2017年08月05日

クラスノセリスキー、ラゴージンと会談

 こちらによると、8月2日、クラスノセリスキー沿ドニエストル大統領はラゴージン・ロシア副首相兼沿ドニエストル問題特別代表の招きでモスクワで会談を行った。
 ラゴージン副首相は、危機的状況について「沿ドニエストルを経済的に阻害するような挑発的行動を許さないため、経済的支持を考えねばならない」と述べた。また、ドニエストル流域における平和維持活動について、まさに平和維持軍が紛争の拡大かを抑止していると指摘し、クラスノセリスキー大統領に、現況に於いて沿ドニエストルの平和と安全を強化するための協議を呼び掛けた。
 クラスノセリスキー大統領は、平和維持活動はロシアだけでなく沿ドニエストル、モルドヴァも参加する共同実施であるとした上で、モルドヴァの憲法裁判所と議会によるロシア軍の存在に関する決議や、平和維持のフォーマットの変更決議を「ロシアの平和維持部隊に対する圧力であり沿ドニエストル領からの撤収を目論むもの」であると指摘した。その上でロシア部隊の平和維持活動により25年間も平和が維持されており、その排除は紛争の激化に直結する、と述べた。
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 ロシアは明らかに沿ドニエストルをモルドヴァに再統合させようとしている訳だが、ロシア軍は平和維持軍の形で残したいのだろう。しかし、クラスノセリスキーはキシナウ空港経由でモスクワ訪問だと思うが、よく考えるとリスキーだ。
posted by 藤森信吉 at 10:43| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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