2020年10月19日

ウクライナ、クロアチアのヴコヴァル再統合モデルを絶賛

 こちらによると、ドンバス被占領地域のロシア国籍住民は、ウクライナが再統合した後も居住可能だが外国人とみされることになる。
 レズニコフ・一時的被占領地域再統合問題担当・副首相は、クロアチアのテレビ局のインタビューにおいて、「再統合後を見据えた将来の行政職員を準備する考えがある。クロアチアではヴコヴァルが占領中も市長がいた。解放後、すぐに市長として仕事をはじめた」とクロアチアの経験を参考にしていることを明らかにしたが「クロアチア人の90%はヴコヴァルの軍事的解放を支持していたが、トゥジマン大統領は人命を尊重し、平和的に再統合された」と軍事力による失地回復を否定した。
また「ドンバス被占領地域のロシア国籍パスポートを持つものは、選択の自由がある、再統合後、去るか、外国籍人として留まるか。少数民族の権利は保護される、我々はクロアチアのアプローチと同様のことを行う。ウクライナ側には2014年以来、150万人が移住しており、彼らはドンバスへ帰郷する権利がある。彼らの中にはロシア民族、アルメニア民族、ギリシャ民族も含まれており、それ故、少数民族の権利は実現されなければならないのだ」と述べた。
 また、クロアチアの経験にも触れ「ナゴルノカラバフではOSCEの支援で30年間も交渉が続けられていたが、和平は実現せず紛争が起きた。クロアチアの平和的再統合は、強い軍事力に根差しており、ウクライナも強い軍事力を必要としている」と述べた。
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仮にナゴルノ・カラバフでアゼルバイジャン軍が大勝して失地回復に成功したら、ウクライナ世論は「俺たちも続くぞ」となったのか気になるところ。今のところ、南オセチアと合わせた教訓は「軍事的に再統合しようとしたら失敗した」
posted by 藤森信吉 at 20:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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