2017年07月30日

ルーマニア、ラゴージンのモルドヴァ・沿ドニエストル訪問を阻止

こちらによると、ラゴージン・ロシア副首相のモルドヴァ訪問は、ルーマニアが上空通過を拒否したため、キャンセルとなった。
 ラゴージン一行は、ミンスクから離陸した後、ルーマニア側から上空通過を拒否されモスクワに戻った。ラゴージン副首相は、ドドン・モルドヴァ大統領の招待でモルドヴァを訪問し、そののち、ドドン大統領とともに沿ドニエストルのベンデル市で平和維持軍25周年式典に列席し、クラスノセリスキー・沿ドニエストル大統領と会談する予定であった。 
 ラゴージン副首相はTwitter上で「ルーマニア政府はS7便の乗客を危険にさらした。燃料はミンスクまで間に合った。悪党ども、回答を求める」と記した。S7便はウクライナ領通過を避けるルートをとっており、これまで問題は生じていなかった、ルーマニアが通過を拒否した後、燃料問題からブタペスト空港への着陸を求めたがハンガリー側から拒否された、とも付け加えた。
 モスクワ・キシナウ定期便に制裁対象の人物が搭乗した場合、ルーマニア領を通過することを禁じられている。 ルーマニア外務省は、ラゴージンが搭乗する便が領空を通過することをそもそも許可していない、と回答している。また、ドドン・モルドヴァ大統領は「モルドヴァ・ロシア間の戦略的パートナー関係を損なうことに向けらている」と本行為を非難した。
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 ラゴージン閣下はEUの制裁リストに入っているので、ルーマニア、ハンガリーは手続き上拒否した、ということのようです。しかし、ルーマニア政府、モルドヴァ政府・議会、ドドン大統領、沿ドニエストル、ロシア政府、とアクターが入り乱れてますな。ラゴージンは沿ドニエストルの首に鈴をつけに来る訳だから、行かせてあげる方が得策のような気も。
posted by 藤森信吉 at 14:26| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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