2020年08月28日

ウクライナ、南進

 こちらによると、ウクライナはギリシャやトルコ経由で天然ガス輸入が可能となっている。
 マコホン・ガス輸送システム・オペレーター社長によると、2020年1月1日以降、リバース輸送は技術的・法的に可能となっており、今やウクライナの輸入業者はブルガリア、ルーマニアのガス輸送システムを利用してギリシャから輸入することもできる。マコホン氏は「南からのガス輸入は、ウクライナのエネルギー供給源および供給ルートの多元化の意味がある。トランス・バルカンルートでのリバース輸入は、ギリシャやトルコのLNG基地、さらにはカスピ海諸国からのパイプラインへウクライナがアクセスできることを意味している。同時にトルコストリーム稼働後、ロシアからウクライナ〜モルドヴア・ルーマニアへのガス輸送量は70%減となっているため、リバース輸入できる余地が出ている。これはウクライナのエネルギー安全保障の新たな一因となる」と述べた。一方で、南からのガス輸入は、モルドヴァのガス輸送システムオペレーターとの契約が必要であり、目下、ウクライナ、ブルガリア、ルーマニア、モルドヴァのオペレーター企業はこの方針を発展すべく協議中である、とも指摘した。ウクライナとルーマニアのオペレーター企業は2019年末にヨーロッパ規則に基づいた技術的な合意書に調印しており、ウクライナ・モルドヴァ間でも同様の合意が得られている。



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ガスプロムが「トルコストリーム稼働でウクライナを干した」と思っていたら、実はウクライナを潤していた図。
posted by 藤森信吉 at 12:21| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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