2018年10月24日

ウクライナ世論の1/3「クリミアは戻ってこない」

 こちらに、ウクライナ世論のクリミア観が掲載されているので、簡単に紹介。
・2018年9月16-22日、2019名を対象(クリミア、ドンバス占領地域除く)
・クリミアはどうあるべきか
 ロシアに編入 4.4%、ウクライナに編入 68.9%、アブハジア、南オセチア、沿ドニエストルのような独立国 12.5%、回答困難14.2%
・将来的にクリミアがウクライナ領に戻る可能性は
 近い将来 5.4%、有り得るが遠い将来42.3%、どちらかというと不可能20.1%、完全に不可能15.5%、回答困難16.7%
・クリミアが戻るとすれば、どのような状況が考えられるか
ロシアの政権交代38.8%、国際社会の制裁強化31.6%、ウクライナの水準の向上によりクリミア住民が惹きつけられる31.0%、制裁維持15.9%
ロシア経済の悪化でクリミア自身がウクライナに戻る14.4%、クリミア領への軍事侵攻9.6%、ロシア世論の返還機運7.5%
・「クリミア編入承認」のかわりに「ドンバスからのロシアの撤退」を実現する案について
反対、クリミアはウクライナ領である52.7%、反対、ロシアは侵略政策を続けるから13.1%、補償金を支払うなら賛成5.2%、クリミアの代償で平和がもたらされるなら合意すべき10.8%
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2016年の調査と比べると、かなり現実的になっているようだ。また、例によって地域差がある。クリミアから離れたウクライナ西部の方が楽観的。沖縄現地のことを知らずに論ずる我々みたいなものか。
posted by 藤森信吉 at 15:41| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする