2019年09月06日

ドドン、ドイツ紙で大いに語る

 こちらにドドン大統領のインタビュー記事が掲載されているので簡単に紹介。
 ドドン・モルドヴァ大統領は矛盾の塊である。プーチンを尊敬しているが、EUとの連合協定を維持している。社会主義者だが、伝統的な家族観の堅持といったキリスト教の超保守的立場をとっている。
Q モルドヴァはどこを目指しているのか
ドドン「モルドヴァ社会は非常に分裂している。半分はEU加盟を望み残りの半分はロシアへの接近を望む。しかし皆、脱オリガルヒを望んでいた。このことはロシア、EU、アメリカの国際的なコンセンサスでもあった。社会党はEUとの連合協定の破棄を主張していたが、私は大統領就任後、モルドヴァのバランス外交を提唱した。連合協定を含む国際条約に従うが、その一方でロシアとの関係改善も模索している。
Q モルドヴァのEU加盟の現実性は
ドドン「目下の情勢では加盟できないと思う。EUは新規加盟国の準備ができていない。西バルカン諸国は何年も持っているし、我々はその後方にいる。連合協定を生活水準向上の機会としてとらえるべきだ」
Q モルドヴァのメディアはACUM・社会党の連合を「不自然な連合」と呼んでいるが、長持ちするのか?
ドドン 明言するのは難しい。第一段階では我々は反プラハトニュークで合同した。今は立場の違いが出ているが、合意できれば4年間続くだろう。
Q クリミア併合についてどう思うか。立場をはっきりさせていないが。
ドドン 「モルドヴァ大統領とモルドヴァ政府の立場は91年の独立以来、一貫している。モルドヴァは国際的に承認されたウクライナの国境線を承認している」
Q 沿ドニエストルの再統合は
ドドン 「小さな歩みを重ねて、また市民の日常生活の障害を取り除く努力を行っているが政治的解決の交渉はしていない。しかし、今日、国際社会の親モルドヴァ風潮から、早められると断言できる。ロシアが好むモルドヴァの連邦制、沿ドニエストルが強い自治権を持って特別な立場でモルドヴァ国に含まれる、は大統領府でコンセプトを練り上げており、連合パートナーに提示予定である」
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posted by 藤森信吉 at 12:10| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする