2017年11月19日

ウクライナ企業のブランド力トップ10

 こちらにウクライナ企業ブランドの価値が掲載されているので紹介。
トップ100企業のブランド力の総額は55億ドル弱
1位 Моршинська 飲料業 5.07億ドル
2位 Sandora 飲料業 3.12億ドル
3位 Roshen 菓子業 2.74億ドル
4位 Nemiroff アルコール飲料 2.55億ドル
5位 Нова Пошта ロジスティクス業 2.18億ドル
6位 ПриватБанк 金融業 2.03億ドル
7位 Хортиця アルコール飲料 1.79億ドル
8位 Rozetka ネット小売業 1.79億ドル
9位 Київстар 携帯 1.68億ドル
10位  Оболонь ビール 1.62億ドル
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会計で言うところの暖簾代か。Моршинськаはミネラル・ウォーターの一大ブランド。ウクライナの上水道の酷さのおかげ。Sandoraはジュースで有名。AVTO ZAZは何位ですかねえ
posted by 藤森信吉 at 13:34| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月16日

ヨーロッパがいいねと君が言ったから12月25日も祝日

 こちらによると、ウクライナ最高会議は12月25日を祝日とする法律を可決した。 
 法律の説明書は、ウクライナのカトリック・プロテスタント教徒の1/3は12月25日を祝日としているが、ウクライナでは25日は労働日である。従って、ウクライナの住民の幾割かに、キリスト誕生を祝する権利を与える必要がある、としている。法律を提出した議員の1人、パーヴェル・ユングリャンは「法は1月7日のキリスト生誕日のステイタスを変更するものではない、規範を設定したのだ。ウクライナのキリスト教徒は12月25日も1月7日も祝うことができる」と述べた。
 また、同じ法律内で、5月2日が祝日から外された。メーデーの祝日は5月1日のみとなる。ウクライナでは祝日は11あることになる。

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多エスニック国家ウクライナの出鱈目さに久しぶりにホッコリ。バカらしくていいね、実に。広川太一郎に法律全文を朗読してもらいたいくらいだ。
追記)法文はこちら
posted by 藤森信吉 at 19:48| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

欧州の沙汰は金次第

 こちらによると、ウクライナ法務省は2014年以来、国家予算15億フリブナを欧州人権裁判所の審議過程に費やしている。
 「法務省は、閣僚会議決定408号にそってウクライナに対する国外司法機関の決定の履行に関連した支払いを行っている」とEP誌に回答した。
2014年は1億6981.7万フリブナ、2015年は6億3998.1万フリブナ、2016年は6億1229.4万フリブナ、そして今年度は10月20日時点で1億400万フリブナを欧州人権裁判所の決定の履行に費やした。法務省は、支払先については明かしていない。
 
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2017年11月04日

ウクライナは76位(Doing Business-2018)

世銀が公表したDoing Business-2018によると、ウクライナは前年から1.90ポイントアップの190か国中76位だった。
1.Starting a business
2.Dealing with construction permits
3.Getting electricity
4.Registering property
5.Getting credit
6.Protecting minority investors
7.Paying taxes
8.Trading across border
9.Enforcing contract
10.Resolving insolvency
11.Labor market regulation
の11分野から測るもので、ウクライナは建設費の低下、少数株主の権利保護、統一社会保障税の税率低下、税の単純化で進歩があったと記されている。
 旧ソ連諸国では、ジョージア9位、エストニア12位、ラトヴィア16位、リトアニア19位、ロシア35位、カザフスタン36位、ベラルーシ38位、モルドヴァ44位、アルメニア47位、アゼルバイジャン57位、ウズベキスタン74位、クルグススタン77位、 となっている。
ウクライナ政府はトップ40入りを目標としている。
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 マイダン後、ランクを大幅に上げているとはいえ、コーカサスはおろか、中央アジア諸国にも遅れをとるウクライナ。
posted by 藤森信吉 at 12:20| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

ポーランド、SSガリツィアに激怒

 こちらによると、ポーランド外相は、反ポーランド活動家の入国禁止措置を準備中であることを明らかにした。
 ポーランド・ウクライナ関係に関して質問されたポーランド外相は、「両国は和解に関しコンセプトがそれぞれ異なる」とした上で、極度な反ポーランド主義者、特にSSガリツィアの軍服を見せつけている連中については、入国禁止措置を検討している」と答えた。また、ポーランドは、ウクライナが言うところの歴史的問題は対称性があるとの考えに同意しない。UPAはポーランド国内軍(Armia Krajowa)とは異なる、このタイミングでウクライナを訪問すべきか、大統領に進言すべきか考慮している、と述べた。




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ウクライナは、非共産主義・ナチ法を採択したんだから、共産主義ばかりでなく、SSガリツィア関連の運動も厳しく取り締まるべき。
posted by 藤森信吉 at 13:15| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

バカーイ、逮捕

 こちらによると、イーゴリ・バカーイ元ナフトガス・ウクライナ社長がモスクワで逮捕された。
 イーゴリ・バカーイは、ウスマノフらから10の訴えを受け、モスクワで逮捕された。ウスマノフに対しては900万ドルを負っている。バカーイは、彼の会計担当者、顧問とともに逮捕され拘留中である。近年、バカーイは、アラブ首長国連邦とモスクワの間を行き来しており、知人の資金管理を行っていたと伝えられている。バカーイは、2005年にホテル「ドニプロ」、「ウクライナ」の不動産を違法に譲渡した嫌疑があり、後にロシア国籍を取得したことが明らかになっていた。
 また、こちらによると、モスクワ仲裁のデータではスビャージ銀行の申し立てにより、9月にバカーイ夫妻は破産を宣告されており、清算が進められていたことが判明している。バカーイは15億ルーブリ以上の負債を抱えており、多くの債権者が返済を求めている。
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 久しぶりにその名前を見たと思ったら、やはり詐欺まがいだったイーゴリ・バカーイ。日本でバカーイに最も詳しい私が簡単に説明すると、イーゴリ・バカーイ(イーホル・バカーイ)はティモシェンコと並ぶウクライナのガストレーダー、ティモシェンコのパトロンがラザレンコ首相だったのに対し、バカーイのパトロンはクチマ大統領だった。初代ナフトガス・ウクライナ社長(というか、彼がクチマ大統領に働きかけて作らせた)で、2000年のウクライナ政界は、クチマ大統領、ユーシチェンコ首相、ティモシェンコ副首相、バカーイ社長、という狂ったような布陣だった。バカーイの奥さんは確か元ミス・ウクライナか何かで、一時期、旦那の資金に飽かして芸能活動しており、近年はセレブぶりをSNSにアップして注目を集めてました。

 
posted by 藤森信吉 at 21:23| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

ウクライナは世界第三位の闇経済国

 こちらによると、ウクライナの闇経済比率は45.16%で世界三位だった。
 ACCA(the Association of Chartered Certified Accountants)のデータによると、2016年度の闇経済率(非税捕捉率)はウクライナが45.16%で世界三位、二位ナイジェリアが48.37%、一位アゼルバイジャンが67.04%だった。闇経済の規模は1.1兆フリブナに達する。同年のGDPは2.38兆フリブナ、歳入は5950億フリブナだった。
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90年代前半からウクライナの闇経済率はあまり変わっていないということに。それにしてもアゼルバイジャンの闇経済率は一体…アリエフ一族自ら脱税しているのか?
posted by 藤森信吉 at 11:40| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

アフメトフの資産、V字回復

 ノーヴォエ・ブレーミャ誌と投資会社Dragon Capital社の共同調査によると、ウクライナ最大の資産家はアフメトフで総資産額は69億ドル(前年比+68%)だった。トップ100のウクライナ資産家はますます豊かになっているが、これはウクライナ経済の回復によるものである。
以下、ロシア語表記で。
1位 リナト・アフメトフ69億ドル(68%増) SKM
2位 ヴィクトル・ピンチューク 14億ドル(13%増) インテルパイプ
3位 コンスタンチン・ジェヴァゴ 12億ドル(209%増) Ferrexpo
4位 ワジム・ノヴィンスキー 12億ドル(113%増) スマート・ホールディング
5位 ペトロ・ポロシェンコ 10億ドル(7%増) ロシェン
6位 イーゴリ・コロモイスキー 10億ドル(11%減) プリヴァト・グループ
7位 ゲンナジー・ボゴリュボフ 7.63億ドル(9%減) プリヴァト・グループ
8位 ドミトリー・フィルターシ 7.46億ドル(14%増) グループ・DF
9位 ユーリ・コシューク 6.93億ドル(10%増) ミロノフスキー・パン製造
10位 ゲレーガ夫妻 6.88億ドル(5%増) エピツェトル-K
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 ウクライナ経済のマクロ指標は今一つなのに、金持ちの資産は凄い回復ぶり。アフメトフはインチキ国定電力買い上げ価格で相当儲けた。最後のエピツェントルはハイパーマーケット。
posted by 藤森信吉 at 13:20| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

ウクライナの平均年金支給額は95ドル

 こちらによると、年金改革後のウクライナの平均年金支給額は2446.56フリブナに上昇した。
 レヴァ・ウクライナ社会政策相は、ウクライナ議会の質疑に立ち、「改正年金法の採択の結果、ウクライナの全年金受給者1170万人の内、10238859人(90%)の受給額が上昇した。受給額は平均559.78フリブナ上昇し、2446.56フリブナとなった」と述べた。
また、年金支給額増加に伴い64億フリブナが支給され、2019年からは自動的なインデクゼーション(係数の内、50%はCPI、50%は平均給与額に関連付け)も導入されると指摘した。
 「年金額の増加はインフレの性格を持たない。お金を刷ったり、国際金融機関のクレジットを流用したり、国家予算からの補助金を増やしたりしていない。資金源は経済からである」とレヴァ大臣は述べた。
posted by 藤森信吉 at 20:37| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

UPA75周年

ウクライナ防衛者の日の14日、ポロシェンコ大統領はUPA創設75周年式典において、第二次大戦時において2つの全体主義体制と戦ったUPA戦士を称賛した。
大統領はUPA戦士の宣誓文を引用し「全ウクライナ領土とウクライナ人を侵略者から解放し、ウクライナ独立を勝ち取るために戦い、血や命を投げ出すことを惜しまない。最後まで戦いウクライナの敵に勝利する」と述べた。
 その一方で、我々の歴史の困難な頁も忘れてはならず、ヨハネ・パウロ二世の「相手を赦し、そして赦しを請いなさい」という言葉は、ヨーロッパ隣国との善隣・信頼関係を持つうえで重要である、とした。
 UPAについては、大戦中に2つの全体主義体制と戦い、戦後も戦いが10年以上続いた。UPA放逐後、モスクワは非人道的な措置を再開し、70年前の10月21日にスターリン主義者たちは「西作戦」で7万6千人のウクライナ西部の住民を一晩でシベリアに移住させた、そのような悲劇は二度と起きないことを保証する、と述べた。
 大統領は、大公の親兵、ザポリジア・コサック、シチ狙撃隊、ウクライナ人民共和国、UPAの戦士、第二次大戦時、ウクライナ国軍、国家親衛隊その他の軍の兵士は自らの祖国を防衛し、我が国の独立に貢献した、とその歴史を称賛した。ウクライナ人民共和国軍が100年前に創設されたことにも触れ、彼らがロシア赤軍・白軍からウクライナの土地を守ったが、時の政治によって独立を守れなったことを指摘し、過去の教訓を学び、失敗を繰り返さないことを保証する、と述べた。
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過去の教訓というと「ドイツは信用できない」くらいじゃないのかな。
posted by 藤森信吉 at 11:05| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする