2018年06月11日

プーチン、人民共和国を語る

 こちらに恒例の大統領との直接対話のテキストが掲載されているので、関連する個所のみをピックアップ。

プリレピン(DNR元首顧問)「ウクライナ軍がワールドカップを利用して軍事攻撃を活発化しているが、この情勢についてコメントをお願いします」
プーチン「起きないことを望んでいる。仮に生じた場合、ウクライナ国家性全体にとって重大な結果をもたらすだろう。そのようなことを生じさせてはならない。我々は両未承認人民共和国に援助を行っており、今後も続ける。ウクライナ指導部はこの問題を解決しようとしていない。何故、領土封鎖をしているのだろうか。OSCEはウクライナ側からの攻撃数の増加を記録しており、ミンスク合意の履行などできはしない。ウクライナは、議会選、大統領選に向けて新たな国内政治のサイクルに入っている」

会場からの質問「4年前にモスクワに戦闘を逃れて移住した。合法的に働き、援助を受けたいが、証明書取得で難儀している。DNR、LNR国民のためのロシア国籍取得の簡素化問題について関心を払ってほしい」
プーチン「既にふれたように、ドンバスにおけるLNR、DNR情勢はウクライナの悲劇だ。ウクライナ人民は我々の同胞であり、兄弟国として接しており、ウクライナ人とロシア人は事実上、一つの人民だ。共通の過去があり、今日の悲劇にも関わらず、共通の未来がある。私は移民局に対し、この問題について関心を払うよう求めている。法案が用意されているがまだ採択されていない。
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今年は人民共和国に関する質問が2つも。Захар Прилепин は分かりやすい仕込み要員ですな。
posted by 藤森信吉 at 12:04| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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