(2015/02/12)は履行されていると思うか。
 履行されていない 77%  履行されている 6% 回答困難 17%
・履行の障害は?
 ウクライナ政権の立場 41%、ロシアに敵対的な欧米 9%、交渉関係国の政治的利害 5%、交戦当事者が履行する気がない 4%
・今後の展開は
 変わらない 48%、戦闘激化 36%、停戦に向かう 8%
・DNR、LNR政権がどの程度和平に努力しているか
 十分にがんばっている 41%、和平に努力しているが不十分 24%、努力していない 15%、回答困難 20%
・ウクライナ政権は?
 和平に努力していない 76%、努力しているが不十分 13%、十分にがんばっている 3%、回答困難 8%
・ロシア政府は?
 十分にがんばっている 67%、努力しているが不十分 20%、努力していない 3%、回答困難 9%
・ロシア政府の人民共和国への政治的支援は過去半年間に変化したか
 支援は変化なし 45%、支援強化 21% 支援減 7%、支援なし 3%、回答困難24%
・ロシアは人民共和国政権および軍事編成に支援すべきか
 支援すべき 68%、しなくてよい 20%、回答困難12%

posted by 藤森信吉 at 12:52| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする