2019年06月26日

フィルタシ、終わる

 こちらによると、オーストリア最高裁は、フィルタシのアメリカへの引き渡し判決を支持する決定を下した。
 最高裁は、2017年2月の高裁の決定を確認し、フィルターシのアメリカへの引き渡しを決定した。引き渡しは、オーストリア法相に委ねられる。フィルタシ・DGグループ会長は2014年3月12日、アメリカの依頼によりオーストリアで逮捕された。1850万ドルの賄賂でインドにおけるチタン採掘許可を得た(チタン製品はボーイング社に納品される)廉であるが、フィルタシは罪状を否認し、「政治的」と批判してきた。アメリカのメディアでは、マナフォートと関連させてこの裁判を注目されている。フィルタシはマナフォートとビジネス上の関係があり、また、ウクライナ、ロシア両国の有力政治家たちとも緊密な関係を築いている。
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 フィルタシはユーシチェンコ、ヤヌコヴィッチ、ポロシェンコ、ボイコ…とウクライナのトップ政治家のパトロンであり、プーチンとも関係が深い超大物。2006年のウクライナ・ロシア天然ガス戦争の動機はRosUkrEnergoに全輸入利権を付け替えるためといっても過言ではない。
posted by 藤森信吉 at 00:03| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする