2018年10月15日

愛国主義はなんとかの最後の砦である

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は、民族・愛国主義教育の必要性を訴えた。
 キエフ州の公立ボーイスカウト組織プラストの研修センターにおいて、大統領は「ウクライナ史上初めて、民族・愛国主義教育が政策の最優先となった。ウクライナ政府は予算から1000万フリブナを民族・愛国教育活動に充てる」とスカウトのメンバーを前にして述べた。
 大統領は、政府、州政府の予算によって作られたボーイスカウト研修センターが全国各地に作られることに期待を表明した。また、「男子・女子は自らの国の建設・防衛に積極的に参加し、解放運動の参加者となる」と指摘し、過去に、スカウト出身者が、ウクライナの主権・領土保全・独立を守ってきた」と強調した。
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選挙が近付いてきて、大統領の愛国主義や民族主義の強調が加速してきましたね。
posted by 藤森信吉 at 14:46| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月12日

コンスタンチノーポリ、ウクライナをロシアから奪還

 こちらによると、コンスタンディヌーポリ全地総主教庁は、キエフ総主教を自らの管轄とする決定を下した。
 コンスタンチノーポリ総主教庁は聖務会院で、ウクライナの2つの非正典教会のトップであるフィラレート・ウクライナ正教会(キエフ主教座)総主教とマカリィ・ウクライナ独立正教会総主教を自らの階位に加える決定を下した。また、キエフ主教座をコンスタンディヌーポリ総主教庁の管轄下に置き、ウクライナ正教会に独立の地位を与えるプロセスを開始したことを宣言した。
 これを受け、ウクライナ正教キエフ主教座は、ウクライナ独立正教会とウクライナ正教モスクワ主教座に対し、合同協議会に加わることを求めた。モスクワ主教座は、地元教会を無視した一方的で正統性のない決定であるとして合同協議会への参加を拒否している。
 また、ペスコフ・ロシア大統領報道官は、正教会世界の分裂をもたらすとして懸念を表明したが、教会問題に介入はしない、と述べた。
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 これ、いいんですか、教会世界的に。
11月にトモスが出るとかで、ウクライナ大統領選挙に間に合いますな。

「あの地はモスクワのものではない、我々コンスタンチノーポリの土地だ」
posted by 藤森信吉 at 21:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

ユーシチェンコ、ミンスク会議ウクライナ代表に就任?

 こちらによると、辞任したクチマの後継代表としてユーシチェンコ元大統領が浮上している。
 ドンバス和平三者コンタクト会議のウクライナ代表ポストにユーシチェンコが浮上している。「ウクライナ大統領の中で最も反ロが強いユーシチェンコがミンスクでウクライナ代表団を率いることになれば、ロシアにとって問題となろう。通訳なしではロシア語を話そうとしないくらいだ。適任だ」と消息筋は述べた。
8日、ユーシチェンコはベラルーシでルカシェンコ大統領と会談し、「ウクライナのCIS脱退問題」について協議した、と伝えられている。これはルカシェンコが、非公式にユーシチェンコの代表就任に合意したと見ることができる。別の候補者としては、人道問題部会のウクライナ代表であるイリーナ・ヘラシチェンコ、ルスラン・デムチェンコ大統領顧問も挙げらている。クチマ前代表はデムチェンコが後継となることを示唆していたが、同時に「ポロシェンコ大統領に任命権がある」としていた。
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 格を除けば、あらゆる意味でユーシチェンコはウクライナ代表に向かないと思うのだが、合意など全く期待しておらず「やっている感」を出したいなら誰でもいいということに。いっそメドヴェドチュークでいいんじゃないの? 
posted by 藤森信吉 at 15:20| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月09日

IMF、ウクライナの成長率を下方修正

  World Economic Outlook,によると、IMFは2019年のウクライナGDP成長率を3.3%から2.7%に引き下げた。
・GDP予測成長率
2018年 3.2%→3.5%
2019年 3.3%→2.7%
2020年4%→3.4%

・CPI(年平均)
2018年 10.9%
2019年 7.3%

・経常収支
2018年 -3.7%→-3.1%/GDP
2019年 -3.5%→-3.9%

・失業率
2018年 9.2%→9.4%
2019年 8.8%→9.2%
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 ウクライナ国内経済に要因があるというよりは、世界経済景気のピークと貿易摩擦の影響かと(全部読んでいない)
posted by 藤森信吉 at 15:14| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月07日

ウクライナ、歳入の4割が債務返済に消える

 ウクライナ会計検査院によると、2019年度は国家歳入の40%以上が債務償還に消えることになる。
 パツカン会計検査院長は「これに関連し、現行の社会経済支出が削減される可能性がある。すなわち、年金引き上げ、給与引き上げ、社会保障費の引き上げ、あるいは道路舗装、幼稚園、新しい校舎、病院、幼稚園建設等、インフラ発展全般の可能性が減じる
 また、来年は、地方自治体への13の補助金70億フリブナは支出されない、と述べた。これは、中学校の質的向上を狙う「新しいウクライナ学校」プロジェクトに支出される予定のものであった。
 また、住民向けガス価格は引き上げ予定であるが、2019年度は、これに対する補助金も削られる、と言明した。
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 国債償還費に予算が食われて(ついでに国防費も突出)社会保障費がカット…うーむ、これは対岸の火事ではないな。
それにしてもウクライナの校舎は本当に酷い。ソ連時代からほとんど変わっていないのでは。特に便所。
posted by 藤森信吉 at 21:53| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月06日

ウクライナ・ジョージア・国外旅券なし渡航実現

 フロイスマン首相はfacebook上で、ジョージアとの間で、
相互査証廃止に関する協定に調印した。これにより、ウクライナ市民は非接触型の電子国内IDカードでジョージアに渡航することが可能となる。
 
posted by 藤森信吉 at 11:17| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

ウクライナ・ハンガリー間で外交官追放合戦

 ウクライナ外務省は、 駐ベレホヴェ・ハンガリー領事に対し、領事に沿わない行動に関連してペルソナ・ノン・グラータを宣告し、72時間以内にウクライナ領からの退去を命令した。また、ハンガリー系ウクライナ国民は両国間の統合要素である、とした。
 これに対抗し、ハンガリー外務・貿易相は、ウクライナ領事の国外退去を決定した。「ハンガリーは隣国ウクライナとの良好な関係の維持に関心があるが、この数か月、ウクライナは対立を深刻化させている。ベレホヴェ領事館内の盗撮は諜報機関によるものであり、外交ルールに違反している。教育法の採択後、ハンガリー少数民族に悪影響を与える言語法は、約束したにもかかわらず議論がなされなかった。言語法は、少数民族言語の権利を域内住民比率10%から33%に引き上げており、カルパチアの15万の反バリー人は母語の権利を失うことになる。さらにウクライナはハンガリー国境沿いに軍や警察部隊を配備しており、挑発と受け取られる。NATO加盟を欲する国がNATO加盟国の国境で軍事力を強化するのであれば、NATOに加盟などできないし、EU加盟を欲する国が二重国籍を攻撃するのであれば、EUに加盟などできない。ハンガリーはウクライナのNATO/EU加盟に対し、拒否権を行使する、と述べた。
posted by 藤森信吉 at 12:28| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月03日

クチマ、突如ミンスク会議ウクライナ代表から退く

 こちらによると、クチマ第二代ウクライナ大統領はミンスク三者コンタクト会議のウクライナ代表から退くことになった。
 クチマの報道官がfacebookに記したところによると、クチマは三者コンタクト会議の同僚たちと和平交渉の組織づくりを行ったベラルーシ側に謝辞を伝えた。クチマは、2014年7月8日に三者コンタクト会議ウクライナ代表に任命された。10月2日の三者コンタクト会議では、ウクライナ側はゴルロフカにおけるMON-50地雷による悲劇の調査を要求した。また人道問題部会は抑留者の解放に向けた協議を継続した。社会経済部会は携帯通信の回復問題とウクライナ鉄道公社の動力車の返還問題の作業を進めた。人民共和国における選挙については、ミンスク合意当事国であるロシアの義務に大いに違反している、と報道官は記した。
 マルティン・サイディクOSCE特別代表は、クチマの交代について、和平協議に影響はないと思いたい、と述べた。後任は誰か、という質問に対し、サイディク氏は「誰かが後任に収まるだろう。クチマにはいつもルスラン・ディムチェンコ氏が付き添っていたが、クチマは次の16日の会議に誰が代表としてくるのかについて何も語らなかった」と述べた。
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posted by 藤森信吉 at 15:33| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

ミスウクライナ2018、速攻で失格

 こちらによると、ミス・ウクライナ-2018が2日後に既婚が判明し称号剥奪となった。彼女は中国で行われる世界大会にウクライナ代表として参加する予定だった。
 「ミス・ウクライナ」組織委員会によると、キエフ出身のヴェロニカ・ジドゥセンコが、ミス・ウクライナ-2018授与後の2日後に、既婚子持ちという応募条件違反により称号剥奪となった。30日に再選出がなされる。ミス・ウクライナの応募条件には、未婚かつ子供がいないこと、と定められており、参加者はサインしていた。
 因みにミス・ウクライナの歴史では、1995年で栄冠に輝いたヴラーダ・リトヴチェンコが子持ちであったが問題視されなかった。96年のミス・ウクライナであるナターリア・シヴァチェンコも子持ちであった。2001年でも同様なことが生じている。2014年のミス・ウクライナは、既婚であることがバレて世界大会に参加しなかった。



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facebook上の家族旅行写真がバレた模様。一瞬、ワルシャワ文化科学宮殿かと思ったが、エッフェル塔かな。
 
posted by 藤森信吉 at 13:01| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

ハンガリーとの関係悪化

 こちらによると、ハンガリー外交・通商相は、ウクライナ側がカルパチアにおけるハンガリー人の状況を悪化させている、と批判した。
 大臣は、ペレホベ領事館におけるハンガリー国籍申請の盗撮ビデオが、ウクライナの選挙キャンペーンに悪用され、反ハンガリー感情を煽っていることは「非常に非友好的」であり、また二重国籍についても、EUでは日常的な実践であり、ウクライナは欧州統合を掲げるなら、15万人のウクライナ系ハンガリー人の権利を受け入れるべきだ、としてウクライナ外務省の批判を一蹴した。19日、クリムキン・ウクライナ外相は、ハンガリー領事館における国籍付与式にウクライナ国民が参加したビデオがアップされたことに関し、駐ベレホ・ベハンガリー領事の国外追放も辞さない、と述べていた。また、ボドナル・ウクライナ外務省次官は、両国間の合意に反し、「カルパチア問題担当相」が未だに改称されていない、この問題を提起したい、と批判した。
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ロシアだけでなく、ハンガリーとポーランドというクルーグマン先生大批判なネトウヨ国と国境線を接するウクライナ。反ロシア、反ポーランドというとOUN-UPAを思い出します。 
posted by 藤森信吉 at 15:27| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする