2019年05月17日

沿ドニエストルの輸出、急落

 こちらによると、沿ドニエストルの1-4月期貿易輸出額は前年同期比でマイナス13%となった。
 2019年1-4月の貿易輸出額は2億110万ドル(前年同期比マイナス13%)、輸入額は4億710万ドルで貿易赤字は2億600万ドルにかくだいした。主要輸出品は金属製品であるが、6230万ドルでシェアは49%から31%に低下、次いで食品(およぞ原材料)で1280万ドル増の5250万ドル、エネルギーは3610万ドルだった。輸入品構成比は天然ガスが45%、金属製品(主として屑鉄)、食品および原材料、と続く。
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2019年05月07日

MGRES、発電量低下

 こちらによると、モルドヴァ地区発電所(MGRES)の2019年Q1発電量は前年同期比マイナス14%だった。
 MGRESは2019年第一四半期に8億6270万kWhを発電、前年同期比マイナス14%、稼働率は18.37%から15.86%へ低下した。これは外気温の上昇によるもの、と説明している。昨年同様、燃料は99.9%が天然ガスで0.1%が重油、石炭はゼロだった。
 最新の契約によると、2020年3月末までMGRESはモルドヴァの電力輸入の85%を供給し、価格は52.4ドル/MWh である。

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2019年04月23日

沿ドニエストル、国際社会に呼称変更を求める

 こちらによると、沿ドニエストル大統領は「トランスニストリア」呼称からの変更を国際社会に呼び掛けた。
 クラスノセリスキー大統領は、首相との実務協議の中で、西側で言われる「トランスニストリア"Транснистрия" 」はファシスト・ルーマニア占領期の「管区」名を惹起させ受け入れられない、沿ドニエストル( Приднестровье)関係でトランスニストリアという単語はモルドヴァ側の用語で第二次大戦中にドニエストル川左岸ルーマニア占領地区を指す用語として生まれた、と指摘した。
 そしてドゥボサールにおける1941年9月のユダヤ人虐殺にも触れ、トランスニストリアはホロコーストのシンボルである、との個人的見解を示した。従って、「西側外交団に含めて、私は沿ドニエストルに対しトランスニストリアという単語を用いらないことを推奨したい、沿ドニエストルは将来的に承認される。外国の方はこの歴史的名称の発音に馴れる必要がある」と述べた。



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 確かにPriが何故 Transになるのか、という気も。
パリクマーヘルスカヤと並んでプリドニストロービエはロシア語初心者に発音が難しい単語。


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2019年04月16日

沿ドニエストルの慈善年金、支給開始

 こちらによると、沿ドニエストルでロシアの慈善年金支給が開始された。
 4か月分、計600沿ドニエストル・ルーブリが、15万人の受給者に支給される。なお、基本年金を既に支給された者は、慈善年金を4月19-20日以降に受け取ることになる。沿ドニエストルにおけるロシアの月毎追加年金は既に10年以上支給されており、半年毎に沿ドニエストルに入金される。5月、6月は、カレンダー通りに支給される。
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「慈善年金」と訳しましたが、直訳すると「ロシアの追加年金」。通称「プーチン年金」。月150沿ドニエストル・ルーブリ=10ドル弱。貧弱な沿ドニエストル年金にこれが追加される。
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2019年04月15日

沿ドニエストル、ロシアの慈善年金の支給開始

 沿ドニエストル大統領府によると、ロシアの慈善年金が沿ドニエストルに送金された。
 2019年上半期分の慈善年金がロシアから入金され、過去4か月分が一度に支給される。5月、6月は計画通りに支給される。「ロシア連邦は沿ドニエストルに住む年金受給者のために資金を提供してくれる。援助に感謝するとともに時宜にかなった支給を行わねばならない」と大統領は述べ、パスハ前の支給を関係機関に命じた。
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 今年はロシアからの入金がエラく遅れましたね。
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2019年04月10日

沿ドニエストルの2018年GDP成長率は3.6%

 こちらによると、2018年の沿ドニエストルのGDPは138億沿ドニエストル・ルーブリで名目成長率は12.5%、実質成長率は3.6%だった。
 GDP構成比率は、31.8%が工業、23.9%が非市場サービス、14.5%が商業、8%強が農業、5%強が通信・輸送だった。
輸出高は30%増の6億9700万ドル、輸入高は23.6%増の12億ドルであり、輸出入高は26%増の19億ドルにたっした。金属輸出が31%増、燃料・エネルギー輸出が12%増、食料輸出が70%増であった。主たる輸出先はモルドヴァ(30%)、ウクライナ(20.4%)、ルーマニア(15.5%)、ポーランド(10.8%)、ロシア(10.3%)、イタリア(4%)であった。また、輸入先は、ロシア(40%)、ウクライナ(23%)、モルドヴァ(10%)の順であった。



