2018年07月20日

南ウクライナ原発、Westinghouse社製燃料棒のみで発電

こちらによると、南ウクライナ原発第三号ブロックがウクライナ初となるWestinghouse社燃料棒のみの稼働を開始した。
 16日からWestinghouse社製TBC-WRの燃料集合体163本が挿入され、18日にフル稼働に達した。南ウクライナ原子力発電所ではアメリカ大使館関係者、アメリカエネルギー省、パシフィック・ノースウェスト・ナショナル・ラボラトリー、Westinghouse社、ウクライナ・エネルギー石炭省、エネルホアトム社、国家原子力規制庁、国家原子力放射能安全科学センター、最高会議議員他が集まり、拡大会議が開かれた。
 エネルホアトム社総裁は、Westinghouse社製燃料棒のみによる稼働はウクライナにとって意義あることであるとし「ウクライナは旧ソ連VVER1000型反応炉で代替核燃料を使用している唯一の国である」と称賛した。Westinghouse社副社長は、南ウクライナ原発では2005年に同社燃料棒による実験が開始され、ウクライナ原発の15ブロック中、6ブロックに同社製品が供給されている、とした。南ウクライナ原発所長は、1998年に既にウクライナではロシアの燃料棒独占を除去する問題が提起され、2000年にウクライナ・アメリカ政府間協定が調印された歴史を披露し、同社のTBC-W燃料が南ウクライナ原発第二・第三ブロックだけでなくザポリッジャ原発第五ブロックでも利用される契約を結んでいると述べた。
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 ソ連時に設計・建設されたウクライナのVVER型原発はロシア製核燃料棒に特化しており、勢いロシアの独占状態にあったが、アメリカの後押しで多元化が進んでいる、という流れ。安全性は確保されたようだが、お値段の方はどうなるのだろう。TVEL製の方がかなり安いと報道されているが。
posted by 藤森信吉 at 11:08| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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