2017年06月27日

ポロシェンコ「アンナはフランス・ウクライナ間のシンボル」

 こちらによると、ポロシェンコ大統領はフランスを実務訪問し、アンナ王女の記念碑に花を手向けた。
 大統領はフランス訪問について「議会選挙直後に会談したことは象徴的であり、ウクライナ関係は新しいフランスの指導部にとり重要であり、ヨーロッパ政治におけるウクライナが第一優先されていることを示している」と述べた。
 また、全世界がウクライナ側についており、アンナは、キエフのアンナであり、フランス・ウクライナ間のパートナーシップのシンボルである、とした。
-------
プーチン曰く「ロシア人アンナ」。フランスで繰り広げられるウクライナとロシアのガキの喧嘩。

posted by 藤森信吉 at 20:50| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

聖ゲオルギーリボンで初の処罰

 TASSによると、ウクライナで、聖ゲオルギー・リボンの処罰者第一号が出た。
 6月22日「戦争犠牲者に対する哀悼と記憶の日」、ドニプロ(旧ドニプロペトロフシク市)で聖ゲオルギーリボン着用者に対する最初の罰金が科せられた。
ドニプロにおいて、数百名が大祖国戦争の犠牲者を哀悼するため集まり、1943年10月に同市をファシストから解放した第152狙撃師団の記念碑に花を手向けた。
 聖ゲオルギーリボン禁止法は6月15日に発効しており、850フリブナから2550フリブナ(32ドル〜96ドル)の罰金が科せられる。累犯は5100フリブナもしくは15日間の拘留が科せられる。大祖国戦争の従軍者が着ける勲章、博物館展示は処罰の対象外となっている。



------
 以前に紹介した法律の最初の適用。今考えると、シャフチョール・ドネツクのオレンジ/黒の配色は、聖ゲオルギー章を模していたのかも。黒は石炭の色と聞かされたが。

posted by 藤森信吉 at 22:08| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

ポロシェンコ、トランプと会談

こちらによると、20日、ポロシェンコ大統領はアメリカを実務訪問し、トランプ大統領と会談を行った。
 会談後、トランプ大統領は「非常に良好な会談で、大きな前進を達成した。ウクライナ東部紛争の平和的解決への支援について協議した。また、宇クイラナの汚職対策も議題にのぼった」と述べた。
 また、ポロシェンコ大統領は、「アメリカはミンスク合意に関わり続けることが明らかになった。ミンスク合意および一連の停戦、ロシア兵器の撤収、国境を含め全領域におけるSMMチームの安全保証の完全履行をロシアに要求しなければならない」と述べた。
ミンスク・フォーマットについては、「変更の必要はなく」、「アメリカはブタペスト・メモランダムの保証国であり、今般の会談によって、アメリカにとってのウクライナの重要性および我が国を支持するアメリカの強い意志が確認された」とポロシェンコ大統領は記者に述べた。
 



-------
二人ともデカいね(月並みな感想)。
posted by 藤森信吉 at 18:12| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

Facebook特需

 こちらによると、ВКонтакте禁止以降、ウクライナのFacebookユーザーが急増し900万に達している。
 6月19日にウクライナFacebookユーザーは900万を突破した。5月18日以降、ウクライナのFacebookユーザーは250万人増となり、ウクライナにおけるВКонтактеユーザーを上回った。
 過去30日間にFacebookにアクセスした者をカウントしている。したがって、登録者、単なる閲覧者の区別はされていない。5月17日に発効した制裁リストにより、ウクライナのプロバイダーは、ロシア系SNSへの接続をブロックしており、Mail.ru、ВКонтакте、Одноклассники、 Yandex へのアクセスが禁止されている。
 また、こちらによると、ВКонтактеはキエフ事務所を閉鎖した。ウクライナ事務所の報道担当者によると、従業員は、ВКонтактеあるいはMail.RUホールディング内で継続雇用される。



-------
陰謀論的には、ウクライナ政権の黒幕はアメリカIT資本。
posted by 藤森信吉 at 12:11| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

消費者マインド、2014年夏レベルに回復

 マーケティング企業GfK Ukraine社によると、2017年5月の消費者マインド指数は58ポイントで2014年7月以降で最高値を記録した。
 同社は「5月は経済成長による指数改善を受けて個人の物質状況が大きく上昇した。本結果は、経済が改善し危機的時期は過ぎ去ったと市民が感じていることを示している」としている。5月は失業率が6.7%に低下し、過去2年間で最低となった。2014年8月にドンバス内戦ぼっ発により、地域の産業インフラが破壊され、フリブナの減価が進み、消費者マインドは一気に10.4ポイント減の54.7となった。それ以降の最高値は、2016年12月の57ポイントであった。


posted by 藤森信吉 at 21:53| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

スラヴ兄弟国の絆は強し

 こちらによると、ロシアの上四か月対ウクライナ貿易額は前年同期比30%増を記録した。
 ロシア通関局のデータによると、2017年1-4月期のロシア・ウクライナ貿易額は34.53億ドルで前年同期比30%増、対ウクライナ輸出額は21.31億ドルの30.2%増、輸入額は13.23億ドルの29.6%増であった。ロシアの全対外貿易額に占めるウクライナのシェアは2%で昨年と同レベルである。
-------
 ウクライナ側の最新統計はQ1なので比較できないのが残念。両国統計間の差額が人民共和国分になる。ただ、ウクライナ側統計でもQ1の対ロ貿易額は前年同期比で4割増なので、底を打ったということなのだろう。
posted by 藤森信吉 at 20:55| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

「ヌーランド=スルコーフ」フォーマットの代替 模索中

 こちらによると、米ロ間の「ヌーランド・スルコーフ」フォーマットの代替が模索されている。
 プリスタイコ・ウクライナ第一外務次官は「ヌーランド・スルコーフ・フォーマットがあった。国務省はヌーランドの後任をピックアップしたとの情報があるが、ヌーランド・スルコーフの繰り返しになるとは限らない。近日中にアメリカ側と、新たなフォーマットについて協議する予定だ」と述べた。
 ジョン・テフト米駐露大使は、かつてのスルコーフ・ヌーランド間のウクライナに関する米ロ間協議の再開は未確定であり、またヌーランドの後任も決まっていない、としていた。
--------
 ウクライナ問題では、ノルマンディーフォーマット(ウクライナ、ロシア、独仏)とヌーランド・スルコーフ・フォーマットが並立していた、ということに。
posted by 藤森信吉 at 13:11| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

EUビザなし渡航体制、発効

こちらによると、11日 00:00、ウクライナ国民に対するEUビザなし渡航体制が発効した。生態認証付パスポートを有するウクライナ国民はシェンゲン30か国に180日間内90日間、ビザなしで滞在できる。
 ポロシェンコ大統領は、キエフ市のヨーロッパ広場において演説し、「ウクライナは別の歴史的エポックに移行した。我が国がロシア帝国から離れ、民主主義世界ウクライナと権威主義的ロシア世界とに分かれたのだ」とその意義を強調した。
 また、「ロシアの日(6/12、ロシアが主権宣言を行った日)の前日にビザなし渡航体制が発効したことは象徴的だ、我々はついに政治的、経済的、そしてガス・エネルギー、精神的にも別々の独立国になったのだ」「ソ連時代、我々はまずソ連を出国する際の特別許可を得る必要があったことを忘れてはならない。我々は自らの自由を評価すべきである」と述べた。
--------
生態認証パスポートは既に国民の10%、400万件発効済とのこと。しかし、ビザなし渡航が発効しただけなのに何とも大袈裟な…EU加盟(いつかは不明)の暁には感動のあまり失神するのではないか。
posted by 藤森信吉 at 13:50| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月08日

世銀、ウクライナの予測成長率を発表

 世銀はウクライナの予測成長率を発表した。
 それによると、2017年は1月末からのドンバス封鎖が鉄鋼、発電業にマイナスのインパクトを与えることが予想されるが、諸改革により成長の兆しもみられる。2017年度は2%、2018年度は3.5%の成長が見込まれる。この予測は、今年度末まで封鎖は解除されず鉄鋼輸出が減少・電力業界が混乱することを織り込んでいる。




posted by 藤森信吉 at 10:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月06日

ギリシャ-カトリック教会上級大司教の葬儀に大統領参列

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は、キリスト復活総大司教座大聖堂で行われたフーサル・ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会(УГКЦ)名誉上級大司教の葬儀に参列した。
 参列後、ポロシェンコ大統領は「彼の言葉はウクライナの精神・自由、領土保全およびウクライナの主権を守ることにおいて、非常に重要な役割を果たした。今、主のもとでウクライナ、ウクライナ人民、そして我々の未来がいっそう、強固になるよう、祈りを捧げていると確信している」と述べた。
 リュドムィル・フーサル名誉上級大司教は31日に逝去し、5日に総大司教座大聖堂の地下に埋葬された。
------
 ポロシェンコはウクライナ正教徒(モスクワ主教座)だったような、という突っ込みはさておき、ウクライナのキリスト教各派は続々と代替わりしていて、融和の好機なんですがねえ。

posted by 藤森信吉 at 12:18| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする