2017年07月26日

トランプ、突如ウクライナを批判

 25日、トランプ大統領はtwitter上で、ウクライナ側がクリントン候補が有利になるようにトランプ陣営のキャンペーンを妨害した、検察は何やっているんだ? と呟いた。
Ukrainian efforts to sabotage Trump campaign - "quietly working to boost Clinton." So where is the investigation A.G.

 これに対し、在アメリカ・ウクライナ大使館は、いかなる候補への手助けもしていない、とtwitter上で反論した。
We stand by our words that the government of Ukraine didn't help any candidate in Election. Ukraine is proud of bipartisan support in the US

--------
 クリントンへの援護射撃、したよね。
2016年8月に、地域党・マナフォート(当時、トランプのキャンペーン責任者)への資金関係を暴露して、マナフォートを辞任に追い込んだことをお忘れか。
http://masteru.seesaa.net/article/441200485.html
posted by 藤森信吉 at 18:56| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月25日

ボルカー米ウクライナ問題代表、ドンバス視察

 こちらによると、ボルカー・アメリカ国務省ウクライナ問題特別代表は、ドンバスを視察後、キエフでウクライナ最高会議のシロイド副議長、ホプコ外交委員長、リャブチン議員と会談した。
 ボルカー氏は、ドンバス視察を受けて、西側パートナー国は、和平を目的としたさらなる策を確定しなければならない、と議員達に述べた。また、ドンバスの印象について「熱い局面にある恐ろしい紛争だ、西側で認識されているような凍結された紛争ではない。インフラは破壊され、OSCEは占領地域でアクセスを制限されている。停戦は常に侵犯される」と語った。
 ドンバス視察時、ボルカー氏は「これは凍結された紛争ではない、熱い戦争だ。我々は可能な限り速やかに、この問題に取り組まなければならない」と述べていた。

-------
国連の統計によると、ドンバス紛争で犠牲者数は1万人を突破したとのこと。
posted by 藤森信吉 at 14:41| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

合同演習 Sea Breeze-2017 終了

 こちらによると、7月10日から行われていた多国籍軍事演習Sea Breeze 2017が23日、終了した。
 ウクライナ海軍、アメリカ、トルコ、ルーマニア、ジョージアの艦艇30隻が参加し、この他、アゼルバイジャン、ブルガリア、ベルギー、英国、カナダ、モルドヴァ、ラトヴィア、ノルウェー、ポーランド、ギリシャ等16か国3000人が参加した。また、ウクライナからは国境警備隊の海上保安部、国家親衛隊、ウクライナ陸海軍も参加した。See Breezeは、ウクライナ・アメリカ国防省間の協定に基づき1997年から毎年開催されている。

------
モルドヴァも参加したようで何より。
posted by 藤森信吉 at 12:24| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

アントノフ、飛行場提供の用意

 国営アントノフ社は、ホストーメリ空港をLCC利用に供する準備作業グループを立ち上げた。
 「アントノフ社所有ホストーメリ空港はICAO第一種空港であり、一年を通じて24時間、離発着が可能である。現在、貨物便や飛行実験用として用いられているが、旅客設備の拡充は、空港のみならず、地域発展にとっても有益であり、働き場所が増えることが重要な要素である」とアントノフ社はfacebook上で述べている。
 フロイスマン首相は、ホストーメリ空港をRyanairを含むLCC受け入れ空港とする提案を行っていた。
-------
地図で見ると、地下鉄駅から近くてアクセスよさげ。
posted by 藤森信吉 at 12:27| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月20日

航空旅客数、4割の伸び

 こちらによると、上半期のウクライナの空港全体の利用者は714万5千人で前年同期比34.1%増だった。内、国際線の利用者は626万人で35.7%増、内ウクライナの航空会社は455.6万人(+39.8%)を輸送し、412.7万人(+41.8%)が国際線の利用者だった。
 2017年上半期、ウクライナの航空会社は4万2200(+23.8%)の商業路線を運航し、内3万5500(+22%)が国際線だった。
----------
 ロシア路線の全面廃止で激減した利用者をどこまで回復できるか。しかし、4割増しとはすごい数字だ。これではウクライナ市場をRyanairも狙うだろうし、おいしい市場をLCCに荒らされたくないという気持ちにもなろう。
posted by 藤森信吉 at 20:51| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月18日

ポロシェンコ、ウクライナ・モルドヴァ共同通関の発足式に出席

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は、モルドヴァ首相とともにウクライナ・モルドヴァ国境上の共同通関・国境管理所の開通式に出席した。
 大統領は、両国民は長い友好の歴史があり、特にクチュルガンは19世紀末にドイツ移民によって創設され、ストラスブルクと名付けられた歴史を紹介した。「EUBAMと共同した両国の共同通関は両国民に安全と安寧を与えることになる」と大統領は強調した。フィリップ首相は、「クチュルガン・ペルヴォマイクス共同管理ポイントの組織が、他の出入国ポイントの先駆けとなり、モルドアにとって良い印であり、両国の共同活動実現の新たな一歩となる、と述べた。
また、大統領は、両国の国境線画定作業を可能な限り短期で完了すること、ウクライナはモルドヴァの領土保全を支持していることを表明した。モルドヴァ首相は、沿ドニエストルの貿易の70%はクチュルガン・ペルヴォマイクスを経由していることを挙げて「沿ドニエストル地域の輸出の60%はEU向けであり、この地域の一部のリーダーが封鎖だ、と言っているに過ぎない」と述べた。
-------
 オデッサで行われていたウクライナ・アメリカ主催の多国間軍事演習Sea Breeze 2017を視察した後にクチュルガンを訪問という駆け足日程(オデッサから車で1時間くらいだけど)。しかし、モルドヴァ側は何故、ドドン大統領が出席しないのか。親ロ派ぶっているけど、ドドンも共同通関設置には賛成している。 
※沿ドニエストル側の反応はこちら

posted by 藤森信吉 at 11:12| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

フロイスマン首相「大統領選挙に出馬せず」

 こちらによると、フロイスマン首相はテレビ番組において次期大統領選挙に出馬しないことを明言した。
「既に述べているが、私自身、行政職で能力を生かせると思っている。よって次期大統領戦に出馬するという考えはない」と述べた。また、将来的にも大統領になるとは思わない、と述べた。
------
 名称民族籍(後から簡単に変更できるけど)じゃないと大統領は厳しいか。過去、首相職ではユダヤ民族籍、ブリヤート民族籍、ロシア民族籍がいたが、大統領は皆、ウクライナ民族籍。
posted by 藤森信吉 at 11:35| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

7/15からキエフ地下鉄値上げ

 こちらによると、7月15日からキエフの公共交通機関の値上げが実施された。
 6/17付キエフ市行政府の決定に基づくものであり、バス、路面電車、トローリーバス、ケーブルカーは4フリブナ、地下鉄は5フリブナとなる。プラスチックの非接触カードの場合、利用回数に応じて値引きがある。カード代12フリブナは据え置かれる。
また、月極(利用回数の制限なし)定期も値上げとなる。
--------
以前にお伝えした値上げ決定が予定通り実施されたということに。

posted by 藤森信吉 at 12:33| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

GDP成長率、減速

 ウクライナ国立銀行によると、ウクライナの第二四半期のGDP成長率は1.5%であった。
 国立銀行は「占領地域との通商の停止が全産業に影響を与えているが、他方で、企業の回復期待と住民の消費の回復、設備投資の加速しており、第二四半期の実質GDP成長率は1.5%となる」と分析している。
 国立銀行は、第一四半期の成長率を、占領地域との関係断絶を理由に3%から2.5%に下方修正したが、2017年度の成長率1.7%は維持している。また、2018年の成長率は3.2%、2019年の成長率は4.0%としている。
posted by 藤森信吉 at 11:07| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月12日

ビザなし渡航1か月

 こちらによると、6月11以降、9.5万人のウクライナ国籍人がビザなし渡航を利用した。
国境警備局議長によると、この期間、EUへ95461名のウクライナ国籍人がビザなし渡航を利用してEU諸国へ渡り、うち50名が入国を拒否された。そのほとんどは、訪問目的を明かさなかったためである。
 この期間、181万4千人のウクライナ国籍人がEU諸国を渡航したため、生態認証パスポートを利用した者の全国民に占める割合は5%ということになる。うち33%は空路、3-4%は鉄道、残りは道路である。5月や前年同期と比べ、渡航者数に大きな変化は見られない。


 
posted by 藤森信吉 at 14:14| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする