2017年03月12日

アゼルバイジャン原油第一弾、パイプライン輸送開始

 こちらによると、アゼルバイジャン原油の第一弾がオデッサ・クレメンチュク・原油パイプラインで送られた。
 クレメンチュク製油所は、12月末からAzeri Lightの精油を行っていたが、原油は鉄道輸送によるものであった。
オデッサ・クレメンチュク・原油パイプラインは過去5年間、アイドル状態にあったが、多元化政策により、稼働状態となった。Azeri light 供給により、Euro5規制のガソリンを前倒しで生産可能となる。
 オデッサ・クレメンチュク区間は5年間、アイドル状態にあったが、本年度は270万トンの原油を各地の製油所に輸送する予定である。
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2017年03月10日

ロシアからの石炭輸入、激増

 こちらによると、2017年1-2月期のウクライナの対ロ石炭輸入額は約2.5億ドルであった。
 国家財務局の数字によると、ウクライナは、226万トン、額にして3億5760万ドルの石炭(歴青炭および無煙炭)を輸入(前年同期比で2.1倍)した。内ロシアからは2.47億ドル(69.1%)であった。
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 ドンバス鉄道封鎖でこの有様。ロシアからの石炭輸入の利権を握っているのは確かメドヴェドチュークだったような。
posted by 藤森信吉 at 22:11| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィルターシ傘下の企業、ガス供給をカットされる

 こちらによると、ウクラトランスハス社は、リヴネアゾット、アゾット、セーヴェルドネツク・アゾット社へのガス供給制限をはじめた。
 これは、2月に供給した分の債務と必要量が確定できないため、そして3月分の前払い状態によるものである。Ostchem社は、傘下の工場は全ての責務を果たしている、と述べている。
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フィルターシ自身のみならず、傘下工場もピンチ。
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2017年03月02日

ポーランド対OPALにナフトガス社が乱入

 こちらによると、ナフトガス・ウクライナ社は、欧州司法裁判所第一審裁判所(General Court of the Court of Justice of the European Union)にPGNiG社が起こした裁判に対する介在許可を求めた。
 PGNiG社は、欧州委員会が2016年10月28日に決定したOPALパイプライン決定に対し、異議申し立てを行っている。この決定はGazprom社がOPAL使用量を増やすことを可能としており、Nordストリーム経由で更なるガスを輸送することが可能となる。ナフトガス社は本決定により、予測不能なネガティブな変化を会社にもたらすとして、裁判への介在を要求している。それにより、追加的な議論や裁判記録にアクセスが可能となる。ナフトガス社の要求は司法裁判所で検討される。
posted by 藤森信吉 at 19:49| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月25日

電気代、3/1に最後の値上げ

 こちらによると、3月1日から電気代が23.2-26%値上げされる。
 国家エネルギー公共料金規制委員会の決定によると、4/1から、月100kWh以下の消費者の電気料金が26%上がり、90コペイカ/kWhとなる。また、月100kWh以上の消費者は168コペイカ/kWhとなる。多子家庭、養護施設等は90コペイカ/kWhである。
 電気料金は2015年4月1日に第一段階の引き上げが行われ、2年間、5段階で3.5倍に引き上げられる予定であった。住民向け電気料金の加重平均コストの122.83コペイカ/kWhに達する。
posted by 藤森信吉 at 12:38| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

2016年ウクライナ・ガス統計

こちらに国家統計局のガス輸入統計が掲載されているので紹介。

・2016年、ウクライナは、109億457.7万m3(21億9082.3万ドル)の天然ガスを輸入(200.9ドル/1000m3)。
・契約ベースでは、スイス(32.16億m3)、ドイツ(25.47億m3)、フランス(19.92億m3)、イギリス(7.92億m3)、ポーランド(7.51億m3)、イタリア(5.8億m3)、オーストリア(4.8億m3)、ルクセンブルク(1.95億m3)、ハンガリー(1.7億m3)、チェコ、スロヴァキア、ノルウェー、マルタと続く。
・ウクライナは20以上の企業からガスを輸入。
・ロシアからの輸入はなし。
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 以前に紹介したデータと微妙に違うので改めて紹介。輸入先にマルタがこっそり登場していますねえ(笑)
posted by 藤森信吉 at 12:22| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月21日

ガスプロム、人民共和国に年24億m3のガスを垂れ流し

ガスプロム社が公表した四半期報告書によると、2016年にガスプロムは「ウクライナ」に23.9億m3を供給した。
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 ロシア政府やガスプロムが、「ウクライナ」と称しているのは、全て人民共和国向け。このような形で数字ではっきりするのは実に有難い。
ウクライナ、ナフトガス・ウクライナ社は、2015年11月以降、ガスプロムに発注をしていないし、2009年契約が規定するところの前払金を入金していないし、自らがコントロール可能なポイントからガスを受け取っていない、よって支払い義務はない、としている。
posted by 藤森信吉 at 10:08| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

ガス備蓄、減少中

 こちらによると、暖房シーズン入り以降、ウクライナのガス備蓄は35%減少した。
 2016年10月13日から2017年2月4日まで、地下ガス貯蔵庫におけるガス備蓄量は51.5211億m3減少し、95億7992万m3となった。特に1月に21億m3がくみ出された。2016年2月4日における備蓄量は109億1470万m3、2015年2月4日は91億2557万m3であった。
 2月4日のデータによると、3540万m3がくみ出され、他方で4786万m3(スロヴァキア4056万、ハンガリー355万、ポーランド371万)が輸入された。また国内生産は5668.5万m3であった。
 ナフトガス・ウクライナ社によると、暖房シーズンには十分な備蓄量があり、極寒の場合のみ追加的な輸入を行う。暖房シーズン末に備蓄量70-80億m3である必要がある。2016年4月6日には84億m3、2015年4月10日には76億m3が残されていた。
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今冬はかなり寒かったようですが、ロシアからの輸入なしで暖房シーズンを乗り切れるようです。 
posted by 藤森信吉 at 22:57| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月31日

フロイスマン「人民共和国の石炭以外に選択肢なし」

 こちらによると、フロイスマン首相は「ドンバス占領地帯の石炭を購入する以外に選択肢はない」と述べた。
 ICTVとのインタビューにおいて、首相は「占領地帯はウクライナ領であり、ウクライナコントロール地域で登記されている企業はウクライナ企業であり、ここから石炭を受け入れる以外の案はない。全てを残し、我々が近代化し、石炭を加工し、あらゆることを行わないといけないが時間を要する」と述べた。
 首相によると、ウクライナは2400万トンの燃料用石炭と発電用に必要な900万トンのグループA炭を消費しており、後者は占領地帯で産している。
 25日から最高会議代議員を含むATO従軍経験者が、ルハンシク・リシチャンシク・パパスナ間の鉄道をブロックしており、人民共和国内に拘留されている捕虜の解放を求めている。
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 石炭が最も必要な時期に、鉄道封鎖とか余計な事を・・・・
posted by 藤森信吉 at 21:59| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月25日

2月から産業向けガス代値上げ

 2月1日からナフトガス・ウクライナ社は産業向けガス価格を22%値上げする。
月5万m3以上購入し、ガス債務がない消費者は、9214.8フリブナ/m3(VAT込)へ値上げされる。
また、翌月決済する消費者は10141.2フリブナ/m3(VAT込)へ値上げされる。
 こちらによれば、ナフトガス社は「わが社は100%ヨーロッパから輸入しており、ヨーロッパ市場における価格の上昇が2月の値上げの原因となった」としている。また、市場では、民間企業のガス輸入が進行しており、「好条件」が生じつつある。
 産業向けガス価格は、2016年1月に6940フリブナ(VAT込)、5月に5910フリブナに値下げされ、8月に6560、9月に6040、10月に6340、11月に7380、12月は7750-7780と値上げされていた。
 ウクライナは2015年10月から、住民、発電・熱供給所向けを除き、全てのガス価格統制を廃止しており、ナフトガス社は市場価格でガスを供給してきた。
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9214.8フリブナ=340ドルくらい。
posted by 藤森信吉 at 00:19| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする