2020年03月14日

ウクライナ、鎖国

 こちらによると、ゼレンシキー大統領はコロナウィルス対策に関する声明を発表した。
 ゼレンシキー大統領によると、3月13日時点でウクライナで確認されている事例は3人のみで内一人が死亡、ウクライナ人の生命の安全と健康を守るためにいくつかの措置を導入する、と宣言した。
3月16日0時01分から二週間にわたり、外国人は航空機、列車、自動車その他手段でウクライナ領に入国できないことになる。例外はウクライナに定住許可を持つ外国人、特に国際機関職員および外交官である。二週間後にこの措置は見直される。航空、鉄道、船舶、自動車の通過ポイントは稼働を続けるが、出入国する航空機、船舶、トラックの乗務員は簡易テストを受ける。
 第二に、国外にいるウクライナ人については、あと3日間で通常フライトを閉じるため、その期間中に帰国することになる。チャーター便で観光している者はスケジュール通りにウクライナに帰国する。
https://www.youtube.com/watch?v=Cjy_ZuAbtUs&feature=emb_logo

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 その他、経済省庁、国立銀行が行う措置にも言及がありますが、省略。
posted by 藤森信吉 at 21:21| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドンバス和平、大転換か

 こちらによると、ミンスク三者コンタクトグループ会議において、「ドンバス諮問会議」創設が合意された。
 三者コンタクトグループ会議では、抑留者交換と新たな出入ポイントの設置、そして諮問会議創設が決定された。交渉には、ウクライナ大統領事務局長エルマクと、「クレムリンの人民共和国( ОРДЛО)問題担当主幹」たるロシア大統領府副長官コザークが参加した。専門家はウクライナ大統領事務局がロシアに利している、とみなしている。
 消息筋によると、ウクライナ側と人民共和国( ОРДЛО)側代表が同権で参加、またロシア、ドイツ、フランスも仲介者として参加する。諮問会議は、勧告のみであり、三者コンタクトグループ会議の前に開催される。人民共和国側を法的存在とみなすことは、ロシアを「侵略国」と見なさないことにつながるのではないか。諮問会議の創設は秘密裏に準備されており、またロシア側がいう「ドンバス紛争=ウクライナの内戦」を正当化することにつながる、と批判されている。25日に次の三者コンタクトグループ会議が開かれ、諮問会議や抑留者交換が最終的に決定される。人民共和国( ОРДЛО)をウクライナ政府のコントロール下に戻すことは、同時に、ロシアが意図するところのドンバスとキエフの政治的・文化的・法的分離政策の前進を意味することも忘れてはいけない。人民共和国における高等教育修了書の認定、ロシア国籍パスポートの給付、ウクライナ語の非国家語化等が目下、行われている。



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 スルコーフからコザークに変わった途端に動き始めました。モルドヴァで実現寸前までいったコザーク・プランが、ウクライナでも再現される、と。しかし、スルコーフ時代とロシア側の主張は変わっていない気がする。ロシア側は何を譲歩したのだろうか。

追記)エルマク、人民共和国を交渉相手にしない、と言明。
https://www.president.gov.ua/news/andrij-yermak-ukrayina-ne-vede-j-ne-vestime-peregovori-z-boj-60173
posted by 藤森信吉 at 11:51| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする