2017年04月02日

ウクライナ兵器産業、タイ市場を失う

 こちらによると、ウクライナ製装甲車の買い手であるタイが中国と購入契約を行った。
 マレーシアのランカウイで行われていた兵器博覧会で、タイ軍は中国北方工业公司(Norico)と装甲車ZBL09 34両を新規購入する契約を結んだ。
 ZBL09はウクライナがこれまでタイに供給していたBTR-3Eと同類の8輪装甲車である。
ZBL09の購入価格は5932.5万バーツ(169.5万ドル)/両であるため、都合5763万ドルの契約になる。また、中国側は、4億バーツ(1140万ドル)の装甲車、戦車の改修契約にも調印した。タイは、ウクライナ製OPLOTでなく、中国製VT4を購入することも決定した。
 キエフ装甲車・戦車工場製のBTR-3E1は2007-2011契約に基づきタイに供給されいたが、当初から様々なスキャンダルに見舞われていた。結局、タイ軍は、装甲車輌の主たる購入先を中国に変更した。ZBL09は国際舞台には出回ってらず、ベネズエラに40両輸出されたのみである。ロシアも同時にT90とBTR-82Aをタイに売り込んでいたが失敗した。
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 スペックとはともかく、兵器としては中国製とウクライナ製とロシア製、どれがいいんでしょうかねえ。言い換えれば、奇瑞汽車とZAZとAVTOVAZ、どの車を買いますか? 

posted by 藤森信吉 at 23:25| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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