こちらによると、ウクライナとロシアはアゾフ海における漁獲枠議定書に調印した。
ベロフウクライナ国家漁業庁長官は「関係省庁との長い協議の後、ロシア側に外交チャンネルを通じて議定書を送り、外交チャンネルを通じて署名された」と述べた。議定書は、拿捕された漁船員の送還問題を規定しており、操業の安全を高めることになる。また、漁獲高をウクライナ側9000トン、ロシア側6000トンに割り当ててある。アゾフ海およびケルチ海峡における漁業に関する両国委員会は2018年10月に閉じられてしまったが、議定書なしでは、アゾフ海での緊張状態下でウクライナ漁業の漁獲機会が奪われ、また漁船員に対する圧力が高まる可能性があると漁業庁とみなしていた。漁業庁によると、90余りの漁業会社、3670名の漁業関係者、811の船舶がアゾフ海で操業しており、2018年には2万1300トンの海産資源を得ていた。
2019年02月01日
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