2017年09月25日

モルドヴァ首相国連演説「ロシア軍は出ていけ」

 こちらによると、フィリプ・モルドヴァ首相は22日、国連総会でロシア軍の撤退を求める演説を行った。
 その中で、フィリプ首相は、モルドヴァからの外国軍撤退問題を国連総会の議案に載せるよう支援を求めた。
「国際法およびモルドヴァ憲法に反しロシア連邦とその部隊はモルドヴゥ領から撤退していない、沿ドニエストルにおけるロシア部隊がチアスポリ分離主義の部隊を交えて行っている軍事演習は、モルドヴァ安全保障の脅威であり、紛争に対する中立原則に反している。ロシア軍作戦集団のモルトヴァからの完全かつ無条件撤退を求める」と首相は述べた。
 沿ドニエストル紛争については「エスニックあるいは宗教によるものではなく、外国部隊の駐留によって扇動されたものである」として、モルドヴァの主権・領土保全遵守と左岸への特別ステイタスの付与を伴う5+2交渉枠内での解決を主張した。

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 全文をただいま捜索中。ドドン大統領では、「ロシア軍出ていけ」演説はできませんな。
ラベル:モルドヴァ
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2017年09月22日

ドドン、ニューヨークに行けず

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領の国連総会出席は、内閣によって阻止された。
 チェバン大統領報道官によると、モルドヴァ内閣は大統領の国連総会出席を実現させず、大統領の代わりにフィリプ首相が代表として派遣された。目的は、親欧米連合の支持率アップのために反ロシア的な演説を実現させることである。8月に、親西側モルドヴゥ内閣は、国連に対し、総会で沿ドニエストルからのロシア軍撤退を議事日程に載せるよう要請していた。
 ドドン大統領は、「内閣は民主党の意向を反映しており、モルドヴァ世論の大多数の意向を反映していない。世論はロシアとの平和・戦略的関係に賛成しており、地政学的戦いに参加することを望んでいない。祖国の利益にそった東西との互恵関係に基づく発展を願っている」と述べていた。

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 かわうそ君大統領に黙ってハワイニューヨークに行ったかっぱ君首相は永遠に恨まれることでしょう。
ラベル:モルドヴァ
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2017年09月17日

【朗報】ロシアから年金送金

こちらによると、ロシアから年金が入金された。
 クラスノセリスキー沿ドニエストル大統領は、ロシアの財政支援が沿ドニエストル中央銀行に入金され、事前年金の支払いが来週中にも開始される、まずは三か月分(7,8,9)が支給される。ロシアからの送金遅れは官僚的手続きによるものである、と大統領は述べた。
 また、遅配については、財相は、地方自治体予算は、債務を全て解消したが、支払いについては段階的に行い、現在、8月分の給与が支払われている、と述べた。

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遅配が解決されているようだが、まさか、ロシアからの送金(半年毎に一括送金)を転用していないだろうか?
 因みに2017年上半期の慈善年金支給額は150沿ドニエストル・ルーブリだったが、6月に通貨切り下げがあったので、下半期の支給額はいくらになるのだろうか。
 
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2017年09月12日

モルドヴァ部隊の海外演習参加で大統領・首相が対立

こちらによると、ドドン大統領は、大統領の許可なしに海外の軍事演習に参加することを禁ずる大統領令を発出した。
 大統領令の署名後に、モルドヴァ国軍部隊がウクライナ・リヴィウ州における国際機軍事演習に派遣されたことについて、「モルドヴァ史上初、政府が国軍最高司令官である大統領の命令に反して軍に指令を発した」とドドン大統領は政府を非難した。大統領によると、憲法87条、国防法25条および29条、および今般の大統領令は事前に大統領の書面による許可がない場合には、海外の軍事演習には参加できないことを規定している。
 ドドン氏は、モルドヴァは中立国であるが、「我々の部隊が内戦中の国におけるNATO演習に参加している。残念ながら、統一主義者や反国家指導者が国防省内にいるようだ」として、国防次官ガルボルの解任を首相に求め、「諸君らはモルドヴァに信任を誓ったのであり、フィリップやプラハトニュークに対してではない」として、モルドヴァ民主党に非難の矛先を向けた。
 フィリップ首相は記者からの質問に対し「法によれば政府は軍の能力を向上させる必要がある。様々な軍事演習に参加しないことで軍が弱体化し、誰かの利益につながることは許されない」と述べた。
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 2018年のモルドヴァ議会選挙ではドドン一派が大勝する可能性が高いので、プラハトニューク系のメディアは今から、ドドンの不倫問題とか金銭関係を調べるべきかとw(ガセも含めて)。
ラベル:モルドヴァ
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2017年09月07日

沿ドニエストル、国連オブザーバー加盟を画策

 こちらによると、クラスノセリスキー・沿ドニエストル大統領は、国際連合総会オブザーバー資格を求める意向を示した。
 最高会議秋季日程の開会にあたり、クラスノセリスキー氏は演説を行い「イーゴル・ドドンはウクライナ・モルドヴァ共同通関ポストを支持し、モルドヴァ憲法裁は我々の領土を占領地とみなし、ロシア部隊を占領軍としている。ついにはモルドヴァはこの問題を国連総会に提起しようとしている。91-92年を除けば、今日は共和国史上、最も困難な時期である」と述べた。また、最高会議議員に対し、国連において、交渉過程のブロックを非難し、沿ドニエストルがパレスチナのように、国際組織としてオブザーバー資格を求める提案への支援を求めた。

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2017年09月03日

ドドン「国民は『モルドヴァ語』を尊重しよう」

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領は8月31日「我らの言語(Limba noastră)」祝日において、「歴史的なモルドヴァ語を尊重しよう」とfacebook上に記した。
 ドドン大統領は、シュテファン・チェルマーレ像に献花し、「この祝日は我らの歴史的言語、すなわちシュテファンも話していたモルドヴァ語に因むものである。憲法に明記され、皆が憲法を尊重しているのだから、我らの言語も尊重しなければならない。モルドヴァ語は我々の偉大な歴史の一部であるからだ」と記した。議会議長、首相も献花したが、コメントは残さなかった。
 1989年8月31日、モルドヴァ最高会議はラテン文字表記のモルドヴァ語をモルドヴァ社会主義ソビエト共和国の国家語と議決したが、学界でも授業においてもルーマニア語とされており、一部の政治家が「モルドヴァ語」と主張しているだけである。
 2013年12月には憲法裁が、「ルーマニア語」表記は合法である、としていた。他方、左派政党やドドン大統領は憲法裁の決定は政治的であり、承認できない、としている。
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「キリル文字表記のルーマニア語」=モルドヴァ語とすると、もはやモルドヴァ語人口は沿ドニエストルに数千人を残すのみということになりますが。
ラベル:モルドヴァ
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2017年08月30日

沿ドニエストル、出稼ぎ送金が回復

 こちらによると沿ドニエストルへの送金額が急増している。
 沿ドニエストル銀行のデータによると、自然人の沿ドニエストルへの電信送金額(銀行口座を非経由)はドル換算で703万ドルに達した。これは6月比で70万ドル、前年同期比で440万ドル増である。490万ドルはロシアからで、次いでイスラエル(35万)、アメリカ、トルコ、モルドヴァ、イタリア、ドイツ、ウクライナ、イギリス、UAEと続く。
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 6月に沿ドニエストル・ルーブルを切り下げたので、出稼ぎはますます盛んに。
posted by 藤森信吉 at 13:29| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月27日

沿ドニエストル大統領「国家承認を国連に提案すべき」

 ロシア議会新聞のインタビュー記事において、「ロシアは国連で沿ドニエストル承認問題を提起すべきだ」と述べた。
Q 22日にモルドヴァが、ロシア平和維持軍の撤退に関して提起を行ったが、何故モルドヴァ側はこのような行動をとったのだろうか
「平和維持軍は、92年7月21日にロシアとモルドヴァ大統領が調印し、沿ドニエストル大統領も同席した。また、モルドヴァ警察と沿ドニエストル部隊とロシア平和維持部隊からなっている。25年間、条約の正統性に疑問は呈されなかったし、平和維持のフォーマットも効果的に作用してきた。モルドヴァの立場は誠に奇妙である。

Q 紛争が起こる現実性は?
「ロシア平和維持軍がなければ侵略の抑止力はなくなり、紛争が再開される危険性は非常に高くなる」

Q 国連総会で正統性を訴える可能性は?
 「国連は承認国のみである。9月2日に独立27周年を迎え、我々は共和国の自立性を証明しており、あらゆる機会に自らの立場を示してきた。国連で我々の立場を説明できれば、国際社会の見解も変わるであろう。そのためにはロシアの立場が重要であり、国連においてロシアは事実上、沿ドニエストルの立場を代表している。モルドヴァが国連でロシア平和維持部隊の撤収問題を提起するのであれば、沿ドニエストルの承認を国連で求めるべきである」
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行間からロシアに対する苛立ちが伝わってくる。未承認国家がパトロンに頼っている以上、パトロンによって殺されることも起こりうる訳だ。
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2017年08月25日

モルドヴァ、国連でロシア軍平和維持部隊問題を提起

 こちらによると、モルドヴァ国連代表部は、第72回国連総会の議案に沿ドニエストルからのロシア平和維持部隊撤退問題を含めるよう提案した。
 それによると、ロシア部隊の存在は「国際社会の持続と安全の脅威となる」としている。「無条件で秩序だって完全に外国の軍事力がモルドヴァ領から撤収するよう」国連が支持し、プロセス完遂を見守るよう要請している。国連大使は、1999年のOSCE宣言「ロシアがモルドヴァ領から2002年末までにロシア軍を撤収させるとのコミットメントを歓迎する」を引用し、これまで関係国は、様々なフォーマットでこの問題を解決しようと努力してきたが失敗した、しかし、どの国も合意なしに他国領に軍事力を展開してはならないという国際法の侵害を許してはいない、と述べた。
ラベル:モルドヴァ
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2017年08月21日

モルドヴァ人の海外旅行者数、激増

 こちらによると、モルドヴァ人の海外旅行者数は前年同期比31.5%増を記録した。
 旅行代理店で予約した旅行者について国家統計局がデータを発表した。上半期の旅行者数は8万5千人であり、前年同期比で31.5%増であった。最も人気がある観光地はトルコで32.6%、次いでブルガリア(20.4%)、ルーマニア(18.4%)、ギリシャ(9.8%)、エジプト(3.9%)、ウクライナ(3.3%)、イタリア(1.5%)、チェコ(1.4%)、UAE(0.7%)となっている。
 他方、同期間中にモルドヴァで6700人(16.7%増)の外国人が余暇を過ごした。内訳はルーマニア国籍人14.2%、ロシア国籍人10.3%、オーストリア国籍人7.9%、ポーランド、ウクライナ、ギリシャ、ドイツ、アメリカ、イギリス、と続く。
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モルドヴァの場合、観光なのか出稼ぎなのか判別が難しいので、旅行代理店のデータを使ったのだろう。文面からすると、ツアー客の統計か。ブルガリア、ルーマニアは当然として、トルコやギリシャもバスかな。
ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 12:21| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする