2020年06月30日

貨物列車、クリミア橋を通過

 こちらによると、30日、クリミア半島とロシア本土間の貨物列車の運行が開始された。
 クリミア側からは共和国製品を積んだ貨物列車が、ロシア本土側からは燃料、穀物、肥料、建築資材を積んだ貨物列車がクリミア橋を通過した。アクショーノフ共和国首長は「クリミア橋の貨物列車の運行は共和国経済の発展に大いに貢献する。ロジスティック上、クリミアはロシアの他地域と同様になった」と述べた。ロシア連邦運輸省によると、クリミア橋の貨物輸送により、諸商品の輸送費は30%から50%引き下げられることになる。

posted by 藤森信吉 at 12:20| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月27日

モルドヴァ、沿ドニエストルからの電力購入を継続

 こちらによると、2021年3月末までモルドヴァは沿ドニエストルの電力の購入を続ける。
 モルドヴァの電力自給率は1/4以下であり、2021年3月末まで不足分は沿ドニエストルのモルドヴァ地区発電所(MGERS)から購入することになる。供給源の入札で国営Energocom社が仲介として落札した。入札には3社が参加した。MGRESも参加したが、Energocomに譲る形で入札から降りた。7月1日以降の購入価格は48.65ドル/MWhで、現行価格49.90ドルより2.5%安い。
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沿ドニエストルからモルドァが電力を買い続けるようなら、沿ドニエストルの経済は安泰、ということ。しかし、財務が厳しいガスプロムはいつまでガス代払わない沿ドニエストルの面倒見るのだろうか。詳細は拙稿を参照
しかし日本でもおなじみの中抜き仲介企業がここにも。以前は沿ドニエストル側にも仲介企業が入っていたような・・・
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2020年06月26日

出入ポイント、再開

 こちらによると、人民共和国・ウクライナ間の出入管理ポイント(КПВВ)が22日に再開される。
 人民共和国省庁間対策本部の発表によると、エレノフカからの予約名簿に基づく出国が22日に再開され、25日からはウクライナ側からの入国(事前通告に基づく)が再開される。ウクライナへの出国は急を要する国民から許可される。対策本部は「急を要する正当な理由がない場合、渡航を控えるよう」呼び掛けている。
 ウクライナとドネツク人民共和国間には4つの出入管理ポイントがあり、3月にウクライナ側のコロナ蔓延を受けて閉鎖された。6月9日にウクライナはドネツク人民共和国の合意なしに再開を宣言した。人民共和国はこれを挑発行為とみていた。
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2020年06月25日

人民共和国、ロシア改憲投票参加ツアーを組織

 ルガンスク人民共和国インフラ・運輸省はロシア連邦改憲投票への参加ツアーを発表した。
 6月25日から7月1日まで、ロシア憲法改正を問う投票に参加するためのバスルートが組織された。ルガンスク人民共和国パスポートおよびロシア連邦国籍パスポートを持参する必要がある。また乗車の際はマスク着用が義務化されている。バスは.ルガンスク中央駅から出発し、同日中に戻る。ルートは4つあり、往復費用は350〜450ルーブリである。



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 ルガンスク中央駅、ソビエトの香りが漂ってくる建築ですな。1980年に完成とのこと。横の高層はホテル。
しかし往復700円か。割り当てられた投票所はどこも片田舎で投票以外にやることなさそうだし、日当込み10ドルくらい出さないと誰も行かないのでは。 
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モルドヴァ代表、堂々行進す

こちらによるとモルドヴァ国軍部隊がモスクワにおける戦勝記念75周年パレードに参加した。
 式典に参加したドドン大統領は、モルドヴァ国軍部隊75名が参加できたことを非常に光栄に思う、内23名の祖父は大祖国戦争の従軍者であり、世代の直接的なつながりと、我々の先祖の偉業を記憶することになった、と記した。大統領は、パレード終了後、無名戦士の墓の永遠の火に花を手向けた。



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 毎年、パレードを見ていて思うのだが、往年のIt's a SONY を彷彿とさせるナレーター誰?
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2020年06月23日

ウクライナ世論、ソ連崩壊を肯定

 こちらによると、ウクライナ世論の過半数はソ連崩壊を残念に思っていない。
・キエフ国際社会学研究所による世論調査、5月24-31日、コンピューター抽出による電話インタビュー、ウクライナ全土2000人)
・ソ連の崩壊を残念に思うか
 残念に思う 33.5%、思わない50.1%、回答困難・回答なし16.4%
(levadaセンターの2020年2月のロシア世論調査、残念に思う 65%、思わない26%、9%) 
・ウクライナがソ連の一部であったことは、害より利益をもたらしたと思う
 利益の方が大きかった34.7%、害27.9%、どちらともいえない25.5%、わからない12.0%
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 Levadaセンターのロシア世論調査結果が参照されているが、但し書きがついているのが不穏。
posted by 藤森信吉 at 13:29| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月22日

キシナウ・オデッサ便、再開

 こちらによると、22日からキシナウ発オデッサ行きのバス便が再開される。
 Garile Auto Moderne社によると、北バス基地発オデッサ行きバスルートが22日から再開される。また、モルドヴァ国民のウクライナ入国に際しては、医療保険に加入する必要かある。モルドヴァ外務・ヨーロッパ統合省は、モルドヴァ国民のウクライナ入国は可能だが、14日間の外出自粛が必要である、と発表していた。
 モルドヴァ国民の出国可能リストはこのへん。
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 5時間くらいかかるルート。個人的にはキシナウ→チラスポリ(半日観光)→オデッサをお勧めする。沿ドニエストル・ウクライナ国境にはモルドヴァ通関があって、モルドヴァ出国スタンプを押してくれるようだし。
 しかし、医療保険の件が良く分からないが、ウクライナ入国時の強制加入だろうか? 大昔、ウクライナ入国時に強制加入保健があったのだが、あっという間に制度破綻したような‥‥
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2020年06月20日

人民共和国もロシア改憲投票に参加

 こちらによると、ロシア国籍を保有する人民共和国住民は、ロシア改憲の全ロシア投票に参加することが可能である。
 ルガンスク人民共和国中央選挙管理委員会は「ルガンスク人民共和国住民でロシア国籍を有し投票日に満18歳に達している者は、ロシア連邦憲法改正を問う全ロシア投票に参加することができる。投票は自由かつ自発に基づくものであり、ロシア連邦領内で6月25日-7月1日まで、投票所の現地時間8時-20時行われる。投票に行くものは、ロシア国籍パスポートの所持と投票所宛て申請書が必要となる。詳細な情報は人民共和国中央選管に問い合わせること」と発表した。また、投票可能なロストフ州内投票所リストが公開された。
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 この困難な時期に投票に行く人がどれだけいますか。ロシアへの忠誠度が問われるから、当局は動員をかけたいところですが。




posted by 藤森信吉 at 17:10| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

天然ガス輸入価格、100ドル/1000m3切る

 こちらによると、2020年5月のウクライナの天然ガス平均輸入価格は98.09ドル/1000m3だった。
 ウクライナ経済発展商業農業省によると、ウクライナ経済ウクライナ企業の平均輸入価格は98.09ドル(2631.68フリブナ)/1000m3だった。これは2020年4月の平均価格122.5ドルから20%マイナスであった。
posted by 藤森信吉 at 22:06| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月17日

モルドヴァ、ブラハトニュークの引き渡しをアメリカに要求

モルドヴァ検事総長は、アメリカに対し、プラハトニューク前モルドヴァ民主党党首の引き渡しを求める親書を送った。
 引き渡しは「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」に基づくもので、モルドヴァは2005年10月16日に批准している。また、汚職対策検察庁もすでにプラハトニュークの在米資産に関連した犯罪を調査する委員会の設置を求める新書を送っている。
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 フロリダに逃亡したところまでは確認されていますが、今、どこにいるのか。というか、ブラハトニュークの国籍は何なのだろうか?
posted by 藤森信吉 at 14:02| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月16日

沿ドニエストル、非常事態宣言を解除

 こちらによると、沿ドニエストルにおける非常事態宣言は6月16日以降、解除された。
 大統領直属のオペレーション本部決定によるものであり、しかしながら共和国領の防疫体制は維持される。大統領は「我々の国内保健レベルから緊急事態を解除するに至ったが、しかし、隣国に対してはそうはいかない。モルドヴァでは毎日、200、300、400人の罹患者が記録されている。したがって、隣国が正常でない限り、国境の開放について言及するのは尚早である。ウクライナについても同様だ」と述べた。また、沿ドニエストルからの出国については、「モルドヴァ側へビジネスや葬儀で渡航することは禁止されない。オペレーション本部が各件について判断する、と指摘した。国境閉鎖前には、12時間でモルドヴァ側に1200人が渡航していたが、閉鎖後は200人に落ちている。すなわち、訪問、ショッピング、散策目的の渡航が1000人であったことを示している。これは蔓延時にはおこなってはならないことだ」と述べた。
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 6月15日時点で沿ドニエストルのコロナ罹患者は1100人、862人が回復、43人が死亡。モルドヴァ側は11879人、6794人、411人。人口比(1:8)からみると、それほど違いはない。
posted by 藤森信吉 at 16:13| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

Moody's、ウクライナを格上げ

 Moody's はウクライナ政府の長期格付けをCaa1からB3に格上げした。
 格上げの原動力は、IMFによる新たな財政援助プログラムでウクライナの対外脆弱性が低下したためである。B3はウクライナのマクロ経済安定と目下の政治経済情勢に対して政府債務が中レベルにとどまっていることの均衡であり、今後はさらなる改革の進行とコロナウィルス対策が求められる。
 また、Moody'sはウクライナが2013年12月に発効した30億ドルのユーロ債の優先無担保債Ca格付けを維持することも確認している。同債は全てロシア政府が購入しており、目下、ロシア政府は償還を求めてイギリスで係争中である。
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すっかり忘れてました、30億ドルの債権(通称ヤヌコヴィッチ債)。ある意味、時限爆弾では。
posted by 藤森信吉 at 20:32| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

「ウラジーミル大公」、ロシア海軍に就役

 こちらによると、ロシアの原潜「ウラジーミル大公」号が就役した。
6月12日の「ロシアの日」、セベロドビンスクのセベロマシにおいて、ボレイ型原子力潜水艦955A型「ウラジーミル大公」号の就役式が行われた。
 エブメノフ提督、モイセーエフ北海艦隊司令、工業通商省次官、副知事、市長らが出席した。「ウラジーミル大公」はボレイ級955Aの改良型で潜水艦第四世代にあたる。ブラヴァ大陸間横断ミサイルと魚雷射出型機雷を備える。

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 中世キエフ国はウクライナでもロシアでもないので、どちらにも正統性がある訳ではなく、使った者勝ち。次のボレイ型原潜はКнязь Олегが就役するようです。
posted by 藤森信吉 at 16:07| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

IMF「ウクライナのGDP成長率はマイナス8.2%」

 IMFは、ウクライナに対し、50億ドルのスタンド・バイクレジットを承認した。
 IMFによると、コロナウィルス禍はウクライナに重大な負荷をかけることになる、として18か月のスタンドバイ合意(SBA)総額50億ドルを承認した。21億ドルが即時に利用可能となる。
 また、2020年のGDP成長率をマイナス7.7%からマイナス8.2%へ引き下げた。また、2021年の成長率を3.6%から1.1%へ引き下げた。
posted by 藤森信吉 at 14:05| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月08日

独占資本主義と戦う共産党

 こちらによると、チラスポリ市ソビエトのサモヌィ代議員に逮捕状が請求された。
 沿ドニエストル検察庁によると、共産党に所属するサモヌィ氏はfacebookに偽名で投稿を行い「沿ドニエストルの社会政治生活の不安定化」させ、「クラスノセリスキー大統領を侮辱した」、としている。サモヌィ氏は、嫌疑は捏造されたものである、と主張している。サモヌィ氏は、沿ドニエストル共産党党首であったオレッグ・ホルジャンの政治顧問を2011年から務めている。ホルジャンは2018年以降、拘留されたままである。
 4月17日にロシア国家院の全での会派代表が連名で沿ドニエストル大統領宛てにホルジャン氏の釈放を求める声明を出した。ロシア共産党の情報では6月1日に恩赦が出されるとのことだったが、釈放は実現していない。6月2日にはジュガーノフ・ロシア共産党党首が、沿ドニエストル共産党に対し、沿ドニエストル政府に対する圧力と「シェリフ」批判を強めることを約束していた。

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 沿ドニエストル国家を一言で表すと「シェリフ社=国家体制」。親ロシアとか反モルドヴァとか言っていると何も見えてきません(シェリフとプラハトニュークは仲良しだったし)。シェリフ社は、マルクス流独占資本主義の生きた見本である訳だから、この対決図式も当然のことかと。
posted by 藤森信吉 at 23:31| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月06日

ポーランドともバーチャル・リバースで合意

 こちらによると、ウクライナ・ポーランド両国ガス・パイプラインオペレーター企業は、バーチャル・リバース輸入で合意した。
 ウクライナの「ガス輸送システム・ウクライナ」社とポーランドのGaz-System社は、既存の接続ポイント ドロズドヴィッチ(Drozdowicze) とヘルマノヴィッチ(Hermanowice)を統合し、単一のバーチャル相互接続ポイント「GCP GAZ-SYSTEM/UA TSO」を立ち上げ、7月1日6時から発効することで合意した。パイプライン利用者は、GCP GAZ-SYSTEM/UA TSOに利用量と輸送方向を申告するが、両接続ポイントのどちらを利用したかは問われないことになる。



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 2020年1月にポーランドのドロズドヴィッチからバーチャルリバースを開始したが、さらにポイントを一か所追加したということのようだ。

posted by 藤森信吉 at 22:59| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月04日

10フリブナ硬貨、流通開始

 こちらによると、6月3日から10フリブナ硬貨の流通が開始された。
 段階的に紙幣は硬貨に置換されたことになる。硬貨は6種類(10、50コペイカ、1,2,5,10フリブナ)、紙幣は6種類(20,50,100,200,500,1000フリブナ)。10フリブナ硬貨の直径は23.5mm、6.4gでマゼーパの肖像が裏面に鋳造されている。



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 紙幣の人物がそのまま硬貨にも使われる、ということのようです。20フリブナ硬貨が出るとすればフランコ。


posted by 藤森信吉 at 20:29| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月03日

モルドヴァ軍、プーチンパレードに参加

こちらによると、モルドヴァ軍部隊はモスクワの戦勝75周年パレードに参加することになる。
 モルドヴァ大統領報道官は、75名のモルドヴァ軍人が、モスクワで6月24日に行われる大祖国戦争戦勝75周年パレードに参加する、と述べた。5月29日には、ドドン大統領が、戦勝記念パレードに参列すると述べており、また、帰国後に2週間の待機を行う旨も確約している。
ドドン大統領は「保健緊急委員会は実務者訪問で症状が出なかった場合、待機は不要としているが、しかし出発に際して再伺いするつもりだ」と述べた。
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 ドドン大統領と戦勝記念日といえば、外賓がいなくて慌てたプーチンからモスクワに急遽呼びつけられた過去がある。
posted by 藤森信吉 at 08:47| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする