2016年09月02日

ウクライナの電気代はDNRの3倍

 こちらによると、ウクライナとドネツク人民共和国との電気代の差は300%に拡大している。
 DNR石炭・エネルギー省によると、DNRでは2014年6月から電気代は上げられていないのに対し、ウクライナでは、9月1日からの30%値上げにより、両者の差は300%にまで開いている。
 3人家族の例でみると、DNRでは月の支払いが42.26フリブナ(95.56ルーブリ)であるのに対し、ウクライナにおいては135.9フリブナである。DNRでは、2015年4月の元首令により、公共料金の値上げは凍結されている。
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 ウクライナでは来年も電気料金が引き上げられる予定なので、この自慢はまだまだ続くことになる。DNRの安い公共料金は、まわりまわってロシア国民の血税で維持されているのだが。
 細かく見ると、95.56ルーブリをDNR公定レート(1:2)で律儀に換算していることに感心する。実勢レートを適用すると、95.56ルーブリ=40フリブナまで下がる。あと月払い95.56ルーブリ、と記されているがこれだと一か月に100kWhしか消費しない計算になる。
posted by 藤森信吉 at 13:31| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月30日

「ルガンスク人の世界」、加入者が7.5万人を突破

 こちらによると、ルガンスク人民共和国の社会運動団体「ルガンスク人の世界」Мир Луганщинеの加入者が7.5万人を突破した。
 今後も、新規加入者を勧誘する作業は続けられる。以前、LNR元首府の副長官は、我々は人々に「ルガンスク人の世界」の目的は2つ、すなわちファシズムとの闘争とロシアの世界への期待である。我々、ロシアの世界の一部に住んでいる者の中にファシズム支持者はいない、と述べていた。
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 ルガンスク人民共和国の公式人口は150万人なので、人口比的には5%、成人比率でいえば10%くらいで、「ドネツク共和国」とほぼ同じ。両人民共和国とも、構造は全く同じで、政党ではなくて「公式」社会運動団体が国家と一体化して幅を利かせている。誰が設計したのでしょうか(笑)。
 因みに全加入者のリストがエクセルファイルで公開されているが、非常に重くて、開くのに時間がかかる。LNRのしょぼいPCじゃ凍る可能性も。65969番のЛюбовь Малькоさんは日本人ですかね? 
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2016年08月27日

社会団体「ドネツク共和国」、加入者が15万人を突破

 こちらによると、ドネツク人民共和国の社会団体「ドネツク共和国」の加入者が15万人を突破した。
 「ドネツク共和国」は議会内で68/100を占めている。
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 巷では与党「ドネツク共和国」とか書かれているけど、社会団体。DNRに政党は存在しません。
ドネツク共和国のHPには
「我々は団結する、バラバラではない。したがって、我々は党(社会の一部分)ではなく、社会運動体なのである。我々は人民共和国建設への参加を直接呼びかける」などと書かれている。
Мы объединяем, а не разделяем. Поэтому мы не партия (≪часть общества≫), а именно – общественное движение. Мы прямо призываем к общему участию в строительстве Народно Республики.
 18歳以上に加入資格があるので、おそらく域内の有資格者は150万人くらい、実に1割以上が加盟しているという党国家体制ならぬ「社会団体国家体制」。

posted by 藤森信吉 at 14:41| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月20日

プシリン「人民共和国にはオリガルヒが存在しない」

こちらによると、プシリンDNR議会議長は「人民共和国にはウクライナよる遥かに大きな潜在力がある」と「社会政治-社会経済的アスペクト」と題する国際円卓会議で述べた。
 プシリン氏は「我々の共和国には今日、ウクライナより遥かに大きな潜在力がある。民主主義の原則や権力と人民間の近さである。その他、何よりもオリガルヒが存在しないことがアドバンテージと独立性を与えている。これはウクライナには見られないものである。ウクライナでは、経済が後退し、汚職は増え、オリガルヒ出身の大統領が権力の座にいる。彼らの資本は国外にあるため、容易に操作され従順であり、ウクライナ市民にとっては悲惨なことになる」と述べた。
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共産主義的なロジック。人民共和国で共産党はパージされたけど。あと、アフメフトはドネツク人民共和国の経済をまだ支配していますな。FSB(とアフメトフ)に支配される人民共和国。
posted by 藤森信吉 at 10:39| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日

ドネツク人民共和国、キエフの侵攻を警戒

 こちらによると、ザハルチェンコDNR元首はウクライナ側の軍事活動の活発化に警戒感を示した。
 ザハルチェンコ元首によると、クリミアの不安定化工作失敗から注意をそらすために、ドンバスに侵攻するかもしれない、とした。ロシアとの直接対決を避けるため、クリミア半島ではなくドンバスで軍事行動を起こすことになる。人民共和国はウクライナ側の軍事侵攻に対し対抗する準備ができており、以前から警戒していたウクライナの8月大挑発が現実味を帯びてきている。
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 ロシアによるフレームアップに 内心喜んでいるのはウクライナと人民共和国だろう。ミンスク合意の履行は遠のくし、各々が標榜する「ロシアは信頼できない国」「ウクライナは信頼できない国」の証拠となるからだ。
posted by 藤森信吉 at 13:11| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月07日

ルガンスク人民共和国元首、暗殺未遂で入院

 こちらによるとプロトニツキー元首は、乗車中に爆破に巻き込まれ、入院した。
 プロトニツキーLNR元首の乗車する自動車が爆破を受け、元首はルガンスク市内の病院に入院した。医師によると状態は安定しており、生命の危機はない、とのこと。
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 LNR公式通信社の記事なのでガチかと。いや、逆に報道が早すぎるな。国内粛清の切っ掛け?
posted by 藤森信吉 at 01:10| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

ドネツク人民共和国、年金を10%増

 こちらによると、8月からDNRの年金は10%増となる。
 労働社会政策省によると、国民年金受給者および軍人年金受給者はDNR元首令に基づき、受給額が10%増となる。最低年金額は2087ルーブリとなる。
 またこちらによると、8月には67.51万人の国民に対し総額29億ルーブリ余の年金が支給される予定である。
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 indexationと称しているから、年金支給額引き上げの影でこっそり何かが値上げされるとみた。 29億ルーブリ=4300万ドル。ドネツク人民共和国は年金支給だけで年5億ドル必要ということなる。
posted by 藤森信吉 at 12:36| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月31日

ザハルチェンコ、ウクライナとの和平条件を勝手に設定

 こちらによると、ザハルチェンコDNR元首は、ウクライナとの和平条件として、ウクライナ軍の徹底と捕虜解放を挙げた。
 ザハルチェンコ氏は記者会見において「ウクライナとの和平締結は、ウクライナが2条件を履行したときのみだ。第一がウクライナ軍のドンバス領からの完全撤退、そして政治犯を含む全捕虜の解放だ」と述べた。
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ミンスク合意とは別に和平協定を勝手に設定しているようだ。誰に対するアピールか不明。
 ちょっとややこしいが、人民共和国の認識では、ドネツク州・ルガンスク州全域が人民共和国領なので、ウクライナ側コントロール領域は「占領地帯」となる。そこから「ウクライナ軍は完全撤退」しろ、と。
posted by 藤森信吉 at 13:22| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

【確定】ドネツク人民共和国、地方選挙を11月6日に設定

 こちらによると、地方元首選挙を11月6日に延期するDNR元首令が出された。
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 以前の記事の確定版。11月7日はロシア革命記念日、そして11月6日は「キエフがドイツ・ファシズムから解放された記念日」。
posted by 藤森信吉 at 08:21| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

ドネツク国立大学、受験生に人気(泣)

 こちらによると、ドネツク人民共和国子内で受験生の人気が最も高いのはドネツク国立大学だった。
 志願書が4000通来ており、特に、ロシア語・文学、ジャーナリズム、心理学に人気が集まっている。教育省によると、ドネツク国立大学に続いて、ドネツク国立理工大学(3000通)、ドネツク国立経済商学大学(1500通)に志願書が集中している。入学志願受付期間中、DNR高等教育機関には3万500通の申し込みが来ている。7月16日が受付締め切り日である。
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同情を禁じ得ない。DNR内の大学教育の水準はFラン並みに低下しているし、そもそも卒業しても、どの国からも認定されないから域外での就職には使えない。そして域内には就職口がない。
posted by 藤森信吉 at 11:50| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする