2017年07月07日

アメリカ、ノルマンディーフォーマットに参加を検討

 こちらによると、アメリカはノルマンディー・フォーマット(フランス、ドイツ、ウクライナ、ロシア)に非メンバーとして参加することを検討中である。
 以下、忘備録として国務省のブリーフィングからコピペ。
SENIOR STATE DEPARTMENT OFFICIAL ONE: So on the Ukraine question, I would say that all of the members of the Normandy format – France, Germany, Ukraine, and Russia – have expressed their desire to have a U.S. counterpart that they can work with in the negotiations, not as a member of the Normandy format but as an important support to that format and collaborator with those countries as they negotiate implementation of the Minsk agreements. And so there is broad-based support across the four of them for U.S. involvement, and we are currently considering how best to support the Normandy format and the Minsk negotiations.
posted by 藤森信吉 at 11:45| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月06日

Ryanair、ボリスピリ空港とようやく契約

 こちらによると、ボリスピリ空港はRyanairとの間で契約書にサインしたことを発表した。
 リャビキン・ボリスピリ空港社長は「空港内の全サービス部門の合意と社外監査のチェックを経てサインされ、Ryanair側に送付された」とfacebook上で発表した。他方でキエフ・ロンドン間の80%割引はなされない、何故なら同ルートはボリスピリ空港にとり新規ではないからだ、とも記した。ボリスピリ空港は、国際ルートに対し初年度80%、二年目60%、三年目40%、四年目20%の空港使用料の割引を実施しているが、80%割引はトランジット便のみに適用される。
Ryanairにとり、ウクライナは34か国目の就航地となる。キエフ便はアイントフォーヘン(週3)、ロンドン(週5)、マンチェスター(週3)、ストックホルム(週4)の週15便が予定されている。
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UKは、ウクライナ国民にとりビザなし渡航の対象外、RyanairはUK市民が往復で利用することを想定しているのだろうか。関係ないが、最近、札幌・東京間はすっかりLCCで移動しているのだが、聖ゲオルギー色のJetStarより、ウクライナ国旗色のバニラエアーの方がお勧め。バニラの方が持ち込み荷物の計量が緩い。

追記)Ryanair側からの譲歩に空港が応じず交渉決裂。
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2017年07月05日

公害王アフメトフ

 こちらによると、ウクライナ環境・天然資源省が発表した大気への汚染物質排出企業リストでアフメトフ系企業が上位を占めた。
 セメラーク大臣によると、ランキング入りした企業の多くは、ドネツィク、ドニプロペトロフシク、ザボリジア州に集中している。
 以下、「大気への汚染物質排出企業ランキング」を20位までコピペ。(排水ランキング、汚染物質廃棄ランキングも発表されているが省略)
1.АрселорМіттал Кривий Ріг
2.ММК ім. Ілліча
3.≪БурштинськаТЕЦ≫ ПАТ ≪ДТЕК Західенерго≫
4.Дніпроенерго
5.Вуглегірської ТЕС ПАТ ≪Центренерго≫
6.ДТЕК Павлоградвугілля
7.≪Курахівська ТЕС≫ ТОВ ≪ДТЕК Східенерго≫
8. ≪Донбасенерго≫ Старобешівська ТЕС≫
9. Запорізька ТЕС ПАТ ДТЕК ≪Дніпроенерго≫
10.Дніпровський меткомбінат
11.Азовсталь
12.≪Центренерго≫ (Трипільська ТЕС)
13.≪Луганська ТЕС≫ ТОВ ≪ДТЕК Східенерго≫
14.≪Ладижинська ТЕС≫ ПАТ ≪ДТЕК Західенерго≫
15.ДТЕК Придніпровська ТЕС
16. ≪Донбасенерго≫ ≪Слов’янська ТЕС≫
17. Зміївська ТЕС ПАТ "Центренерго"
18.≪Зуївська ТЕС≫ ТОВ ≪Східенерго≫
19.≪Запорізький меткомбінат≪Запоріжсталь≫
20.≪Південний гірничозбагачувальний комбінат≫
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鉄鋼と火力発電所ばかりで、おのずとアフメトフ系になる。トップ20のうち、実に13がアフメトフ傘下。いくつかの製鉄所は人民共和国の管理下に入っているため、規制がかからず、改善が進まないことになろう。
 
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2017年07月03日

クリミア「自治共和国」を改称? 

こちらによると、ウクライナ憲法内のクリミア自治共和国の法的立場が変更される可能性がある。
 チィジマリ・ウクライナ最高会議憲法委員会委員(ラディカル党議員)は、5チャンネルの番組内において、「クリミアの法的立場について審議している。今日、クリミア自治共和国が単一国家ないで存在し得ないことを我々は理解している」と述べた。憲法には、10項で「クリミア自治共和国」と記載されており、大統領から検討を要請されているが、クリミアの立場について言えることは「何もない」とした。
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 クリミア自治共和国に替わる呼称として「タブリア州」を推薦します。
posted by 藤森信吉 at 14:12| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月01日

Petyaウィルス、ウクライナを集中攻撃

 こちらによると、全世界でPetyaウィルスに感染したPCのうち、75%はウクライナである。
 ESET社が公開した感染地図によると、全世界の感染数の75.24%がウクライナ、9.06%がドイツ、以下ポーランド、セルビア、ギリシャ、ルーマニア、ロシアと続く。
 27日、ウクライナの銀行、エネルギー企業、国、地方自治体のインターネットサイト、メディア、その他の企業に対する大規模攻撃が発生し、Petya.A感染によりコンピューターネットワークが遮断されていた。



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 ウィルス対策ソフトで有名なESET社だが、マスコットキャラクターがなんとなくプーチンに似ている。
posted by 藤森信吉 at 21:10| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

ポロシェンコ「アンナはフランス・ウクライナ間のシンボル」

 こちらによると、ポロシェンコ大統領はフランスを実務訪問し、アンナ王女の記念碑に花を手向けた。
 大統領はフランス訪問について「議会選挙直後に会談したことは象徴的であり、ウクライナ関係は新しいフランスの指導部にとり重要であり、ヨーロッパ政治におけるウクライナが第一優先されていることを示している」と述べた。
 また、全世界がウクライナ側についており、アンナは、キエフのアンナであり、フランス・ウクライナ間のパートナーシップのシンボルである、とした。
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プーチン曰く「ロシア人アンナ」。フランスで繰り広げられるウクライナとロシアのガキの喧嘩。

posted by 藤森信吉 at 20:50| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

聖ゲオルギーリボンで初の処罰

 TASSによると、ウクライナで、聖ゲオルギー・リボンの処罰者第一号が出た。
 6月22日「戦争犠牲者に対する哀悼と記憶の日」、ドニプロ(旧ドニプロペトロフシク市)で聖ゲオルギーリボン着用者に対する最初の罰金が科せられた。
ドニプロにおいて、数百名が大祖国戦争の犠牲者を哀悼するため集まり、1943年10月に同市をファシストから解放した第152狙撃師団の記念碑に花を手向けた。
 聖ゲオルギーリボン禁止法は6月15日に発効しており、850フリブナから2550フリブナ(32ドル〜96ドル)の罰金が科せられる。累犯は5100フリブナもしくは15日間の拘留が科せられる。大祖国戦争の従軍者が着ける勲章、博物館展示は処罰の対象外となっている。



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 以前に紹介した法律の最初の適用。今考えると、シャフチョール・ドネツクのオレンジ/黒の配色は、聖ゲオルギー章を模していたのかも。黒は石炭の色と聞かされたが。

posted by 藤森信吉 at 22:08| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

ポロシェンコ、トランプと会談

こちらによると、20日、ポロシェンコ大統領はアメリカを実務訪問し、トランプ大統領と会談を行った。
 会談後、トランプ大統領は「非常に良好な会談で、大きな前進を達成した。ウクライナ東部紛争の平和的解決への支援について協議した。また、宇クイラナの汚職対策も議題にのぼった」と述べた。
 また、ポロシェンコ大統領は、「アメリカはミンスク合意に関わり続けることが明らかになった。ミンスク合意および一連の停戦、ロシア兵器の撤収、国境を含め全領域におけるSMMチームの安全保証の完全履行をロシアに要求しなければならない」と述べた。
ミンスク・フォーマットについては、「変更の必要はなく」、「アメリカはブタペスト・メモランダムの保証国であり、今般の会談によって、アメリカにとってのウクライナの重要性および我が国を支持するアメリカの強い意志が確認された」とポロシェンコ大統領は記者に述べた。
 



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二人ともデカいね(月並みな感想)。
posted by 藤森信吉 at 18:12| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

Facebook特需

 こちらによると、ВКонтакте禁止以降、ウクライナのFacebookユーザーが急増し900万に達している。
 6月19日にウクライナFacebookユーザーは900万を突破した。5月18日以降、ウクライナのFacebookユーザーは250万人増となり、ウクライナにおけるВКонтактеユーザーを上回った。
 過去30日間にFacebookにアクセスした者をカウントしている。したがって、登録者、単なる閲覧者の区別はされていない。5月17日に発効した制裁リストにより、ウクライナのプロバイダーは、ロシア系SNSへの接続をブロックしており、Mail.ru、ВКонтакте、Одноклассники、 Yandex へのアクセスが禁止されている。
 また、こちらによると、ВКонтактеはキエフ事務所を閉鎖した。ウクライナ事務所の報道担当者によると、従業員は、ВКонтактеあるいはMail.RUホールディング内で継続雇用される。



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陰謀論的には、ウクライナ政権の黒幕はアメリカIT資本。
posted by 藤森信吉 at 12:11| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

消費者マインド、2014年夏レベルに回復

 マーケティング企業GfK Ukraine社によると、2017年5月の消費者マインド指数は58ポイントで2014年7月以降で最高値を記録した。
 同社は「5月は経済成長による指数改善を受けて個人の物質状況が大きく上昇した。本結果は、経済が改善し危機的時期は過ぎ去ったと市民が感じていることを示している」としている。5月は失業率が6.7%に低下し、過去2年間で最低となった。2014年8月にドンバス内戦ぼっ発により、地域の産業インフラが破壊され、フリブナの減価が進み、消費者マインドは一気に10.4ポイント減の54.7となった。それ以降の最高値は、2016年12月の57ポイントであった。


posted by 藤森信吉 at 21:53| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする