2020年08月30日

イロバイシク6周年

 こちらによると、イロバイシクの戦いでの兵力差は1:10以上だった。
 マティオス前軍事検察官は、「8月29日に、イロバイシクでウクライナ軍は大敗を喫し、30日には僅か168名がキエフ〜イロバイシク間で古いジルのトラックに乗って軽武装で戦える状態であった、戦闘の 調査は二年以内に終了したが、真実をまずく思う人がいるようで、法廷にすべての資料が提出された訳ではない」として、いくつかの赤裸々なデータを挙げて世論を喚起している。
・8月23-24日にウクライナのイロバイシク地区にロシア側から侵入したロシア軍の規模
 9つの戦術群: 兵力3500名、戦車最大60両、歩兵戦闘車最大320両、カノン砲最大60門、迫撃砲最大45門、携帯式防空ミサイル5器
・イロバイシクで対峙したウクライナ軍対ロシア軍・DNR・LNR軍の比
兵力1:18、戦車1:11、装甲車1:16、火砲1:15、グラド1:24
・ウクライナ東部国境に沿って展開していたロシア軍
戦車 最大160両、歩兵戦闘車最大1360両、火砲システム最大350門、多段ロケットランチャー130ユニット 航空戦力192機、ヘリコプター137機
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 一方的にアウトレンジ攻撃されたとか、撤退路に集中砲火を浴びせられたとか、撤退する足がなくてそのへんで乗用車に分乗したりして逃げ帰ったとか話が伝わっているが、改めてデータだけ見ても悲惨。1:10とか、戦わずして撤退か投降レベル。しかも練度も装備も段違い。松里公孝教授によると、ドネツクではロシア軍の越境日時は数日前から周知だったとのこと。あと、これだけの規模のロシア軍が国境に展開していると、素人考えでは事前にどこかの国の監視衛星が察知して情報提供してくれるはずなんだけど。


posted by 藤森信吉 at 20:47| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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