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沿ドニエストル経済は、2015、2016は壊滅的、2017年はその反動で大回復、そして2018年は成長鈍化。2019年は果たしてどうなるか、といったところ。しかし、沿ドニエストルの潜在的敵国は、モルドヴァ、ウクライナ、ルーマニアなのだが、いずれも主たる輸出国としてランクイン。
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2019年04月05日

沿ドニエストルのウクライナ国民、無料バスで投票へ

 一週間前の記事だが忘備録として。
こちらによると、沿ドニエストルのウクライナ国籍保有者のウクライナ大統領選挙投票のために無料バスが組織される。各々が定められた場所、キシナウ(ウクライナ大使館)もしくはバルツィ(領事館)で投票を行う。
出発地は以下の通り。
- Бендеры – Кишинев в 8:00 от Государственной администрации города;
-Днестровск – Кишинев в 8:00 от ДК ≪Энергетик≫;
- Слободзея – Кишинев в 8:00 от Государственной администрации района;
- Тирасполь – Кишинев в 11:00 от Республиканского театра драмы и комедии им. Аронецкой;
- Григориополь – Кишинев в 10:00 от Государственной администрации района;
- Дубоссары – Кишинев в 11:00 от Государственной администрации района;
- Каменка – Бельцы в 09:00 от Государственной администрации района;
- Рыбница – Бельцы в 10:00 от Государственной администрации города
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以前に記した話の続き。バスは何台なのか、誰が金を出したのか等々気になるところ多数。私見、ウクライナの選挙は、有権者に可能な限り投票の機会を与える(移動式投票箱とか、老人や身障者を隣人が連れてくる)ことを由とするので、動員と結びついても、肯定的な行為なのだろう。沿ドニエストル住民は誰に入れたんだろうねえ。ポロシェンコはオデッサ出身。
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2019年04月02日

モルドヴァで年金支給額引上げ

 こちらによると、4月1日からモルドヴァで年金のインデクゼーションが行われる。
 69万人の受給者を対象にして、平均5.3%引き開けられる。国家社会保険窓口のデータによると、毎月の総支給額は6590万レイ増の13億400万レイ(7670万ドル)で最低年金支給額は1025から1079.33レイに、障碍者最低年金支給額は539.67レイから809.50レイに引き上げられる。
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 現在のレートで最低年金額は62ドル。
ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 14:58| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストルはパレスチナの夢を見るか

 沿ドニエストル大統領は国連に特別ステイタス付与を求める運動を強化していることを明らかにした。
 クラスノセリスキー大統領は、パレスチナを例に挙げ「パレスチナと沿ドニエストルは私見では比較にならない。我々は民主主義、統治、経済の発展度合いでははるか先を行っているがパレスチナのようなステイタスはない。したがって、国連に特別な立場を求めている訳だ。我々のマナコフ代表が3月に国連世界人権会議第40回大会に参加したのは偶然ではない。マナコフはジュネーブで沿ドニエストルにおける人権遵守の報告を行った。沿ドニエストル人は存在し、沿ドニエストルは民主主義国で全機関が人権を遵守している」と強調した。また、モスクワについでキエフ、ブリュッセルにも代表事務所を開設する計画を示した。
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以前は「チェコスロヴァキアの文明的離婚」に喩えていたが次はパレスチナときましたか。ゴラン高原の方がぴったりくるような気が。
沿ドニエストルは実は民主主義が機能していて、過去2回の大統領選挙では何れも現職が敗退。人権はシェリフry
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2019年03月30日

沿ドニエストルの世論調査

 こちらに沿ドニエストルにおける世論調査結果が掲載されているので簡単に紹介。
・調査期間2018年10月30日-11月13日、the Black Sea Trust for Regional Cooperation支援、モルドヴァの世論調査・マーケティング会社CBS-AXAが実施、18歳以上、499名を対象、回答者の家でインタビュー形式で聴取。
・自らのアイデンティティー
沿ドニエストル人 35.7%、ロシア人35.7%、モルドヴァ人14%、ウクライナ人7.4%、ブルガリア人2.4%
・「沿ドニエストルはロシアに統合される方が良い」37.1%、「独立承認を得る」22.6%、「モルドヴァに編入」5.2%
・沿ドニエストルにとっての脅威は
ウクライナ41.9%、アメリカ15.6%、モルドヴァ13.2%、ルーマニア7%。
・ロシアは経済的政治的に最良のパートナー国92.2%
・モルドヴァ側との協力における障害
 政治76%、言語面での障壁43.1%、法律の違い42.5%、アイデンティティー・歴史認識の違い35.1%
・主たる価値観
 インターナショナリズム47.7%、ミール46%、ルースキー・ミール30.1%、法の支配26.9%、正教26.5%
・あなたや家族が直面する問題
年金・給与額の低さ48.1%、インフレ37.7%、失業35.5%、道路の悪さ25.1%、医療サービス水準の低さ22.0%、沿ドニエストルの国際的未承認19%
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ドニエストル川両岸で価値観は違っているが、抱える社会的問題は全く同じ、とのこと。

posted by 藤森信吉 at 19:00| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする