2017年11月13日

ドドン、モスクワのカンテミール像除幕式に出席

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領はモスクワのディミトリエ・カンテミール像除幕式に出席した。
 モスクワのツァリツィノ公園を訪問したドドン大統領は、モスクワ当局に謝辞を述べると同時に「カンテミールはモルドヴァとロシアを合同した歴史的な偉人であり、彼は自らの生涯を我々の共通の敵から人民を守るために捧げた。これが無駄でなく、モルドヴァ・ロシア関係が今後も発展・続くであろう」と記した。



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 今日の我々共通の敵=NATO、EU といったところでしょうか。この手のイベントには実に身軽なドドン。
ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 15:59| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

沿ドニエストル中銀、また通貨切り下げ

 こちらによると、沿ドニエストル国立銀行は、公式為替レートを15沿ドニエストル・ルーブリ/$から15.5ルーブリ/$へ切り下げた。
 6月16日に 11.3から15へ切り下げたのに続き二度目だが、 メリニク副総裁は、年度末までに新たなレート変更はない、と述べた。レート切り下げの理由として、食品需要の激増と、季節的な外貨不足を挙げた。特に鉄鋼やセメントといった沿ドニエストルの建設資材は暖かい季節に売られるもので、冬季には輸出が落ちる。商銀では、売 16.35ルーブリ/ドル 買 16.25ルーブリ/ドルのレートを付けている。


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2017年11月10日

ドドン、EUに自主的貿易特恵(ATP)制度への回帰を提案

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領はセシリア・マルムストロム通商担当欧州委員と会談し、ATP制度への回帰を提案した。
 ドドン大統領はfacebook上で「モルドヴァの対EU貿易について考えを述べた。EUは重要な貿易パートナーである。いくつかの商品について、自由貿易を見直し、自主的貿易特恵制度、すなわちEUとの非対称貿易に戻るべきではないかと述べた。農業部門については70%はロシア連邦・CIS諸国に輸出されており、EU向け展望は非常に低レベルである。同時にEU市場への輸出割り当て増も要請した。また、沿ドニエストル地域の対EU貿易の2018年における保護についてもお願いした」と記した。
ラベル:モルドヴァ
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2017年11月09日

ドドン、支持率を僅かに下げる

 こちらに、国際共和協会(IRI)のモルドヴァ世論調査結果が掲載さているので簡単に紹介。
 2017年9月23日-10月17日、1514人。
カッコ内は3月の調査結果。
・議会選挙での投票先
 社会党34%(36%)、行動と連帯党23%(29%)、民主党9%、共産党4%、尊厳と真実党4%、我々の党2%(6%)、ヨーロッパ人民党2%、自由党1%
・大統領の仕事ぶりを
 強く支持26%(31%)、どちらかというと支持22%(23%)、不明4%(2%)
 どちらかというと不支持14%(15%)、強く不支持33%(29%)
・フィリプ内閣の仕事ぶりを
 強く支持7%(6%)、どちらかというと支持29%(22%)、不明9%(7%)
 どちらかというと不支持20%(26%)、強く不支持35%(39%)
・モルトヴァが加盟すべき経済同盟を一つ選ぶとすれば
 EU49%(42%)、ユーラシア関税同盟38%(43%)
・モルドヴァのNATO加盟を問う国民投票が行われ打場合
 賛成22%(27%)、反対43%(45%)、不参加22%(18%)、回答なし13%(10%)
・沿ドニエストルの将来について
 普通のモルドヴァの一地域70%(60%)、モルドヴァ内で自治権15%(23%)、ロシア連邦の一部3%(4%)、独立7%(9%)
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ドドンおよび社会党の支持率が最も高い、という状況に変化はないようで。
ドドンは、NATO加盟絶対反対、EU加盟反対、沿ドニエストルに自治権付与しての連邦制、という政策を主張しているが、世論の裏付けがあるのはNATO加盟反対だけ。残りのEU加盟反対、モルドヴァ連邦制は、クレムリンのお達し神の声でも聴いたんでしょうか。
ラベル:モルドヴァ
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2017年11月06日

モルドヴァ・沿ドニエストル、橋の交通再開で合意

 こちらによると、モルドヴァと沿ドニエストルはドニエストル川の橋の交通再開に関する議定書に調印した。
 11月3日、キシナウのOSCE事務所に於いて、モルドヴァと沿ドニエストルは、グラ・ブクルイとブチオク間の橋の再開に関する議定書に署名した。M14道路の橋は軍事衝突中の1992年に爆破され、2000年代初めに再建されたが、両岸の意見の不一致で交通が再開されることはなかった。11月20日に25年ぶりに自動車の交通が再開されることになる。議定書は、両者が軍事的目的に橋を用いらないことを課している。
 スカンラン在モルドヴァ・OSCE代表(米国務省)は「歴史的な出来事であり、多くの問題の合意への第一歩である。橋は接続要素として重要であり、またヨーロッパの交通路の一部でもある」と称した。
 ベラン・モルドヴァ副首相は「橋は2000年にヨーロッパのパートナーの財政支援で再建されたが、利用されていなかった。安全保障地帯にあるため平和維持軍の駐留所が両岸にあり任務を続けているので、合同委員会代表と費用の問題等で合意しなければならない。技術的な調整を経て11月20日にトラックや乗用車や住民の移動が開始される。オデッサ・キシナウ間の交通が期待される」と述べた。
posted by 藤森信吉 at 12:53| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

沿ドニエストルの給料未払い、昨年より悪化

こちらによると沿ドニエストルの上9か月の遅配額は前年同期比10%増だった。
 沿ドニエストルの統計によると、9月のみで未払い給与額は380万沿ドニエストル・ルーブリ、債権者は2111人で、上9か月では3478万沿ドニエストル・ルーブリ(230万ドル)となった。最大の未払い部門は工業で1768万沿ドニエストル・ルーブリ、次いで建設905万、農業376万と続く。
 沿ドニエストルには8万7700人の労働可能人口がおり、9月の平均月給額は3991沿ドニエストル・ルーブリ(266ドル)で一年前より74ドル安い。給料が高い部門は、通信 10200ルーブリ、保険会社7900ルーブリ、銀行7000となっている。安い部門は地質・気象で2000ルーブリとなっている。
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 ドル換算で74ドルも下がっているのは、アベノミクス沿ドニエストル・ルーブリ切り下げによるもの。工業生産や輸出では沿ドニエストル経済は底打ち感があるが、給与で見るとまだまだ沈下中のようだ。
posted by 藤森信吉 at 17:37| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

沿ドニエストル共産党議員、暗殺未遂?

 こちらによると、沿ドニエストル共産党党首に対する暗殺未遂事件があった。
 暗殺の警告は、ロシア連邦のハイレベル情報源からもたらされ、ロシア治安当局のチャンネルを通じて暗殺の企ては中止された。本情報はロシア下院のトップに広まっており、この問題が近日中にロシア連邦指導部の間で協議されることになる。
 暗殺の企ては、、オレグ・ホルジャン・沿ドニエストル共産党党首が、沿ドニエストル最高会議議員の中で唯一、バルカーヌィにおける少女の交通死亡事故を追及していることと関連している。また、10月7日にドドン大統領と会談したことに対するホルジャン氏への予期せぬメディア攻撃から既に一週間が経過している。
 また17日、ホルジャン氏はドドン・モルドヴァ大統領と会談をもった。会談では、ソチにおいてプーチン大統領との会談が行われたことを伝え、沿ドニエストルの代表との対話の発展の必要性が強調された。ホルジャン議員は、ドドン大統領が沿ドニエストルの窮状をプーチン大統領に伝えたことに感謝の意を表し、今後も会談を続けることに賛意を述べた。



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 ドドン大統領が再統合に向けた意見交換で沿ドニエストル側社会団体の代表として沿ドニエストルの泡沫政党と会っているのは興味深い。なお、文中にある交通事故とは、シェリフ社副社長だかのレクサスが少女を撥ねたとされる事件。沿ドニエストル側では、運転手の情報は伏して報道されているが、下手人がシェリフではないか、とSNSを通じて拡散しているところだ。モルドヴァ・メディアは大々的に取り上げている。
posted by 藤森信吉 at 20:44| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

モルドヴァ、沿ドニエストルに小選挙区を設定

 こちらによると、モルドヴァは左岸に一小選挙区を設定した。
 13日の選挙区割当国家委員会の決定によると、モルドヴァ領は46小選挙区が設定され、沿ドニエストルに1、在外に4が割り当てられる。チョカン委員長は、統計的な計算により、モルドヴァ支配領(沿ドニエストル除)には最低でも46選挙区が設定されなければならない、とした。ガガウスには2選挙区が設定される。ガガウス自治共和国には有権者13.3万人がおり、一議席あたり6.5万となる。タラクリア(ブルガリア人が多数を占める)にも1設定されるが、1議席あたりの有権者は3.5万人となる。ガガウス議会議長は、3議席を要求しており、社会党の支持を受けている。
 以前、社会党は自らの混合制案において、沿ドニエストルと在外に25議席を割り当てていた。
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 ガガウスや沿ドニエストルは「親ロ的」な地域なので、社会党は可能な限り多くの選挙区を設定したい、ということ。在外4とあるが、ロシア2、ヨーロッパ1、北米1、イスラエル1 という感じか?
posted by 藤森信吉 at 13:23| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月12日

ドドン、ソチでプーチンと会談

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領はプーチン大統領とソチにおいて会談を行った。
 席上、ドドン大統領は、モルドヴァ製品の対ロ輸出の伸びおよびロシアにおけるモルドヴゥ不法出稼ぎ労働者に対する恩赦に感謝を述べた。 また、ドドン大統領は、両国の協力関係拡大とユーラシア経済同盟のオブザーバー資格取得への期待を表明した。
 沿ドニエストル問題の解決については、ロシアからの支持を想定しており、また現行のロシア平和維持部隊が加わった平和維持活動を肯定的に評価している、とドドン大統領は述べた。
 「西側諸国に操られているモルドヴァ政府および議会多数派は全勢力で以て二国関係を分断しようとしている。私はモルドヴァ政府におけるいかなる反ロシア的発露も非難する」として、ロシア製ニュースの放送禁止法といった反ロシア的法律については一つたりとも署名しない、と力説した。
 「モルドヴァ・ロシア関係は、障害にも関わらずより強固になる」と大統領は会談を結んだ。

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すごいな〜このよいしょぶり。しかし西側を批判するのはどうかねえ。小国としては、あらゆるパトロンに尻尾を振るのが正しいと思うのだが。
posted by 藤森信吉 at 18:51| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

モルドヴァのカフェ・チェーン、ロシア市場に参入

 こちらによると、モルドヴァのカフェチェーンTucano Coffee が9月24日、サンクト・ペテルブルクに一号店をオープンした。
 投資額は12万ユーロで、平均客単価6ユーロ、回収期間2-3年を見込んでいる。10月にはバルナウル(ロシア)、ビシケク(クルグズ)にもオープン予定である。「ビシケクには多くの外人がおり、欧米風トレンドが流行している。市場は開放されているが競争は大きくない。サンクトはクールな街だが競争は激しい」とルスラン・コジョカル・Tucano Coffee社主は述べている。Tucano Coffee はモルドヴァ、ルーマニアだけでなく、UAEにも出店しており、2020年までに世界に300店舗を開く計画を持っている。



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サンクト店の住所はул. Кирочная, 8А とのこと。
コーヒーの味は文明度に比例する、というのが私の持論。КОФЕ ХАУЗとか、ぶっちゃけ微妙だよね。
posted by 藤森信吉 at 17:53| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする