2019年07月31日

プラハトニューク、議員辞職

 こちらによると、プラハトニューク氏はfacebook上で議員辞職を表明した。
 プラハテニューク氏は、現政権が法律と人事を政治的に運用していると批判、またモスクワが戦略的な人事を奪取して、親ロシア体制が埋め込まれているとして、NATO諸国に対し、モスクワのステート・キャプチャーに刮目するよう呼び掛けた。その上で、斯様な状態では、国家機関で働く意思はなく、また当選した選挙区の有権者に対する義務を果たすことができないため、議員辞職を行ったと明らかにした。
---------
 プラハトニューク同志はただいま逃亡中だが、家族と一緒にフロリダにいるとかいないとか。盟友ショールはイスラエルに逃亡中。クチマ政権時代を思い出すなあ。ラザレンコ前首相はアメリカに逃亡、ズヴァヒルスキー前首相はイスラエルに逃亡。
posted by 藤森信吉 at 13:45| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月30日

ドネツク人民共和国で国勢調査実施

 こちらによると、ドネツク人民共和国で10月1-14日に国勢調査が行われる。
 政府決定によると2020年第二四半期に最終結果が公表される。
-------
 これ、気になるな。まさかロシアが併合する前触れか? ルガンスク人民共和国で国勢調査実施のニュースは現時点ではなし。
4月のニュースで、ルガンスク人民共和国でも10月1-14日に国勢調査実施。
http://lug-info.com/news/one/perepis-naseleniya-proidet-v-respublike-s-1-po-14-oktyabrya-2019-goda-sovmin-lnr-44748
posted by 藤森信吉 at 13:47| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストル、出稼ぎ送金微増

 こちらによると、上半期沿ドニエストルへの自選人の送金額は前年同期比7.3%増だった。
 2019年1-6月期、自然人による沿ドニエストルへの電子送金額は4839万ドルで前年同期比7.3%増だった。送金手段は、Золотая Коронаによるものが2264万ドル、ついでWestern Union(22.5%)、Contact 12%、Юнистрим 10.8%、MoneyGram 7.7%、Bilzko 0.1% である。
 送金元は、CIS諸国が66.6%。ロシア一国で62.8%を占めているが、前年同期比で3.5ポイント低下している。次いでイスラエル8.3%、アメリカ4.9%、イタリア、ドイツ3.2%と続く。通貨構成比は、アメリカドル55%(マイナス5.6ポイント)、ロシア・ルーブリ27.7%(プラス2.1ポイント)、ユーロ17.3%(プラス3.6ポイント)となっている。 
posted by 藤森信吉 at 13:29| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月29日

沿ドニエストル選手、オリンピック出場決定

 こちらによると、 チラスポリ出身のタチアナ・サルクツァンが東京五輪出場権を獲得した。
 モルドヴァ国家オリンピック委員会によると、チラスポリ出身のタチアナ・サルクツァンは韓国で行われている世界水泳選手権において200m背泳で標準記録Aを突破、10位となった。これは世界選手権におけるモルドヴァ水泳選手で最高の順位である。
---------
 「沿ドニエストル」選手の国籍問題は何度かお伝えしているが、こちらはモルドヴァ代表としてノミネート。シェリフが抱えるスポーツ施設で訓練していると拝察。
因みに沿ドニエストル側の報道ぶりは
https://novostipmr.com/ru/news/19-07-27/tatyana-salkucan-zavoevala-putyovku-na-olimpiadu-v-tokio
極力モルドヴァ代表という文字を出さない姿勢。
posted by 藤森信吉 at 15:37| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月28日

ガスプロム、パイプラインの短期契約を希望

 こちらによると、ガスプロム社は2020年以降のウクライナ・ガスパイプライン短期契約を望んでいる。
  消息筋によると、短期契約は、ロシアが輸送ルートを完工する余裕を与え、結果的に長期的なガス輸送契約を回避することになる。ガス輸送契約の締結は、ウクライナ・ロシア間の政治対立、ナフトガス・ガスプロム間の裁判問題、ウクライナパイプラインのナフトガスからの切り離し問題で複雑化している。ロシアは、選挙後の新政府との間で輸送契約の交渉開始を主張しているが、協議は開始されていない。ウクライナは10年間の長期契約を望んでいるが、ロシアにとっては長すぎる。EUはこの問題で9月16日に、両者を招いて協議を行う予定である。
 ガスプロムは、ノルド・ストリーム2の輸送量を年550億m3としており、既に2/3が完工済であるがデンマーク区画の建設がまだ終わっていない。トルコ・ストリームの輸送量は年157.5億m3で年内には稼働予定である。ウクライナにとって、ガス輸送は年30億ドルの収入となり、一定の輸送量を確保したいと考えている。ヨーロッパは、ガス備蓄量を積み増しており、7月23日現在、備蓄率は前年同期の58.3%から80.47%にまで増やしている。
posted by 藤森信吉 at 15:23| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

クリミア観光客、300万人突破

 こちらによると、年始からのクリミア観光客が300万人を突破した。
25日のクリミア観光省の声明によると、年始からクリミアで休暇を過ごした者は334万6千人に及び、これは前年同期比11%増である。うち25万3千人はウクライナからだった。全観光客の62%がクリミア橋経由であり、橋を通過してクリミアに来た車輌数は107万4千輌、うち16700台がバスであった。クリミア観光客数の記録は2018年の616万4千人で、このすうじは前年同期比29%増であった。
posted by 藤森信吉 at 14:51| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月26日

EU、モルドヴァへの支援を再開

 こちらによると、サンドゥ・モルドヴァ首相はハーン・欧州近隣政策・拡大交渉担当委員と会談し、3文書に調印した。
 サンドゥ首相は、モルドヴァの優先課題は連合協定の履行であり、現政権は課題を不可逆的に進める意思がある、と述べた。ハーン委員は、計4025万ユーロの財政支援合意はモルドヴァの発展とEU加盟に貢献する、として、改革と民主主義、法の支配の強化を注文した。



--------
 プラハトニューク一派の跋扈で凍結されていた財政支援が再開。4025万ユーロはモルドヴァの規模としては非常に大金。 
posted by 藤森信吉 at 15:37| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月25日

大統領与党、記録的大勝

 こちらに、新議会の11の事実、と題する論評が掲載されているので簡単に紹介。
1.大統領与党(人民奉仕党)、ウクライナ史上初の単独過半数超え。254議席を突破、過去最高は2012年の地域党の185議席。比例区得票率、一人区議席獲得数でも新記録。
2. 3/4が新人。内167が一人区、156が比例区。
3.女性議員の比率が53(12.5%)から87(20.52%)に上昇。比例区選出が61。人民奉仕党から53。
4.古参議員、続々敗退。ボグスラエフ(モートルシッチ)、ジェバホ(オリガルヒ)、コノネンコ(ポロシェンコ前大統領のお友達)、リドヴィン(元最高会議議長)、リヤシコ(比例区)等々。
5.略
6.野党プラットフォーム生活党(9.43%→13%)および祖国党(5.7%→8%)が比例区得票率を伸ばす。
7.最高年齢はユーリ・イオッフェ(野党生活党)78歳、最年少は23歳(人民奉仕党)
8.ショービジネス業界、メディ関係者が多数当選。
9.サフチェンコ(ウクライナ英雄)、獲得票8票。
10、11 略
----------
 単独過半数なので、他党との多数派交渉はなしか? しかし広告代理店のような人々が多数派を占める議会はどうなるのか心配になる。まずは、過去の連中のパージからお手並み拝見。コロモイシキーが安泰のようなら改革は不徹底で終わる、ということにも。
posted by 藤森信吉 at 21:44| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月23日

アゾフ海沿岸港、ロシアの侵略で大打撃

 こちらによると、アゾフ海沿岸のウクライナ港はロシアの侵略により60億フリブナの損害を蒙っている。
 ウクライナ港湾局によると。ロシアの侵略開始後、ウクライナのアゾフ海沿岸の諸港は約半数の貨物を失い、入港船舶数も半分に落ちた。2014年以降、約60億フリブナ相当の収入が失われている。港湾局長は、アゾフ海沿岸の港に対する国家及び国際的な総合的支援が必要であり、そのおかげでマリウポリとベルジャンシクの封鎖解除に成功した、と述べた。
2019年5月には、ウクライナ鉄道公社が、マリウポリおよびベルジャンシク港扱いの貨物輸送料を20%値引きした。ウクライナインフラ省次官には、ベルジャンスク港だけで2018年に84万トンの貨物が失われたが、鉄道輸送料の引き下げで取扱貨物量を挽回できる、と述べた。
posted by 藤森信吉 at 13:05| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ最高会議選挙その2

 中央選管による比例区の投票結果
・プロトコール回収率92.43%
人民奉仕党 43.11%
野党プラットフォーム生活党 13.03%
祖国党 8.18%
ヨーロッパ連帯党 8.15%
ホロス党 5.87%
ラディカル党 4.00%
以下略
---------
地方ボスが小選挙区でボロボロ落選している模様。こりゃ二度の革命後の選挙よりも大きな変動だな。
posted by 藤森信吉 at 12:27| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月22日

ウクライナ最高会議選挙

 中央選管による比例区の投票結果
・プロトコール回収率24.54%
人民奉仕党 42.03%
野党プラットフォーム生活党 12.65%
ヨーロッパ連帯党 8.64%
祖国党 8.33%
ホロス党 6.36%
ラディカル党 4.11%
以下略
---------
事前の世論調査通りの結果。このままでいくと大統領与党は、議会選挙史上、最高の得票率。
posted by 藤森信吉 at 11:49| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月21日

モルドヴァ、国籍取得プログラム停止か

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領は、国籍取得プログラムの停止を宣言した。
 これに対し、モルドヴァ国籍取得プログラムを管理しているHenley & Partners社は、申請済の34件については完全な履行過程が進行中であり、既に1800万ユーロがモルドヴァに投資済である、とした。そのうえで同プログラムの見直しについてモルドヴァ国の主権と国民の利益を最大化するようなプログラム改定・運営を目指す、とプレス・リリースで述べている。

----------
 私もモルドヴァ国籍欲しくなってきましたw
posted by 藤森信吉 at 13:28| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

ドドン、ロシア資本と関係

 こちらによると、ドドン大統領の弟がイーゴリ・チャイカ氏の会社の株主に名を連ねた。
 ドドン大統領の弟、アレクサンドル・ドドン氏は「アルフプレイ・デベロップメント社」の株式15%を所有していることが明らかになった。同社の主要株主は、ロシアの検事総長の息子でビジネスマンのイーゴリ・チャイカ氏である。イーゴリ・チャイカ氏はビジネス・ロシア連盟のモルドヴァ・沿ドニエストルにおけるビジネス大使でもある。イーゴリ・チャイカ氏によると、同社はロシア領の建設計画のみに傾注しており、モルドヴァにおける事業展開は計画していない。
-------
 長いこと探していたのですが、ようやくドドンとロシア資本との関係の糸が見つかりました。チャイカ氏は、ドドン妻の慈善基金に献金もしているとか。ウクライナで言うと、ユーシチェンコ大統領の兄がRosUkrEnergo系企業のトップだったという話と同じ。
posted by 藤森信吉 at 14:33| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

ドドン、ロシアにガス価格引き下げをおねだり

 こちらによると、ドドン大統領はモスクワにおける会談で、モルドヴァ向け天然ガス価格の引き下げを公式に要請した。
 ドドン大統領はモスクワ訪問から帰国後、安全保障最高会議を開き「我々はガス価格を下げられるチャンスがある。モルドヴァにはユーラシア経済共同体のオブザーバー国である利点がある。正式な決定は、近い将来、プーチン大統領との会談の際に決定されるだろう」と述べた。
17日のモスクワ訪問では、ドドン大統領は、モルドヴァ・ガス社長職の候補者としてチェルバン氏をガスプロム側に推薦し「了解を得た。今日明日にも彼が公式に就任するだろう」とした。 また、会議内では、2020年1月1日以降のガス供給問題についても協議された。
--------
これは注目。ロシアは、モルドヴァ民主党を粉砕してドドンを強力に推しているところなので、ガス問題でも援護したいところ。
posted by 藤森信吉 at 14:43| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナは150位

 世界平和指数2019年版によると、ウクライナは世界150位だった。
 ウクライナは昨年、最も指数を改善させた国であり、国内紛争の犠牲者数が劇的に減少した。その一方で、国内紛争と隣国関係は最低ランクに留まり続けている。一方、政治的なテロ、住民の追放・拘束等で改善が見られたが、2019年選挙に伴う政治的不安定で帳消しにされている。ゼレンシキー陣営の勝利は国内統合と安定を改善する可能性がある。
---------
ロシア154位、モルドヴァ96位、ジョージア127位。
posted by 藤森信吉 at 14:29| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月18日

沿ドニエストル、議員定数を大幅削減

 沿ドニエストル最高会議は、議員定数を現行の43から33とする決議を採択した。
 憲法改正を伴うもので、次の選挙から10名減で行われる。歳出が抑制されることが期待される。同様に地区ソビエトの定数削減も最適化されることが予想されている。現在、沿ドニエストルの全議員数は1155人であり、約260人がカットされることになる。次の統一選挙は2020年11月29日である。財政的に年12万4千ドルの節約となる。
--------
シェリフ=刷新党が支配しているので、議員数は何人でも同じ。
posted by 藤森信吉 at 23:06| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ国立銀行、成長率予測を上方修正

 こちらによると、ウクライナ国立銀行は、2019-21間の予測経済成長率を引き上げた。
 2019年の予測GDP成長率を2.5%から3%へ、2020年を2.9%から3.2%に上方修正した。内需の安定化と交易条件の良化と穀物収穫高の増加がゲインである。他方、2021年の予測は3.7%と据え置かれた。また、2019年のインフレ率6.3%、2020-21年のインフレ率5%も据え置かれた。
 また、GDP成長には固定資本投資の増加も貢献している。他方で世界経済活動の停滞、2020年以降のヨーロッパ向けガス輸送料の低下とロシアとの貿易戦争激化が、リスク要因として挙げられている。
posted by 藤森信吉 at 21:28| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月17日

ハンガリー外相、ザカルパチア訪問

 こちらによると、シーヤールトー・ハンガリー外相がザカルパチアを訪問した。
 外相は「ハンガリー人コミュニティーとの会談であり、この訪問は当初から予定されていたもので諸外交機関との合意に基いている。ウクライナ選挙への干渉とか私が何かに違反しているとの批判は当たらない」と述べた。また外相は、ウクライナ政権が、ザカルパチア・ハンガリー人の母語による教育の権利を取り戻してくれるのであれば、ハンガリーはウクライナ・NATO協議に対する拒否権を撤回し、5000万ユーロの国境インフラ整備費に投資を行う、と述べた。また、数日前に、ハンガリー首相府長官が非公式にザカルパチアを訪問したことも明らかにした。ハンガリー外相がカナダにおいて「ポロシェンコ前大統領は反ハンガリー政策を採っていた」と発言したことに対し、7月4日にウクライナ外務省はハンガリー大使を本国に召還していた。

posted by 藤森信吉 at 14:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月16日

ハンガリー首相、内政干渉を宣言

 こちらによると、オルバン・ハンガリー首相はザカルバチアのハンガリー人団体と会談し、ウクライナ最高会議選挙での投票参加を呼び掛けた。
 オルバン首相は、ザカルパチア・ハンガリー文化連盟総裁ブレゾビッチ氏とブタペストにおいて会談し、ウクライナ法におけるカルパチア・ハンガリー人コミュニティーの権利を守る必要性について確認した。また、オルバン首相は21日の議会選挙において、ハンガリーで働くカルパチア・ハンガリー人は故郷に戻り投票を行うべきだ、と述べた。
---------
オルバン政権は「ポロシェンコは反ハンガリー」と大批判していたが、今回の選挙ではどの政党に投票することを想定しているのだろうか。
もともとカルパチアは、メドヴェドチューク同志のシマだったはず。いや、正確に言うと、バロハ一族のシマ(この件は松里教授の論文に詳しい)。
posted by 藤森信吉 at 13:02| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

ナフトガス、社債を発行

 こちらによると、ナフトガス・ウクライナ社は10億ドル相当のユーロ債を発行した。
 6億ユーロ(5年、7.125%)と3億3500万ドル(3年、7.375%)で19日に同社に入金される。当初はユーロ建てのみだったが、ドル建て、3年の要望が投資家からあり、変更された。発行額は政府と合意した枠内の最大値かつ利率は最小値であった、と同社は強調している。社債には2.5倍の応募があった。社債は次の冬にむけたガス購入費に充てられる。
 
posted by 藤森信吉 at 16:21| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする