2020年07月11日

人民共和国の学生、ウクライナ大学に入学可に

 ウクライナ大統領は、ドンバス、クリミアの被占領地域の住民が共通テストなしにウクライナの高等教育機関に入学することが可能となる法案に署名した。
 大統領は、ウクライナ最高会議は3日に可決した「クリミア自治共和国・セヴァストーポリ市およびドネツィク・ルハンシク州の一時的占領地域の学生の入学に関する高等教育法改正法」に署名した。大統領は「我々は一時的占領地域の若者、才能ある人材のために戦いを続けている。ウクライナ側が支配領に移動し、ウクライナの教育機関、ウクライナの教育システムで勉強することを奨励することが不可欠である」と述べた。この法は、一時的占領地域から境界線を越えて高等教育機関で学ぶ権利を拡大するものであり、このカテゴリーに属する学生は、彼らが選択する入試もしくは外部独立評価テスト(ЗНО)の結果に基づいて入学を認められる。
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 ドンバス・ウクライナ人、クリミア・ウクライナ人を作ることが目的のようです。ドンバスはともかく、クリミア在住の学生がウクライナに留学するのは相当勇気がいる行動では。
posted by 藤森信吉 at 12:42| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月10日

ティモシェンコ、リヤシコと合体

 こちらによると、ティモシェンコ「祖国」党党首は、リヤシコを補選の統一候補とすることを宣言した。
 両名がチェルリホフ州を訪問した際、リヤシコ・ラディカル党党首が運転する自動車内で撮影されたビデオクリップ内で、ウクライナ最高会議補選(第208選挙区)では、祖国党は候補を立てず、リヤシコ候補を統一候補とする旨声明がなされた。



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 検索したところ、6月15日にティモシェンコがリヤシコ支持を発表していますな。しかしこの両名が並ぶ絵柄は強烈。
posted by 藤森信吉 at 23:02| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月09日

ゼレンシキー「俺もフリブナレート引き下げに賛成」

 こちらによると、ゼレンシキー大統領は「昨今のフリブナ為替レートにより、ウクライナ企業は数百万を失い、倒産してしまった」と述べた。
 大統領はチェルニウツィ州において企業家と会談を行い「諸君らに全く同意する。昨今の為替レートにより、数百万を取りっぱぐれている。私の就任以来、この問題と格闘している。我々は国立銀行の独立性を支持しているが、予算前提が30フリブナ/ドルであればどのような暮らしになったのか考えてみてほしい」と述べた。大統領によると、全ての企業家は国立銀行総裁を取り巻く問題について完璧に理解しているという。
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国立銀行総裁は辞任に際しては「インフレ率を11%に、輸出ドライブをかけるためにフリブナレートを30フリブナ/ドルに切り下げろ」という政治的な圧力を受けたため、と説明していたが、大統領が本丸ということに。インフレ誘導、通貨安とかどこの後進国アベノミクスだよ
posted by 藤森信吉 at 15:00| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月02日

国立銀行総裁、怒りの辞表提出

 こちらによるとスモリティ・ウクライナ国立銀行総裁は大統領に辞表を提出した。
 「長きにわたり、ウクライナ国立銀行はシステム的な政治的圧力を受けてきた。総裁として、国立銀行の効率的運営、他省庁との共同作業をすることが不可能である。この辞表を通じて、反国立銀行の試みに対する警告としたい」との声明が国立銀行HPに掲載されている。
 報道によりと、6月にコロモイシキーに近いドゥビンシキー議員(与党)が起案した国立銀行総裁の業務精査を求める法案を議会課税・関税委員会が本会議で採択するよう求めていた。
posted by 藤森信吉 at 13:24| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

Moody's、ウクライナを格上げ

 Moody's はウクライナ政府の長期格付けをCaa1からB3に格上げした。
 格上げの原動力は、IMFによる新たな財政援助プログラムでウクライナの対外脆弱性が低下したためである。B3はウクライナのマクロ経済安定と目下の政治経済情勢に対して政府債務が中レベルにとどまっていることの均衡であり、今後はさらなる改革の進行とコロナウィルス対策が求められる。
 また、Moody'sはウクライナが2013年12月に発効した30億ドルのユーロ債の優先無担保債Ca格付けを維持することも確認している。同債は全てロシア政府が購入しており、目下、ロシア政府は償還を求めてイギリスで係争中である。
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すっかり忘れてました、30億ドルの債権(通称ヤヌコヴィッチ債)。ある意味、時限爆弾では。
posted by 藤森信吉 at 20:32| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

「ウラジーミル大公」、ロシア海軍に就役

 こちらによると、ロシアの原潜「ウラジーミル大公」号が就役した。
6月12日の「ロシアの日」、セベロドビンスクのセベロマシにおいて、ボレイ型原子力潜水艦955A型「ウラジーミル大公」号の就役式が行われた。
 エブメノフ提督、モイセーエフ北海艦隊司令、工業通商省次官、副知事、市長らが出席した。「ウラジーミル大公」はボレイ級955Aの改良型で潜水艦第四世代にあたる。ブラヴァ大陸間横断ミサイルと魚雷射出型機雷を備える。

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 中世キエフ国はウクライナでもロシアでもないので、どちらにも正統性がある訳ではなく、使った者勝ち。次のボレイ型原潜はКнязь Олегが就役するようです。
posted by 藤森信吉 at 16:07| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

IMF「ウクライナのGDP成長率はマイナス8.2%」

 IMFは、ウクライナに対し、50億ドルのスタンド・バイクレジットを承認した。
 IMFによると、コロナウィルス禍はウクライナに重大な負荷をかけることになる、として18か月のスタンドバイ合意(SBA)総額50億ドルを承認した。21億ドルが即時に利用可能となる。
 また、2020年のGDP成長率をマイナス7.7%からマイナス8.2%へ引き下げた。また、2021年の成長率を3.6%から1.1%へ引き下げた。
posted by 藤森信吉 at 14:05| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月04日

10フリブナ硬貨、流通開始

 こちらによると、6月3日から10フリブナ硬貨の流通が開始された。
 段階的に紙幣は硬貨に置換されたことになる。硬貨は6種類(10、50コペイカ、1,2,5,10フリブナ)、紙幣は6種類(20,50,100,200,500,1000フリブナ)。10フリブナ硬貨の直径は23.5mm、6.4gでマゼーパの肖像が裏面に鋳造されている。



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 紙幣の人物がそのまま硬貨にも使われる、ということのようです。20フリブナ硬貨が出るとすればフランコ。


posted by 藤森信吉 at 20:29| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月28日

ボルグラード、分割決定

 こちらによると、オデッサ州ボルグラード(ボルフラード)地区が5分割されることが決定された。
 ロジンシキー・ホロス党議員によると、ウクライナ閣僚会議は水曜日の閣議においてオデッサ州成長計画を承認し、ボルグラード地区は、5地域コミュニティー単位(ОТГ)に再編されることになった。 
 同議員は「最大の脅威は、創設さるコミュニティーの1つが地区全体をカバーしており、同地の多数派が、ブルガリアを含む国際的なスキャンダルに訴えれば、ブルガリア議会がウクライナの内政に介入することになる」と指摘した。
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 分割統治か、と思っていたのだが、どうも想像とは違うようだ。分割地図どこかにないのか。
posted by 藤森信吉 at 11:39| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

「NATOに加盟してクリミアとドンバスを取り戻そう」

 ゼレンシキー大統領は、「2020年度ウクライナ・NATO委員会支援国家プログラム」に関する大統領令に署名した。
 その中で、「ロシアの侵略に対抗し、領土保全を回復し、ドネツィク・ルハンシク、クリミア、セヴァストーポリの一時的被占領地域におけるウクライナ市民の権利の擁護・回復が優先課題であり」「ロシアの軍事侵攻による紛争の平和的解決が第一だが、国連憲章下の自衛権があり、占領解除とウクライナの恒常的領有下での憲法秩序の回復が最終的な紛争解決である」としている。
 
posted by 藤森信吉 at 16:04| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする