2018年12月30日

スヴォーロフ像も撤去

 こちらによると、ウクライナ文化相は、スヴォーロフ像をイワン・ボフン名称ウクライナ軍事校から撤去する決定を下した。
 2017年にボフン名称ウクライナ軍事校がスヴォーロフ像を撤去する意向が示され、ボフンが描かれた幕でスヴォーロフ像が覆われた経緯がある。
スヴォーロフ像
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 ソ連時代は「スヴォーロフ軍事校」、独立後、今の名称に。
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2018年12月29日

ウクライナとモルドヴァ、反クレムリンで意気投合

 こちらによると、ポロシェンコ大統領はモルドヴァ首相と両国出入国ポイントの開設式典に出席した。
 大統領は、「ウクライナとモルドヴァは、2019年に選挙を控えているが、ロシアが自らのシナリオ実現のため選挙過程に直接的な介入を開始している、ロシアは最新の通信技術で以てウクライナやモルドヴァの政権の信用を傷つけている。ウクライナ、モルドヴァだけでなくEU諸国の大部分に対しても行われている。我々は合同し、EU加盟に進むことで対抗するしかない。これは両国の原則的な立場である」と強調した。
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モルドヴァ議会選挙で社会党が圧勝するシナリオは余り考えていないようです。
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2018年12月28日

ポロシェンコ、戦時状態を自賛

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は「戦時状態導入は時宜にかなっていたし、必要なものであった。1か月で効率的な手段であったことが示された」と自画自賛した。
 国家安全保障会議において、「戦時状態の導入によってロシア軍の大規模侵攻に対抗するウクライナ軍の戦闘レベルを高めるための動員が可能となった。ロシアの脅威は去った。この一か月、我々は国防能力を大いに高めた」と述べた。また、国境警備が強化され「数千のロシア国民がウクライナ入国の理由を示せなかった」と指摘した。また、戦時状態が導入された州では犯罪率が26%低下し、キエフ市その他地域でも同様の効果があった、と強調した。
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2018年12月27日

ウクライナの出稼ぎ労働者は常時320万人+一時的900万人

 こちらによると、ウクライナの国外労働者は恒常的は320万人、一時的は700-900万人に達している。
レヴァ社会政策相は記者会見において、「国家移民庁および国境管理庁の公式データによれば、恒常的には国境外で働くウクライナ人は320万人、非常勤で700-900万人である」と述べた。また、大臣は、「200万人のウクライナ人がポーランドで働いており、うち100万人が正規で働いているものの、40万人はポーランドの年金システムに支払っており、残り60万人は正規労働だが年金システムに支払いをしていない。残念ながら私の2年間の大臣任期中の対ポーランド関係は生産的ではない、我々のミスというよりは二国間協力の問題である。しかし既に調印済のリトアニア同様、ポーランドについも労働移民問題の関係が進展中である」と述べた。
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 瞬間最大で1200万人の労働力が国外とはすごい。おそらく総労働人口の1/3。女性を含まないとほとんどの男性労働力は国外ということに。
posted by 藤森信吉 at 09:45| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

ルガンスク人民共和国、南オセチア共和国と友好条約調印!

 こちらによると、南オセチア共和国とルガンスク人民共和国との間で友好協力相互援助条約の批准書の交換が行われた。
 20条によれば、批准書の交換日に条約の効力が発揮される、と記されている。同等の権利から成るオセチア語とロシア語、二部からなり、両国外相が出席した。
 2017年5月11日には、ドネツクにおいて同様の条約が調印され、10月24日に南オセチア議会が批准ねドネツク人民共和国議会が12月14日に批准していた。 
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18日にルガンスク人民共和国元首が南オセチアを訪問して友好協力相互援助条約に調印。こんな短期で批准書の交換を急いだ理由は不明。しかしルガンスク市からツヒンヴァリ市までどうやって行くのだろうか・・・
posted by 藤森信吉 at 00:26| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第84次人道援助コンボイ、ドンバスに到着

 こちらによると、ロシア非常事態省第84次人道援助コンボイがルガンスクで積載を降ろし、帰路についた。
 ルガンスクへは15両、157.8トンの人道援助物資を運びこんだ。内容は幼児用食品セット、新年プレゼント、そして医療品である。
 11月22日に25両から成る第83次人道援助コンボイが到着している。ロシア非常事態省の最初の人道援助コンボイは2014年8月22日であり、それ以来、合計77000トンの人道援助がルガンスク人民共和国の住民にもたらされている。
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 一週間前のニュースですが備忘録として。この頻度で行くと、2020年の記念すべき第100次が見られそう。
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2018年12月25日

ポロシェンコ、12月25日を祝う

 こちらによると、ポロシェンコ大統領はグレゴリオ暦に基づくクリスマスを祝福した。
 「我々はウクライナ・独立正教会の誕生を目撃した。ここに集まっているカトリック、プロテスタント教徒にはモスクワからの自立の確立と平和的なウクライナ正教会の承認に力を与えてくれたことを感謝したい。我々には国教会は過去も未来もない。真の信教の自由がある」と述べた。

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 クリスマスが二倍でチョコバカ売れ、と。
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2018年12月24日

2018年度のクリミア観光客は680万人

 こちらによると、今年度のクリミアへの観光客は680万人に達する勢いである。
 サフォノフ・ロシア観光局長は「クリミアへの観光客はソ連時代を通じて記録的数字となった。12月初のデータでは660万人が半島をおとずれた。前年比28%増であり、47%は橋経由である。試算では12月末には670-680万人に達する」とイズヴェスチア紙のインタビューで明かした。
 また、クリミア観光相によると、105.3万人がウクライナからである。
posted by 藤森信吉 at 13:17| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

ポロシェンコ、モスクワ主教座の改称法案に署名

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は、ウクライナ正教モスクワ主教座の改称を狙った法案に署名した。
 大統領は、「国外の宗教組織・国家に属する宗教組織の名称に関する信教の自由」法改正に署名し、「憲法上の自由をもつ人は信教の自由が保障される。人々が、この正教会がどこに組織しているのかを決める際に、改正法は、より良い条件をもたらす。最近創設されたウクライナ独立正教会なのか、あるいはロシア正教会との関係・従属を維持している教会なのか」とその意義を強調した。
 大統領は、「物に真の名前が記されている場合、選択は容易になる。この法によって国民は全ての情報を提供されることになろう。憲法上の権利の侵害はない」と述べた。
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 ピッタリな言葉が思い浮かびました! 中国憎けりゃHuaweiまで憎い じゃなくて 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
posted by 藤森信吉 at 13:57| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月21日

ウクライナ最高会議、ウクライナ正教モスクワ主教座を強制改称

 こちらによると、ウクライナ最高会議は、ウクライナ正教モスクワ主教座の名称変更を求める法案を可決し、大統領の署名にまわされた。
 「国外の宗教組織・国家に属する宗教組織の名称に関する信教の自由」に関する法文によると、宗教団体・運動は、所属先の名称を示さなければならない。ウクライナ正教会モスクワ主教座は、「ウクライナにおけるロシア正教会」と名称変更しなければならないことになる。
 法文はその目的として、ウクライナの安保と国益を守り、社会に完全かつ信頼に足る情報を提供することにある、としている。
11月に、ウクライナ正教キエフ主教座は最高会議に、モスクワ主教座の名称変更を求める法案採択の要請書を送っていた。12月15日に、合同公会議が開かれ、新名称は「ウクライナの正教会」と決定された。

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 Церква Росії в Україні、略して ЦРУ。
日産を日本企業と勘違いしている日本社会のためにも「ルノーニッサーヌ」と改称させるべきだ。
posted by 藤森信吉 at 13:47| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月20日

研究者の給料引き上げ

 ウクライナ閣僚会議によると、2019年1月1日から、科学-教育機関従事者の給料が20%引き上げられる。
 閣僚会議で採択された決定によるものである。教育・科学相は「過去2年間、教師、幼稚園教師の給料を引き上げてきたが、科学・研究機関の教師に関してはなかった。戦争や困難な経済情勢にも関わらず、ウクライナの人的・知的潜在力を維持・発展させることは政府の優先事項であり、この決定がそのことを示している」と述べた。他の教育機関は他の国家公務員同様に9%アップとなる。
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 時節柄、政府がやることは全て選挙対策に見えてきてしまう。
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2018年12月19日

沿ドニエストル、マイニング増産計画

 こちらによると、沿ドニエストル政府は、ビットコイン・マイニングの消費電力を100MWまで引き上げる計画を示した。
 マルティノフ首相は、テレビ局の合同インタビューにおいて、「我々は、マイニング活動を奨励する自由特区の法を採択した。税制から彼らの活動を保護している。これらはマイニング業者が電力購入時に必要となる。経済自由特区を設立した。これらの条件は多国より優れていることになる」と述べた。また、エネルギー指向産業に対して沿ドニエストルはMGRES(火力発電所)の稼働率アップによって安い電力を提供する用意があり、「マイニング業者が増えるほど、MGRESの稼働率は高まり、発電所の収入が増えて税収も増えることになる。MGRESの稼働率を50MW、最大で100MWまて引き上げる計画がある。今日、マイニング業者の消費量は5-7MWであり、来年はさらに高まる」とした。
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 色々と酷い。ビットコイン相場が不安定なこと以上に、発電に必要な天然ガスはガスプロムのツケ。
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2018年12月18日

メドヴェドチューク、捕虜解放に奮闘中

 こちらによると、メドヴェドチュークはウクライナ捕虜の解放に奮闘中である。
 「野党プラットフォーム-生活」代表のラビノヴイッチ代議員は「和平と捕虜解放のためには両者の善意が揃う必要がある。ミンスク三者コンタクトグループ・ウクライナ代表のメドヴェドチュークは、両国が意見を聞く唯一の人物である」と称賛した。ポロシェンコ大統領は「メドヴェドチュークは事実上、プーチンの代理人であり、プーチンの立場を伝える唯一の情報源である。メドヴェドチュークは捕虜の帰還のため様々な提案を行なう」と述べていた。2014年5月以降、メドヴェドチュークは両人民共和国代表との交渉を行い、仲介の結果、三者コンタクト会議+両人民共和国の対話が開始された。「全員対全員の捕虜交換」は段階的になる、と述べており、メドヴェドチュークとプーチン・キリル総主教の会談で昨年末には306対74が実現した。これまで、メドヴェドチュークの関与によって480名以上のウクライナ国民が解放されている。
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 野党ブロックの代議員がオーナーだった 112.uaの よいしょニュース。ところで、現政権下ではウクライナ語化が進行しているようなのだが、ラビノヴィッチは相変わらずロシア語で通してますな。生中継インタビューは規制対象外したっけ。
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2018年12月17日

ティモシェンコ、支持率落ちず

こちらに最新の世論調査結果が掲載されているので簡単に紹介。
・ヤレメンコ名称ウクライナ社会調査研究所および「社会モニタリング」センターの共同調査、2018年12月1-10日、ウクライナ全土2198名。
・戦時状態のウクライナへの導入を支持するか
支持11.1%、どちらかというと支持13.9%、どちらかという不支持24.5%、不支持40.5%、回答困難10.2%
・戦時状態導入について、ポロシェンコは何よりも国の安全保障を考慮した22.2%、ポロシェンコは大統領選挙の延期を望んだ56.6%、回答困難19.9%、その他1.3%
・大統領選挙での投票先(投票する層のみ)
ティモシェンコ20.0%、ゼレンシキー11.9%、フリツェンコ11.6%、ボイコ11.1%、ポロシェンコ10.9%、リヤシコ8.2%、ムラエフ6.2%、サドヴィイ5.5%、以下略。
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相変わらず、ティモシェンコはポロシェンコにダブルスコアの大差をつけてます。この調査を見る限り、アゾフ海危機の恩恵はないということになる。立候補未定のゼレンシキーをどうするか、皆、悩んでいるじゃないかな。決選投票で、ティモシェンコvsポロシェンコだとティモシェンコ勝利、ティモシェンコvsゼレンシキーだとゼレンシキー勝利の予測が出てくる。

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2018年12月16日

ルカシェンコ提案、ウクライナに無視される

 こちらによると、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領のドンバス和平案は、誰からも支持されていない。
 ルカシェンコ大統領は、ウクライナ・ロシア国境の管理とドンバス選挙実施についての案を示してきたが、「ポロシェンコとウクライナ人は何より戦争終結を必要としているのだが、ルカシェンコは親ロシア、と思われている」ため、特にウクライナ大統領からの支持を得られていない、とミンスクの記者会見で述べた。
 また、ルカシェンコ大統領は「先延ばしされるだけドンバス情勢は悪化する。私の立場は『皆、NATOが同地に入ることを懸念している』ということだ」と述べた。また、アメリカ抜きには、ウクライナ紛争は解決できないが、ベラルーシ、ウクライナ、ロシア三者で解決できるかもしれない、私は事態を、ロシア政府よりも理解しており、ウクライナ人も、メディアが言うような敵ではないことも理解している」と述べた。
 ルカシェンコ大統領は10月に、国連およびOSCEが参加国の人員で共同平和維持部隊をドンバスに配備し、さらにベラルーシがウクライナ・ロシア国境の管理に責任を持ちドンバス地方選挙実施する、という案を示していた。
posted by 藤森信吉 at 19:11| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

全ウクライナ正教合同公会議 開かれる

 こちらによると、15日、ヴァルソロメオス1世・コンスタンディヌーポリ全地総主教参加の下、全ウクライナ正教合同公会議が開かれ、ウクライナ地独立正教会が誕生した。
 代表はウクライナ正教(キエフ主教座)のベラツェールコビ主教エピファヌィが選出され、1月9日にヴァルソロメオス1世が独立に関するトモスを布告した後に指導部が正式に発足することになる。
 ポロシェンコ大統領はソフィア広場における演説で「ロシアからついにウクライナが独立を得た日となった」と称賛した
大統領はソファア大聖堂が投法遊牧民を打ち破った記念にヤロスラフ賢帝によって建設されたことを喩えて集まった住民の支持に感謝した。また、世界的な正教が承認する独立教会の設立は正教会に属するほとんどの国で見られる現象であり、17世紀にモスクワが違法な形でキエフ主教座を編入後したことを指摘して、全地総主教がロシア正教会はウクライナに何の教会権利ももっていない、と述べたように、ウクライナは、過去も未来もロシア正教の教会領土ではない。独立正教会は、プーチンの教会でもキリルやロシア政権やロシア軍のロシア正教のものでもない」と述べた。



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過去の編入を否定して独立の立場を与える、という形式になるのでしょうか。クリミア併合のロジックと似ているような。いや、カトリックの離婚ロジックみたいなものか。取り敢えず来年3月末の大統領選挙には間に合いました。
posted by 藤森信吉 at 11:54| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

ミス・ドンバス-2018

 こちらによると、ウクライナ側アヴデエフカから参加したオクサナ・ユジナがミス・ドンバス-2018の栄誉に輝いた。
 コンクールは、ドンバス人民復興の人道プログラムの枠内で行われ、8名のファイナリストがドネツクおよびウクライナ側コントール地域から参加した。
 ミスに輝いたオクサナは20万ルーブリ、証書、スポンサーからの花束を授与された。第一準ミスはドネツク出身のエリヴィレ・ヤクポヴァ(15万ループリ)、第二準ミスはウクライナ側コントロール地域のクラスノアルメイスカヤ出身のマリネ・ルツェンコ(10万ルーブリ)にそれぞれ授与された。




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 モスクワのモデル・エージェント丸抱えっぽいミス・ルガンスクに比べると、ミス・ドンバスは手作り感あふれる。しかし「ドンバス」なのに参加資格は、ドネツク人民共和国およびウクライナ側ドネツク州限定。ところでウクライナ側から参加したミスは、無事に帰郷できるのか心配だ。テロ組織(=人民共和国)から資金援助を受けたのでテロリスト扱いになりかねないか。
posted by 藤森信吉 at 13:57| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新年から暖房費とお湯値上げ

 こちらによると、2019年1月1日から26の熱供給基地が生産する住民向け暖房およびお湯の料金が値上げされる。
 閣僚会議紙に掲載されたエネルギー公共サービス規制国家委員会の決定によると、値上げは11月1日から熱供給基地向けガス料金を22.9%引き上げる政府決定に関連したものであり、これはIMF融資の条件の一つとなっていた。
 同委員会委員長は、住民向けの引き上げ幅を23.5%に、また予算執行部門向けの引き上げ幅を22%に収めることができた、と自賛している。
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1月の使用料がいつ請求されるのか気になるところ。3月31日が大統領選挙投票日。
posted by 藤森信吉 at 13:08| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月13日

ロシア外務省「ウクライナはドンバス侵攻を準備している」

 ロシア外務省によると、ウクライナ軍はドンバス軍事侵攻を準備中である。 
 ロシア外務省報道代表ザハロヴァ氏は「手持ちの情報によると、近日中にウクライナはコンタクトラインにおいて、戦時状態導入を利用して軍事的挑発行為を行う計画があり、アゾフ海沿岸の獲得とロシア国境へのアクセスを求めて軍事侵攻を組織している」とインターファックスとのインタビューで述べた。女史によると、12月1-7日間だけでOSCEはミンスク合意で禁止されている重火器190を目撃した、という。ロシア外務省は、ドンバスへの進行は、ポロシェンコ大統領が、選挙前の自らの支持率を引き上げるために「空気の如く必要としている」とした。
 
posted by 藤森信吉 at 20:53| Comment(0) | ロシア外務省ウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月12日

ウクライナ世論、「戦時状態導入は選挙先延ばしが目的」

 こちらにREIING社の戦時状態導入に対する世論調査結果が掲載されているので紹介。
・2018年12月4-10日、ウクライナ全土2000人を対象。
・ロシアを「ウクライナ侵略国」と見做すか
 見做す62%、回答困難12%、見做さない26%
・11月25日のアゾフ海での艦艇の事件はウクライナに対するロシアの軍事攻撃と見做すか
 見做す58%、見做さない22%、回答困難20%
・11月26日の30日間戦時状態導入を支持するか
完全に支持21%、どちらかというと支持12%、どちらかというと不支持19%、完全に不支持39%、回答困難9%
・ロシアの対ウクライナ大規模軍事侵攻の可能性は
 高い22%、普通29%、低い17%、ない21%、回答困難11%
・「ポロシェンコは大統領選挙延期を目的として60日間の戦時状態導入を求めた」説について
全く同意44%、どちらかというと同意19%、回答困難13%、どちらかというと不同意8%、完全に不同意16%
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戦時状態の導入については、地域別では、対象州とされたウクライナ南部・東部地域の反発が高く、西部・東部はやる気満々。
一方で、「60日間戦時状態の導入は選挙延期作戦説」については、ウクライナ西部、中央部も58%、59%と賛成。選挙への影響で考えると、大統領の地盤である西部・東部では効果があったものの、東部・南部では逆効果(もともとこの地域のポロシェンコ支持率は低いが)。
posted by 藤森信吉 at 16:35| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする