2019年03月31日

ターミナルF始動

 ウクライナ内務省によると、ボリスピリ空港のターミナルFが操業を開始した。
 44名の国境警備隊要員が本ターミナルに配置されており、初日で27路線、5000人の乗客を処理予定である。
2018年、ボリスピリ空港の総旅客数は19%増の1260万人に達しており、2019年は14%増が見込まれている。

 
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2019年03月30日

沿ドニエストルの世論調査

 こちらに沿ドニエストルにおける世論調査結果が掲載されているので簡単に紹介。
・調査期間2018年10月30日-11月13日、the Black Sea Trust for Regional Cooperation支援、モルドヴァの世論調査・マーケティング会社CBS-AXAが実施、18歳以上、499名を対象、回答者の家でインタビュー形式で聴取。
・自らのアイデンティティー
沿ドニエストル人 35.7%、ロシア人35.7%、モルドヴァ人14%、ウクライナ人7.4%、ブルガリア人2.4%
・「沿ドニエストルはロシアに統合される方が良い」37.1%、「独立承認を得る」22.6%、「モルドヴァに編入」5.2%
・沿ドニエストルにとっての脅威は
ウクライナ41.9%、アメリカ15.6%、モルドヴァ13.2%、ルーマニア7%。
・ロシアは経済的政治的に最良のパートナー国92.2%
・モルドヴァ側との協力における障害
 政治76%、言語面での障壁43.1%、法律の違い42.5%、アイデンティティー・歴史認識の違い35.1%
・主たる価値観
 インターナショナリズム47.7%、ミール46%、ルースキー・ミール30.1%、法の支配26.9%、正教26.5%
・あなたや家族が直面する問題
年金・給与額の低さ48.1%、インフレ37.7%、失業35.5%、道路の悪さ25.1%、医療サービス水準の低さ22.0%、沿ドニエストルの国際的未承認19%
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ドニエストル川両岸で価値観は違っているが、抱える社会的問題は全く同じ、とのこと。

posted by 藤森信吉 at 19:00| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月29日

モルドヴァと沿ドニエストル、ドニエストル川を巡る合意

 こちらによると、沿ドニエストルとモルドヴァは沿ドニエストル川の禁漁期間で合意した。
 OSCE駐キシナウ事務所において、沿ドニエストル側の発議により、ドニエストル川の水産資源の保護・有効利用に関連した問題が協議され、両者の専門家は産卵期(4月15-6月15日)におけるドニエストル川にえける禁漁期間を合致させる議定書を採択した。

posted by 藤森信吉 at 19:27| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月28日

ドネツク人民共和国、パスポート取得年齢を引き下げ

 こちらによると、ドネツク人民共和国は、パスポート受領年齢を14歳に引き下げた。
 プシリン元首が承認したパスポート法は、ドネツク人民共和国国民に身分を証明する基本書類の発給を目的としており、内務省が、満14-16歳の国民に最初のパスポートを発給する。満20歳および45歳に達した自然人はパスポート交換の対象となる。
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 ソ連時代を踏襲して16歳から、としていたが、ウクライナやロシア並みに引き下げたようだ。ウクライナはいつから14歳に引き下げたのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 17:31| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月27日

ポロシェンコ、コロモイシキーとティモシェンコとボイコとメドヴェドチュークとロシアを同時批判

 ウクライナ大統領HPによると、ポロシェンコ大統領は、コロモイシキー系テレビ局に対する裁判は、ウクライナを守るためである、と述べた。
 大統領はICTV局の番組内で、「テレビ局に対する訴えは、ウクライナ国家をオリガルヒから守るためであり、いかなる人もウクライナを操ることはできない」と述べた。さらにロシア系メディアによるハイブリット戦争に対し今やウクライナ人が自らを防衛しているとして、ウクライナ大統領を決めるのはコロモイシキーでもプーチンでもない、と述べた。
 さらに、ウクライナがロシアからのエネルギー独立を達成したことに触れ、「モスクワにおいてボイコとメドヴェドチュークがメドヴェージェフとガス購入問題とティモシェンコ・ボイコ連合を形成する話をしてきた、ロシアはウクライナ選挙に干渉している」と述べ、ロシアとの如何なる同盟もウクライナ経済を発展させられないと結んだ。
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 まあなんと申し上げましょうか・・・あ、ICTVはピンチューク所有でしたね。昔は海賊版映画(強引な吹替のやつ)ばかり放映していたのに随分立派になられて・・・あ、何の話でしたっけ。
posted by 藤森信吉 at 21:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「1+1」とポロシェンコ陣営の対立激化

 こちらによると「1+1」は、「取材に基づく事実である」として大統領陣営の批判に反論した。
 「1+1」グループは声明で「全ての事実は記者の取材に基づくもので、司法過程で事実と証拠で自らの正しさを証明する用意がある」と述べた。また、大統領側からの対応は「現政権の弱さと根拠のない立場を表すと同時に、現大統領が受け入れようとしないメディアの独立、報道の自由に対する圧力である」とした。
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 ↑「1+1」の反ポロシェンコ番組は強烈ですな。さて、「1+1」と「5」のどちらが上なんでしょうか。
posted by 藤森信吉 at 19:03| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月26日

ポロシェンコ陣営、コロモイシキー系テレビ局と全面対決

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は、1+1局を訴える意向である。
 ヘラシモフ・ポロシェンコ連合議会会派代表によると「ポロシェンコは大規模な虚偽放送で大統領候補および大統領の尊厳を損なっている1+1局を訴える決定を下した」と述べた。
 ヘラシモフ氏は、「過去数か月で1+1局の報道姿勢は、大いに変わってしまった。同局のオーナーは第四権力の立場を果たさず、ポロシェンコ候補に対する政治的武器とブラックPRとして用いている。コロモイシキーは、報道の自由原則を踏みにじっている」と名指しで批判した。
 また、「コロモイシキーはプリヴァト銀行国営化に対する復讐心に衝き動かされている」と述べた。
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 もう完全にオリガルヒの代理戦争。
「1+1」局はコロモイシキー所有なので勿論、ゼレンシキー推し。対するポロシェンコ陣営のテレビ局も御用ポリトローグやユーリ・ティモシェンコ候補がゼレンシキーやユリア・ティモシェンコをdisっていて酷い有様。しかしウォッチャーとしては、オレンジ革命前夜に戻った感じで実におもしろい。
posted by 藤森信吉 at 14:09| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月25日

ウクライナ、ハンガリーにウクライナ領ガス備蓄庫利用を提案

 こちらによると、ウクルトランスハス社はヨーロッパのガス供給者に対し、ウクライナ領のガス輸送システム利用を提案した。
 ウクライナのガス輸送公社ウクルトランスハス社は、2019-20の冬季におけるハンガリーやヨーロッパ諸国のガス安全保障に対する脅威を避けるため、ヨーロッパのガス供給社に対しウクライナのガス備蓄庫を提供する。ハンガリーは年100億m3のガスを消費するが、内2/3はウクライナ領を経由するロシアガスであり、20%は国内生産分、そして残りはオーストリアから輸入される。消費ピーク時においては、60億m3の容量を持つハンガリーの地下ガス備蓄庫が利用される。また、オーストリアのバウムガルテン・ハブに入るロシアガスの60%はウクライナ経由である。上記の点から、ロシアがウクライナ経由のガス輸送を2020年1月1日に停止した場合でも、ウクライナの地下ガス備蓄庫はハンガリーが間断なきガス消費を行える機会を提供する。
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ハンガリーをお助けする、というよりは、ロシアから輸送料が入らなくなる可能性があるので、別の利用者を募集中という意味があるようだ。ガスプロムとの輸送契約が生きている限り、他のヨーロッパ企業がウクライナの地下ガス備蓄庫を利用することは無理だったような(未確認)。
posted by 藤森信吉 at 22:22| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月24日

ボイコ&メドヴェドチューク、モスクワ訪問

 こちらによると、野党プラットフォーム-生活党の代表団がモスクワを訪問し、メドヴェージェフ首相、ミレル・ガスプロム社長と会談した。
 野党プラットフォーム-生活党のリーダーにして大統領選候補者であるボイコ氏は、「ロシアとの現実的な経済関係の復興は我が党の戦略的目的である」と会談後のインタビューで述べた。メドヴェージェフ首相は「ボイコ氏に賛成だ。我々は現ウクライナ政権と戦っており、現政権は内閣を退陣させねばならない。政権は交替されねばならない」と語った。また、メドヴェドチューク代表は「現在の危機、相互に課している制裁、EUとの自由貿易圏に関連した制限の後に両国経済関係を復興させる試行がなされることが最重要である。世論調査によれば、ロシアとの友好関係を57%のウクライナ国民が望んでいる」と述べた。
 また、ガス問題に関しては、ボイコ氏は、現在のヨーロッパ経由でのガス購入によって100ドル高くなっている、ロシアとの直接契約により、国内ガス料金は大いに引き下げられる」と述べた。メドヴェドチューク氏は「現行のガス契約が切れた後にウクライナの輸送システムを維持するためにガスコンソーシアムを創設する必要がある」と強調した。
 これに対し、ミレル・ガスプロム社長は、ウクライナ側と協力の用意がある、直接契約の場合ガス価格は25%下がるだろう、ガスコンソーシアムは常にガスプロム社が支持してきた案である、と述べた。



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これに対するポロシェンコ大統領のコメントはこちら
 「ロシアと仲良くすることでガス料金が安くなる」という言説は25年前から続ています。因みに大統領選挙では対立していますが、ポロシェンコとボイコ=メドヴェドチュークはお友達。ティモシェンコとボイコ=メドヴェドチュークは1999年(ティモシェンコがエネルギー担当副首相に任命されたとき)以降、バトルの連続。
posted by 藤森信吉 at 13:55| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月23日

MMZ、制裁リストから外れる

 こちらによると、MMZがウクライナ側の禁輸リストから外された。
 2018年6月21日付ウクライナ大統領令によってモルドヴァ冶金工場(MMZ)に課せられていた制裁は3月20日に解除された。この件に関し、沿ドニエストル大統領は、解除は沿ドニエストルの基幹企業の業績改善につながる、として「地政学的な理由でリスト入りしていた。昨年だけでMMZに対する制裁で我々はGDPの1.2%を喪失した。制裁リスト入り直後から、私や外務省はウクライナ当局にコンタクトを取り、リスト解除を説得した。MMZの回復につながり、生産量は増し、何よりもウクライナとの関係が開けてくる」と述べた。
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 大統領選挙直前のタイミング、屑鉄利権を持つ某オリガルヒとポロシェンコ大統領が手打ちしたのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 20:35| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月22日

コロモイシキー、ゼリンシキー&ティモシェンコ支援を否定

 こちらによると、コロモイシキーは、ゼリンシキーとティモシェンコへの財政支援の噂を否定した。
 「ゼレンシキーとの間には、私が株式を所有するテレビ局間で契約関係があるが、彼のスタジオのクヴァルタールとの契約だけでそれ以外の共通のビジネスはない。彼は完全に自律的である。彼ら政治経験がないことは問題とはならない。世代交代は痛みを伴う。我々は『若者は経験がなく何もできない、経験豊かな政治家に任せるべきだ』というが、何の成果も出ない」とゼレンシキーを称賛した。
 また、ゼレンシキーやティモシェンコへの財政支援については言下に否定し「財政支援をしたくても、ロンドン高裁で財産を差し押さえられているため、制限されている」と述べた。また、ポロシェンコ大統領については「もう一期務めることを望まない。この5年間の治世はフラストレーションだった」と述べたが、大統領との間には、個人的な闘争はない、とした。
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 コロモイシキーはただいまイスラエルにいます。
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2018年のGDP成長率は3.3%

 こちらによると、2018年のGDP実質成長率は3.3%だった。
 2016年2.4%、2017年2.5%から成長率をさらに伸ばした。名目GDPは3兆5587億フリブナで、一人当たり8419フリブナ、GDPデフレーターは5.4%となる。国立銀行は今年度のGDP成長率を2.5%、2020年を2.9%と見込んでいる。2018年および2019年国家予算案は年3%成長を想定している。

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2019年03月21日

世界幸福度2019

 World Happiness Report 2019によると、ウクライナの幸福度ランキングは世界133位で旧ソ連諸国内で最下位だった。
 人生の選択の自由度、寛容さ、腐敗の認識が大きく足を引っ張っている。また、ウクライナは、2005-2008からの10年間でベネズエラ、インド、マレーシアと並んで最もスコアを下げた国に挙げられている。
 他のCIS諸国ではウズベキスタン41位、カザフスタン60位、ロシア68位、モルドヴァ71位、ベラルーシ81位、クルグス86位、トルクメニスタン87位、アゼルバイジャン90位、アルメニア116位、ジョージア119位、ウクライナ133位。
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幸福度と政権の得票率に相関関係がある、とのこと。
posted by 藤森信吉 at 12:34| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月20日

白熱する2位争い

 世論調査会社レイティング社の最新の調査によると、ポロシェンコの支持率が3位に後退した。
・2019年3月9-15日、ウクライナ全土(被占領地域除)2500名対象
・ウクライナは、正しい方向に進んでいる16%、正しくない方向に進んでいる69%、回答困難15%
・3月31日の大統領選挙での投票先(投票に参加し、投票先が決まっている層)
ゼレンシキー24.9%、ティモシェンコ18.8%、ポロシェンコ17.4%(以下略)
・決選投票での投票先
ポロシェンコ(19%)vs ティモシェンコ(28%)
ゼレンシキー(35%)vsティモシェンコ(22%)
ゼレンシキー(39%)vsポロシェンコ(19%)
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 ゼレンシキー、圧倒的に有利。どの世論調査でも、3月に入ってポロシェンコの支持率が下がってます。謎のタイミングで浮上した国防産業やら政府高官の汚職が影響しているようです。
 どうでもいいことですが、レイティング社のテキストはウクライナ語なのにhtmlファイル名はロシア語(.…9-15_marta_2019.html)。さすがにネットのURLはウクライナ語化の対象ではないようです(笑
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2019年03月19日

ジュニオール・モラエス、ウクライナ国民になる

 こちらによると、シャフタル・ドネツィクに所属するジュニオール・モラエスがウクライナ国籍を受領した。
 かかる大統領令にポロシェンコ大統領が署名した。ジュニオール・モラエスは、2012年夏にウクライナに移籍し、メタルルグ、ディナモ(キエフ)に所属した後、2018年6月にシャフタルと契約を結んでいた。ウクライナ・プレミア・リーグでは138マッチ、73ゴールを記録している。ウクライナ・パスポート取得に伴い、モラエスはウクライナ・ナショナル・チームに参加することが可能となる。22日には、ユーロ2020の予選で対ポルトガル戦、25日には対ルクセンブルク戦が予定されている。



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 ウクライナ国籍法を読んでも、全てのウクライナ国籍取得者に大統領の署名が全て必要なのか良く分からない。サアカシビリのウクライナ国籍取得と同じように、ユーロ2020予選に間に合わせるための大統領令にも見える。通常の手続きでは「ウクライナに5年以上の居住」「ブラジル国籍の返上」をクリアーする必要がある。 因みにウクライナ法上の名前はアルイジョ、姓はチャペス・リベイロ・モラエス・ジュニオル(長いな)、になる。


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2019年03月18日

クリミア橋の線路、50%完成

 こちらによると、クリミア橋上の線路の50%が敷設済である。
 連邦高速道路「タマニ」公社によると、複線38kmのうち19kmが敷設された。
線路は440m事のパーツから成り、熱膨張を考慮した84セットのジョイントが橋上に設けられている。クリミア橋の線路は最大7100トンの列車の荷重に耐えることができ、マイナス27度〜プラス57度間で稼働し、一日当たり47本が通過可能である。
 クリミア橋建設の契約価格は2225億ルーブリである。
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2019年03月17日

ミニ・ミス・ルガンスク2019開催!

 こちらによると、ルガンスク市で「ミニ・ミス・ルガンスク2019」が開催された。
 レーニン名称文化宮殿においてコンテストが行われ、ルガンスク行政府の支援のもと、32名が参加した。コンテストの主たる目的は子供に文化的・エステティックな自覚を施し自らの才能をさらに向上させることにある。年齢別に4-6歳、7-9歳、10-13歳の3カテゴリーに分かれており、いずれのカテゴリーにも「ミニ・ミス」「準ミニ・ミス」の称号が冠せられる。
 審査委員の一人、タチヤナ・ボゴロジコ・ルガンスクガス社長は「将来、ルガンスク人民共和国の美女となるであろう若い娘たちを誇りに思う。皆美しく選出は大変難しかった。参加者たちはこのコンテストに参加したことを将来忘れないだろう」とその意義を讃えた。
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 人民共和国政府の肝いりイベントで、ほっこりの役割を担わされているのだろう。ちょっと検索したら、ミニ・ミスは、ルガンスクでもドネツクでも数年前から行われている模様。
posted by 藤森信吉 at 22:17| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月16日

ガスプロムの対モルドヴァ・ガス価格

 こちらによると、2019年度第一四半期のガスプロム社の対モルドヴァ価格は237.46ドル/1000m3で前年同期比25%増であった。
 国家エネルギー規制委員会によると、この価格は四半期のみ適用される。また、2018年度のガス輸入量は11.3億m3で前年比9.3%増、金額にして34%であった。
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ドドンは、「モルドヴァはロシアガスを値引きで買えるチャンスがある」と言いながら結局は値上げ、ということでモルドヴァのネットからバカにされている模様。私の記憶が確かなら、ドドンとロシアの蜜月とか、個人的信頼関係とかは無関係で、ガス契約書の価格フォーミュラで決定されているはず。
posted by 藤森信吉 at 17:14| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月15日

ドドン、沿ドニエストルをdisる

 こちらに、ドドン・モルドヴァ大統領のインタビュー記事が掲載されているので興味深い点をピックアップ。
・先のモルドヴァ議会選挙の投票結果は、社会に何か変化があったことを示しているのか?
ドドン「スポイラーによって左翼は20%余りを失った。世論調査ではロシアとの友好関係を望む層は50%を超えている。内30%は社会党が獲得したが残り15-20%は下位候補に流れてしまった。住民の過半数はロシアとの友好関係に賛成し、親モルドヴァに利益を見出している」
・沿ドニエストル政府は紛争解決に近付いているとのあなたの主張を激しく批判している。
ドドン「私はモルドヴァ政府内での統一的な立場がないことが沿ドニエストル側との合意を損なっている、と繰り返し述べているだけだ。議会で多数派が形成されれば2-3年以内に歴史的な機会が来るはずだ。これまで、大統領・議会議長・首相間に対沿ドニエストル政策の単一的立場はなかった。沿ドニエストル側はモルドヴァ民主党を推して社会党を攻撃することでモルドヴァ内に混乱を生じさせようとしている。しかしそのような策は失敗する。統合以外の道はない」
・沿ドニエストルは伝統的に親ロシア路線だが
ドドン「沿ドニエストル側は『モルドヴァは反ロシア・親NATO政権が支配している』という単純な計算に基づいている。その方がロシアから援助を得られるからだ。モルドヴァで親モルドヴァ政権が誕生し、ロシアとの友好関係を主張すると、沿ドニエストルにとって不利となる。従って彼らは反ロシア・反ユーラシア経済共同体を主張する政治勢力を推すのだ」
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 私は常々「モルドヴァで親ロ派政権が成立すれば沿ドニエストルは見捨てられる」と主張してきたが、ドドン同志も同意見で嬉しい限りだ(笑)。この文脈からいくと、来るウクライナ大統領選挙で、人民共和国政府は、域内住民を動員してポロシェンコ候補に投票させるべきである。


posted by 藤森信吉 at 12:41| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする