2019年03月30日

沿ドニエストルの世論調査

 こちらに沿ドニエストルにおける世論調査結果が掲載されているので簡単に紹介。
・調査期間2018年10月30日-11月13日、the Black Sea Trust for Regional Cooperation支援、モルドヴァの世論調査・マーケティング会社CBS-AXAが実施、18歳以上、499名を対象、回答者の家でインタビュー形式で聴取。
・自らのアイデンティティー
沿ドニエストル人 35.7%、ロシア人35.7%、モルドヴァ人14%、ウクライナ人7.4%、ブルガリア人2.4%
・「沿ドニエストルはロシアに統合される方が良い」37.1%、「独立承認を得る」22.6%、「モルドヴァに編入」5.2%
・沿ドニエストルにとっての脅威は
ウクライナ41.9%、アメリカ15.6%、モルドヴァ13.2%、ルーマニア7%。
・ロシアは経済的政治的に最良のパートナー国92.2%
・モルドヴァ側との協力における障害
 政治76%、言語面での障壁43.1%、法律の違い42.5%、アイデンティティー・歴史認識の違い35.1%
・主たる価値観
 インターナショナリズム47.7%、ミール46%、ルースキー・ミール30.1%、法の支配26.9%、正教26.5%
・あなたや家族が直面する問題
年金・給与額の低さ48.1%、インフレ37.7%、失業35.5%、道路の悪さ25.1%、医療サービス水準の低さ22.0%、沿ドニエストルの国際的未承認19%
------------
ドニエストル川両岸で価値観は違っているが、抱える社会的問題は全く同じ、とのこと。

posted by 藤森信吉 at 19:00| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする