2019年11月08日

モルドヴァ、ガスのリバース輸入可能に

 こちらによると、ウクルトランスハス社はオデッサ州フレベニキのガス計測ステーションの改修工事を完了した。
 これにより、ロシア連邦によるガス・トランジット停止に際してもウクライナ・モルドヴァ間のガス輸送が可能となる。改修後、輸送力は7000万m3/日となり、他方で、モルドヴァ→ウクライナ方向への輸送力も400万m3/日となる。
 本プロジェクトはCentral and South Eastern Europe energy connectivity (CESEC) のイニシアチブによるものであり、トランス・バルカン・パイプラインを通じてギリシャ〜ブルガリア〜ルーマニアを通じてウクライナ、モルドヴァへ天然ガスを輸送することが可能となる。
 ヴィクル・パルリコフ・モルドヴァ国家エネルギー規制局前局長は、モルドヴァの20年来の待望が実現しガスの代替供給源が生じた、リバース体制により仮に現行の供給体制が停止した場合にもモルドヴァの南・中央部に十分なガスを供給できる、リバース体制では1200万m3/日が可能であり、さらに500万m3/日がウクライナから供給されることになる、と述べた。また、ウンゲニ・キシナウ・ガスパイプラインの建設の意義は、供給源は大きければ大きいほど良いのだからモルドヴァの交渉力を高めることになる、しかし政治的計画の段階にとどまっている、と指摘した。



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 ウクライナのリバース輸入と混同してしまうが、モルドヴァ的なリバース輸入は南からの輸入のことのようだ。で、さらにウクライナがリバース輸入したガスも北から輸入可能。さよなら、ガスプロム! そして沿ドニエストルは大ピンチ。
posted by 藤森信吉 at 17:58| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする