2019年02月21日

ウクライナのTV各局、もちろん偏向報道

 こちらに、ウクライナ大統領選挙キャンペーンにおけるメディアモニタリング調査結果がアップされているのでテレビ局の部分を簡単に紹介。


・「1+1」(コロモイシキー所有)
 ゼレンシキー候補およびシェフチェンコ候補に好意的。現政権およびポロシェンコ候補に対する批判が常に聞かれる。
・「プリャモイ(マケエンコ所有)」および「5チャンネル(ポロシェンコ保有)」
 ポロシェンコ贔屓。プリャモイはゼンレンシキー、ティモシェンコを酷評。
・「ウクライナ」(アフメトフ所有)」
 ヴィルクール候補に好意的。他方で、議会で野党ブロックの袂を分かったボイコ候補には批判的。
・「インテル(フィルタシおよびリョヴォーチキン所有)」
 ボイコ候補に好意的。リョボーチキンは野党ブロック会派から離脱し、ボイコを擁立している野党プラットフォーム-生活へ移籍。
・NewsOneおよび112チャンネル(公式上の所有者はコザクだが、専門家によるとメドヴェドチューク傘下)
 NewsOneはボイコ支持、112チャンネルはポロシェンコおよびボイコ支持。
・ICTVおよびSTB(ピンチューク所有)
 過去の選挙時と同様に、諸候補者から平等の距離を保つ。
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 欧州評議会がスポンサーのプロジェクト。記憶では欧州評議会は1994年選挙からメディアモニタリングのスポンサードをしている。
ゼレンシキーは「1+1」のお抱えタレント、ポロシェンコ、ボイコはオリガルヒの一部。そうなると、有力候補者の中でティモシェンコだけテレビ局のバックアップが弱い、ということになる。



posted by 藤森信吉 at 14:05| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする