2020年06月15日

Moody's、ウクライナを格上げ

 Moody's はウクライナ政府の長期格付けをCaa1からB3に格上げした。
 格上げの原動力は、IMFによる新たな財政援助プログラムでウクライナの対外脆弱性が低下したためである。B3はウクライナのマクロ経済安定と目下の政治経済情勢に対して政府債務が中レベルにとどまっていることの均衡であり、今後はさらなる改革の進行とコロナウィルス対策が求められる。
 また、Moody'sはウクライナが2013年12月に発効した30億ドルのユーロ債の優先無担保債Ca格付けを維持することも確認している。同債は全てロシア政府が購入しており、目下、ロシア政府は償還を求めてイギリスで係争中である。
--------
すっかり忘れてました、30億ドルの債権(通称ヤヌコヴィッチ債)。ある意味、時限爆弾では。
posted by 藤森信吉 at 20:32| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: