2018年06月03日

UEFAチャンピオンズリーグ決勝開催でホテル特需

 こちらによるとUEFAチャンピオンズリーグ決勝のキエフ開催により、外国観光客のキエフ訪問数が増える効果が期待されている。
 キエフ市行政府によると、2016年度は130万人、17年度は160万人外国人がキエフを訪問した。2017年はユーロビジョン効果によるものであり、同様のUEFA効果が働くものと期待されている。また、180のホテルの2万室が決勝の半年前に完売し、キエフ市民の個人宅に2000人が無料で滞在したと見積もられている。五か月間で1400万フリブナのホテル収入があり、年間で3000万フリブナのホテル収入が見積もられている。
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2018年06月02日

国籍取得にウクライナ語テストを導入

 ウクライナ大統領令156号によると、ウクライナ国籍申請者に対しウクライナ語テストが導入される。
 「ウクライナ語の国家語地位の深化およびウクライナの統一文化空間創造に関する緊急措置」大統領令は、2018-2028年国家計画は、ウクライナ語の国家語としての機能をウクライナ全土のあらゆる分野で機能することを目的としており、特に外国人へのウクライナ語教育の促進、ウクライナ語申請者に対するウクライナ語テストの導入を謳っている。
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独立後、ウクライナ政府は、領土上に住むソ連国籍保有者に対して、無条件で国籍を付与したのだが、政策を転換するということになる。しかし、ロシアから政治難民を受け入れているのだから、テスト導入はいかがなものかという気も。因みにドネツク人民共和国は、ロシア語と並んでウクライナ語も国家語とされている。人民共和国国籍の取得にロシア語能力テストは課せられていないぞ!  
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2018年06月01日

ハンブルグ領事、クビ

 ウクライナ外務省によると、ハンブルグ領事が反ユダヤ主義行為により職務から外された。
 外務省倫理審査委員会は、ヴァシリ・マルシンツ領事の行動は公務員宣誓および倫理行動に違反し、外交活動にそぐわないとして、職務から外すことを決定した。領事は60歳の誕生日に、「我が闘争」バースデーケーキを掲げていた。




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 外交官試験に落ちて首になるところオレンジ革命後の要員不足になり生き残った、とか、ナチズム大好き人間だったとか、色々と資質に問題があった模様。任命責任 あと「我が闘争」ケーキをどうやって手に入れたのか気になるところ。自分で作ったのか?

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2018年05月27日

UEFA特需でキエフの空港、大盛況

こちらによると、UEFAチャンピオンズリーグ決勝に関連してポリスピリ空港は、チャーター54便、ビジネスジェット52便、政府専用機3便を受け入れた。キエフ空港も、通常より5倍増のビジネスジェット便を受け入れた。
 また、こちらによると、ウクライナ国境警備局は、UEFAチャンピオンズリーグ決勝でキエフの2空港は2万人強のサポーターを受け入れた、と発表した。ロシアのジャーナリスト2名がクリミア出入違反により入国を拒否された。
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ビジネスジェットでサッカー観戦とは凄い。バブル期に、ラーメン一杯を求めて札幌日帰りしていた連中を思い出す。
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2018年05月26日

ベスキディ・トンネル開通

 こちらによると、ペスキディ・トンネルが開通した。
 式典であいさつしたポロシェンコ大統領は「過去数十年間におけるウクライナ最大のインフラであり、ロシアの侵攻と戦っているさなかの4年半で完成に至った。トンネルはヨーロッパに続ている。EUとの連合協定調印、CFTAの発効、そしててビザなし渡航体制発効と明確に一致している」と述べた。
トンネル自体の計画は20年前に遡るが、発破は2014年に行われた。「このトンネルはウクライナ鉄道公社、ウクライナ当局、EBRDとEIBの協力の証である」とと自賛した。プロジェクト費用は30億フリブナである。これによりウクライナ鉄道貨物のEUへの輸送量は年20%増となる。大統領は「ウクライナは、天然ガス、エネルギー資源のみならず貨物のトランジットとしても信頼できる国であことが重要である」と述べた。
 トンネル全長は1764メートルでウクライナの鉄道トンネルで二番目の長さとなる。新トンネルは列車が100往復/日可能であり、カルパチアからイタリア、スロベニア、ハンガリー、スロヴァキア方面への輸送力を数倍高めることになる。旧ベスキディ・トンネルは1886年から稼働しているが、47往復/日しかできない。



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IMFとの交渉、決裂

 こちらによると、パルビー・ウクライナ最高会議議長とIMFおよびヴェニス委員会との対汚職裁判所法案に関する交渉は合意なく終わった。
  主たる議題は国際専門家会議に拒否権を付与させる点であり、合意が得られなかった。5月21日、ウクライナ最高会議立法問題委員会は、対汚職裁判所の設置法案を採択し第二読審議用に送付していた。2017年12月22日、大統領案が議会の審議に登録されており、同様の議員立法案が4つ登録されていた。ウクライナの諸国際パートナーはウクライナに対し、大統領案に対する厳しい注文を付けていた。2018年3月1日に、議会は、大統領案の修正法案第一読を可決していた。大統領は、第二読の議決を認めない、と述べていた。

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2018年05月24日

ジャベリン、ウクライナに到着

 こちらによると、ウクライナに第三世代ジャベリンのコンプレックスが到着し、発射が行われた。
 大統領は、アメリカのジャベリンをして「ウクライナ部隊に対するロシアの攻撃に際して用いるに非常に効果的な防衛兵器である」と評した。
「ジャベリンの使用は敵の装甲車両の撃破と我が対戦車部隊の生存率を向上させる、我々の外交官、政府、国防省、そして私の努力によりアメリカが提供したものはもちろん純粋に防衛的兵器であり、ロシア連邦がコントロールする兵力側の大規模攻撃に際してのみ使用される。ドンバス紛争の過激化のために用いられない。ロシアの侵攻を抑止する追加的要素となる。一歩ずつ、我々はロシアの侵略に対する防衛力を強化している」と述べた。
posted by 藤森信吉 at 11:00| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

ガスプロムのロゴ、キエフ市から撤去される

 こちらによると、UEFAはキエフ市の要請を受け、パートナー企業であるガスプロムのロゴタイプをチャンピオンズ・フェスティバルの敷地から外す措置を支持した。
UEFAチャンピオンカップ決勝戦準備委員会キエフ市代表は、facebook上において、「大規模な抗議行動、野蛮な行為や落書き行為は行われない。UEFAはキエフ市の『UEFAパートナーたるロシア・ガスプロムのロゴタイプの利用は難しい』という立場を理解してくれた。全てのロゴタイプは撤去された。感謝したい」と述べた。



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ウクライナ国民もロシアの侵略に抗議して、ロシア製品(ガスとか石油製品)を燃やしています! 
 
posted by 藤森信吉 at 17:20| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

ウクライナ、クリミア橋完成をうけて追加提訴

 こちらによると、ウクライナはクリミア橋の不法建築を受けて、追加提訴に踏み切った。
 ウクライナ外務省報道官によると「クリミア橋の開通は、クリミアがウクライナ不可分の領土であり、ロシアが一時的に占領している、というステイタスを何ら変えない。勿論、ケルチ架橋に関する国際海洋法裁判所(ハンブルク)で審議中の一要素である」と述べた。
 ウクライナは2月19日に国際海洋法裁判所へ、黒海・アゾフ海およびケルチ海峡においてロシアがウクライナの権利を侵害しているとして提訴していた。ルツェンコ・ウクライナ最高会議大統領代表の言葉によると、ウクライナは2019年に裁定が出ることを予想している。
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 司法でロシアを圧倒するウクライナ。ロシアは裁定を無視するだろうが、権利は常に主張しなければならない、とイェーリング先生もおしゃっている。
posted by 藤森信吉 at 13:57| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

ポロシェンコ「非共産主義化による改称は5万2千カ所」

 ポロシェンコ大統領は、非共産主義・ナチズム法による地名改称が5万2千におよんだ、と述べた。
 「甚だ許容しがたいことに、独立ウクライナの人文政策は小ロシア主義とソヴィエト主義によって支配されており、『ルースキーミール』と称する文化帝国主義が他国を従属させてきた。文化的交換は片務的で実際のところ、ロシアの侵略の武器の準備となった。ソフトパワーを持ちいることで、ロシアは戦車の安全な侵入経路を準備してきた」と政治的抑圧の犠牲者を追悼する式典において述べた。
 大統領は、尊厳革命とロシアの侵略の結果、ウクライナの歴史的記憶の政策の支持が得られ、5万2千カ所の地名が改称され、1500ものレーニン像は打倒された、と指摘した。また、大祖国戦争に対する新しい解釈についても言及した。
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読んでいる内にオルグされるそうなったので以下略。選挙近し。遅れてきたナショナルヒストリーというべきか、歴史修正主義というべきか。興味ある方はリンク先の原典をご一読ください。
posted by 藤森信吉 at 20:54| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする