2017年03月27日

GUAM首相会議、開催

 こちらによると、キエフでGUAM政府首脳会議がキエフで開催され、2017年中にGUAM自由貿易圏を設置することで合意した、
 フロイスマン首相は、ウクライナとGUAM諸国とのサービスおよび商品の貿易は17億ドルに達しているが、その潜在性を発揮するには至っていない、今年度中に自由貿易圏の設置条約を準備することになる、と述べた。
 これとは別にGUAM諸国は「新シルクロード」枠内での輸送インフラの発展問題についても協議した。
 また、各国首相は共同宣言に調印した。
 共同宣言内では、GUAM諸国領内で起きている紛争に対し主権、領土保全、国際的に承認された国境を基礎にコミットを続けること、領土は他国の武力占領の対象ではないことを再確認した。



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共同声明も触れているが、全ての加盟国が国土の一部を占領されている状態にある、という酷い有様。あと気になるのは、会議の共通言語。特にモルドヴァあたりはロシア語使わないと通訳できないのでは。
posted by 藤森信吉 at 22:47| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

ウクライナの幸福度は132位

 国連が発表した2017年世界幸福度報告書によると、ウクライナは132位だった。
ウクライナは、freedom to make life choices(人生の選択度) とdystopia で大きく順位を下げている。
旧ソ連諸国で見ると
ウズベキスタン(47位)、ロシア(49位)、リトアニア(52位)、ラトヴィア(54位)、モルドヴァ(55位)、
トルクメニスタン(69位)、カザフスタン(50位)、エストニア(66位)、ベラルーシ(67位)、アゼルバイジャン(85位)、タジキスタン(96位)、クルグススタン(98位)、アルメニア(121位)、ジョージア(125位)となっている。
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ウズベク、ロシア、トルクメンが上位に・・・・何かの逆数のような気がしないでもないが、ウクライナの132位というのは、ヨーロッパ国としてはダントツ最低位で、アフリカ諸国やアフガニスタンと同じ。というか、ウクライナ132位、ウガンダ133位 はウケ狙いですか
posted by 藤森信吉 at 18:27| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

ズベルバンク、ウクライナからの撤退を加速化

 こちらによると、スベルバンクはウクライナ市場からの撤退を活発化させている。
 グレイフ・スペルバンク頭取は「スベルバンク・ウクライナは、制限付きで操業している。最速でウクライナ市場から退出する策を検討中であり、ウクライナ政府が許可してくれることを希望している。事態は本当に困難で、キエフからはじまったウクライナ全土での違法な行為は、ウクライナ治安当局の許可を伴っており、ロシア・ウクライナ間の銀行間クレジット移動の禁止という差別的な決定は、我々の企業活動を圧迫している」と述べた。
またグレイフ頭取は、ウクライナ政権のロシア系銀行に対する行為を「無法」と表現した。
 また、こちらによると、ロシア下院は、ロシアから外国支払いシステムを用いた送金を禁止する法案の第三読を可決した。これは2016年10月17日にウクライナ領におけるロシアの支払いシステムが禁止されたことに対する対抗措置であり、外国が支払いシステムの禁止を導入した場合、ロシア中銀に登録しているオペレーターはロシア法人経由のみでしか外国送金できなくなる。本法は公布後、30日後から効力を持つ。
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両国企業はキプロスあたりにある口座で取引するのかねえ
posted by 藤森信吉 at 21:53| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

国立銀行、2017年GDP成長率を1.9%に下方修正

 こちらによると、ウクライナ国立銀行は、2017年度GDP成長率を2.8%から1.9%に引き下げた。
 ドンバス封鎖のネガティブな効果が1.3ポイントで、他方で海外市場の良化による改善が0.4ポイントとなっている。 
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ドンバス経済封鎖、本当に意味不明。ウクライナ政界は、何かあるとすぐに韓国・中国との経済断交を叫ぶヤフコメ住民レベルなのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 15:40| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年GDP成長率、2.3%に上方修正

 ウクライナ国家統計局によると、2016年のGDP成長率は2.3%だった。
 名目GDPは2兆3832億フリブナで、一人当たり55848フリブナだった。本データは、一時的占領地域(クリミア自治共和国、セヴァストーポリ、ATO実施地域)を除いてある。
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国民一人当たりの名目GDPは2200ドルくらいか。人口数から人民共和国領の住民数が引かれていないので、それを加味すると、一人当たりのGDPは2400ドル。
posted by 藤森信吉 at 14:46| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

2017年度Forbesランキング

 こちらに毎年恒例のForbes誌富豪ランキングが掲載されているので簡単に紹介。カッコ内は2016年度。
359位 アフメトフ 46億ドル (23億)
1468位 ボホリュボフ 14億ドル (13億)
1678位 コシューク 12億ドル (10億)
1678位 ジェヴァゴ 12億ドル
1795位 コロモイシキー 11億ドル (13億)
1795位 ピンチューク 11億ドル (12億)
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昨年度と比べてもあまり変わっていないような。アフメフトの資産倍増は何だろうか。
posted by 藤森信吉 at 09:37| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

Ryanair、ウクライナ便就航

 こちらによると、Ryanairはウクライナ便を就航させた。
 記者会見において、オメリアン・インフラ相は「最も重要なことは我々が競争力を得たことだ」とRyanairの就航を称賛した。大臣によると、数年間の交渉で就航に漕ぎつけた。
同社によると、ウクライナは34か国目の就航先であり、キエフ(ボリスポリ)便は、ロンドン(スタンステッド、週5)、マンチェスター(週3)、ストックホルム(週4)、エイトホーフェン(週3)の4航路が10月から稼働する。19.99ポンドから売り出される。また、リヴィウ便も就航する。
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 10月だと、既に観光シーズンは終わっているような。
あらゆる機会を捉えて追加費用を毟り取ろうとするRyanair、二回ほど乗ったことがあるが、シートピッチはツポレフ154やイリューシン62くらい狭い。
 因みに、Ryanairのサイトは、Kiev-Borispol とロシア語表記。
posted by 藤森信吉 at 19:16| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

DTEK、人民共和国内の企業統治を喪失

 15日、DTEK社は、ドネツィク・ルハンシク占領地域における企業経営権を喪失した、と発表した。
 両州の一時的占領地域におけるDTEKの企業は、人民共和国への再登記と、財産目録の変更の要求を受けた。再登記の要求は受け入れられず、いかなる圧力も株主構成の変更に至らない、とDTEK社は述べる一方で、DTEKはこれら企業の操業をコントロールしえないことも明らかにした。
 紛争後の3年間、DTEKは、専らウクライナ法に基づいて操業しており、両州で操業するDTEK企業はこの1年だけでウクライナに20億フリブナ以上を納税し、エネルギーの安定供給を行い、36000人の従業員に安定的に賃金を支払ってきた。
 企業統治の喪失に対し、DTEK社はウクライナ政府諸機関に対し、ウクライナ法および国際法におけるDTEKの権利保護を訴えた。
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1年前にドネツク市を訪問したとき、DTEK社は堂々と活動してました。デモ隊や変な警備もなく。
ドンバス紛争直後、クレムリン・アフメトフ間で密約があったという説がありますが、取り敢えず、クレムリンはアフメフトを見捨てた、ということでしょうか。
posted by 藤森信吉 at 22:37| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月16日

ウクライナ-人民共和国間の鉄道・道路 閉鎖される

 ウクライナ国家安全保障会議は、15日13時までに、境界線上の自動車および鉄道ラインを封鎖することを決定した。警察および国家親衛隊がこの任にあたる。
 トルチノフ書記によれば、ウクライナの国益を損なういかなる扇動行為も許されない、としたうえで、国民に支持を訴えた。また、本決定は、ミンスク合意1、2条(停戦遵守)および乗っ取られた企業の回復、停戦ラインを超えた貨物流入の停止が実現するまでの一時的なものである、とした。
 また、ドネツク人民共和国も、「ドンバス輸送封鎖」に対し、ミンスク合意が履行されるまで、製品や資源のウクライナ側への搬出を禁止することを決定した。
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活動家が石炭搬入に対する封鎖を開始
→人民共和国側がウクライナ法人企業を乗っ取る
→ウクライナ政府が自ら公式に封鎖に乗り出す☜イマココ

対外的な流れは
 トランプ政権、クリミア・ドンバス問題でウクライナ支持
→プーチン、怒りの人民共和国パスポート承認

 対外的な対立構造にかこつけたウクライナ・人民共和国間の阿吽の呼吸が感じられなくもない。ウクライナ政府も人民共和国も、ミンスク合意が履行されると困るから、斯様な緊張状態が続くことが望ましい。
posted by 藤森信吉 at 17:35| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月14日

活動家、今度はスベルバンクのキエフ支店を封鎖

 こちらによると、ウクライナのロシア系銀行が、活動家による封鎖を受けている。
 13日に、志願兵部隊「アゾフ」がスベルバンクのキエフ本店の封鎖を開始し、反ロシア・スローガンを建物に貼りつけた。アバコフ内相は、ズベルバンクに対する制裁を国立銀行に要求、15日に国家安全保障会議で本問題が審議されることになる。
 ズベルバンク・ウクライナ銀行は、同行はウクライナ法に則ったウクライナの商業銀行であり、人民共和国政府発行の書類を認める用意はない、との声明を出している。
 ロシア外務省は、「相変わらずの情報で驚きに値しない。ウクライナ経済に貢献しているロシア資本銀行を封鎖しており、ウクライナ閣僚の指示も受けている、自らのクビを絞めており、全く法的根拠がない」と批判している。

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ロシア・スベルバンクが人民共和国発行のパスポートをID証明書として認めることに端を発した騒動。
ジグリをハンマーで叩いて壊すとか、良く分からない像をロシア大使館前に設置するとか、もうとことんやってください。っていうか、ズベルバンク・ウクライナのドル交換レートは悪いから、日本人はあまり利用しないよね。
 
posted by 藤森信吉 at 19:37| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする