2019年07月30日

沿ドニエストル、出稼ぎ送金微増

 こちらによると、上半期沿ドニエストルへの自選人の送金額は前年同期比7.3%増だった。
 2019年1-6月期、自然人による沿ドニエストルへの電子送金額は4839万ドルで前年同期比7.3%増だった。送金手段は、Золотая Коронаによるものが2264万ドル、ついでWestern Union(22.5%)、Contact 12%、Юнистрим 10.8%、MoneyGram 7.7%、Bilzko 0.1% である。
 送金元は、CIS諸国が66.6%。ロシア一国で62.8%を占めているが、前年同期比で3.5ポイント低下している。次いでイスラエル8.3%、アメリカ4.9%、イタリア、ドイツ3.2%と続く。通貨構成比は、アメリカドル55%(マイナス5.6ポイント)、ロシア・ルーブリ27.7%(プラス2.1ポイント)、ユーロ17.3%(プラス3.6ポイント)となっている。 
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2019年07月18日

沿ドニエストル、議員定数を大幅削減

 沿ドニエストル最高会議は、議員定数を現行の43から33とする決議を採択した。
 憲法改正を伴うもので、次の選挙から10名減で行われる。歳出が抑制されることが期待される。同様に地区ソビエトの定数削減も最適化されることが予想されている。現在、沿ドニエストルの全議員数は1155人であり、約260人がカットされることになる。次の統一選挙は2020年11月29日である。財政的に年12万4千ドルの節約となる。
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シェリフ=刷新党が支配しているので、議員数は何人でも同じ。
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2019年07月03日

沿ドニエストル、最低賃金を引き上げ

 こちらによると、沿ドニエストルは2019年第三四半期の最低賃金引き上げを7月1日から実施した。
 沿ドニエストル社会保護・労働省令によると、公務員、50名以下の小企業の非高度労働従事者の最低賃金は1675沿ドニエストル・ルーブリに、高度労働従事者は1842.5ルーブリに、大・中企業の労働者はそれぞれ2512.5ルーブリ、2763.75ルーブリに引き上げられた。
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公式レートは1ドル=16.10沿ドニエストル・ルーブリ(実勢レートは不明)なので、最低賃金は100ドル、ということに。沿ドニエストルは公共料金は安いが、物流から外れているので消費財は高目。この給料で家族を食わせるのは無理。
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2019年05月23日

滅びゆく沿ドニエストル人2019年Q1版

 こちらによると2019年第一四半期の沿ドニエストルにおける出生数は死亡数の半分以下だった。
 沿ドニエストルの統計局によると、2019年第一四半期の出生数は904名で死亡数は1888名だった。2018年第一四半期の出生数は984名だった。
死亡原因のトップは、心疾患で36.2%、次いで悪性腫瘍、脳梗塞となっている。
 移民の動向については920名が移入、882名が移出している。沿ドニエストルは過去10年で人口が5万8500人(11.1%)減少しており、2017年末時点で人口は46.7万人、2018年のデータでは自然減2641名、移出入の合計がマイナス767名だった。
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 沿ドニエストルの人口については定期的にウォッチしているが、減少傾向の歯止めはかかるはずもなく。勿論、モルドヴァ人口も急減中。
posted by 藤森信吉 at 21:45| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月17日

沿ドニエストルの輸出、急落

 こちらによると、沿ドニエストルの1-4月期貿易輸出額は前年同期比でマイナス13%となった。
 2019年1-4月の貿易輸出額は2億110万ドル(前年同期比マイナス13%)、輸入額は4億710万ドルで貿易赤字は2億600万ドルにかくだいした。主要輸出品は金属製品であるが、6230万ドルでシェアは49%から31%に低下、次いで食品(およぞ原材料)で1280万ドル増の5250万ドル、エネルギーは3610万ドルだった。輸入品構成比は天然ガスが45%、金属製品(主として屑鉄)、食品および原材料、と続く。
posted by 藤森信吉 at 12:18| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月07日

MGRES、発電量低下

 こちらによると、モルドヴァ地区発電所(MGRES)の2019年Q1発電量は前年同期比マイナス14%だった。
 MGRESは2019年第一四半期に8億6270万kWhを発電、前年同期比マイナス14%、稼働率は18.37%から15.86%へ低下した。これは外気温の上昇によるもの、と説明している。昨年同様、燃料は99.9%が天然ガスで0.1%が重油、石炭はゼロだった。
 最新の契約によると、2020年3月末までMGRESはモルドヴァの電力輸入の85%を供給し、価格は52.4ドル/MWh である。

posted by 藤森信吉 at 11:56| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

沿ドニエストル、国際社会に呼称変更を求める

 こちらによると、沿ドニエストル大統領は「トランスニストリア」呼称からの変更を国際社会に呼び掛けた。
 クラスノセリスキー大統領は、首相との実務協議の中で、西側で言われる「トランスニストリア"Транснистрия" 」はファシスト・ルーマニア占領期の「管区」名を惹起させ受け入れられない、沿ドニエストル( Приднестровье)関係でトランスニストリアという単語はモルドヴァ側の用語で第二次大戦中にドニエストル川左岸ルーマニア占領地区を指す用語として生まれた、と指摘した。
 そしてドゥボサールにおける1941年9月のユダヤ人虐殺にも触れ、トランスニストリアはホロコーストのシンボルである、との個人的見解を示した。従って、「西側外交団に含めて、私は沿ドニエストルに対しトランスニストリアという単語を用いらないことを推奨したい、沿ドニエストルは将来的に承認される。外国の方はこの歴史的名称の発音に馴れる必要がある」と述べた。



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 確かにPriが何故 Transになるのか、という気も。
パリクマーヘルスカヤと並んでプリドニストロービエはロシア語初心者に発音が難しい単語。


posted by 藤森信吉 at 13:12| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月16日

沿ドニエストルの慈善年金、支給開始

 こちらによると、沿ドニエストルでロシアの慈善年金支給が開始された。
 4か月分、計600沿ドニエストル・ルーブリが、15万人の受給者に支給される。なお、基本年金を既に支給された者は、慈善年金を4月19-20日以降に受け取ることになる。沿ドニエストルにおけるロシアの月毎追加年金は既に10年以上支給されており、半年毎に沿ドニエストルに入金される。5月、6月は、カレンダー通りに支給される。
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「慈善年金」と訳しましたが、直訳すると「ロシアの追加年金」。通称「プーチン年金」。月150沿ドニエストル・ルーブリ=10ドル弱。貧弱な沿ドニエストル年金にこれが追加される。
posted by 藤森信吉 at 15:00| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月15日

沿ドニエストル、ロシアの慈善年金の支給開始

 沿ドニエストル大統領府によると、ロシアの慈善年金が沿ドニエストルに送金された。
 2019年上半期分の慈善年金がロシアから入金され、過去4か月分が一度に支給される。5月、6月は計画通りに支給される。「ロシア連邦は沿ドニエストルに住む年金受給者のために資金を提供してくれる。援助に感謝するとともに時宜にかなった支給を行わねばならない」と大統領は述べ、パスハ前の支給を関係機関に命じた。
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 今年はロシアからの入金がエラく遅れましたね。
posted by 藤森信吉 at 18:26| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月10日

沿ドニエストルの2018年GDP成長率は3.6%

 こちらによると、2018年の沿ドニエストルのGDPは138億沿ドニエストル・ルーブリで名目成長率は12.5%、実質成長率は3.6%だった。
 GDP構成比率は、31.8%が工業、23.9%が非市場サービス、14.5%が商業、8%強が農業、5%強が通信・輸送だった。
輸出高は30%増の6億9700万ドル、輸入高は23.6%増の12億ドルであり、輸出入高は26%増の19億ドルにたっした。金属輸出が31%増、燃料・エネルギー輸出が12%増、食料輸出が70%増であった。主たる輸出先はモルドヴァ(30%)、ウクライナ(20.4%)、ルーマニア(15.5%)、ポーランド(10.8%)、ロシア(10.3%)、イタリア(4%)であった。また、輸入先は、ロシア(40%)、ウクライナ(23%)、モルドヴァ(10%)の順であった。



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沿ドニエストル経済は、2015、2016は壊滅的、2017年はその反動で大回復、そして2018年は成長鈍化。2019年は果たしてどうなるか、といったところ。しかし、沿ドニエストルの潜在的敵国は、モルドヴァ、ウクライナ、ルーマニアなのだが、いずれも主たる輸出国としてランクイン。
posted by 藤森信吉 at 00:14| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする