2018年11月01日

ウクライナ原発、ピンチ?

 こちらによると、ウクライナ国家コンツェルン「核燃料」内の国営企業「東鉱・精製コンビナート(ВостГОКом)」および「スモリィ」が、ロシア政府が発表した法人制裁リストに含まれていることが明らかになった。
 ВостГОКомで採掘されたウランは、ロシア領で、TVELとウクライナ国営企業エネルゴアトムの契約によって濃縮加工されている。
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 これ、どうなるんだろうか。ВостГОКомのウランをロシアが受け入れ拒否すると、ウクライナ側は原発燃料の1/3くらいを失うことになる。TVELから別途購入するか、あるいはwestinghouseと委託加工契約を新たに結ぶことになるのか。
posted by 藤森信吉 at 21:11| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アゾフ海の緊張、高まる

 こちらによると、アクショーノフ・クリミア元首は ロシアはNATO艦艇をアゾフ海に通さない、この水域でのNATO・ウクライナ共同軍事演習は認めない、とイズヴェスチア紙上で述べた。インタビューにおいて、アクショーノフ元首は、ウクライナ側によるアゾフ海情勢のエスカレーションに懸念を示し、
また制裁は、ウクライナ側に多大な損失をもたらす、と指摘した。
 10月9-12日にウクライナは、アゾフ海において演習を行い、ポロシェンコ大統領は、アゾフ海におけるロシア軍の進行を撃退する用意ができた、と述べていた。また、ウクライナ政権は、NATOとの共同軍事演習を近日中に行うと宣言していた。リヴロフ・ロシア外相は、アゾフ海ではモスクワの許可なしに進入できない、ウクライナ側との条約では水域における艦艇の進入は両国の合意を得る必要があるからだ、と述べていた。
 NATO事務総長はNATOはこの水域におけるロシアの不安定化活動に懸念を表明しており、ケルチ架橋に不満を述べていた。また、ウクライナ外務省は、アゾフ海境界画定条約破棄に反対していた。10月25日には欧州議会は決議を採択した。決議文は「ロシアがウクライナ艦船の移動を妨害し、この地域での軍事紛争を煽っている、さらに激化するならロシアへの制裁を強化する」としていた。3月25日にウクライナがロシア船「ノルド」号を拿捕して以降、緊張が高まっている。
posted by 藤森信吉 at 18:33| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする