2019年11月19日

ケルチで拿捕されたウクライナ艦艇、返還される

 こちらによると、昨年11月にケルチ海峡で拿捕されたウクライナ艦艇がウクライナ側に返還された。
 これに対し、ザホロドニュク・ウクライナ国防相は「ロシア側の自発的意思によるものではなく、国際海洋法裁判所の決定を履行したまでだ」との見解を述べた。また、国防相は「今後、ウクライナを防衛する十分な海軍艦艇を建設する。地域安定の担保となる」とも述べた。国際海洋法裁判所は5月25日に「ロシアがウクライナ海兵および艦艇を返還すべきである」との決定を下していた。逮捕された海兵は9月7日に、捕虜交換の枠内でウクライナ側に帰還している。

posted by 藤森信吉 at 23:01| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月15日

ライアンエアー、ウクライナ便を続々開設

 こちらによると、Ryanair社はヘルソン・カトヴィツェ便の航空券販売を開始した。
 便は2020年1月15日から、週二便(水、日)で運航される。実際のオペレーションは、同社の子会社であるBuzz航空が行う。最も安い航空券価格は20ユーロである。Ryanairは既に12月17日から運航が開始されるヘルソン・クラコフ便、2020年3月30日から運航開始されるキエフ・ウィーン便のチケット販売を開始している。Ryanairは、ウクライナ市場に2018年に参入し、キエフ(ボリスピリ)、リヴィウだけであったが、2019年6月からハリキフ便、オデッサ便の運航を行っている。
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 何故にヘルソン。出稼ぎ需要でもあるのか。
posted by 藤森信吉 at 11:27| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月12日

ロッテルダム+ でまたまた逮捕者

 こちらによると、高等控訴院は「ロッテルダム +」に関連して国家エネルギー・公共サービス規制委員会(НКРЭКУ)の元議長らの逮捕状を交付した。
 汚職対策特別検察の要請によるもので、ドミトリ・ボブカ元議長、ウラディミル・ブトフシキ元局長が不在のまま起訴された。「ロッテルダム・プラス」ではすでに6名が起訴されている。
2016年4月末、НКРЭКУは、電力において予測卸売市場価格なるメカニズムを採用し、ロッテルダム港価格(API2)にウクライナまでの費用を追加した「価格」を反映されていた。
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 RosUkrEnergoと並んでウクライナ汚職史に燦然と輝く「ロッテルダム +」についてはこちらに寄稿(宣伝)。ちなみにご当人達は海外トンズラ中。ヤヌコヴィッチ政権が崩壊して海外に多数が逃げたが、実はポロシェンコ政権もかなりの脱出組を輩出中。しかしさすがのゼレンシキー政権でも、ロッテルダム + の総本山アフメトフにはたぶんたどり着けないでしょう。
posted by 藤森信吉 at 14:16| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

ウクライナ、またまた国際司法でロシアに完全勝利

ハーグの国際司法裁判所は、ウクライナ側が主張する「テロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約」 および「人種差別撤廃条約」を適用する決定を下した。
 2017年1月16日に、ウクライナは、国際司法裁判所に対し、ロシア側がウクライナ東部およびクリミアで2014年春以降に生じた出来事に対し、「テロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約」(1999年12月9日) および「人種差別撤廃条約」(1965年12月21日)の責務を果たしていないとして提訴し、これに対し、ロシアは国際司法裁判所の事項的管轄(事項的管轄)外であると反訴していた。
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 原文は英語なので暇な方はご一読を。
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2019年11月05日

公務員給与の現金支給を禁止

 こちらによると、全ての国家機関における現金支払いが禁止される。
 ドゥビレット閣僚会議大臣はfacebook上で「閣議決定により、政府機関における全ての支払いは非現金で支払われる」と記した。大臣によると、国家機関の人員の7%は銀行口座振り込みではなく現金で給与を受け取っていた。現金支払いによる手数料で年6000万フリブナを中央・州行政府が費やしていた。
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 現金支払いは足がつかなくて良いんだが・・・あ、ドゥビレットさんはプリヴァト銀行出身。
posted by 藤森信吉 at 15:57| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月04日

お金が欲しい君はマリウポリで働こう

 こちらによると、マリウポリ市が最も給与水準が高い地域である。
 ムィロヴァノフ経済商業発展相はfacebook上で「どこが一番給与水準が高いのか? 答えはマリウポリだ」と記した。
大臣によると、国家統計では、マリウポリ市住民は月平均17100フリブナを得ているのに対し、キエフ市は15561フリブナ、ドニプロは10094フリブナであり、以下、オデッサ、ハリキフと続く。また、jobs.uaサイトによると、一位はキエフ市の13900フリブナナであり、以下、ハリキフ、オデッサ、ドニプロ、マリウポリと続く。



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 危険地手当みたいなものでしょうか。夏はすぐ近くのベリジャンシククリミア半島の海岸でのんびり!
人口減っているはずだから住宅費は安いはずだが、その他の消費者物価は高そう。
posted by 藤森信吉 at 18:17| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月27日

1000フリブナ札、流通開始

 ウクライナ国立銀行によると、10月25日から1000フリブナ銀行券の流通が開始された。
 1000フリブナ札は既報通りヴォロディミール・ヴェルナツィキーの肖像が表面にフィーチャーされている。ウクライナ国立銀行総裁は「彼は歴史家・自然科学者、数多の科学アカデミー支局の創設者としてウクライナの歴史に貢献を行った。彼はまた、1918年創設のウクライナ科学アカデミーの創設者のひとりであり初代総裁でもある」とその意義を述べた。1000フリブナ札の裏面はウクライナ科学アカデミービルである。1000フリブナ札は75mm×160mmで他の札と大きさが異なっている。



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 1000フリブナ=40米ドル。なかなかの高額紙幣ですな。
ヴェルナツィキー(ヴェルナツキー)はウクライナ人なのかロシア人なのか判別できない。ロシア帝国時代のサンクト生まれ。wikipediaでは、ウクライナ版のみ、民族籍:ウクライナ と書いてある。
posted by 藤森信吉 at 22:14| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月26日

52万人のウクライナ人がEU居住権を獲得

 こちらによると、2018年、52万人のウクライナ人がEU居住許可を獲得した。
 EUROSTATの数字によると、2018年、526864人のウクライナ人がEU居住許可を獲得、内78.5%はポーランド政府、5.1%はチェコ政府、4.1%はハンガリー政府が発行したものであった。ウクライナ人のEU渡航の65%は労働目的である。ウクライナは、EU居住許可に関しては、中国を上回る最大の受益者となっている。
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ウクライナ国民の1.3%が昨年、EU居住許可を受領。EUROSTATのデータを見ると、人口比ではベラルーシ人も同様の高さ。
posted by 藤森信吉 at 20:32| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月25日

ウクライナは64位

Doing Business-2020によると、ウクライナは7ランク上昇して64位だった。
これに対し、ホンチャルク首相は「ウクライナ企業と外資に対する良いシグナルになる。しかしこれは単なる始まりに過ぎなず、我々は歩みを止めない。3日前、破産法が発効し、投資促進法、規制緩和措置も数週間前に開始された」と述べた。
世銀の同報告によると、ウクライナは、10項目中、6項目で指標を改善した。特に少数株主保護、建築許可で大きな改善を見た。また、電力事情でも改善があった。
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 まずいでしょ、これでは。ロシアもベラルーシもモルドヴァもウクライナより上、下となると、クルグス、ウズベク、タジクしかない。ジョージアはなんと7位。
posted by 藤森信吉 at 14:20| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月24日

ウクライナ政府、予測成長率をセルフ引き上げ

 こちらによると、ウクライナ政府は2020年度のGDP成長率予想を3.7%に引き上げた。
 ホンチャルク首相は記者会見において、経済省は世銀の予測数字と同じであるが、楽観的シナリオ、ウクライナが真の汚職対策を行う場合は4.8%まで成長率が引き上げられる、とした。また、フリブナの予想レートは、保守的な予想では27フリブナ/ドル、楽観的な予測で24.8フリブナ/ドルという二つの数字を挙げた。
 世銀は3.7%、IMFは3.0%という数字を挙げているが、10月に2019年は3.0%、2020年は3.4%という数字に引き毛ている。
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 4.8%ときましたか。公約(5年間でGDP40%増)を達成する一番簡単な方法はry
posted by 藤森信吉 at 20:39| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする