2018年01月30日

ボルカー・スルコーフ会談、不発

 こちらによると、ボルカー・スルコーフ会談は合意なく終了した。
 26日、ドバイで行われたスルコーフ・ロシア大統領顧問とボルカー・アメリカ国務省特別代表との間の会談は、ドンバス再統合法で統一の立場を得られることなく終了した。消息筋は「ドンバス再統合法が主たる議題だったが、両者は異なるアプローチを示しただけで統一見解は得られなかった。しかし対話の継続では合意した」と述べた。
 これ以前にクレムリンのペスコフ報道官は、成果がなかった、と発表していた。先週、ウクライナ最高会議は、ドンバス再統合法を採択しており、「ドネツィク・ルハンシク州の一時的占領地域はウクライナ領であり、ロシア連邦の軍事編成と占領行政が確立され、支配が行われている」と規定、ロシア下院CIS委員会議長は「ロシアによる侵略」とされたことに批判を加えていた。
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 ミンスク合意は実現されない、と。ロシアはしばらくは人民共和国を支え続けるようです。スルコーフはドンバス問題の立案者・責任者だから、自分の政治生命が終わるような損切りはできないでしょう。無限ナンピンできる限りは「失敗」ではない、という日銀総裁みたいな感じ。
posted by 藤森信吉 at 18:57| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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