2017年08月18日

ウクライナの生活保護世帯数は540万

 こちらによると、ウクライナでは542万9000世帯が生活保護を受けている。
 リヴァ・社会政策相によると、現時点で542万8949世帯が生活保護を受けており、また暖房シーズン末時点では614万5329世帯が補助金を受けていた。今年度はじめからの財政支出額は350億フリブナに達している。
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 ウクライナの世帯数は1500万くらいだから、おおよそ1/3が生活保護を受けているということに。日本と同じくらいか。
posted by 藤森信吉 at 12:37| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

輸入乗用車数、倍増

 ウクライナ自動車製造者協会によると、2017年上半期、ウクライナに6万9700両の乗用車が輸入された。これは前年同期比で倍である。
 総価値は9億5950万ドルで、平均の通関申請価格は1万4100ドルで前年同期比3200ドル安だった。平均価格の低下は、中古車の割合が増えているからであり、その割合は41%に及んでいる。
 輸入先はドイツから1万5700台、次いで日本から8200台、フランス6400台、アメリカ、ルーマニア、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、イギリス、トルコ、と続いている。
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 日本やイギリスがランクインするということは、右ハンドルもOKということか。関係ないが、昔、ウクライナ大使館(日本家屋時代)の前に路駐していたウクライナ大使車が中古のブルーバードで思わず涙したことがある。
posted by 藤森信吉 at 02:27| Comment(4) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月16日

ウクライナの対ロ貿易、V字回復中

 ウクライナ国家統計局によると、2017年上半期の対ロシア貿易輸出額は前年同期比26.4%増、貿易輸入額は同増41.5%だった。
 2017年上半期、ウクライナの貿易輸出額は206億5200万ドル(前年同期比プラス24%)、貿易輸入額は225億3370万ドル(プラス30%)、対ロシア貿易輸出額は19.3億ドル(前年同期比プラス26.4%)、貿易輸入額は29.9億ドル(プラス41.5%であった。
 輸出に占めるEU諸国のシェアは40%、CIS諸国のシェアは15%、ロシアのシェアは9%、輸入に占めるEU諸国のシェアは42%、CIS諸国は22%、ロシアは13%だった。
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 対ロ貿易輸出額は伸びているが、全輸出額の伸び率とほぼ同じ。対ロ輸入額の伸びは非常に大きい。石炭輸入の増加が寄与しているのか?
posted by 藤森信吉 at 12:45| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

ロシアのウクライナ迂回鉄道路、開通

 こちらによると、ロシアのウクライナ迂回鉄道路「ジュラフカ・ミレラヴァ
(Журавка – Миллерово)」が開通した。
ロシア鉄道公社は、ウクライナ迂回の「ジュラフカ・ミレラヴァ(Журавка-Миллерово)」路線を完工し、テスト運行を開始した。
 「本計画の目的は、ウクライナ領をバイパスし、貨物・旅客輸送の安全と増強を図ることにある」と同社は述べている。最終テストと旅客輸送の開始は2017年晩秋を予定している。
 本路線は137kmでボロネジ州とロストフ州にまたがっている。電化されており、7駅が設けられる。
旅客路線の最高速度は140km/hで最高速度160kmを視野に入れている。貨物は最高90kmである。
 本路線は2014年のクリミア併合・ウクライナ東部侵攻直後に建設が開始されている。



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 クレムリンに人民共和国を編入する意図がない根拠がコレ。編入するのであれば、迂回ルートなんて建設する必要がない。
posted by 藤森信吉 at 15:36| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

キエフ「ジュリャヌィ」空港、絶好調

「キエフ」国際空港によると、7月の利用者数は22万200人で前年同期比53.4%増であった。
 2017年1-7月の空港の旅客利用者は、90万9600人で前年同期比64%増、同期間中の国際線利用者は86.5万人、国内線は4万4600人だった。離発着便数は12200便で前年同期比29%増、国際線は9920便、国内線は2280便だった。
 利用者が多かった便は、ミンスク、ドバイ、ブタペスト、アンタルヤ、アンカラ、シャルム・エル・シェイク、ドルトムントで、国内ではオデッサ、ザポロジア、リヴィウだった。利用者数の増加は、新航路によるもので、夏季以降、テルアビブ(週3便)、ワルシャワ、ルブリン、ポズナン、コペンハーゲン、フランクフルト、ニュルンベルク便が就航を開始する。
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ベラルーシ便は、ロシア・ウクライナ間の直接便が廃止されたので経由地だと思うが、残りは観光か? これだけ利用客が増えれば、Ryanairも目を付ける訳だ。
posted by 藤森信吉 at 21:19| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月08日

アブラモヴィッチ、離婚

 こちらによると、ロマン・アブラモヴィッチとダリア・ジューコヴァが離婚した。
アブラモヴィッチはロシア版フォーブスによれば総資産91億ドルで、昨季プレミアリーグを制したチェリシーのオーナーとして知られる。三度目の離婚となるが、ダリアとの間に二子、二度目の妻との間に五子いる。
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以前にJBPRessで紹介したが、ダリアの父親はオデッサ経済のドン。盟友トゥルハノフ市長と並んでオデッサ政治を語る上で欠かせない人物だ。
posted by 藤森信吉 at 11:49| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

アフメトフ企業、ドンバス封鎖の損失を克服

 こちらによると、DTEK傘下企業は、ドンバス経済封鎖にも関わらず石炭増産となった。
 DTEK傘下の炭鉱は、2017年1-6月期に1480万トンを産出、これは前年同期比91万トン(6.6%)増の数字である。特にロシアのオブホフスカヤ炭鉱が136万トンを産出した。ウクライナ部での産出量は1345万トンで前年同期比4.6%増であった。ドンバス占領地域で経営権を喪失したにもかかわらず産出量が増加しているのは、ウクライナ支配地域内の炭鉱のマークG炭ガス用炭が18.9%(184万トン)増産され、1157万トンに達したためである。
 2017年上半期のDTEK社の発電量は171.2億kWh(前年同期比マイナス4.2%)であった。同期間中、DTEK Energoの火力発電は同社のマークG炭を用いて118億kWh(プラス12.3%)発電された。同社の電力輸出は40.5%(8億8140万kwh)増の30.6億kwhに達した。また、石炭輸出はマイナス43.4%の45万6000千トンとなった。同期間中、18.6万トンの石炭を発電のために輸入している。
 DTEK傘下の工場への石炭供給量は、ATO地域の経営権喪失に関連してマイナス28%の98万1千トンであった。
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マークG炭( марке "Г")の日本語訳はガス用炭となるようです。
さて、この記事から分かることは
・火力発電所の無煙炭からマークG炭への転換が進行中
・発電事業はモルドヴァ向け輸出も加わり好調
・人民共和国による炭鉱の経営権掌握の影響は火力発電ではなく、その他の産業(鉄鋼か?)に出ている
・アフメトフはしぶとく生き残っている
posted by 藤森信吉 at 17:39| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

ポロシェンコ「アイヴァゾフスキーはウクライナ人」

 ポロシェンコ大統領はfacebook上
「200年前、フェオドシアにおいて偉大な芸術家イヴァン・アイヴァゾフシキーが生誕した。我らの先祖を敬おう!」と記した。
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 え? 
ロシア帝国の国勢調査で、アイヴァゾフスキーがウクライナ語を母語として申告した記録でも出てきたんですか?

posted by 藤森信吉 at 16:03| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キエフの不動産市場、低迷

 こちらによると、キエフ市の不動産市場の成約物件数が激減している。
 1-6月期、2640の住居物件が売買された。前年同期は4220件であり、新築物件の成約数はマイナス46%、中古物件はマイナス29%であった。
 新築の成約物件数の激減は、ウクライナの生活水準の低迷だけでなく、フリブナ為替レートの安定が原因である。成約数の92%が3万ドル以下の住居物件であり、7万ドル以上の物件数は2%に過ぎない。伝統的に最も需要が多いのは一部屋アパートである。
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 札幌で林立するタワーマンションの最上部は、貧乏な道民ではなく専ら外資の投機用と聞く。ロシア資本追い出したりしてキエフの不動産業界は困らないのかね。
posted by 藤森信吉 at 13:51| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月29日

ウクライナの平均月給は285ドル

 ウクライナ政府は、7月1日時点での平均月給は7360フリブナで1年間で37.9%増となった、と発表した。5月比でも7.6%増となった。実質賃金では前年同期比18.9%であった。
 工業界、輸送業界、IT、通信業で平均以上の上昇がみられた。6月の教育業界の平均月給は7151フリブナ、保健業界は5374フリブナであった。キエフ市は全国平均より1100フリブナ高かった。
posted by 藤森信吉 at 11:59| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする