野党プラットフォーム-生活党のリーダーにして大統領選候補者であるボイコ氏は、「ロシアとの現実的な経済関係の復興は我が党の戦略的目的である」と会談後のインタビューで述べた。メドヴェージェフ首相は「ボイコ氏に賛成だ。我々は現ウクライナ政権と戦っており、現政権は内閣を退陣させねばならない。政権は交替されねばならない」と語った。また、メドヴェドチューク代表は「現在の危機、相互に課している制裁、EUとの自由貿易圏に関連した制限の後に両国経済関係を復興させる試行がなされることが最重要である。世論調査によれば、ロシアとの友好関係を57%のウクライナ国民が望んでいる」と述べた。
また、ガス問題に関しては、ボイコ氏は、現在のヨーロッパ経由でのガス購入によって100ドル高くなっている、ロシアとの直接契約により、国内ガス料金は大いに引き下げられる」と述べた。メドヴェドチューク氏は「現行のガス契約が切れた後にウクライナの輸送システムを維持するためにガスコンソーシアムを創設する必要がある」と強調した。
これに対し、ミレル・ガスプロム社長は、ウクライナ側と協力の用意がある、直接契約の場合ガス価格は25%下がるだろう、ガスコンソーシアムは常にガスプロム社が支持してきた案である、と述べた。

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これに対するポロシェンコ大統領のコメントはこちら。
「ロシアと仲良くすることでガス料金が安くなる」という言説は25年前から続ています。因みに大統領選挙では対立していますが、ポロシェンコとボイコ=メドヴェドチュークはお友達。ティモシェンコとボイコ=メドヴェドチュークは1999年(ティモシェンコがエネルギー担当副首相に任命されたとき)以降、バトルの連続。