2018年06月13日

ボルトン、ピンチュークから高額ギャラを受け取る

 ワシントン・ポストによると、ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官はピンチューク財団から11万5000ドルのギャラを受け取っていた。
 昨年9月にキエフで開催されたピンチューク財団主催パネルデスカッションと2月のミュンヘンのイベント出演料として115000ドルがボルトン氏に支払らわれていた。ホワイトハウスの資産公開で明らかにされた。
 ピンチューク財団の支払いは過去にボルトン氏が受け取ったギャラの中で最高額である。ボルトン氏は講演料として総額74万7000ドルを受け取り、220万ドルの総収入のうち56万9000ドルがFox Newsの協力費だった。ピンチューク氏はチャリティーその他でアメリカの政治家にお金を注ぎ込んできた。また、クリントン側に1000万ドル以上を献金していた。2015年にトランプが共和党候補のトップに躍り出ると、ピンチューク財団は15万ドルをトランプ個人のチャリティーに献金した。2015年のヤルタ・ヨーロッパ戦略グループ(YES)会議におけるビデオ会議の20分のスピーチ料として支払われた。資産公開によると、ボルトン氏は、ドイツバンクから7万2000ドル、HSBC銀行から二度のスピーチ料として4万6500ドルを受け取っている。
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11万5000ドルだと、オレーナ夫人の洋服代マイケル・ボルトンのワンステージ分くらいにはなりそうだ(ボルトン・ネタは何度目ですかね)。YESなら、ジョン・アンダーソンを呼ぶのも悪くないな。
posted by 藤森信吉 at 21:30| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガイダル娘、オデッサ州議員を辞職

 こちらによると、オデッサ州議会は、マリア・ガイダルの辞職願を受け入れる決議を採択した。
 ガイダルはオデッサ州議会選挙で、ポロシェンコ連合「連帯」党の比例名簿で当選しており、彼女の辞職に伴い、「マヤ・オデッサ」ショッピングセンター所長のユーリ・バシュークが議員に就任する。ガイダルは、2015年7月から2016年5月まで、サアカシビリの下、オデッサ州行政府副長官としての下で働き、医療も市民相談といった社会問題を担当した。2015年8月にはウクライナ国籍を取得し、2016年9月にロシア国籍から離脱した。2017年4月に、ポロシェンコ大統領はガイダルを自らの内政問題担当顧問に任命、2018年6月にガイダルは州議員辞職願を提出した。
posted by 藤森信吉 at 16:07| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月12日

大ルーマニア地図を貼っていると刑法違反になる

 ウクライナ保安庁によると、チェルニフツィの社会団体がウクライナ国家領土保全・国境不可侵を損なった(刑法110条)として捜査を受けた。
 件の社会団体は、公開イベントにおいてチェルニフツィ州領が「大ルーマニア」に含まれる地図を掲示した。これらの地図は、ウクライナにおいて大ルーマニア創設100周年記念を促進させるものであり、実際に団体参加者は北ブコビナおよび南北ベッサラビアをルーマニアに「返還」する主張につながるリーフレットを配布していた。



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 大ルーマニア主義に反対するといえば、沿ドニエストル。ウクライナと沿ドニエストルが反ルーマニアで同盟・・・・ないです。
ところで、国境線が外側に広がる地図(例えば沿ドニエストルやドンバス東部も含む「大ウクライナ地図」)も刑法違反なのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 11:53| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月11日

プーチン、人民共和国を語る

 こちらに恒例の大統領との直接対話のテキストが掲載されているので、関連する個所のみをピックアップ。

プリレピン(DNR元首顧問)「ウクライナ軍がワールドカップを利用して軍事攻撃を活発化しているが、この情勢についてコメントをお願いします」
プーチン「起きないことを望んでいる。仮に生じた場合、ウクライナ国家性全体にとって重大な結果をもたらすだろう。そのようなことを生じさせてはならない。我々は両未承認人民共和国に援助を行っており、今後も続ける。ウクライナ指導部はこの問題を解決しようとしていない。何故、領土封鎖をしているのだろうか。OSCEはウクライナ側からの攻撃数の増加を記録しており、ミンスク合意の履行などできはしない。ウクライナは、議会選、大統領選に向けて新たな国内政治のサイクルに入っている」

会場からの質問「4年前にモスクワに戦闘を逃れて移住した。合法的に働き、援助を受けたいが、証明書取得で難儀している。DNR、LNR国民のためのロシア国籍取得の簡素化問題について関心を払ってほしい」
プーチン「既にふれたように、ドンバスにおけるLNR、DNR情勢はウクライナの悲劇だ。ウクライナ人民は我々の同胞であり、兄弟国として接しており、ウクライナ人とロシア人は事実上、一つの人民だ。共通の過去があり、今日の悲劇にも関わらず、共通の未来がある。私は移民局に対し、この問題について関心を払うよう求めている。法案が用意されているがまだ採択されていない。
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今年は人民共和国に関する質問が2つも。Захар Прилепин は分かりやすい仕込み要員ですな。
posted by 藤森信吉 at 12:04| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ボリスピリ空港は糞」

 Bloombergによると、ボリスピリ空港がワースト10((135位/141)にランキングされた。
ランキングは3つの要素、定時運行、サービスの質、クレーム処理過程 に基づく。
132. Eindhoven Airport, Eindhoven, Netherlands (EIN)
133. Bordeaux Merignac, Bordeaux, France (BOD)
134. Edinburgh Airport, Edinburgh (EDI)
135. Boryspil International Airport, Kiev, Ukraine (KBP)
136. Manchester Airport, Manchester, United Kingdom (MAN)
137. Stockholm Bromma Airport, Stockholm (BMA)
138. Paris Orly, Paris (ORY)
139. Lyon–Saint-Exupéry Airport, Lyon, France (LYS)
140. London Stansted Airport, London (STN)
141. Kuwait International Airport, Farwaniya, Kuwait (KWI)
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昔話が増えるのは老けた証拠だが、空港のパスコンがローカル線の改札みたいで、ウクライナ国際航空の中古ボーイングが操縦席のドアを開けっ放しでCAとパイロットがだべりながら運航していた時代を知る者としては十分許容範囲>KBP
STNはLCCで使用したことがあるが、「小さい空港なのに人が溢れている」くらいでそれほど悪印象は抱かなかった。LCCの客層が
アレなだけじゃないか?
posted by 藤森信吉 at 10:01| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月09日

ウクライナ人の人気観光地トップ10

 こちらによると、Googleウクライナの調査で、ウクライナ人に最も人気がある観光地はトルコだった。
 過去三か月のGoogleウクライナの分析によると、ウクライナ国内の住民が関心を持つ観光地は
国外
1位トルコ、2位エジプト、3位ブルガリア、4位ジョージア、5位バリ、6位キプロス、7位ギリシャ、8位チュニス、9位クロアチア、10位タイ
トップ3は前回と変わらず、全般的にエキゾチックな観光地が好まれている。

国内
1位ザトカ、2位ベルジャンシク、3位オデッサ、4位カルパト、5位キリリフカ、6位クリミア、7位ヘニチェシカ、8位スカドフシク、9位シチャスリフツェベ、10位ザリズニィ・ポルト



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 お恥ずかしながら、ウクライナ国内の観光地はほとんど知りませんでした。カルパトを除くと全て海のリゾート地。
posted by 藤森信吉 at 13:53| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

「汚職対策裁」法、採択される

 こちらによると、ウクライナ最高会議は汚職専門裁判所設置に関する法律を可決した。
 ジェリー・ライスIMF報道官は「独立した信頼に値する汚職対策裁判所が設置されるか注視している」と述べた。昨年4月以来、改革実施の遅れからウクライナはIMFのトランシュを受けていない。第二読に対し議員は約2000の修正を加えたが、採択された方が、国際的なパートナーの要求と一致するかは不明である。IMFとヴェネツィア委員会は国外専門家が判事任命に際し拒否権を有することを要求しているが、ウクライナ側によればこれは憲法に反しているという。ポロシェンコ大統領と与党は国際パートナーとの間で、専門家の役割は憲法に反しないという合意を取り付けることに成功した。IMFは2015年にウクライナ改革支援として175億ドルの支援をしょうにんしたが、この1年、改革の鈍化によりプログラムは停止されており、ウクライナは半分以下の84億ドルしか受領していない。
 昨年、ウクライナは20億ドルの第五次トランシュを受け取る予定であり、汚職対策裁判所以外に住民向けガス料金を市場価格まで引き上げる必要があった。IMFとの新たなトランシュの交渉は、財務相の辞職により困難になるかもしれない。IMFと合意した改革の支持者であったダニリューク財務相は首相の要請を受けて議会が解任決議を通した。ライス報道官は、解任劇に不快感を示した。専門家によると、IMFの支援なしにはウクライナは債務の取り扱いが困難になる。ダニリューク財務相は、40億ドルが予算項目から切り離される可能性があると述べていた。
posted by 藤森信吉 at 14:35| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月07日

アフメフトは282位

Bloomebergの2018年長者番付によると、アフメトフの資産は60.8億ドルで282位だった。年始から13億7000万ドル資産を増やしていた。トップ500内のウクライナ人はアフメトフのみ。ロシア人は25名がトップ500入り。ジョージア人が1名トップ500入り。
 世界一位の資産家はベゾス(アマゾン)で1410億ドル、2位ビル・ゲイツ、3位ウォーレン・バフェットと続く。
 
posted by 藤森信吉 at 20:14| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月06日

ハチミツ輸出国ウクライナ

 こちらによると、2017年度、ウクライナのハチミツ輸出に占めるシェアは10%で世界トップ3入りした。
 ハチミツ輸出のトップは中国でシェアは19%、次いでウクライナ、アルゼンチンで10%だった。トップ3で全輸出量の40%を占めることになった。事実上、ウクライナの輸出全量はバルク(非パッケージ)であり、中国、ベトナム、アルゼンチン、インドと競合している。約半分はEU諸国により輸入されており、次いでアメリカ、日本、中国、サウジアラビアと続く。
  2年間で輸出量は25%増となっており、世界的な健康志向を反映している。過去5年間でハチミツの貿易量は18%増加し、2017年には6億9030万トン(23.7億ドル)に達している。
posted by 藤森信吉 at 14:00| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

UEFAチャンピオンズリーグ決勝開催でホテル特需

 こちらによるとUEFAチャンピオンズリーグ決勝のキエフ開催により、外国観光客のキエフ訪問数が増える効果が期待されている。
 キエフ市行政府によると、2016年度は130万人、17年度は160万人外国人がキエフを訪問した。2017年はユーロビジョン効果によるものであり、同様のUEFA効果が働くものと期待されている。また、180のホテルの2万室が決勝の半年前に完売し、キエフ市民の個人宅に2000人が無料で滞在したと見積もられている。五か月間で1400万フリブナのホテル収入があり、年間で3000万フリブナのホテル収入が見積もられている。
posted by 藤森信吉 at 10:30| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする