2018年01月21日

ボーダフォン・ウクライナ、復旧へ

 こちらによると、11日にルガンスク人民共和国で全面的に停止していたボーダフォンが復旧されることになった。
 旧ブランドMTS-ウクライナで知られるボーダフォンは、11日にウクライナ側が支配する領域のケーブル損傷によってサービスを停止し、ウクライナ側が復旧作業に際する安全確保を渋っていたため、ルガンスク人民共和国の通信専門家は代替策として共和国内で以前にウクライナ側によって損傷されていたボーダフォンのケーブルを復旧させることとし、17日にウクライナ側から安全確保を得られた後に共和国通信省の専門家が悪天候の中、復旧作業に入り、数日内で復旧させる運びとなった。これは、通信省専門家の高い技術力の証明である、と同省は自賛している。
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ボーダフォン・ウクライナ社の発表(人民共和国側から安全確保が得られなかった、同社専門家が復旧作業した)と人民共和国側の発表は例によって正反対なのだが、通話が回復するようで何より。域内しか通話できないローカル携帯キャリアなんて使いたくないよね。
 しかし、人民共和国の通信社がわざわざ「MTS-ウクライナ」と表記するのはモスクワへの忖度か? 
posted by 藤森信吉 at 17:55| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月12日

Vodafone、人民共和国で不通

 こちらによると、ボーダフォン・ウクライナがルガンスク人民共和国域内で不通になっている。
 ルガンスク人民共和国の発表によると、ドネツク人民共和国南部エレノフカのケーブル断線により、11日14:10にルガンスク人民共和国内全域でボーダフォン・ウクライナのサービスが完全に停止した。
 また、ドネツク人民共和国通信相によると、ウクライナ軍による損壊によって、MTSウクライナ(原文ママ、笑)の携帯事業が破壊された。目下、専門家が復旧の可能性を調査している。
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ボーダフォン・ウクライナ社は人民共和国内の現場にアクセスできないとのこと。これを奇貨としてボーダフォン・ウクライナが乗っ取られるのか?
 しかし固定電話、キエフ・スターが使えない中、ボーダフォンのみがウクライナ側と通話できるサービスを提供していただけに、人民共和国内の住民は困るだろう。
posted by 藤森信吉 at 21:05| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月06日

ドネツク人民共和国、スポーツで大躍進

 こちらによると、2017年度、ドネツク人民共和国のスポーツ選手は1600以上のメダルを獲得した。
 人民共和国青年・スポーツ・観光相によると(何故に観光?)、2017年中にドネツク人民共和国のスポーツ選手はロシア連邦の387大会に参加し1668のメダル(金562、銀560、銅546)を獲得した。大半が陸上と空手であった。
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 どのような肩書で参加しているか不明。沿ドニエストルくらいになると、モルドヴァのナショナルレベルの大会に堂々と参加したり、他国籍で国際大会に参加しているのだが、人民共和国ではまだ無理だろう。
それはともかく、臺灣を見るまでもなく、未承認国家にとってスポーツは重要なアピール手段なので今後も注視したい。空手は流派が多すぎて分からん。
posted by 藤森信吉 at 12:38| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

ドネツク人民共和国、最低年金を引き上げ

 こちらによると、2018年1月1日から、ドネツク人民共和国は最低賃金を引き上げる。
 労働・社会政策大臣代行によると、年金最低支給額は174ルーブリ引き上げられ、2904ルーブリとなる。
2017年度、ドネツク人民共和国は二度にわたり年金を引き上げており、年始に2600ルーブリ、10月に2730ルーブリ、となっていた。
posted by 藤森信吉 at 11:11| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

ドネツク人民共和国の平均年金額は4387ルーブリ

 こちらによると、ドネツク人民共和国の今年度の平均年金支給額は4387ルーブリであった。マチュシェンコ財務次官の議会報告によると、2016年11月比で10%増であり、経済成長の安定のおかげで、歳入が増え、その結果、年金と給料増が達成された。最低年金支給額は2730ルーブリであり、前年12月比で43.8%増である。また、社会保障費、公務員給与の遅配がないことも報告された。
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4387ルーブリ=75ドルか。
この報道が正しいとすれば、ウクライナ側は95ドルなので、かなり接近していることになる。
posted by 藤森信吉 at 15:54| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

ミス・ドンバス2017冬、無事に開催

 こちらによると、「ミス・ドンバス 2017冬」第一回共和国コンテストが開催され、ドネツク市のタチアナ・ボンダリ(19歳)が栄冠に輝いた。
 タチアナ・ボンダリは、プロのモデルとして働いており、この三年間、諸ミスコンに参加してきた。また、ヤルタ生まれであり、2002年にはミニ・ミス・クリミアにもなっている。賞金は10万ルーブリであり、スポンサーからの副賞も授与された。また、準ミスは、ウクライナ側のヴォルノバッハ地区から参加した19歳のオリガ・Bに授与された。7万5000ルーブリが授与される。
「ミス・ドンバス 2017冬」は、ドンバス人民復興人道計画の枠内で実施され、賞金総額は42万5000ルーブリである。



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ミスがクリミア生まれのドネツク娘、準ミスがウクライナ側ドネツクからの参加者、と。
因みに賞金はしっかり授与された、と報道されています。現金取っ払いとは生々しい。というか無税か?
https://dan-news.info/obschestvo/v-doneck-finalisty-i-pobediteli-konkursa-miss-donbass-zima-2017-poluchili-denezhnye-prizy.html
posted by 藤森信吉 at 14:01| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

ドンバス封鎖によるマイナス効果は年18億ドル

 こちらによると、ドンバス被占領地域との交易停止による純マイナス効果は2017年度18億ドルである。
 チュリィー国立銀行副総裁は、ウクライナ国立銀行は今年度2.2%のGDP成長を予測しており、上半期はドンバス被占領地域との通商遮断によりGDP成長率を引き下げたが、他方で2016-17年の交易条件の改善および穀物豊作によって部分的に相殺された、結果として通商遮断によるウクライナの貿易バランスの損失は2017年は18億ドル、2018年は5億ドルになる、と述べた。
posted by 藤森信吉 at 12:58| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

ウクライナ、またまた人民共和国への水供給をカット

 こちらによると、ウクライナ側は予告なしにルガンスク人民共和国への水供給を停止した。
 共和国単一企業「ルガンスクヴァダー」によると、ウクライナ側はペトロフスキー浄水所を通告なしに閉じた。人民共和国側は、水供給でウクライナに対する債務はなく、水供給で合意しているにもかかわらず、キエフ側は幾度となく通告なしに供給をで停止してきた、としている。水供給は西浄水所およよびペトロフスキー浄水所の二か所から供給されており、後者の供給が止まると、ルガンスク市住民の多数が水不足となる。
 ルガンスクヴァダーによると、人民共和国は水の84%を自給しており、ウクライナ依存は15%にまで低下している。

 
posted by 藤森信吉 at 20:05| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

ノヴォロシア構想は死なず

 こちらにドネツク/ルガンスク両人民共和国がノヴォロシア建国で協議しているとの記事があるので、簡単に紹介。
 ドネツク人民共和国人民ソビエト議長は「合同は可能であるが、私見では単一の政府で多くの問題がより簡単・効果的に解決できる」と述べ、現時点において両共和国の合同が協議されていることを強調した。しかしながら、また、しかしながら、ミンスク合意では両共和国と記されており、ノヴォロシアが建国されるとミンスク合意に問題が生じる。
 CIS諸国研究所キエフ支部長のデニス・デニソフ氏は、「停戦後5-10年御には統合策が語られるかもしれないが、ドンバス人民が決定すべきである」との見解を示した。
 ルガンスク人民共和国での政変時に、ルガンスク人民共和国諸勢力がザハルチェンコ元首に両共和国の合同を要請した。「ブリュンカ」グループのドミトリー・ピンジュリンは、ドネツクの指導者に2014年のノヴォロシア建国案の実現のため、ルガンスク人民共和国を支配下におさめるよう要請していた。最近の地元メディアの報道では、このアイデアは支持を集めている。
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米国ヴォルカーのインタビューによると、スルコーフは、ドンバスへの平和維持部隊の展開案から後退しており、和平実現は遠のいているとのこと。ロシアは人民共和国を長期的に維持する政策に変えましたかね。
posted by 藤森信吉 at 18:26| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

ルガンスク人民共和国でクーデター? プロトニツキー元首、辞任

 こちらによると、プロトニツキー・ルガンスク人民共和国元首は健康上の理由から辞任を申し出た。 
 パセチニクLNR安全保障相は「本日、イーゴリ・ヴェネディクトヴィッチ・プロトニツキーが、恒常的な健康問題から辞表を提出した。数多くの戦傷と脳震盪によるものと伝えられた。彼の決定により、選挙まで私が元首代行を務める」と述べた。パセチニク氏はミンスク合意への変わらぬコミットメントを約束した。

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 22日にルガンスク市で装甲車列の移動が報道されていたり謎の内務大臣更迭劇があったり、妙に緊張した声明読み上げと併せるとクーデター確定。
 もちろん、クレムリンは承諾済みだろう。問題はどちらのイニシアチブか。不要・有害な人物とロシアが見做せば粛清されるし、地元の利権争いの勝ち馬にロシアが乗り換えたとも見える。ドネツク側から戦闘車両が移動してきたという報道を信じるなら前者か? パセチニク氏がミンスク合意に異例なほど長く言及しているのは、ロシアに対する恭順に他ならない。。
 あとLNR憲法によると(わざわざ読んだ)、元首の代行は議会議長と書いてあるぞ! もう少しうまく取り繕えよ〜
posted by 藤森信吉 at 14:23| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする