2018年01月09日

500万人がクリスマス典礼に参加

 こちらによると、1月6-7日の夜に行われた典礼に約500万人のウクライナ国民が参加した。
 内務省によると、全土の1万4千の教会で500万人あまりのウクライナ国民が典礼に参加した。1万8千余の警官、国家親衛隊員が教会周辺の警備に配置され、また7千の治安関係者が市内道路の警備にあたり、大きな混乱はみられなかった。

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 なんと全人口の約1/8が典礼に参加。人並で熱気むんむんの教会にこれだけ詰めかけるとはすごいな。賽銭放り込んでその気になっている初詣とは訳が違うぞ。
 因みにロシアでは、250万人以上が参加、動員された治安関係者は内務省5万人、軍・国家親衛隊3千800人、警備団体3千500人、人民自警団(Народная дружина)1万人、コサック5千400人が警備にあたった、とのこと。ということで、ウクライナ国民の方がロシア国民より遥かに数字を盛っている信心深いようです(笑)


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2018年01月08日

国立記憶研究所長「91年までウクライナはソ連占領下にあった」

 こちらによると、ウクライナ国立記憶研究所長は「ウクライナは91年までボリシェビキの占領下にあったと認識すべきだ」と述べた。
テレビ局5chとのインタビューにおいて、ヴァトロヴィッチ所長は、1991年はウクライナが独立を宣言した年ではなく、1917-21年のウクライナ人民共和国の遺伝の復活である、として「一世紀前にボリシェビキの侵略が始まったことを知らしめる大規模なキャンペーンを推進する必要がある」と述べた。

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 バルト諸国の真似をしたつもりなのだろうが、占領体制が編入してくれたクリミアの取り扱いはどうなるんですかねえ。モルドヴァ政府がモロトフ・リッペントロップ秘密議定書を批判して沿ドニエストルから突っ込まれたように、ロシア側から突っ込まれること確実。
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2018年01月07日

ウクライナの外準、188億ドルに

 こちらによると、2018年1月1日時点でのウクライナの外貨準備高は188.1億ドル(ドル換算)であった。
 2017年全体で、IMFのファイナンス10億ドルと国立銀行の買いオペ13億ドルのおかげで、外準は21%増えた。これは将来の輸入の3.6か月分にあたり、ウクライナの債務履行と政府および国立銀行のオペレーション実施に十分な水準である、と国立銀行は述べた。

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2018年01月05日

2017年のキエフ、歴史的温暖

 こちらによると
2017年のキエフは過去3位の暑い年であった。
 2017年のキエフ市平均気温は+9.8Cで標準気温を2.1C上回り、1881年以来、三番目に暑い年となった。特5月の平均気温は5.5C上回った。最低気温は1月7日のマイナス18.7C、最高気温は8月4日の34.7Cであった。雨量は590mmで、標準の91%であったが、分布が不均衡であり10月と12月以外の雨量が標準を下回り、農業へ悪影響を与えている。
 また、12月の平均気温は1.6Cで標準を3.9C上回った。12月11日に最低気温マイナス3.8Cを記録し、その5日後に最高気温9.8Cを記録した。
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2018年01月04日

最低賃金、引き上げ

こちらによると、1月1日から最低賃金が 3723フリブナに引き上げられる。
 最低賃金は2017年1月1日に倍化して3200フリブナになり、2018年1月1日からは523フリブナ増となる。2018年予算は4200フリブナまでの引き上げを想定している。クビウ第一副首相は、2019年には4173フリブナ、2020年には4425フリブナに引き上げる予定である、と述べていた。
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現行レートでは約130ドル/月。フリブナ安に振れているので、ドル換算すると引き上げ幅は圧縮される。

posted by 藤森信吉 at 11:46| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

ウクライナ、ロシア国民の入国に生体認証を導入

 こちらによると、2018年1月1日からロシアを含む70か国の国民に対し、生体認証による入国検査を導入する。
 157か所の入国ポイント全てに、生体認証パスポートの検査システムが全面的に導入されており、2018年1月1日からは、ウクライナ国民および国家の安全の脅威となる70か国の国民に対する生体認証チェックが行われる。これらの国は、ロシア、アフガニスタン、ベトナム、イラク、イラン、クルグス、北朝鮮、タジキスタン、スリリランカ、アフリカ諸国である。
 27日からロシア国境で試験稼働しており、生体認証パスポートを持っていないロシア国民のみに問題が生じただけであった。
posted by 藤森信吉 at 17:43| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

トランプ、ジャベリンをウクライナに売却承認か

 こちらによると、トランプ大統領はウクライナへの対戦車ミサイル売却を許可する可能性がある。
 国務省消息筋によると、対戦車ミサイルにはジャベリンも含まれる見込みで、トランプの対ロ関係改善に深刻な影響を与えることになる。総額4700万ドルの兵器契約には210の対戦車ミサイルと35の発射装置が含まれ、必要に応じて追加購入が可能である。
「アメリカはウクライナの長期的な防衛能力の建設、主権・領土保全の防衛とさらにる侵略に対する抑止のために防衛力を提供することにした。アメリカはミンスク合意にコミットし続ける」と国務省の報道官は述べた。ロシアはアメリカの兵器契約を批判しており、今週初めにはペスコフ・ロシア大統領報道官が「好戦的なウクライナ政府に好戦意欲を与える」として批判していた。



posted by 藤森信吉 at 13:15| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

プーチン大記者会見2017

 こちらに、恒例のロシア大統領大記者会見が掲載されているので、ウクライナに関する部分のみをピックアップ。
・ミンスクのフォーマット問題は効果性である。効果は低いが、私見では目下のキエフ政権の非建設的な立場のせいである。ドンバスの特別な地位についてウクライナ最高会議で可決されているにも関わらず実現されていない。
・アメリカについては、ノルマンディー様式に参加していないが、全権的に和平プロセスに参加している。アメリカがノルマンディー様式に参加すべきかは私は分からない。アメリカの問題であり、私は反対したことはない。
・今日起きている悲劇については、起源をたどる必要がある。これは武力による非憲法的な権力奪取である。ウクライナがヨーロッパ文明に抱かれたいという願いにも関わらず、非民主的手段で、諜報機関の助けによってはじまったのである。
・ロシア軍はドンバス領には存在しない。
・平和維持活動については、ポロシェンコ大統領はOSCEの武装化を主張しており、私も賛成した。しかしOSCEは要員不足、経験不足から拒否した。次にポロシェンコ大統領は国連の力を借りてOSCE要員の安全を計る必要があると述べ私も賛成した。メルケル首相が電話で「国境や境界線だけでなくドンバス全領を対象とすべきだ」と述べ、私も賛成した。しかし仲介者のみでは平和は達成されない。紛争当事者間の直接交渉はキエフ政権が避けている。
・捕虜交換についてはメドヴェドチューク氏に委任されている。
・19世紀に、ウクライナは独立・自立しなければならないという人々が現れた。ロシア化の強制があったかもしれないが、ウクライナにとって重要ではない。ウクライナは正教国であったことが重要であり、ロシア帝国時代にパスポートには民族欄はなく、宗教欄があった。ウクライナ人はロシア人と違いはない。
・ロシアとウクライナはまず別離され、そして戦わせられた。ウクライナ、ロシアにとって何が好適で何が非生産的か、ともに考えなければならない。
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 今年はウクライナに言及する時間が長かったようです。サアカシビリ(呼び捨て)についてもあれこれ言っていますがカット。
posted by 藤森信吉 at 13:09| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

ポロシェンコ「歴史問題はウクライナ・ポーランド関係に影響しない」

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は「ウクライナ・ポーランド関係の戦略的性質に歴史問題は影響を与えるべきではないとの共通認識にいたった」とハルキフにおけるポーランド大統領との共同記者会見において述べた。
 ポロシェンコ大統領は過去の英雄や無実の犠牲者に思いを馳せる必要はあるが「我々は前進しなければならない。歴史は変えられない。しかし現在や未来は変えられる」とし、歴史問題に関する共同委員会を副首相レベルに昇格させることで合意したと述べた。委員会の学問的調査は、ステパン・バンデラのような民族解放運動に多大な貢献を行った人物に関する研究に傾注される、と述べた。
 またピウスーツキが12月5日に生まれ、カラジン(ハリキフ)大学で学んだことに関連し、ポーランド大統領および人民に祝いの言葉を述べた、とポロシェンコ大統領は語った。
 最後に「ウクライナ・ポーランド間の歴史的な戦いではどちらも勝利しなかった。ロシアが勝利した」と述べ、歴史問題は歴史家に委ね、政治家は将来に従事すべきだ、とした。
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 ウクライナ大統領がピウスーツキを評価ねえ…
どこかの政治組織が「UPAによる虐殺はなかった、ねつ造だ」と言い出す展開はさすがにないか。
posted by 藤森信吉 at 15:13| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

カナダ、ウクライナにジャベリン輸出可能に

 こちらによると、カナダ政府は、官報上で自動火器輸出国規制リストからウクライナを外したことを公表した。
 リストから外れたことにより、カナダの輸出業者はカナダ政府に対し、輸出が禁止されていた兵器やデバイスをウクライナに輸出する許可を申請することが可能となる。申請が通るかは予測できないが、カナダ企業が保守・修繕を伴う長期の供給契約を得られれば、潜在的な利益は大きい、とカナダ政府の官報は述べている。
 本決定は、ジャベリン対戦車ミサイルのウクライナ輸出の前提条件を作り出すことになる、とジェームズ・ベザン・カナダ保守党影の内閣国防相は述べた。

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人民共和国軍の主力はT72、これにジャベリンで対抗するとは実に勿体ない
posted by 藤森信吉 at 21:41| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする