2020年01月10日

トルコ・ストリームによる機会損失は4.5億ドル

 こちらによると、トルコ・ストリーム開通によるウクライナの2020年度の機会損失額は4.5億ドルである。
 マコホン・ウクライナガスシステム運営社長によると、ウクライナ経由のバルカン方面へのガス輸送は1月1日以降、ルーマニア、モルドヴァのみであり、ブルガリア、トルコ、その他諸国は既にウクライナ経由の供給を受けていない。この結果、ウクライナ経由のガス輸送は150億m3減少する。ヴェトレンコ・ナフトガスウクライナ専務は、ウクライナのガス輸送システムが年900-1000億m3を輸送する可能性はない、以前のような輸送量を回復することはないだろう、と指摘した。
 トルコ・ストリームはトルコ、南・東欧諸国に年315億m3を輸送可能であり、1月1日からすでに稼働している。以前にトランスバルカン・ルートを使用してロシアのガスを輸入していた諸国は、トルコ・ストリームに置き換えられている。
posted by 藤森信吉 at 10:05| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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