2017年08月29日

国内難民数は157万人

 ウクライナ社会政策省によると、
8月28日時点でのドンバスおよびクリミアからの難民数は1576135人、1276900家族である。
これまで18億8957万フリブナが供与されている。
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 年始のデータでは 165212名だったので、8万人ほど減っていることになる。ドンバスに戻ったのだろうか、あるいは出国したのか。
posted by 藤森信吉 at 12:13| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月28日

ポロシェンコ、アメリカに国連平和維持軍のドンバス導入を提案

 こちらによると、ポロシェンコ大統領はマティス米国防長官と会談した。
 両者はドンバスにおける国連平和維持軍の展開について協議した。大統領は「斯様な国際的なプレゼンスは和平合意の政治路線の進展に安全な環境を提供する」と述べた。
 これについて、ロシア外務省は「ミンスク2の履行過程を換骨奪胎し、自らの義務履行を回避しようとするいつもの試みである」と批判している。
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ヴォルカー米特別大使「ウクライナのNATO加盟は時期尚早」

 こちらによると、ヴォルカー・ウクライナ担当米国特別代表は、テレビ局とのインタビューにおいて、ウクライナはNATO加盟は時期尚早である」と述べた。
 ヴォルカー氏は「ウクライナを尊重しているが、ウクライナにNATO加盟の用意ができていないと思う。NATOは、ウクライナが現在抱えている情勢を受け入れる用意はある」と述べた。また、ウクライナのNATO加盟準備には多くの時間を有するが、「アメリカもEUもロシアも、ウクライナは独立国でありウクライナがいつNATO加盟国となるのかは、完全にウクライナの決定によることを理解しなければならない。しかし、これはウクライナがNATO加盟承認に近づいていることを意味する訳ではない」として、特にウクライナの汚職問題に懸念を表明した。


 
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2017年08月25日

ポロシェンコ「ウクライナ軍はロシアによって骨抜きにされていた」

 ポロシェンコ大統領は独立記念日、演説を行い、国軍の重要性を訴えた。大統領は、独立記念26周年式典で展示される兵器を前にして、過去数年においてウクライナ軍に対する横領や戦力低下に関わった関係者は責任を取らせる、と述べた。
 革命前、ウクライナ軍はロシアのプロパガンダの影響により安心しきっており、「ウクライナに対する差し迫った脅威はない」などと公式文書に記されていた。また、軍だけでなく、社会も、軍事ブロックは不要で中立で由としていた。ウクライナ軍は戦いの用意がでてきおらず、ウクライナ国防省の前指導部のもとで兵器を削減し、汚職で武器を売り払っていた、そのため、兵器は全く不足していた。また、当時のウクライナ政権の命令で2010-12年にウクライナ国軍の将官が頻繁にGRUを訪問していた。ウクライナ軍の改革やらノウハウ交換やらと称して、ウクライナ軍の戦闘能力はゼロになってしまった。準備は万端になり、2014年春に、ロシアは攻撃を企てた。しかし今やウクライナ社会の愛国心の高揚、志願兵とボランティアの活動、ウクライナ軍の真のヒロイズムと新政権の責任性によって攻撃は挫かれている。プーチンの電撃作戦は失敗したのだ。
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 軍事パレードでは、イギリス軍、ジョージア群、エストニア軍、カナダ軍、ラトヴィア軍、リトアニア軍、モルドヴァ軍、ポーランド軍、ルーマニア軍、アメリカ軍の部隊が行進したとのこと。外国軍の部隊が参加したことってこれまでありましたかね。
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2017年08月24日

ケルチ架橋でマリウポリ港ピンチ

 ウクライナ・一時的被占領地域・国内避難民問題省によると、
ケルチ橋建設により、大型船の通航に制限が加えられる可能性がある。
 「国連海洋法条約に反し、ロシアは海峡通過に際し、喫水線上33m、全長160m以下に通航を制限する要求を出している。これを適用すると昨年度のマリウポリ港に入港した144隻(全隻の23%)がこの制限にひっかかることになる。マリウポリ港へは1万トン以下しか入港できないことになり、船輸送の競争力に影響を与える。
 第44条 海峡沿岸国の義務
 海峡沿岸国は、通過通航を妨害してはならず、また、海峡内における航行上又はその上空における飛行上の危険で自国が知っているものを適当に公表する。通過通航は、停止してはならない。を想起されたい」



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 ケルチに架橋するついでにマリウポリ港の競争力を削ぐとは。 一々セコいな、ロシアは(笑)
posted by 藤森信吉 at 02:40| Comment(4) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

ロシア侵略による一般市民の被害者数は2500人以上

 ウクライナ外務省は、8月19日世界人道デーに際し、ドンバスの人道状況に関する声明を発出した。
 それによると、過去3年間のロシアのドンバス侵略による民間の犠牲者は2500人以上、7000-9000人が負傷している。2017年上半期だけで400人以上の民間犠牲者が出ており、これは前年同期比61%増である。
 また境界線上に敷設された地雷により80万人以上のウクライナ人が生命の危険にされさている。
 160万人のウクライナ人が疎開し、国内難民として登録されている。これはウクライナ総人口の4%にあたる。境界線上の両側に居住する380万人は、人道援助を必要とする状態にある。
一方、こちらによるとドネツク人民共和国の人権問題局は、2017年1月1日から8月17日の間、ドネツク人民共和国領内で212名が犠牲になり、うち187名が軍人、25名が未成年を含む民間人であった。また同期間中477名が負傷、289名が軍人で188名が民間人であった。紛争開始から、領内では4501名が犠牲となり、うち605名は女性であった。
posted by 藤森信吉 at 14:36| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月18日

ウクライナの生活保護世帯数は540万

 こちらによると、ウクライナでは542万9000世帯が生活保護を受けている。
 リヴァ・社会政策相によると、現時点で542万8949世帯が生活保護を受けており、また暖房シーズン末時点では614万5329世帯が補助金を受けていた。今年度はじめからの財政支出額は350億フリブナに達している。
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 ウクライナの世帯数は1500万くらいだから、おおよそ1/3が生活保護を受けているということに。日本と同じくらいか。
posted by 藤森信吉 at 12:37| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

輸入乗用車数、倍増

 ウクライナ自動車製造者協会によると、2017年上半期、ウクライナに6万9700両の乗用車が輸入された。これは前年同期比で倍である。
 総価値は9億5950万ドルで、平均の通関申請価格は1万4100ドルで前年同期比3200ドル安だった。平均価格の低下は、中古車の割合が増えているからであり、その割合は41%に及んでいる。
 輸入先はドイツから1万5700台、次いで日本から8200台、フランス6400台、アメリカ、ルーマニア、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、イギリス、トルコ、と続いている。
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 日本やイギリスがランクインするということは、右ハンドルもOKということか。関係ないが、昔、ウクライナ大使館(日本家屋時代)の前に路駐していたウクライナ大使車が中古のブルーバードで思わず涙したことがある。
posted by 藤森信吉 at 02:27| Comment(4) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月16日

ウクライナの対ロ貿易、V字回復中

 ウクライナ国家統計局によると、2017年上半期の対ロシア貿易輸出額は前年同期比26.4%増、貿易輸入額は同増41.5%だった。
 2017年上半期、ウクライナの貿易輸出額は206億5200万ドル(前年同期比プラス24%)、貿易輸入額は225億3370万ドル(プラス30%)、対ロシア貿易輸出額は19.3億ドル(前年同期比プラス26.4%)、貿易輸入額は29.9億ドル(プラス41.5%であった。
 輸出に占めるEU諸国のシェアは40%、CIS諸国のシェアは15%、ロシアのシェアは9%、輸入に占めるEU諸国のシェアは42%、CIS諸国は22%、ロシアは13%だった。
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 対ロ貿易輸出額は伸びているが、全輸出額の伸び率とほぼ同じ。対ロ輸入額の伸びは非常に大きい。石炭輸入の増加が寄与しているのか?
posted by 藤森信吉 at 12:45| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

ロシアのウクライナ迂回鉄道路、開通

 こちらによると、ロシアのウクライナ迂回鉄道路「ジュラフカ・ミレラヴァ
(Журавка – Миллерово)」が開通した。
ロシア鉄道公社は、ウクライナ迂回の「ジュラフカ・ミレラヴァ(Журавка-Миллерово)」路線を完工し、テスト運行を開始した。
 「本計画の目的は、ウクライナ領をバイパスし、貨物・旅客輸送の安全と増強を図ることにある」と同社は述べている。最終テストと旅客輸送の開始は2017年晩秋を予定している。
 本路線は137kmでボロネジ州とロストフ州にまたがっている。電化されており、7駅が設けられる。
旅客路線の最高速度は140km/hで最高速度160kmを視野に入れている。貨物は最高90kmである。
 本路線は2014年のクリミア併合・ウクライナ東部侵攻直後に建設が開始されている。



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 クレムリンに人民共和国を編入する意図がない根拠がコレ。編入するのであれば、迂回ルートなんて建設する必要がない。
posted by 藤森信吉 at 15:36| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする