2017年04月18日

沿ドニエストル、ウクライナ・モルドヴァ共同通関設置で大損

 こちらによると、ウクライナ・モルドヴァ共同通関の設置により、沿ドニエストルは1400万ドル以上の歳入欠損が生じることになる。
 沿ドニエストル国家通関委員会議長によると、クチュルガンにウクライナ・モルドヴァ共同通関が設置された場合、通関収入の減少により国庫は1400万ドル以上を失うことになる、と述べた。また、物品税収入30万ドルも失うことになる。国家通関委員会の専門家の試算によると、総計で3500-4000万ドルの損失になる。クチュルガンは沿ドニエストルにとって、商品輸入の基幹ルートであり、肉・魚介類の90%、薬品の70%、パスタや小麦粉製品の70%がこのルートで輸入されている。
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 チアスポリからオデッサに移動する時にクチュルガンを通過したことがある。沿ドニエストル側のチェックは緩くて、ウクライナ側の方が厳しかった記憶がある。クチュルガンはEUが物流をモニターしているところなので、EUの暗黙の支持も得ている感じ。モルドヴァ再統合にむけて兵糧攻めが本格化といったところ。ロシアは既に見捨ててます。
 なお、モルドヴァが計画している共同通関は全部で13か所。
https://novostipmr.com/ru/news/17-04-14/v-osade-tamozhennaya-sluzhba-moldovy-planiruet-ustanovit
posted by 藤森信吉 at 13:13| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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