2018年10月14日

ビットコイン・ビジネスに邁進する沿ドニエストル

こちらによると、沿ドニエストルでは独自のビットコインが計画されている。
 チアスポリで開かれた第四回国際投資経済フォーラムにおいて、チェルニケヴィッチ「テフノパルク」社長は、「目下、わが社はルィヴニッツァ、ベンデル、チアスポリにおいて7つのビットコイン・ファームを稼働させている。投資家は外国・および自由経済圏の7社と地元資本2社である。32の就職口がつくられた。3.7MW/時を消費している」と述べた。沿ドニエストルは、投資を呼び込むため、2017年半ばおよび2018年初めに「情報・ブロックチェーン技術促進法」が採択されていた。
 専門家は、ブロックチェーン技術部門における計画を実現するには、さらなる財政支援が必要である、としている。また、フォーラム参加者は、デジタル分野に関する沿ドニエストルの利点は、安い電力、各種税控除である、と指摘した。また、独自のビットコイン導入については、将来的だけでなくシステム上のリスクについても継続的に検討すべきだ、とした。
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 マイニングPCの消費電力を370Wとすると、1万台が稼働中か。因みに、安い電力は、ロシアの負担。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52635
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2018年10月03日

沿ドニエストルの出稼ぎ送金額、前年比25%増

 こちらによると、8月の自然人の送金額は昨年同期比12.2%増となった。沿ドニエストルの銀行経由で800万ドル以上を送金した。上8か月で沿ドニエストルへの送金額は6000万ドルを超え、これは2017年同期比で25%以上の増加となった。
 8月の送金額の2/3以上はロシアからであり、次いでイスラエル(6.5%)、アメリカ(4.1%)と続く。イタリア、ドイツ、トルコ、ウクライナ、ポーランド、イギリス、キプロスも送金元として順位に名を連ねている。
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 モルドヴァの上8か月の送金額は前年同期比12%増なので、それ以上の増加。沿ドニエストル住民の出稼ぎ先がロシアに特化しているということか?
posted by 藤森信吉 at 14:08| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

モルドヴァの出稼ぎ送金額、前年比12%増

 こちらによると、2018年上8か月のモルドヴァへの送金額は8億5800万ドルで前年同期比12.4%増だった。
 モルドヴァ国立銀行のデータによると、2018年8月の送金額は1億1650万ドルで前年比4%マイナス、8546万ドルは国際送金システムで送金された。額の46.2%はユーロ(7.4ポイント増)およびドル(4.7ポイント減)、ルーブリは7.6%(マイナス2.7ポイント)で送金された。
 EUからの送金が29.2%、CIS諸国からが31%だった。国別では、ロシアがトップで2880万ドル(27.7%)、前年8月比8.3ポイント減だった。イスラエル、イタリア、アメリカ、ドイツ、英国、フランス、と続く。
 2017年度の送金総額は12億ドルで2016年比11.2%増だった。過去最高は2008年の16億6000万ドルだった。
ラベル:モルドヴァ
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2018年09月26日

沿ドニエストル、「プーチン年金」滞る

 こちらによると、沿ドニエストルでロシアの慈善年金の支給が滞っている。社会保護・労働担当相によると、「パン追加年金」あるいは「プーチン年金」と称される年金は6月に支給されたのを最後に行われていない。省へは連日、「年金の支給はいつか」という数百もの電話がある。「ロシアへは請願を出しており、入金を持っているところだ」と同相は述べている。ロシアは今年度の最初の送金を4月に行い、住民は最初の4か月分として150ルーブリ(9ドル)/月を受け取った。
 ロシアの慈善年金はプーチンが首相時代の2008年から財政支援として行われており毎月、14万人以上が受給されている。
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2018年09月12日

モルドヴァ、デフレ

 こちらによると、8月のモルドヴァのCPIは前月比0.2%減だった。年始からの物価上昇率は0.6%で、直近12カ月の物価上昇率は3.2%だった。これは国立銀行の物価上昇幅5%±1.5% から外れている。
 デフレは、フルーツの季節価格の低下およびサービス価格の低下によるものである。
 統計専門家によると、この一か月、フルーツは6.2%定価し、特にブドウが29.8%安、リンゴ15.4%安、スモモ15%安、同様に野菜もニンジン20.3%安、ビーツ17.6%安、トマト17.3%安、ナス15.6%安だった。一方、キュウリは22.6%高、ズッキーニ19.1%高、キャベツ17.3%高、タマネギ13%高、タマゴ4%高だった。
 サービス料金は、高等教育機関費が1.2%高、航空チケット1%高、海外旅行費は10.4%安、アパート借1.7%安、ホテル宿泊代1.2%安だった。
 2017年8月にもモルドヴァは同様に0.4%のデフレを記録しており、2017根君度のインフレは7.3%だった。国立銀行による2018年の予測インフレ率は4%だったが、3度にわたり修正され、3.2%まで低下している。
ラベル:モルドヴァ
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2018年09月03日

沿ドニエストルに中立ナンバー登録所が開設

 こちらによると、沿ドニエストルに、中立自動車ナンバーを申請・取得できる登録所が開設された。
 9月1日、ドニエストル左岸に自動車登録のテストポイントが始動し、運転手は中立デザインの自動車ナンバーをチリスポリ、ルィブニッツァで受け取ることが可能となる。開設式には、OSCEモルドバ代表部、モルドヴァ政府首脳および沿ドニエストル首脳が出席した。
 登録所の解説は、沿ドニエストルから国際道路への通行を可能とするメカニズムを創設するための2018年4月24日合意の実現であり、カラカシ・OSCEモルドバ代表部代表代行は「これらの合意は和平プロレスの最終段階への到達を可能とする」と述べた。
 これまで、沿ドニエストル・ナンバーの自動車は、ウクライナおよびロシアのみ通行可能であった。「自動車ナンバー合意」は、2017年末にモルドヴァ・沿ドニエストル間がで調印された8項目のうちの5項目にあたる。





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2018年08月26日

リンゴ大豊作

 こちらによるとモルドヴァ産リンゴの収穫量が過去10年で最大となる予測が出ている。
 フルーツ生産輸出団体Moldova Fructの予測によると、50.5万トンのリンゴが収穫予定で過去10年間で最大となる。昨年、モルドヴァは1万トンをEU諸国へ輸出したが今年度は余剰が出る。ロシア市場は、ルーブリ減価により購買力が落ちており、他方でロシアも豊作で輸出が抑制される。
 EU諸国は今年度、1200万トンの収穫が予測されており、過去3年間平均比13%増である。ロシアは2017年比20万トン増、ウクライナおよびルーマニアは10万トン増である。たほうで、中国は約28%減である。
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 余剰リンゴがアジア市場に流れ込む→日本のリンゴ輸出不振→東北のリンゴ農家の没落→(少子化なので売る娘はいない)→若手将校の決起
まで予想しました。 
 何度も言うが、モルドヴァのリンゴは非常においしい。巨大化してただ甘いだけになった日本産より確実にうまい。
ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 16:29| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

【朗報】沿ドニエストル車も国際道路を通行できる

 こちらによると、9月1日から中立ナンバーを付けた沿ドニエストル車はチェックポイントを通過できることになる。
 駐チアスポリ・OSCE代表団オフィスで、沿ドニエストルおよびモルドヴァの代表が協議を行い、9月1日から、チアスポリおよびリィブニッツァの輸送車両登録所において、沿ドニエストルの登録車に対するテストを開始することで合意した。
 国際道路を通行するための沿ドニエストル車の再登録はルドヴァ側の要員が勤務する両登録所で行われる。沿ドニエストルのシンボル付ナンバー車は、モルドヴァ領に行くことが可能である。
posted by 藤森信吉 at 17:19| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

ロシア軍、沿ドニエストルで軍事演習を強行

 モルドヴァ政府は、ドニエストル川左岸の安全保障地帯における無許可軍事演習に懸念を表明した。
 以下、合同平和維持軍(JCC)モルドヴァ代表部の声明の沙訳。
 モルドヴァ8月14日朝にドニエストル川左岸で登録ナンバーがないBTR70や軍事トラックが終結し、ドニエストル河口でエンジン音が聞き取れる程であった。 
 平和維持軍司令は域内への進入を、所属不明の人員により阻止された。沿ドニエストルのロシア軍部隊の軍事パトロールは、合同平和維持軍(JCC)の許可なしに行われたことは指摘せねばならない。また、同様のロシア軍部隊による安全保障地帯での行動は、挑発行為とみなされ、安全保障地帯メカニズムと平和維持活動実施を支えるメカニズムを侵害し、JCCの一員としての義務を果たさず、JCCの主要合意文書を完全に無視している。
posted by 藤森信吉 at 16:48| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

ロシア、モルドヴァにも敗訴

 7月半ばのニュースだが、備忘録として。
こちらによると、ヨーロッパ人権裁判所はロシアに対し、モルドヴァ農民に対する補償を命じた。
 モルドヴァの1646名および3企業は、ドニプロ左岸沿ドニエストル内の自らの土地へのアクセスを拒否されたとして訴えていたが、人権裁は、アクセス拒否は財産権の侵害であり、また「沿ドニエストルはロシアの軍事・財政的援助なしには存続しない」としてロシア政権が損害に対する責任を負う、とした。補償額は事業規模や損失に依存するが、1500ユーロから5万ユーロに及ぶ。また、訴訟費用2万ユーロもロシア側に科せられる。
 一方、こちらによると、モルドヴァ・沿ドニエストル間の合意に基づき、8月1日から、ドゥベサリ地区にある6500haの農地のうち、5200ha分のアクセスが開始された。モルドヴァ法では、同土地は右岸農民の土地であるのに対し、沿ドニエストル側は所有権を認めず賃貸である、としている。
posted by 藤森信吉 at 14:26| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする