2018年08月18日

モトール・シチ、アメリカに睨まれる

 ワシントン・ポスト紙によると、中国の新型機エンジンにモトール・シチの製品が採用されており、アメリカ政府がウクライナ政府に圧力をかけている。

 中国は空母艦載機の練習機JL-10のロールアウトを宣言したが、ウクライナ製エンジンの採用については中国メディアは言及していない。航空機用ジェットエンジンは中国航空産業のウィークポイントであり、ウクライナやロシア製エンジンで補ってきた。トランプ政権は、ウクライナが エンジン開発で中国に協力していることを警戒しており、ウクライナ政府に対し、中国へのエンジン供給を停止させるよう圧力をかけている。国防省がウクライナに2億ドルの兵器供与を発表した一か月後に、中国がウクライナ製エンジン採用の練習機を公表しており、アメリカの納税者に説明がつかなくなる。他方、中国はアメリカ軍の戦略的競争者となっており、中国軍に利する武器パーツの販売は終わらせねばならない。
 練習機エンジンの販売は2016年にモトール・シチ社との間で締結されており、第一陣として20基が供給された。総額3.8億ドルで250基のエンジンが発注されている。ウクライナは、中国がモートル・シチ社買収する計画を遅延させている。



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 ウクライナ兵器産業は、最大の顧客ロシアを失って苦戦中のところ、北朝鮮だけでなく中国もダメ、となると、もう死ぬしかないのですが。三菱航空機がアントノフ設計局を買収すれば良かったのに
posted by 藤森信吉 at 11:48| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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