2020年09月12日

クラフチュク「ミンスク合意はダメポ」

 こちらによると、クラフチュク・ミンスク三者コンタクトグループ会議ウクライナ代表は、ミンスク合意は履行される可能性がない、と述べた。
 ノーヴォエ・ヴレーミャ誌とのインタビューにおいて、クラフチュクは、ドンバスにおける選挙実施に関し、ウクライナとロシアの立場が乖離しており、ミンスク合意は履行不能であり、ノルマンディーフォーマットで解決策を模索する必要がある、と述べた。
 クラフチュークは「ミンスク合意は、調印された時から履行不可能であることは分かっていた。しかし国際的な合意は一当事者のみでは撤回できない。ノルマンディー・フォーマットで解決策を模索すべきだ」と述べ、目下開催されているノルマンディー4か国の元首補佐官会議の後、四か国サミットが開催されることなる、問題はそこで解決されるだろう、と指摘した。
 クラフチュークは、ウクライナ最高化会議が地方選挙に関する決議を採択したことに対し、ロシア代表団が最後通牒を突きつけたと述べ、ウクライナが、被占領地域における選挙を実施しないのであれば、ロシア側は、捕虜交換、地雷除去作業、そしてノルマンディーフォーマットの作業をブロックする、と脅している。議会決議の第四項-被占領下ドンバスおよびクリミアにおける選挙は、ロシアの侵攻が停止され、部隊と兵器が撤去され、完全な再統合が実施された後に行われる-に議論が集中している。クラフチュークによると、次の三者コンタクト会議において、ウクライナ側は、ドンバス被占領地域における地方選挙法案を提出する予定である。
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ウクライナ側は被占領地域で選挙を実施しなくても困らない、ロシアは金がかかる占領地域を早くウクライナに押し付けたい、独仏はいい加減早く終わらせてほしい、といったところ。
posted by 藤森信吉 at 14:31| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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