2016年11月05日

ドネツク人民共和国、地方選挙を2017年に実施

 こちらによると、ザハルチェンコ元首は地方選挙の延期の理由は、共和国政権のミンスク合意へのコミットメントによるため、と述べた。
 DNR住民との直接対話においてザハルチェンコ氏は「キエフは選挙実施のための法案や条件を採択しておらず、我々は延期を決めた。しかしながら無限に延期することはない。2017年に、ミンスク合意の枠だろうが、自主的にだろうが、選挙を実施する」と述べた。また、ミンスク合意の履行は必要であるがキエフが履行していない、とも述べた。
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 何度目の延期か忘れてしまいましたが、10月に行った予備選挙とやらの意味がますます不明に。
posted by 藤森信吉 at 12:55| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

ドネツク人民共和国、アルコール販売を制限

 こちらによると、DNRではアルコールの深夜販売が禁止される。
 10月27日に発効した「アルコール・タバコ製品の生産および流通規制法」によると、アルコール製品およびタバコの販売・使用が制限される。アルコール製品はスポーツ施設、公共空間(玄関、エレベーター、階段、子供広場、公園、休暇施設、旅行施設等)での販売が禁止され、販売ライセンスが必要とされる。また23時から8時までの販売が禁止される。
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 夜間外出禁止令が出ているはずだがら、深夜の販売禁止はホテル内のバーくらいしか対象にならないような気がする。ホテルに客はほとんどいないけど。
 

 
posted by 藤森信吉 at 11:25| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月20日

ウクライナ代表団、デバリツェベの支配回復を要求

 クチマ元大統領の報道官によると、ドンバス和平を巡る3者コンタクトグループのビデオ会議が開かれ、ウクライナ側は、デバリツェベの支配権を要求した。
 DNR、LNR代表を交えた3者会議において、ウクライナ側はミンスク1(2014年9月19日調印)で規定されたウクライナ側のデバリツェベに対するコントロール項目について注意を喚起し、ドネツク・ルガンスク州の特別地域の代表(=人民共和国)が規定違反していること、また禁止されている重火器の配備を行っていることを指摘した。
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 2015年2月の激戦地であったデバリツェベ(ロシア語でデバリツェボ)、ここでウクライナ軍が大敗、撤退して、ミンスク2が調印された訳だ。鉄道の拠点地であり、聞くところによるとロシアから工兵チームがやってきて、速攻で修復してしまったらしい。
 それはともかく、原則論を主張して交渉をGDGDにさせるのはウクライナのお得意戦術といえる。欧米が、ロシアのドンバス介入を非難し続けている一方で、実はウクライナもミンスク2履行のやる気ゼロ。
追記)
・ロシア、デバリツェベのウクライナ管理に反対
・DNR、デバリツェボは渡さない
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2016年10月04日

予備選挙、無事(笑)に終了

 こちらにルガンスク人民共和国の予備選挙(праймериз)結果が掲載されているので紹介。
 10月2日に予備社会投票(原文のまま)が行われ、臨時選管によると6.1万人が参加した。
有権者リストは34450人であったが、61323人が参加し、17か国から84名が監視に従事した。また164のマスコミが登録された。LNR法相は、本結果は、予想以上である、としている。
109ポストに234名が立候補した。

 また、こちらによると、ドネツク人民共和国の予備選挙において、37万500人が投票を行った。ドネツク市長および市議会、各市町村議会、町村長、ドネツク市の各行政長のポストに最上の候補を選出した。
 1098名が立候補し、臨時選管は60万票余りを用意した。ドネツク人民共和国における予備選挙はミンスク合意に違反せず(原文のまま)、OSCE基準に合致するものである。その目的は、地方選挙実施前に、住民間で真の権威がある候補者を披露することである。
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交渉のカード作りや既成事実作りなのはわかるが、何故に「予備選」と銘打っているのかさっぱりわからない。特定の政党内の候補者選びでもないし、有権者も18歳以上であればだれでも参加できる、とある。選挙ごっこの予算があるなら住民に還元しろ、FSB
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2016年09月23日

ルガンスク人民共和国、地方選挙を延期か?

 こちらによると、プロトニツキーLNR元首は、2017年春に地方選挙を延期する可能性を示唆した。
 11月6日に予定されていた地方選挙の実施について、プロトニツキー氏は、キエフが諸条件、すなわち改憲、特別地位法、恩赦法、を履行しなければならない、と指摘し、ミンスク合意の履行に熱心でない場合、LNRは11月に選挙を強行する、とした。10月2日に行われる予備選挙に、各国から監視員を招待しており、民主的で国際法のノルマに準ずるものであることを目撃するであろう、全てが順調に進めば、11月に選挙を行わない理由はない、と述べた。
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 延期されれれば、何度目か(もう数えたくもない)。
posted by 藤森信吉 at 00:20| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

総合格闘家ジェフ・モンソン、ルガンスク人民共和国籍を授与される

 こちらによると、MMA格闘家ジェフ・モンソンがルガンスク人民共和国を訪問した。
 ロシア国籍人ジェフ・モンソンのMMAスクールは、ルガンスクの航空スポーツクラブの基地跡に開かれる予定であり、アレクサンドル・トカレフがトレーナーとして招聘される。
 モンソン氏はルガンスク市創設221周年の式典に参加し、プロトニツキー元首から共和国パスポートを授与された。モンソン氏は2014年にロシア国籍を申請し2015年12月にロシア・パスポートを取得している。モンソン氏は、ファイト時の国歌斉唱にはソ連国歌を利用しており、2014年9月には、「立ち上がれ、ドンバス」イベントのリングに立っている。

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 ロシア、アメリカ、LNRの三重国籍とか。文中に登場するナイト・ウルブス(ロシアのバイカー組織)とか、過去のフョードルとの対戦とか、スポンサーが誰なのか勘ぐってしまう。


posted by 藤森信吉 at 12:58| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月13日

ウクライナ、人民共和国へ水を供給

 こちらによると、ウクライナはドンバス占領地域への水供給を継続中である。
 ドネツィク州を訪問していたズプコ・地域発展・建設・公共サービス相は「残念だが、今日、あちら側で何人のウクライナ人がこの水を使っているか計算できない。料金は誰も支払っていない。事実上、我々ウクライナ人によるあちら側への人道援助である」と述べた。
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 水道水ならぬ人道水。
posted by 藤森信吉 at 10:12| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月02日

ウクライナの電気代はDNRの3倍

 こちらによると、ウクライナとドネツク人民共和国との電気代の差は300%に拡大している。
 DNR石炭・エネルギー省によると、DNRでは2014年6月から電気代は上げられていないのに対し、ウクライナでは、9月1日からの30%値上げにより、両者の差は300%にまで開いている。
 3人家族の例でみると、DNRでは月の支払いが42.26フリブナ(95.56ルーブリ)であるのに対し、ウクライナにおいては135.9フリブナである。DNRでは、2015年4月の元首令により、公共料金の値上げは凍結されている。
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 ウクライナでは来年も電気料金が引き上げられる予定なので、この自慢はまだまだ続くことになる。DNRの安い公共料金は、まわりまわってロシア国民の血税で維持されているのだが。
 細かく見ると、95.56ルーブリをDNR公定レート(1:2)で律儀に換算していることに感心する。実勢レートを適用すると、95.56ルーブリ=40フリブナまで下がる。あと月払い95.56ルーブリ、と記されているがこれだと一か月に100kWhしか消費しない計算になる。
posted by 藤森信吉 at 13:31| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月30日

「ルガンスク人の世界」、加入者が7.5万人を突破

 こちらによると、ルガンスク人民共和国の社会運動団体「ルガンスク人の世界」Мир Луганщинеの加入者が7.5万人を突破した。
 今後も、新規加入者を勧誘する作業は続けられる。以前、LNR元首府の副長官は、我々は人々に「ルガンスク人の世界」の目的は2つ、すなわちファシズムとの闘争とロシアの世界への期待である。我々、ロシアの世界の一部に住んでいる者の中にファシズム支持者はいない、と述べていた。
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 ルガンスク人民共和国の公式人口は150万人なので、人口比的には5%、成人比率でいえば10%くらいで、「ドネツク共和国」とほぼ同じ。両人民共和国とも、構造は全く同じで、政党ではなくて「公式」社会運動団体が国家と一体化して幅を利かせている。誰が設計したのでしょうか(笑)。
 因みに全加入者のリストがエクセルファイルで公開されているが、非常に重くて、開くのに時間がかかる。LNRのしょぼいPCじゃ凍る可能性も。65969番のЛюбовь Малькоさんは日本人ですかね? 
posted by 藤森信吉 at 13:02| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月27日

社会団体「ドネツク共和国」、加入者が15万人を突破

 こちらによると、ドネツク人民共和国の社会団体「ドネツク共和国」の加入者が15万人を突破した。
 「ドネツク共和国」は議会内で68/100を占めている。
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 巷では与党「ドネツク共和国」とか書かれているけど、社会団体。DNRに政党は存在しません。
ドネツク共和国のHPには
「我々は団結する、バラバラではない。したがって、我々は党(社会の一部分)ではなく、社会運動体なのである。我々は人民共和国建設への参加を直接呼びかける」などと書かれている。
Мы объединяем, а не разделяем. Поэтому мы не партия (≪часть общества≫), а именно – общественное движение. Мы прямо призываем к общему участию в строительстве Народно Республики.
 18歳以上に加入資格があるので、おそらく域内の有資格者は150万人くらい、実に1割以上が加盟しているという党国家体制ならぬ「社会団体国家体制」。

posted by 藤森信吉 at 14:41| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする