2018年06月17日

ウンゲニ-キシナウ・ガスパイプライン、予算の裏付けなし?

 こちらによると、ウンゲニ・キシナウ間のガスパイプライン建設費のアテがたっていない。
 ルーマニアのガス企業Transgaz社のステリアン社長はモルドヴァのヨーロッパガス網への接続を2020年上半期以前、とブカレストで行われたGas Infrastructure Europe会議で発言した。しかしウンゲニ・キシナウ間パイプライン建設については、無期限で延長される可能性がある。Transgaz社は昨年度の利益の90%を配当で出しており、投資資金がない。契約では、同社はパイプライン建設予定費用9300万ユーロを投資することになっている。
 ルーマニアや黒海、ギリシャ北からのガス供給でモルドヴァはヨーロッパ・ガスインフラの一部となる、とステリアン氏は述べた。数か月前、Transgaz社はモルドヴァのヤッシ・ウンゲニ・ガスパイプライン管理企業Vestmoldtransgazとの間でウンゲニ・キシナウ・パイプライン建設に9300万ユーロを投資する契約を結んでいた。また、数週間前に同社は利益の90%を政府に配当として払うことを株主決議しており、1020万ユーロしか同社に残されないことになる。この状態で同社は2018年に3億8600万ユーロ、2019年には6億2200万ユーロの投資計画を持っている。
 国境をまたぐウンゲニ・ヤッシ・ガスパイプラインは2013年に建設が開始された。モルドヴァのガスプロム依存を減らし、エネルギー安保を高めることを目的としていた。43kmの内、33kmはルーマニア領を走っている。



ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 13:19| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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