2018年08月24日

モルドヴァ、ガスプロムとの契約更新に慎重

 こちらによると、モルドヴァ政府は、ウンゲニ・キシナウ・ガスパイプライン完工までガスプロムと契約更新の交渉を行わない姿勢を示した。
 キリル・ガブリッチ・経済インフラ相は「代替のガスが届くことを望んでおり、競争力が生じれば、他者がより安い価格を提示してくる」と述べた。
 ウンゲニ・キシナウ・ガスパイプラインは2018年末に完工予定であったが、投資はまだなされていない。EUの二大銀行-EBRDとEIBは
はモルドヴァ政府と両行が各々4000万ユーロを融資する合意文書を締結し、欧州委員会も1000万ユーロの債務保証枠を提供していた。
 総延長43.2kmのヤッシ・ウンゲニは2014年3月に開通し、2600万ユーロを有した。稼働後、さらにウンゲニ・キシナウの建設が必要となり、これには1億から1億1000万ユーロを有すると概算されている。モルドヴァは沿ドニエストルを含むと30億m3/年 のガスを必要としており、また右岸モルドヴァのみでは12億m3/年である。ガスプロム社はモルドヴァ領経由でバルカン諸国にガスを輸送しており、その量は年平均19-20億m3である。モルドヴァとガスプロムとの現行契約は2019年12月31日に失効する。

posted by 藤森信吉 at 14:06| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: