2018年12月02日

独立投票27周年

 1991年のウクライナの独立を問う住民投票から27周年を迎え、ポロシェンコ大統領は国民向けにメッセージを発した。
 大統領は、クリミア、セヴァストーポリを含む全ての地域で過半数が国家の自立に票を投じた意義を強調し、「帝国からの法的退出は困難ではない。より困難なのは、過去の事実上の植民地からの脱却である。20年以上、我々はジグザグに迷走してきた、ある日は東へ、またある日は西へ、と。多ベクトル外交、軍事ブロック外等々。2014年に全てが変わった。我々は今や自らの道を進んでいる。EU・NATO加盟のみが、そして民族の監獄たるロシア帝国への回帰の脅威を絶つことのみが我々の道である」と述べた。また、EUとの連合協定とビザなし渡航、軍隊の創設とロシアガスからの脱却、ウクライナ言語の立場の強化と自らの歴史への回帰、憲法におけるEU・NATO路線の明示が、国家戦略である、と強調した。トモスについても、「教会の問題にとどまらず、国家性、独立、安全保障の問題である」とした。

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 ウクライナ独立に反対していたブッシュ父が11月30日に逝去したのも何かの縁か。しかし、ポロシェンコ、めちゃくちゃ疲れた顔ですな。
以前にも紹介したが、この時期のウクライナの様子を知るには、Serhii Plokhy, The Last Empire-The Final Days of the Soviet Union の一読をお勧めする。
posted by 藤森信吉 at 15:21| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポロシェンコ、EUからの援助金を賞賛

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は、EUのマクロ経済支援金5億ユーロが近日中に入金される、と明かした。
 第一次トランシュ5億ユーロは近日中に入金される。「ロシアからの侵略を受けている時期にEIの変わらぬ支援は重要なシグナルとなる」と大統領はfacebook上で記した。
posted by 藤森信吉 at 14:21| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする