2018年02月21日

ドネツク人民共和国「ウクライナへの渡航禁止令はデマ」

 こちらによると、 ザハルチェンコ・ドネツク人民共和国元首は、DNR住民の3/1以降のウクライナ領への渡航禁止のニュースは、事実を反映しておらず、共和国の混乱を狙ったものである、と述べた。
 SNSやウクライナ・マスメディアで流布されている「3/1からウクライナ領への渡航が禁止されるとの元首令58号」は偽造である、とザハルチェンコ氏は指摘した。ザハルチェンコ元首は昨年12月にウクライナ領への渡航制限令を出していたが、これは国家公務員、検察、公安関係者に限定されたものであり、これに追加する決定は出されていない、ニセ元首令の拡散はフェイクかつ煽動である、とした。
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 アフメトフ財団の情報によると、2月20日のウクライナ・人民共和国間の往来数は4万人、5千台なので、渡航禁止令はちょっと無理。
しかし 昨年12月の元首令は、かなり広範囲の住民に及ぶような感じもする。私がドネツク人民共和国に渡航した際の同乗者は、国営企業のマネージャー(娘がキエフ大学)と年金基金の職員(老母がウクライナ西部に在住)だったが、彼らも対象に入るとどうなるのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 14:04| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

ルガンスク人民共和国、全車両の登録を義務付け

こちらによると、ルガンスク人民共和国政府は全ての自動車所有者に対しルガンスク人民共和国に登録することを課した・
 ルガンスク人民共和国閣僚会議は、ウクライナで登録された自動車の所有者に対し、内務省・国家自動車交通安全監督局GIBDD)に登録する義務を課した。他方でウクライナ・ナンバー/登録書の回収は行われない。
 法人は2018年12月31日までにナンバープレートと登録書を受け取らねばならない。自然人は2019年12月31日までである。
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2018年02月13日

DKR建国 100周年!

 こちらによると、ドネツク人民共和国はドネツク・クリヴォイログ共和国建国100周年を祝った。
 ザハルチェンコ元首は「100年前、我々の先祖は、平等・自由・正義にイエスを、西側にノーを宣言した。ドネツク・クリヴォイログ共和国は大変困難な時期に建国され、残念なことに敵勢力によって抑圧されてしまった。ちょうど100年後、我々子孫は、その国章を拾い上げ、平等・自由・正義にイエスを、そして西側にノーの声をあげている」と集会において述べた。人民共和国の指導者達はDKR建国者アルチョーム同志のモニュメントに花を手向けた。
 100周年を記念し、宇ランドテーブル、展覧会、切手の発行、コンサート等のイベントが開かれた。
 ドネツク・クリヴォイログ・ソヴィエト共和国は、1918年1月30日(2月12日)にハリコフで開催された第4回ドネツク・クリヴォイログ炭田労働代議員ソビエトにおいて建国が宣言され、リーダーはキーロフやスターリンの友人であるフョードル・セルゲーエフ(アルチョーム同志)であった。共和国の領土は一か月後にウクライナ・ソヴィエト共和国に含まれ、1919年2月17日に事実上、消滅した。ドネツク・クリヴォイログ・ソヴィエト共和国には、今日のウクライナの両人民共和国領、ドニプロペトロフスク、ザポロジア州、そしてハリコフ、スゥミ、ヘルソン、ニコラエフ州の一部、ロシアのロストフ州の一部が含まれていた。首都はハリコフで、後にルガンスクに移った。
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2018年02月12日

両人民共和国、統一関税空間の設立に向け前進

 こちらによると、ドネツク/ルガンスク人民共和国は統一関税空間創設のための委員会が発足した。
 ザハルチェンコ元首によると、統一関税空間創設のための両人民共和国法制度合同に関する委員会会議が立ち上げられた。法律の単一化は、関税割当や関税の撤廃をもたらすことになる。本プロセスは、ドンバス全体の経済成長に大きな刺激を与えることになる、とザハルチェンコ元首は強調した。
 1月31日に両人民共和国元首は、経済協力緊密化および統一関税空間創設に関する議定書に調印していた。
 
posted by 藤森信吉 at 11:27| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

「ルガンスクの平和」、加入者が10万人を突破

こちらによると、ルガンスク人民共和国の社会運動団体「ルガンスクの平和(Мир Луганщине)の加入者が10万人を突破した。
 2016年に2万5200人が加入、また2017年初以降、1万5200人が加わった。「ルガンスクの平和」の2大課題は、「ファシズムとの闘争」と「ロシア・世界への願望」であり、この目的故、加入者数が増えている、と執行部は説明している。
「ルガンスクの平和」は主たる共和国の社会運動団体で、2014年11月2日の共和国人民ソヴィエト選挙では、同団体の代表達は69.42%の票を得ていた。
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ルガンスク人民共和国の全住民の14人に1人が同団体への加入者、ということになる。比率的には某宗教団体と同じようなものだw 因みにМир Луганщине、wikipedia英語版では「政党」と書かれているが、人民共和国に「政党」は存在しません。
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2018年01月25日

フェニックス、漁夫の利

 こちらによると、ドネツク人民共和国の携帯キャリア「フェニックス」の契約者が82万人を突破した。
 ドネツク人民共和国通信省によると、フェニックスの契約者数が82万3千人になった。特に1月11日のボーダフォンの不通以降、17万7千人増加した。
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人口比でいうと、共和国内住民の1/3がフェニックスの契約者、ということに。
追記)ボーダフォン・ウクライナ社のインタビューはこちら



posted by 藤森信吉 at 20:35| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月23日

ドネツク人民共和国、ボーダフォンに復旧要請

 こちらによると、ドネツク人民共和国はボーダフォン・ウクライナ社に対し、復旧要請を行った。
 ヤツェンコ・ドネツク人民共和国通信相は「ボーダフォンは旧MTSウクライナ人員へのアクセスを拒み、また現在の専門家では問題を解決できないため、同社に対し技術的な検査を行うための人員派遣を求めた」と述べた。また、同省は、ボーダフォン社との間で人民共和国内での行政的問題-同社の電気料金の不払いについて協議する必要がある、とも述べた。
 MTSはドネツク人民共和国内で1月11日に通話ができなくなり、これはエレノフカ近くのケーブル損傷が理由である。領内では、「フェニックス」のみが稼働しており、住民がフェニックスのスターターパケット購入に殺到している。通話の増大と、ウクライナ側ハッカーと思わしきDDos攻撃も加わり、フェニックスのネットワークで不備が生じている。人民共和国の専門家は既に撤収したLifecellのネットワーク基地を稼働させ、改善に努めている。
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ルガンスク人民共和国内では復旧したものの、ドネツク人民共和国では復旧していない模様。人民共和国が頑なに「MTS-ウクライナ」と表記しているのは、人民共和国「建国」後の2015年にボーダフォンにブランド替えしていることと関連しているようだ。
 
posted by 藤森信吉 at 14:45| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月21日

ボーダフォン・ウクライナ、復旧へ

 こちらによると、11日にルガンスク人民共和国で全面的に停止していたボーダフォンが復旧されることになった。
 旧ブランドMTS-ウクライナで知られるボーダフォンは、11日にウクライナ側が支配する領域のケーブル損傷によってサービスを停止し、ウクライナ側が復旧作業に際する安全確保を渋っていたため、ルガンスク人民共和国の通信専門家は代替策として共和国内で以前にウクライナ側によって損傷されていたボーダフォンのケーブルを復旧させることとし、17日にウクライナ側から安全確保を得られた後に共和国通信省の専門家が悪天候の中、復旧作業に入り、数日内で復旧させる運びとなった。これは、通信省専門家の高い技術力の証明である、と同省は自賛している。
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ボーダフォン・ウクライナ社の発表(人民共和国側から安全確保が得られなかった、同社専門家が復旧作業した)と人民共和国側の発表は例によって正反対なのだが、通話が回復するようで何より。域内しか通話できないローカル携帯キャリアなんて使いたくないよね。
 しかし、人民共和国の通信社がわざわざ「MTS-ウクライナ」と表記するのはモスクワへの忖度か? 
posted by 藤森信吉 at 17:55| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月12日

Vodafone、人民共和国で不通

 こちらによると、ボーダフォン・ウクライナがルガンスク人民共和国域内で不通になっている。
 ルガンスク人民共和国の発表によると、ドネツク人民共和国南部エレノフカのケーブル断線により、11日14:10にルガンスク人民共和国内全域でボーダフォン・ウクライナのサービスが完全に停止した。
 また、ドネツク人民共和国通信相によると、ウクライナ軍による損壊によって、MTSウクライナ(原文ママ、笑)の携帯事業が破壊された。目下、専門家が復旧の可能性を調査している。
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ボーダフォン・ウクライナ社は人民共和国内の現場にアクセスできないとのこと。これを奇貨としてボーダフォン・ウクライナが乗っ取られるのか?
 しかし固定電話、キエフ・スターが使えない中、ボーダフォンのみがウクライナ側と通話できるサービスを提供していただけに、人民共和国内の住民は困るだろう。
posted by 藤森信吉 at 21:05| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月06日

ドネツク人民共和国、スポーツで大躍進

 こちらによると、2017年度、ドネツク人民共和国のスポーツ選手は1600以上のメダルを獲得した。
 人民共和国青年・スポーツ・観光相によると(何故に観光?)、2017年中にドネツク人民共和国のスポーツ選手はロシア連邦の387大会に参加し1668のメダル(金562、銀560、銅546)を獲得した。大半が陸上と空手であった。
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 どのような肩書で参加しているか不明。沿ドニエストルくらいになると、モルドヴァのナショナルレベルの大会に堂々と参加したり、他国籍で国際大会に参加しているのだが、人民共和国ではまだ無理だろう。
それはともかく、臺灣を見るまでもなく、未承認国家にとってスポーツは重要なアピール手段なので今後も注視したい。空手は流派が多すぎて分からん。
posted by 藤森信吉 at 12:38| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする