2018年11月09日

Energoatom社、ロシアの制裁を楽観視

 こちらによると、国営企業エネルホアトム社は、ロシアの制裁による核燃料供給リスクはないとの見解を示した。
 ネダシコフシキー国営エネルホアトム社長は、ウラン採掘社ВостГОКが、ロシア政府の制裁リスト入りしたことについて「TVEL社とともに、この問題を検討しているところだ。今のところ、リスクは見当たらない」とコメントした。ネダイシコフシキー社長は、ロシアのウクライナ企業に対する制裁は、ウクライナからの輸出についてであり、ロシアからの輸入については無影響であると指摘した。
 また、濃縮作業をロシアから、Westinghouse社に変更する可能性も示唆した。ВостГОК社はウクライナ唯一のウラン鉱であり、ウクライナの原発が年2400トンのウランを消費する中、同社製は1000トンを占めている。
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以前にご紹介したように、ウクライナで掘られたウラン鉱は、ロシアTVEL社で燃料棒に加工されてウクライナに戻ってくる。ウクライナからウラン鉱を輸出できないことになるため、1. TVELから燃料棒のみを輸入、2. Westinghouseにウラン加工を委託する、が新たな選択肢となる。
posted by 藤森信吉 at 14:12| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする