2017年03月01日

ドネツク人民共和国国歌法、施行される

 こちらによると、28日、「ドネツク人民共和国国歌法」が施行された。
 歌詞は以下の通り。
Великий Донбасс – честь и гордость народа,
Богатые недра, леса и поля…
Наш край трудовой – наша жизнь и свобода,
Навеки хранимая Богом земля!
Славься, Республика наша народная!
Славься, любимый шахтерский Донбасс!
Славься, держава, духом свободная,
Дружбой народов связавшая нас!

Врагу не сломить нашу крепкую волю:
Мы духом и сердцем вовеки сильны!
Единству и братству славянских народов
Мы будем всегда беззаветно верны!

Славься, Республика наша народная!
Славься, любимый шахтерский Донбасс!
Славься, держава, духом свободная,
Дружбой народов связавшая нас!

Донецкая Русь сквозь года величаво
Победное знамя свое пронесет,
Святая народная наша держава
С надеждой и верой для мира цветет!
Славься, Республика наша народная!
Славься, любимый шахтерский Донбасс!
Славься, держава, духом свободная,
Дружбой народов связавшая нас!
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 曲が見つからないが、そのうち、コブゾン(ヅラ)が歌い上げてくれるでしょう。
歌詞を読むと、
・Донецкая Русь  
・шахтерский Донбасс
・Дружбой народов
・Единству и братству славянских народов
 あたりが、ソ連国歌テイストを感じさせる。FSBが「監修」したのかな(笑)
posted by 藤森信吉 at 14:15| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月28日

両人民共和国、封鎖解除を要求

 こちらによると、ドネツク/ルガンスク両人民共和国元首は、キエフ側が輸送封鎖を解かない場合、対抗措置を取ると警告した。
 「2017年3月1日00:00までに封鎖が解かれない場合、両人民共和国は人民共和国内で操業するウクライナ法人企業の経営を掌握する。我々は、ウクライナへの石炭供給を延期する。供給用の石炭はなく、支払いの体制もない。ロシアその他諸国向け志向にする」と共同声明は述べている。さらに、キエフ側が急進派を用いて行っているドンバス封鎖は、ドンバス企業の操業を妨害しており、ミンスク合意に反する、と批判している。



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人民共和国内で操業する「ウクライナ企業(ウクライナ側で法人登記)」は、ウクライナ側に石炭といった製品を合法的に輸送できるのだが、これの鉄道輸送をウクライナ側活動家が1月末から封鎖している、というのが簡単な構図。おかげで、ウクライナは電力危機&冶金工場操業停止、人民共和国側もウクライナ側から支払いが来ないので経済危機、ということに。ナショナリズムを政府がコントロールできなくなっている、と見るべきか、あるいは、裏でドロドロした利権の戦いがあると見るべきか。
posted by 藤森信吉 at 13:07| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

SBU、ロシアの対人民共和国財政支援経路を公表

 ウクライナ保安庁は、ロシアからの人民共和国への財政支援経路を明らかにした。
以下、箇条書き
・ルガンスク人民共和国のQ1財政は110億ルーブリの歳入を前提としているが、自主財源は20億ルーブリのみ。残りはロシア政府からの財政支援で、予算案はLNR議会とロシア省庁間で合意済。
・ポケット慈善基金たる「国際人道計画支援基金」から資金が流れされている。同基金は、「国際決済銀行」に登録されている。同基金は、NPO法人「国際決済センター」の口座を経由し、LNR国立銀行に送金される。
・LNR警察や治安機関に入る資金のかなりの部分は、住民に対するウクライナ・プロパガンダに費やされる。



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ガスプロム社のガス垂れ流しとか、人民共和国の財政支援とか、ロシアは10億ドル単位で浪費していることになる。ロシアの納税者はもっと怒るべきだ。
 しかし、SBU本部前にありSBUのHPにもフィーチャーされている「勝利者 コサック」像はすごいな。ATO参加者の記念碑とのことで、構図は「聖ジョージの龍退治」そのものなのだが、災いは東から来るという。首も二つあるし。
posted by 藤森信吉 at 12:22| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

ポロシェンコ、ロシアによる「人民共和国」国籍承認に激怒

ロシア大統領令
「ウクライナのドネツク・ルガンスク州の特別地区領に恒常的に居住するウクライナ国民および無国籍人に発給された書類および輸送手段登録書のロシア連邦における承認」に関し、ポロシェンコ大統領は、「私にとり、ロシアの占領と国際法違反の相変わらずの証拠であり、ミュンヘン安全保障会議の開催中に起きたことは非常にシンボル的かつシニカルである」と述べた。
 また、ザハルチェンコ・ドネツク人民共和国元首は、「ロシア連邦が過去、未来にわたり自らの同胞の権利を擁護する更なる証拠である」とロシアに対する感謝を表明した。
 プロトニツキー・ルガンスク人民共和国元首は、「共和国が国家として存在するという更なる証拠」であり「共和国の国際承認に近づく一歩である」と評した。また、「本大統領令は、我々の将来がロシアと不可分につながっており、ロシア世界の不可分の一部であることを確認している」と評した。
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 以前に、ロシアが人民共和国のパスポートを事実上、承認しているという記事を紹介したが、ポロシェンコが言うように、まさにこのタイミングにぶつけてきたと考えるべき。
 トランプの対ロ外交にがっかりしたクレムリンは、中・短期的な人民共和国問題の解決(=ウクライナ連邦内に押し付ける)を諦めたのだろう。しかし、人民共和国側が「ロシアへの編入の一歩」とコメントしていない点にも注目。
posted by 藤森信吉 at 15:19| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

ドネツク人民共和国、DKR建国99周年を祝う

 こちらによると、ドネツク市において、ドネツク・クリヴォイログ共和国建国99周年の式典が行われた。
 ソ連の活動家アルチョームの像の前で1000人余りが集まり、ザハルチェンコ元首、プシリン議長、クレミジン市長代行、省庁や各団体の代表も参加した。
 ザハルチェンコ元首は「我々の祖先はドネツク・クリヴォイログ共和国創設という決定的な行為を行った。我々は祖先同様にドネツク人民共和国を立ち上げた」と述べた。プシリン議長は「我々の将来は我々の手の中にある。世界情勢は変化し、ドンバス紛争に対するアメリカの方針も変わるだろう」と述べた。
 ドネツク・クリヴォイログ・ソヴィエト共和国は、1918年1月30日(2月12日)にハリコフで開催された第4回ドネツク・クリヴォイログ炭田労働代議員ソビエトにおいて建国が宣言され、リーダーはキーロフやスターリンの友人であるフョードル・セルゲーエフ(アルチョーム同志)であった。共和国の領土は一か月後にウクライナ・ソヴィエト共和国に含まれ、1919年2月17日に事実上、消滅した。ドネツク・クリヴォイログ・ソヴィエト共和国には、今日のウクライナの両人民共和国領、ドニプロペトロフスク、ザポロジア州、そしてハリコフ、スゥミ、ヘルソン、ニコラエフ州の一部、ロシアのロストフ州の一部が含まれていた。首都はハリコフで、後にルガンスクに移った。
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さすがに寒いせいか、動員数がしょぼいですな。しかし、こんなマニアックな共和国を引き合いに出してきて「固有の領土」を主張するとは。キエフ中央ラーダといい勝負だ。
posted by 藤森信吉 at 19:28| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

人民共和国間で銀行送金開始

 こちらによると、人民共和国間で銀行送金が可能となる。
 ドネツク人民共和国の住民は、9日から「ドンバス郵便」を通じて、ルガンスク人民共和国への送金が可能となる。送金は、「ドンバス郵便」→「LNR郵便」、もしくはその逆となる。人民共和国通信省によると、送金もしくは受け取りには、パスポートと必要額が求められる。最低送金額は100ルーブリ、最大で15000ルーブリであり、手数料は1000ルーブリまで20、それ以上は20+送金額の1.5%となる。
 「ドンバス郵便」はDNR内に218支店を開設しており、1.5年間に50以上の切手を発行してきた。
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ドンバスは「ルガンスク、ドネツク」の両方を指すのだが、郵便では、ドネツク人民共和国が先にとってしまったようだ。15000ルーブリって250ドルくらいか。
posted by 藤森信吉 at 16:13| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

人民共和国パスポート、ロシアで通用

 こちらによると、人民共和国パスポートがロシア連邦内で身分証明書として受け入れられている。
 ドンバスの社会的緊張を軽減することを目的としたモスクワ・人民共和国政府間の非公式な合意に基づくもので、D/LNRパスポート保有者は、ロシア国境を通過し、ロシア鉄道、国内線航空券、ホテルサービスを利用可能てある。これは、人民共和国政府、ドゥーマ内の情報源、外交ソース、S7航空会社の公式回答に基づくものである。また、RBK特派員が、DNRパスポートで実際にパベーダ航空でチケットを購入し、パスポートコントロールを通過し、ロストス・ナ・ドヌィ〜モスクワ間の旅程をこなすことができた。モスクワでは、DNRパスポートで鉄道乗車券を購入し、ホテルに泊まった。
 プシリンDNR副議長は「2016年春からDNRパスポートでロシアを訪問しており、S7、アエロフロート、UTエアーで身分証明として使える」と指摘していた。また、「DNR/ロシア間国境もDNRナンバーで通過可能である」とした。
RBKの問いに対し、S7社は人民共和国パスポートを利用可能である、と回答、アエロフロート社は「ロシアが承認しない国のパスポートでは原則、購入できない」と回答、パベーダ社はDNRパスポート保有者に売った「事実はない」と回答した。予約時に「国籍」を入力しなければならず、システム上はロシアの承認国家しか選択できない。
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これまで、人民共和国パスポート・人民共和国自動車ナンバーは、ウクライナ側はもちろん、ロシア側にも渡れない、ただのお飾りだった訳だが、なにやらロシア側では受け入られるようになった模様。しかし、国家承認していない、国際組織にも加盟していない人民共和国の「国民」はロシア法的にどう処理されるのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 23:33| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

ドネツク人民共和国も年金引き上げ

 こちらによると、ドネツク人民共和国の最低年金支給額が2600ルーブリに引き上げられる。
 サガイダコヴァ・人民共和国年金基金議長は「2016年11月29日の元首令に基づき、共和国領土内の最低年金支給額は2600ロシア・ルーブリとなる」と説明した。
 2600ルーブリは、働く能力がない住民の消費バスケット額と関連している。
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 ルガンスク人民共和国の5%引き上げに対して、ドネツク人民共和国は最低年金支給額を大幅に引き上げ。日本よりいい国なんじゃないか?
posted by 藤森信吉 at 11:17| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月19日

サフチェンコ「クリミアを渡してドンバスを取り戻す」

 サフチェンコ最高会議議員は「ウクライナがクリミアを放棄することで、交渉ベースでドンバスを取り戻すことができる」と述べた。
 これに対し、ペスコフ・ロシア大統領報道官は「クリミア問題は議論の対象外で疑問の余地はない」とコメントした。
また、こちらによると、この発言に対し、プロトニツキーLNR元首は「政治的発言であり、何ら建設的なアイデアでない」と述べた。ザハルチェンコDNR元首は「完全に無根拠であり、現実を反映していない」とコメントした。

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解放後のサフチェンコはドンバス和平に関してあれこれ立ち回って批判を受けているが、アドバルーンの役割を誰かから頼まれているのか、あるいは単なる天然なのか、判断に苦しむところだ。
posted by 藤森信吉 at 20:49| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

ドネツク人民共和国、鉄鋼生産回復中

 こちらによると、昨年のDNR企業の鉄鋼コンプレックス企業の生産額は515億ルーブリだった。
 工・商業省によると、石炭コークス240万トン、鋳鉄270万トン、鉄鋼200万トン、仕上鋼100万トン強が生産された。2015年比で鋳鉄は19.5%増、鉄鋼8.5%増、仕上鋼39.9%、コークス31.3%増を記録した。
 DNR内の鉄鋼コンプレックス(鉄鋼、コークス、屑鉄処理)企業で目下、48企業が操業している。
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 ウクライナ時代の2013年のドネツィク州統計によると
コークス 923万トン
鋳鉄 1286万トン
鉄鋼 1325万トン
仕上鋼 749万トン
 とある。人民共和国領内にドネツィク州の生産能力の何割があるか不明だが、DNR統計数字から見ると、生産量はかつての州全体の1/4〜1/5。人民共和国の公式人口はドネツィク州の1/3くらい。まだまだ生産は低いようだ。2013年は既に混乱していた時期なので、できれば2012年統計があるといいのだが。
posted by 藤森信吉 at 21:32| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする